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上磯駅

日本の北海道北斗市にある道南いさりび鉄道の駅

上磯駅(かみいそえき)は、北海道北斗市飯生(いなり)2丁目7番6号[1][2][3]にある道南いさりび鉄道線電報略号イソ。駅番号はsh07

上磯駅
南口(2019年4月)
南口(2019年4月)
かみいそ
Kamiiso
sh08 清川口 (1.2km)
(8.8km) 茂辺地 sh06
所在地 北海道北斗市飯生2丁目7番6号[1][2][3]
駅番号 sh07
所属事業者 道南いさりび鉄道
所属路線 道南いさりび鉄道線
キロ程 8.8km(五稜郭起点)
電報略号 イソ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面3線[1][2]
開業年月日 1913年大正2年)9月15日[4][5][1][3]
備考 無人駅(自動券売機 有)
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北口(2019年4月)

旧・上磯町(現在は北斗市の一部)の代表駅であり、道南いさりび鉄道線の中間の主要駅でもある。同線を走る定期旅客列車の約半数は、上磯駅を函館駅からの終着駅あるいは函館駅への始発駅としている[6]日本国有鉄道(国鉄)時代には急行えさし」「松前」の停車駅だった。北海道旅客鉄道(JR北海道)時代にも津軽海峡線快速海峡」が停車していた。

歴史編集

 
1976年昭和51年)の上磯駅と日本セメント上磯工場(当時)及び専用電気鉄道(鉱山鉄道)、周囲約1.5km範囲。左が江差方面。右手に当駅があり、当駅から左へ直進するのは工場へ向かう専用線。本線は工場を大きく迂回してループを描いて江差へ向かう。元々江差線の母体となった上磯線は、この1892年明治25年)に操業を開始したセメント工場の物資輸送を大きな目的として敷かれた[7]。このため構内は最初は駅舎前の単式ホームと工場用の留置線群だけであり、後に木古内まで延長することになって駅裏側の島式ホームが設置されたためにこの様な形になった。
専用線は海側の旧出荷場を通り抜けて北へ90°曲がって新出荷場へ向かっている。工場からは左上へ2つの原料鉱山、峩朗石灰石採掘場及び万太郎沢粘土採掘場に向けて、本線の下を潜って電気鉄道が敷かれている。写真左上で少しずつ2手に分かれているが、左へ向かうのが万太郎沢線、右が峩朗線。この内峩朗線は左手に並走するコンベアに1973年(昭和48年)から主力の座を奪われ、補助的な運用になっている。工場から海側へ突き出しているのは1970年(昭和45年)に新設されたタンカー積出用ドルフィンへのコンベア。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

駅名の由来編集

アイヌ語の「カマ・イソ」(波をかぶる岩)に由来するという説と、北海道ではかつて西側のことを上と呼び、当地が函館市から見て西側(=上)の海岸(=磯)であることに由来するという説がある[1]

駅構造編集

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線を持つ地上駅で、橋上駅舎を備える。なお、1番のりばは折り返し専用の行き止まり式のホームとなっており、このホームのみ非電化である。

JR時代は五稜郭駅の管理下にあり、ジェイ・アールはこだて開発が業務を受託する業務委託駅だったが、早朝・夜間は駅員が不在であった。みどりの窓口(営業時間7時45分 - 17時35分)、自動券売機が設置されていた。なお、道南いさりび鉄道への移管後は無人駅となるが、同社仕様の自動券売機が設置される[12]

かつては、駅の西側にある日本セメント(現・太平洋セメント)上磯工場への専用鉄道があったが、1985年(昭和60年)3月頃に廃止された。また、上磯工場と峩朗鉱山石灰石鉱山)及び万太郎採掘場(粘土採掘場)を結ぶ鉱山鉄道もあったが、1989年(平成元年)に廃止された。これらの鉄道についての詳細は日本セメント上磯鉄道を参照。

のりば
のりば 路線 方向 行先 備考
1 道南いさりび鉄道線 下り 函館方面 当駅始発
2 上り 木古内方面
3 下り 函館方面

駅周辺編集

北斗市役所を含む北斗市中心部は、東へ1駅隣の清川口駅が最寄り駅である。

隣の駅編集

道南いさりび鉄道
道南いさりび鉄道線[注釈 1]
茂辺地駅 (sh06) - (矢不来信号場) - 上磯駅 (sh07) - 清川口駅 (sh08)

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ 下り順・駅ナンバリング順に記載。道南いさりび鉄道線の旅客列車は全て函館駅発着であるが、JR北海道函館本線でなく道南いさりび鉄道線としては清川口方の五稜郭駅が起点である。

出典編集

報道発表資料編集

  1. ^ “平成14年12月ダイヤ改正について” (プレスリリース), 北海道旅客鉄道, (2002年9月20日), オリジナルの2002年10月10日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20021010072608/http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2002/1412daiya.html 2002年10月10日閲覧。 
  2. ^ “連結子会社2社の合併に関するお知らせ” (PDF) (プレスリリース), 北海道旅客鉄道, (2014年2月28日), オリジナルの2014年8月26日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20140826113855/http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2014/140228-2.pdf 2014年8月26日閲覧。 
  3. ^ “平成28年3月ダイヤ改正について” (PDF) (プレスリリース), 北海道旅客鉄道, (2015年12月18日), オリジナルの2015年12月18日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20151218154545/http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2015/151218-3.pdf 2015年12月18日閲覧。 
  4. ^ “2016年3月ダイヤ改正について” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道, (2015年12月18日), オリジナルの2015年12月18日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20151218065052/http://www.jreast.co.jp/press/2015/20151211.pdf 2015年12月18日閲覧。 
  5. ^ “道南いさりび鉄道の開業日について” (PDF) (プレスリリース), 道南いさりび鉄道, (2015年9月16日), オリジナルの2015年9月22日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20150922151937/http://www.hd-r.jp/NEWSRELEASE07.pdf 2015年9月22日閲覧。 
  6. ^ “鉄道事業許可申請について” (PDF) (プレスリリース), 道南いさりび鉄道, (2015年3月27日), オリジナルの2015年4月2日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20150402125533/http://www.hd-r.jp/NEWSRELEASE05.pdf 2015年3月30日閲覧。 

新聞記事編集

  1. ^ “夏まつりでマチ活性化*あすから、上磯*特産品直売やゲーム”. 北海道新聞(フォト海道) (北海道新聞社). (2003年8月13日). オリジナルの2016年5月31日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160531034831/http://photodb.hokkaido-np.co.jp/detail/0090306289 2016年5月31日閲覧。 
  2. ^ “<道南ファイル>駅前活性化の一助に商工信組支店が移転”. 北海道新聞(フォト海道) (北海道新聞社). (2003年4月9日). オリジナルの2016年5月31日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160531035440/http://photodb.hokkaido-np.co.jp/detail/0090219909 2016年5月31日閲覧。 
  3. ^ “商店街通に新築移転*上磯駅前のスーパーとうかい*あす開店*地域密着を強化”. 北海道新聞(フォト海道) (北海道新聞社). (2010年10月19日). オリジナルの2016年5月31日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160531035838/http://photodb.hokkaido-np.co.jp/detail/0020534646 2016年5月31日閲覧。 

参考文献編集

書籍編集

  • 田中和夫(監修)『写真で見る北海道の鉄道』上巻 国鉄・JR線、北海道新聞社(編集)、2002年7月15日、158-159,164-165,311頁。ISBN 4-89453-220-4ISBN 978-4-89453-220-5
  • 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳―全線・全駅・全廃線―』1号・北海道、新潮社、2008年5月17日、26頁。ISBN 4-10-790019-3ISBN 978-4-10-790019-7
  • 今尾恵介・原武史(監修)『日本鉄道旅行歴史地図帳 全線全駅全優等列車』1号・北海道、日本鉄道旅行地図帳編集部(編集)、新潮社〈新潮「旅」ムック〉、2010年5月18日、35-36頁。ISBN 4-10-790035-5ISBN 978-4-10-790035-7
  • 『さよなら江差線』さよなら江差線編集委員会(編集)、北海道新聞社、2014年6月21日、155頁。ISBN 978-4-89453-743-9
  • 鐵道省監督局(編)『地方鐵道及軌道一覽』鐵道同志會、1932年12月。
  • 上磯町『上磯町史』下巻、上磯町、1997年3月、20頁。

関連項目編集

外部リンク編集