夢野 久作(ゆめの きゅうさく、1889年1月4日 - 1936年3月11日)は、日本禅僧陸軍少尉郵便局長、小説家。他の筆名に童話作品のみ使用された海若藍平香倶土三鳥など。現在では、夢久夢Qなどと呼ばれることもある[1]

夢野 久作ゆめの きゅうさく
Kyusaku Yumeno.jpg
1921年32歳
ペンネーム 海若藍平
香倶土三鳥 (など)
誕生 杉山 直樹
1889年1月4日
日本の旗 福岡県福岡市
死没 (1936-03-11) 1936年3月11日(47歳没)
日本の旗 東京市渋谷区
墓地 一行寺(福岡市)
職業 ジャーナリスト
推理小説
国籍 日本の旗 日本
最終学歴 慶應義塾大学予科文科中退
活動期間 1926年 - 1936年(探偵小説家として)
文学活動 小説家
新聞記者
代表作瓶詰の地獄』(1928年)
押絵の奇蹟』(1929年)
氷の涯』(1933年)
ドグラ・マグラ』(1935年)
少女地獄』(1936年)
主な受賞歴 陸軍少尉(1912年)
福岡市黒門三等郵便局長(1930年)
デビュー作 『あやかしの鼓』(1926年)
親族 杉山三郎平(祖父)
杉山茂丸(父)
杉山龍丸(長男)
杉山参緑(三男)
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戒名は悟真院吟園泰道居士[2]禅僧としての名は雲水(うんすい)、雅号を萠圓(円)と称し、柳号は三八とした。

出家名は、杉山 泰道(すぎやま やすみち)、幼名直樹(なほき)。父は、玄洋社系の国家主義者、杉山茂丸。長男はインド緑化の父と言われる杉山龍丸。三男の杉山参緑は童話作家。「夢野久作と杉山三代研究会」の杉山満丸は孫[3]

日本探偵小説三大奇書の一つに数えられる『ドグラ・マグラ』をはじめ、怪奇色と幻想性の色濃い作風で名高い。またホラー的な作品や、童話もあり、短歌にも長け「九州日報」で、今でいう一コマ漫画もかいた。

略歴編集

福岡県福岡市出身。父母が離婚したため、祖父・杉山三郎平に育てられ、弘道館述義詩経易経四書五経を教え込まれる。1892年(明治25年)元黒田藩能楽師範、喜多流梅津只圓の許の下、能楽修行に入門。

大名尋常小学校(現福岡市立大名小学校)卒業、尋常高等小学校を卒業。福岡県立中学修猷館から、茂丸が愛人から家族のもとに戻ってくることを条件に一年志願兵として近衛師団に入隊、除隊後、文学と絵画・美術への興味から1911年(明治44年)に慶應義塾大学予科文学科に入学し、歴史を専攻[4]。翌1912年(明治45年)在学中に見習士官としての将校教育を受け、陸軍少尉を拝命する。

1913年大正2年)、文弱を嫌う父茂丸の命により慶應義塾大学を中退、福岡で杉山農園を営むも失敗。その後、1915年(大正4年)東京文京区本郷喜福寺にて出家し、「杉山泰道」と改名し奈良京都で修行し、吉野山大台ケ原山に入る。しかし、2年ほどで僧名泰道のまま還俗してまた農園経営に戻る。謡曲喜多流の教授、父が社主を務めたことのある『九州日報』(後の『西日本新聞』)の新聞記者を経て、ルポルタージュ童話を、父杉山茂丸門下生が創刊した雑誌『黒白』などに書くようになった。1918年(大正7年)、鎌田クラ(福岡市荒戸町)と鎌倉長谷の杉山家で結婚式(4月25日、入籍は4月18日)[5]1922年(大正11年)に杉山萠圓の筆名で童話『白髪小僧』を誠文堂から刊行した。1926年(大正15年)には、「あやかしの鼓」を雑誌『新青年』の懸賞に発表して二等に入選、作家デビューを果たす。

以後、1928年(昭和3年)に関西の作家仲間で創刊された『猟奇』に歯に衣着せぬコラムを発表。

「夢野久作」の筆名は、彼の作品『あやかしの鼓』を読んだ父・茂丸が、「夢の久作の書いたごたる小説じゃねー」と評したことから、それをそのまま筆名としたものである。「夢の久作」とは、昔の福岡地方の方言で、「夢想家、夢ばかり見る変人」という意味を持つ。ここから作家として、九州の新聞や雑誌「新青年」を中心として本格的に作品を発表するようになる。

1926年(大正15年)にのちの『ドグラ・マグラ』の原型となる『狂人の解放治療』を執筆開始する。同年3月16日には日本で初めて切絵を使った童話『ルルとミミ』を九州日報夕刊に発表する。久作の日記には、1926年(大正15年)5月11日「終日、精神生理学の原稿を書く」と記されており、これ以降、連日「狂人」稿が執筆されている。更に同年には『九州日報社』が経営困難となり、東京にて父・杉山茂丸、頭山満内田良平らと共に資金集めに奔走した。

1929年(昭和4年)に発表した『押絵の奇蹟』は江戸川乱歩から激賞を受けた。1930年(昭和5年)5月1日に福岡市黒門三等郵便局長を拝命する。1934年、『オール讀物』発表の「骸骨の黒穂」が部落差別を助長する作品とされ『水平新聞』1935年1月5日付で糾弾される[6]

構想、執筆に10年以上をかけた代表作『ドグラ・マグラ』は、1935年(昭和10年)1月に松柏館書店から刊行されたが、その頃の久作は急死した父の莫大な負債の整理と、父の愛人たちへの補償に追われていた。翌1936年3月11日、渋谷区南平台町の自宅で、父の負債処理を任せていたアサヒビール重役の林博を出迎え、報告書を受け取った後、「今日は良い日で…」と言いかけて笑った時、脳溢血を起こして昏倒し、そのまま死亡した[7]

死後は父と同じ墓、福岡市の一行寺葬られ、墓石には久作自身が生前刻んだ墓標がある[8][9]

独白体形式と書簡体形式編集

夢野久作のいくつかの作品には特徴的な手法が採られている。

一つは、一人の人物が延々と話し言葉で事件の顛末を明かしていく独白体形式によるものであり、『悪魔祈祷書』『支那米の袋』などの作品が独白体形式である。

また、書簡をそのまま地の文として羅列し作品とする書簡体形式によるものであり、『瓶詰の地獄』『少女地獄』『押絵の奇蹟』などの作品が書簡体形式の有名なものである。『ドグラ・マグラ』も全体の半分以上が書簡体形式によって構成されている。

久作の作品の大きな特徴の一つである笑い声はこれらの要素に含まれることが多い。

久作に於けるカタカナの位置は特殊であり、形容詞・副詞・動詞が「イマイマシイ」「タマラナイ」「モノズゴイ」「コダワッた」などとカタカナが多用される事も特徴として挙げられる[10]

作品編集

題の括弧内の仮名は直前の漢字のルビとする。初出を併記する。

夢野久作 名義編集

[11]

  • 支那米の袋 /『新青年』昭和4年4月
  • 鉄槌(かなづち) /『新青年』昭和4年7月
  • 空(くう)を飛ぶパラソル /『新青年』昭和4年第10巻第12号
  • 復讐
  • 童貞
  • 一足お先に
  • 冗談に殺す
  • 霊感!
  • ココナットの実 /『新青年』昭和6年4月
  • 犬神博士
  • 超人鬚野博士
  • 斜坑
  • 怪夢
    • 工場 /『文学時代』昭和6年10月
    • 空中 /   〃
    • 街路 /   〃
    • 病院 /   〃
    • 七本の海藻 /『探偵クラブ 3号』昭和7年6月
    • 硝子世界 /   〃
  • 焦点(フオカス)を合はせる /『文学時代』昭和7年4月。『日本小説文庫』(昭和8年5月15日)に収められた時は「焦点(フオカス)を合せる」と改題され若干の加筆がされる。
  • 狂人は笑ふ
  • 幽霊と推進機(ゆうれいとスクリユウ) /『新青年』昭和7年10月
  • ビルヂング
  • キチガヒ地獄
  • 老巡査 /『オール讀物』昭和7年12月
  • けむりを吐かぬ煙突
  • 縊死体
  • 暗黒公使(ダーク・ミニスター)
  • 氷の涯 /『新青年』昭和8年2月
  • 爆弾太平記 /『オール讀物』昭和8年6月、7月
  • 白菊 /『新青年』昭和8年11月
  • 斬られたさに /『大衆倶楽部』昭和9年1月
  • 山羊鬚編集長
  • 難船小僧(S・O・S・BOY(エス・オー・エス・ボーイ)) /『新青年』昭和9年3月
  • 衝突心理 /『モダン日本』昭和9年5月
  • 近眼芸妓(げいしゃ)と迷宮事件 /『富士』昭和9年10月
  • 白くれなゐ /『ぷろふいる』昭和9年11月
  • 骸骨の黒穂(がいこつのくろんぼ)
  • 少女地獄
  • 木魂(すだま) /『ぷろふいる』昭和9年5月
  • ドグラ・マグラ
  • S岬西洋夫人絞殺事件 /『文藝春秋』昭和10年8月
  • 笑ふ唖女
  • 超人鬚野博士
  • 二重心臓 /『オール讀物』昭和10年9月から11月
  • 眼を開く
  • 巡査辞職
  • 無系統虎列刺(むけいとうコレラ) /『衆文』昭和9年5月
  • 人間レコード /『現代』昭和11年1月
  • 髪切虫
  • 継子(ままこ) /『令女界』昭和11年2月
  • 人間腸詰(にんげんそうせえじ) /『新青年』昭和11年3月 夢の久作名義
  • 悪魔祈祷書 /『サンデー毎日特別号』昭和11年3月
  • 名娼満月 /昭和11年4月15日の『富士』臨時増刊号(第九巻第五号)[12]
  • 女抗主
  • 戦場 /『改造』昭和11年5月
  • 冥土行進曲 /『新青年』昭和11年6月
  • 芝居狂冒険 /『ぷろふいる』昭和11年6月
  • オンチ /『講談倶楽部』昭和11年11月
  • 名君忠之
  • 狂歌師赤猪口兵衛
  • 月蝕

エッセイ他

  • 近世快人伝 /『新青年』昭和10年4月号から10月
  • 父杉山茂丸を語る
  • 鼻の表現
  • 呑仙士(ノンセンス)
  • ビール会社征伐
  • 探偵小説の正体
  • 探偵小説の真使命
  • 甲賀三郎氏に答ふ
  • 能とは何か
  • 所感
  • 江戸川乱歩氏に対する私の感想
  • 涙香・ポー・それから
  • 挿絵と闘つた話
  • 路傍の木乃伊
  • 書けない探偵小説
  • スランプ
  • 私の好きな読みもの
  • 創作人物の名前について
  • 探偵小説漫想
  • 猟奇歌

他多数

海若藍平 名義編集

[13]

  • 青水仙、赤水仙 /『九州日報』大正11年12月11日
  • 犬と人形
  • 白椿 /『九州日報』大正11年12月15日から18日
  • 黒い頭 /『九州日報』大正11年12月26日から27日
  • 若返り薬 /『九州日報』大正12年1月6日から9日
  • クチマネ /『九州日報』大正12年1月10日から13日
  • 章魚の足
  • 虫の生命 (いのち) /『九州日報』大正12年1月15日から17日
  • 雪の塔 /『九州日報』大正12年2月3日から9日
  • キヽリツヽリ /『九州日報』大正12年2月13日から16日
  • お菓子の大舞踏会 /『九州日報』大正12年3月15日から19日
  • ドン

エッセイ他

  • 博多ツ児の定義 /『九州日報』大正15年2月15日
  • 即身成仏 /『九州日報』大正15年3月1日

香倶土三鳥 名義編集

[14]

  • 虻のおれい
  • 医者と病人
  • 梅のにほひ
  • 鉛筆のシン
  • お金とピストル
  • がちゃ〳〵
  • 先生の眼玉に /『九州日報』大正13年2月2日から3日
  • 雨ふり坊主 /『九州日報』大正14年9月2日から3日
  • 鷹とひらめ
  • 狸と与太郎
  • ツク〳〵法師
  • 電信柱と黒雲
  • 人形と狼
  • 奇妙な遠眼鏡 /『九州日報』大正14年9月17日から23日
  • 二つの鞄
  • 二人の男と荷車曳き
  • 森の神
  • 約束
  • オシャベリ姫 /『九州日報』大正14年9月25日から10月23日 かぐつちみどり名義

杉山萠圓 名義編集

  • 外人の見たる日本及日本青年『黒白』大正7年3月から7月、五回に渡り「日本の青年諸君に望む」の表題で連載。〔初出は「外人某氏談、TS生記」署名。単行本奥付では杉山泰道になっている〕[15]
  • 白髪(しらが)小僧 /単行本『白髪小僧』大正11年11月8日
  • 梅津只円翁伝
  • 街頭から見た新東京の裏面
  • 黒白(こくびゃく)ストーリー
  • 東京人の堕落時代
  • 繋驢橛(けいろけつ) /『黒白』大正7年11月
  • 三等哲学 /『黒白』大正8年1月
  • 頭が象徴する文化 /『九州日報』大正14年11月16日
  • 片仮名崇拝 /『九州日報』大正15年3月1日

土原耕作 名義編集

  • 懐中時計
  • 蚤と蚊
  • 豚と猪
  • 蛇と蛙
  • ペンとインキ

朴平 名義編集

[16]

  • 柱時計 /『黒白』大正6年5月から7月(「黒白草(白黒艸)」の内の一篇)
  • 或夜の夢 /『黒白』大正6年7月(「黒白草(白黒艸)」の内の一篇)
  • 空地 /『黒白』大正6年8月(「黒白草(白黒艸)」の内の一篇)
  • 顔 /『黒白』大正6年9月(「黒白草(白黒艸)」の内の一篇)
  • H嬢 /『黒白』大正6年10月(「黒白草(白黒艸)」の内の一篇)
  • 田園の正月 /『黒白』大正7年1月
  • 夜汽車の活劇 /『黒白』大正7年3月(「黒白草(白黒艸)」の内の一篇)
  • 最後の一絞(ひとし)め /『黒白』大正7年6月から8月(「黒白草(白黒艸)」の内の一篇)初出時の表題は「露国俘虜(日露戦争当時の)」
  • 田園生活 /『黒白』大正7年2,4,5月
  • 露国俘虜(日露戦争当時の) /『黒白』大正7年6月から8月(「黒白草(白黒艸)」の内の一篇) のちの「最後の一絞め」

エッセイ他

  • 新聞を読み乍ら /『黒白』大正6年5、6月、翌年5、6月の4回

その他の名義編集

[17]

  • 二人の幽霊 /単行本『外人の見たる日本及日本青年』に書き下ろし
  • 五法(フラン)の金貨 /単行本『外人の見たる日本及日本青年』に書き下ろし
  • 赤の意義 /『黒白』大正7年6月 初出は米国ヴアキユム著、青衫生(せいさんせい)訳名義
  • 謡曲徒然草 /『黒白』大正6年3月から翌年2月の8回に渡り連載された「謡曲黒白談」のうち5篇を抜萃再構成し『外人の見たる日本及日本青年』に題を変え収められたもの。沙門萠圓、又は、萠圓名義
  • 中学生 /『黒白』大正7年3月から8月 鈍骨名義
  • 雲煙録 /『黒白』大正8年1月 たいどう名義
  • 正夢 /『九州日報』大正8年4月21日 萠圓名義
  • 猿小僧 /『九州日報』大正9年1月1日 萠圓山人名義
  • 三つの眼鏡 /『九州日報』大正11年12月3日 (無署名)
  • 侏儒 /『黒白』大正14年10月から翌2月 若い男女七人の合作と署名、「博文館編輯部懸賞小説」の探偵小説部門で選外佳作となったときは杉山泰道本名で応募
  • 豚吉とヒョロ子 /『九州日報』大正15年1月16日から3月14日 三鳥山人(みどりさんじん)名義
  • ルルとミミ /『九州日報』大正15年3月15日から4月1日 とだけんさくぐわ名義

エッセイ他

  • 阿蘇紀行 /『修猷館同窓会雑誌 第十七号』明治41年3月22日 杉山直樹 今のところ、活字になった久作の文章の中では最も古いと思われる。
  • 物価騰貴に就て /『黒白』大正7年11月 泰道生
  • 芭蕉扇 /『黒白』大正7年12月 丘隅道人談、萌園筆記
  • 両重関 /『黒白』大正8年2月 青衫居士

川柳関係の執筆

  • 赤泥社例会 /『九州日報』大正7年11月29日、2月1日に分散された。(無署名)
  • 赤泥社短歌会 /『九州日報』大正8年3月27日(無署名)
  • 川柳南五斗(なんごと)会 /『九州日報』大正14年9月28日(無署名)
  • 南五斗会例会 /『九州日報』大正14年12月21日(無署名)
  • 歌芳子夫人追悼川柳会 /『九州日報』昭和2年6月27日 南五斗会同人署名

全集・作品集編集

  • 『夢野久作全集』 三一書房(全7巻)、1976‐80年。中島河太郎谷川健一
  • 『夢野久作著作集』 葦書房(全6巻)、1979‐2001年。西原和海編
  • 『氷の涯 夢野久作傑作集』 沖積舎、1992年
  • 『定本 夢野久作全集』 国書刊行会(全8巻)、2016年~。西原和海・川崎賢子・沢田安史・谷口基編
  • 『日本探偵小説全集4 夢野久作集』 東京創元社〈創元推理文庫〉、1984年。以下は文庫判
  • 『夢野久作全集』 筑摩書房〈ちくま文庫〉(全11巻)、1991‐92年
  • 『少女地獄 夢野久作傑作集』 創元推理文庫、2016年
  • 『死後の恋 夢野久作傑作選』 新潮文庫、2016年。日下三蔵
  • 『夢Q夢魔物語 夢野久作怪異小品集』 平凡社ライブラリー、2017年。東雅夫

海外への翻訳[18][19][20]編集

英語

  • The Spirit Drum(あやかしの鼓)J.D. Wisgo訳[21]
  • Bottled Hell(瓶詰地獄)Kindle版[22]
  • Love After Death(死後の恋)(日本文学英訳アンソロジー『Modanizumu: Modernist Fiction from Japan, 1913-1938』[2008年2月]に収録)[23]
  • Dogra Magra (ドグラ・マグラ)Kindle版[24]

フランス語

  • Dogra Magra(ドグラ・マグラ) ペーパーバック
  • L'Enfer en Bouteille suivi de Amour Posthume(瓶詰地獄)Sophie Bescond訳 Kindle版[25]

ドイツ語

  • Ball der Süßigkeiten(お菓子の大舞踏会)Michael Schwahn訳 Kindle版

スペイン語

  • El tambor encantado (あやかしの鼓)Marta Gallego訳 Kindle版[26]

韓国語

  • 도구라마구라 上(ドグラ・マグラ 上)이동민訳[27]
  • 도구라마구라 下(ドグラ・マグラ 下)이동민訳[28]
  • 소녀지옥(少女地獄)[29]

中国語

  • 脑髓地狱(ドグラ・マグラ)[30]

関連史料編集

  • 夢野久作が江戸川乱歩と面会した時のことを記した全集未収録の草稿が存在する。乱歩への敬意と感謝が表されている[31]
  • 2014年、夢野久作が父親の葬儀のために福岡に戻った際(1935年)の様子を撮影したモノクロ動画が発見された[32]
  • 久作の遺品からドグラ・マグラに登場する時計が発見された[33]。 
  • 大刀洗平和記念館(福岡県筑前町)で夢野久作ら杉山四代を紹介する記念展が開催された[34]
  • 佐左木俊郎宛の未発表の書簡二通が仙台文学館にて発見された。一通目は、昭和7年3月23日付便箋二枚、二通目は、同年4月12日消印13枚[35]

関連書籍編集

派生作品編集

  • 脳Rギュル ふかふかヘッドと少女ギゴク (佐藤大ISBN 9784094510164 - 夢野の短篇「人間レコード」の佐藤大による跳訳作品

脚注編集

  1. ^ CORPORATION, KADOKAWA. “空を飛ぶパラソル”. KADOKAWAオフィシャルサイト. 2021年3月2日閲覧。
  2. ^ 夢野久作”. www.asahi-net.or.jp. 2021年1月29日閲覧。
  3. ^ “福岡)政界フィクサー、緑化の父…ドグラ・マグラな一族”. 朝日新聞デジタル. (2018年5月16日). https://www.asahi.com/articles/ASL595WKRL59TIPE03F.html 2020年3月9日閲覧。 
  4. ^ 『夢野久作の世界』p.222
  5. ^ http://catalog.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/recordID/410584?hit=-1&caller=xc-search [リンク切れ]
  6. ^ 骸骨の黒穂 (夢野 久作)』(日本語)。
  7. ^ 大塚英良『文学者掃苔録図書館』(原書房、2015年)252頁
  8. ^ ayabeda. “夢野久作の墓” (日本語). 風に吹かれて. 2021年1月29日閲覧。
  9. ^ 杉山茂丸・夢野久作・杉山龍丸墓” (日本語). 杉山茂丸・夢野久作・杉山龍丸墓. 2021年1月29日閲覧。
  10. ^ Supplemental Information 3: An excerpt from Data Downloads page, where users can download original datasets.”. dx.doi.org. 2021年1月30日閲覧。
  11. ^ 作家別作品リスト:夢野 久作”. www.aozora.gr.jp. 2021年1月30日閲覧。
  12. ^ Yumeno, Kyūsaku, 1889-1936.; 夢野久作, 1889-1936. (1991-1992). Yumeno Kyūsaku zenshū. (Shohan ed.). Tōkyō: Chikuma Shobō. ISBN 4-480-02671-1. OCLC 26169188. https://www.worldcat.org/oclc/26169188 
  13. ^ Yumeno, Kyūsaku, 1889-1936.; 夢野久作, 1889-1936. (1991-1992). Yumeno Kyūsaku zenshū. (Shohan ed.). Tōkyō: Chikuma Shobō. ISBN 4-480-02671-1. OCLC 26169188. https://www.worldcat.org/oclc/26169188 
  14. ^ Yumeno, Kyūsaku, 1889-1936.; 夢野久作, 1889-1936. (1991-1992). Yumeno Kyūsaku zenshū. (Shohan ed.). Tōkyō: Chikuma Shobō. ISBN 4-480-02671-1. OCLC 26169188. https://www.worldcat.org/oclc/26169188 
  15. ^ Yumeno, Kyūsaku, 1889-1936.; 夢野久作, 1889-1936. (Shōwa 54 [1979]-2001). Yumeno Kyūsaku chosakushū. Nishihara, Kazumi, 1942-, 西原和海, 1942- (Shohan ed.). Fukuoka-shi: Ashi Shobō. ISBN 4-7512-0652-4. OCLC 23319668. https://www.worldcat.org/oclc/23319668 
  16. ^ Yumeno, Kyūsaku, 1889-1936.; 夢野久作, 1889-1936. (Shōwa 54 [1979]-2001). Yumeno Kyūsaku chosakushū. Nishihara, Kazumi, 1942-, 西原和海, 1942- (Shohan ed.). Fukuoka-shi: Ashi Shobō. ISBN 4-7512-0652-4. OCLC 23319668. https://www.worldcat.org/oclc/23319668 
  17. ^ Yumeno, Kyūsaku, 1889-1936.; 夢野久作, 1889-1936. (Shōwa 54 [1979]-2001). Yumeno Kyūsaku chosakushū. Nishihara, Kazumi, 1942-, 西原和海, 1942- (Shohan ed.). Fukuoka-shi: Ashi Shobō. ISBN 4-7512-0652-4. OCLC 23319668. https://www.worldcat.org/oclc/23319668 
  18. ^ 英訳された日本の推理小説/ミステリ” (日本語). アジアミステリリーグ. 2021年1月29日閲覧。
  19. ^ 「夢野久作と杉山三代研究会」杉山茂丸、夢野久作、杉山龍丸 福岡県筑紫野市・太宰府市・筑前町・福岡市・直方市・芦屋町・福津市」” (フランス語). fr-fr.facebook.com. 2021年1月29日閲覧。
  20. ^ “Yumeno Kyūsaku” (英語). Wikipedia. (2021-01-25). https://en.wikipedia.org/w/index.php?title=Yumeno_Ky%C5%ABsaku&oldid=1002655865. 
  21. ^ Yumeno, Kyusaku J. D. Wisgo訳 (2019-12-15). The Spirit Drum. J.D. Wisgo. https://www.amazon.co.jp/Spirit-Drum-English-Kyusaku-Yumeno-ebook/dp/B082S6S9V9 
  22. ^ Yumeno, Kyusaku (2011-08-09). Bottled Hell. Maribu International. https://www.amazon.co.jp/Bottled-Hell-English-Kyusaku-Yumeno-ebook/dp/B005GR3ONM/ref=sr_1_3?dchild=1&qid=1611928408&refinements=p_27:Kyusaku+Yumeno&s=digital-text&sr=1-3&text=Kyusaku+Yumeno 
  23. ^ 英訳された日本の推理小説/ミステリ” (日本語). アジアミステリリーグ. 2021年1月29日閲覧。
  24. ^ Yumeno, Kyusaku. Dogra Magra. https://www.amazon.co.jp/gp/product/B082RTC3XC/ref=dbs_a_def_rwt_bibl_vppi_i2 
  25. ^ “Bescond, Béatrice”. Benezit Dictionary of Artists (Oxford University Press). (2011-10-31). http://dx.doi.org/10.1093/benz/9780199773787.article.b00018544. 
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外部リンク編集