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ルノー・タリスマン > ルノーサムスン・SM6

SM6 (エスエムシックス) は、韓国の自動車メーカー、ルノーサムスン自動車が生産・販売するセダン韓国車基準でいうところの中型車)。

ルノーサムスン・SM6
LFD型
LE フロント
Renault Samsung SM6 2016 06 08 01.jpg
LE リア
Renault Samsung SM6 2016 06 08 02.jpg
LE コクピット
Renault Samsung SM6 2016 BIMOS 03.jpg
製造国 大韓民国の旗 韓国釜山広域市江西区
販売期間 2016年 -
乗車定員 5名
ボディタイプ 4ドアセダン
エンジン 1.6L TCe M5M 直噴ガソリンターボ
2.0L GDe M5R 直噴ガソリン
2.0L CVTC II M4R ガソリン
2.0L LPe M4RN LPG
1.5L dCi K9K コモンレール式ディーゼル
駆動方式 FF
最高出力 190PS(1.6L TCe)
150PS(2.0L GDe)
140PS(2.0L LPe/2.0L CVTC II)
110PS(1.5L dCi)
変速機 7速EDC(2.0L GDE、1.6L TCE)
6速EDC(1.5L dCi)
エクストロニックCVT(2.0L LPE、2.0L CVTC II)
サスペンション F:マクファーソンストラット
R:アダプティブモーションリンク
全長 4,850mm
全幅 1,870mm
全高 1,460mm
ホイールベース 2,810mm
プラットフォーム CMF
別名 ルノー・タリスマン
-自動車のスペック表-

目次

概要編集

2015年6月29日、親会社のルノーが新型Dセグメントセダンの車名を「タリスマン」として発表したのが始まりである[1]

開発はルノーサムスン主導の下、ルノーと共同にて行われ、エクステリアおよびインテリアデザインについても、ルノーのアジア地域におけるハブ的役割を持つ「ルノーデザインアジアスタジオ」が中心となって進められた。

「SM6」の名はあくまで韓国市場のみで使われ、それ以外の市場では「ルノー・タリスマン」の名で販売される。但し、中国市場に限っては、SM7がベースの同名別車種の販売を行っているため、取り扱わない。また、従来海外市場で販売していたラティテュードはすべて釜山工場製だったが、タリスマンはフランスのドゥエー工場で生産されることになった。

歴史編集

初代(LFD型、2016年- )編集

  • 2016年1月13日、韓国にて「SM6」の名で発表されると同時に、同年3月発売予定であることもアナウンスされた[2][3]。尚、タリスマンに用意されるエステートはSM6においては未設定である。
  • 2016年3月、販売開始。同じ中型車であるSM5はSM6登場後もグレードを縮小して併売される。
  • 2016年8月1日、1.5Lディーゼルエンジン車を追加。
  • 2017年1月、「2017-2018 韓国カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。ルノーサムスン車が同賞を獲得するのは2000年の「SM5」以来である。
  • 2018年3月6日、タクシー仕様を追加。世界初となるルームミラー内蔵型4.3インチタッチスクリーン付のタクシーメーターを装備。
  • 2018年10月、LPLi仕様をガソリンエンジン仕様にアレンジし直した「Prime」シリーズを追加。

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メカニズム編集

プラットフォームは、タリスマン同様、CMF-C/Dを採用(CMFの採用はルノーサムスン車初)。給油口(フューエルリッド)はSM5時代の車両左側から車両右側に移動している。

エンジンバリエーションは韓国の自動車事情を鑑み、ガソリンエンジンとLPGが中心となる。1.6Lの直噴ガソリンターボ(TCe、日産MR16DDTがベース)、2.0Lの直噴ガソリン(GDe、日産のMR20DDがベース)ならびに同ストイキ仕様(CVTC II、日産のMR20DEに相当)に加え、障害者・レンタカー・タクシー向けの2.0L・LPG(LPe、日産のMR20DEベースのLPG仕様)を加えた計4種が用意され、LPE/CVTC IIはジヤトコ製のエクストロニックCVT、それ以外の全てはゲトラグ製の7速あるいは6速のEDCと組み合わされる。尚、当初同時発表予定だった1.5Lディーゼル(dCi)は2016年8月1日に遅れて登場している。

ボディには日産が新日鐵住金神戸製鋼と共同開発した1.2MPa級のハイテン鋼を用いることで、剛性を高めながら軽量化と複雑な成形も同時に実現している。また、骨格にはHPF工法により1.3MPaまで引き上げたハイテン鋼を用いている。

ABSや両席エアバッグの他、AEBS(アクティブ・エマージェンシー・ブレーキ・システム)、走行中の前方との距離を知らせるDW(ディスタンス・ワーニング)、車線のふらつきを抑制するLDW(レーン・デパーチャ・ワーニング)、BSW(ブラインド・スポット・ワーニング)、パークアシスト(日産のインテリジェントパーキングアシストに相当)、アダプティブクルーズコントロール、運転席前に設置されるヘッドアップディスプレイなどといった安全装備も積極的に投入される一方で、インテリジェントスマートカードを所持していれば、リヤバンパー下に足をかざすだけでトランクを開くことが出来る「マジックトランク」も備える。また、大半のグレードにおいて電動式パーキングブレーキを採用することで、利便性と操作性と室内空間を向上させている。尚、パーキングブレーキのスイッチはC27型日産・セレナ三菱・アウトランダー(2017.2以降のPHEV/4WD車)/エクリプスクロスと同一品を使用している。

センタークラスタに搭載されるS-Link(R-Linkのルノーサムスン版)インフォテインメントシステムは最大で8.7インチのタッチスクリーンを備え、S-Linkストアにてアプリケーションが入手可能である。また、13個のスピーカーから構成されるBOSEサラウンドサウンドシステム、通風機能とマッサージ機能、座面長調整機構を内蔵したフロントシート、航空機のシート技術をフィードバックさせたプレステージヘッドレストなど、快適性にもこだわっている。

REとLEのスピードメーターには「Multi-Sense」と呼ばれる有機ELディスプレイを採用し、Comfort / Sport / Eco / Neutral / Personalの中からドライビングモードが選択可能であり、「アナログ調のスピードメーターの表示」と「アナログ調のタコメーターとデジタルのスピードメーターの併示」などが自由に切り替えられるようになっている。

アルミホイールは全車標準アイテムだが、16インチから19インチまでの4種が用意され(19インチはルノーサムスン車初)、1.6Lターボは17-19インチの3種、2.0Lガソリンと1.5Lディーゼルは16-19インチの4種、2.0L・LPeは17,18インチの2種がグレードに応じて設定される。

グレード編集

2018年12月現在のラインナップは以下。

SM6 1.6TCe

  • SE
  • LE
  • RE

SM6 2.0CVTC II

  • プライム PE
  • プライム SE

SM6 2.0GDe

  • PE
  • SE
  • LE
  • RE

SM6 1.5dCi

  • PE
  • SE
  • LE

SM6 2.0LPe

  • PE(レンタカー)
  • SE(レンタカー)
  • SE(障害者仕様)
  • LE(障害者仕様)
  • RE(障害者仕様)
  • PE(タクシー)
  • SE(タクシー)

※ 「PE」グレードのみ、E-PKB(電動式パーキングブレーキ)を装備していない。

車名の由来編集

車名の「SM6」とはSは「SAMSUNG」あるいは「SEDAN」の、Mはドライブを意味する「Motoring」のそれぞれの頭文字、6は中型車であるSM5と準大型車であるSM7の中間を埋める車種であることを意味する。

その他編集

同じ「SM6」の名を持つゴルフクラブを販売していることからか、カタログのトランクスペースを紹介する項目において、タイトリストのゴルフバッグが積載されている。

脚注編集

  1. ^ Carina Stromqvist (2015年6月29日). “THE TALISMAN: RENAULT’S NEW D-SEGMENT SALOON”. ルノー. 2015年7月6日閲覧。
  2. ^ SM5→SM7→SM6・・・ルノーサムスン、12年ぶりに新車”. 中央日報 (2016年1月14日). 2016年1月23日閲覧。
  3. ^ 表題は「12年ぶりに新車」となっているが、実質的な新車の投入はQM3以来、2年1か月ぶりであるため、正しくは「12年ぶりに新型セダン」である。

関連項目編集

外部リンク編集

  • SM6 公式サイト(韓国語)
サムスン/ルノーサムスン/ルノー ロードカータイムライン 1990年代-   
タイプ 1990年代 2000年代 2010年代
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