与党空白区(よとうくうはくく)は、主に国政選挙において与党が候補者を擁立しない選挙区のこと。

概要編集

与党が擁立しない選挙区では与党の事実上の不戦敗となる。与党支持者にとっては選挙区において与党への投票先がなくなることを意味する。中には与党の公認候補や推薦候補が存在しないが、与党が事実上の支援をしている場合もある。

日本編集

政権選択選挙として重要視される衆議院議員総選挙では、政権選択ができないことが問題視される。

投票率となったり、無効票が増えたりすることもある。

比例下位当選をしている大量の与党国会議員が存在する場合は、次回も国政選挙で当選するため、与党の候補者が確定していない空白区となっている選挙区への転出を試みる例も見られる。

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※与党の公認候補や推薦候補がいなくても与党系候補が事実上擁立されている選挙区は除く。

1人区で新進党候補(奥田敬和)と民主党候補(桑原豊)と共産党候補の計3人立候補
  • 当時は自社さ連立政権であったため、与党は社会党出身の桑原(当時の民主党自体も政権との対決色が薄い「ゆ党」とされていた)を支援した。
1人区で新進党候補(中川正春)と民主党候補(伊藤忠治)と共産党候補の計3人立候補
1人区で民主党候補(中山義活)と共産党候補の計2人立候補
1人区で民主党候補(大石正光)と社民党候補(菅野哲雄)と無所属候補と共産党候補の計4人立候補
1人区で民主党候補(古本伸一郎)と共産党候補の計2人立候補
1人区でみんなの党候補(渡辺喜美)と幸福実現党候補の計2人立候補
  • 当時の与党(自民党・公明党改革クラブ)も第一野党(民主党)も候補者を擁立しない珍しいケースであった。
1人区で自民党候補(島尻安伊子)と無所属候補(山城博治、社民党推薦)と無所属候補(共産党推薦)と幸福実現党候補の計4人立候補
  • 但し、この選挙の2ヶ月前まで社民党は連立与党の一員であった(民社国連立政権)。
1人区で自民党候補(丹羽秀樹)と減税日本候補と共産党候補と幸福実現党候補と無所属候補の計5人立候補
1人区で民進党候補(泉健太)とおおさか維新の会候補(森夏枝)と日本のこころを大切にする党候補と幸福実現党候補と無所属候補2人の計6人立候補
1人区で無所属候補(上田清司)とNHKから国民を守る党候補(立花孝志)の計2人立候補
  • 上田は民主党出身であるため、後身である立憲民主党国民民主党が支援したが、一部の自民党議員も支持していた。

関連項目編集