山辺町

日本の山形県東村山郡の町

山辺町(やまのべまち)は、山形県のやや南東部に位置する、人口約1万3千人のニットをはじめとする伝統繊維産業で知られる[2]出羽国で唯一現存している安国寺がある。

やまのべまち ウィキデータを編集
山辺町
安国寺山門
山辺町旗 山辺町章
日本の旗 日本
地方 東北地方
都道府県 山形県
東村山郡
市町村コード 06301-1
法人番号 8000020063011 ウィキデータを編集
面積 61.45km2
総人口 13,269[編集]
推計人口、2023年8月1日)
人口密度 216人/km2
隣接自治体 山形市南陽市西村山郡大江町朝日町東村山郡中山町西置賜郡白鷹町
町の木 キャラ木
町の花 リンドウ
町の鳥 オオタカ
山辺町役場
町長 安達春彦
所在地 990-0392
山形県東村山郡山辺町緑ヶ丘5番地
北緯38度17分21秒 東経140度15分44秒 / 北緯38.28914度 東経140.26222度 / 38.28914; 140.26222座標: 北緯38度17分21秒 東経140度15分44秒 / 北緯38.28914度 東経140.26222度 / 38.28914; 140.26222
外部リンク 公式ウェブサイト

山辺町位置図

― 市 / ― 町・村

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山辺町民総合体育館

地理 編集

町域の北東部は山形盆地の南西にあたる平地であり、役場や駅施設など中心市街地がある。また、須川を境に県庁所在地の山形市に隣接する。中部から南部は、大小の沼が点在する山間部であり、南端の白鷹山周辺には県民の森やキャンプ場などの施設がある。

行政 編集

歴史 編集

産業 編集

郵便局 編集

金融機関 編集

友好都市 編集

地域 編集

東部の平地部(山辺地区)には鉄道や国道が走り、町役場や町の主要産業施設が集中する。

中部には町役場中支所や中公民館があり、山辺町中心部とは主要地方道(山形朝日線)で結ばれる。西南部には町役場作谷沢支所や作谷沢公民館があり、山辺町中心部とは主要地方道(山形山辺線)で結ばれる。

また、地区名としては、中地区(中支所)と作谷沢地区(作谷沢支所)の他に、平地部には、大寺地区、相模地区、近江地区などがある。特に近江地区では、山形市と隣接しているため、ニュータウンの開発が進んでいる。

人口は減少しながらも、世帯数は増え続けている。

人口 編集

 
山辺町と全国の年齢別人口分布(2005年) 山辺町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 山辺町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

山辺町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

教育 編集

 
山辺高等学校
高等学校
中学校
小学校
社会教育
江戸時代の豪商の蔵を利用した資料館で、町の歴史資料、繊維、染物、織物関係資料が収蔵展示されている。

交通 編集

 
羽前山辺駅と駅前風景

鉄道路線 編集

東日本旅客鉄道(JR東日本)

バス路線 編集

  • 山交バス
  • 山辺町営バス(やまのべコミュニティバス)

町内をくまなく走るが特色として、畑谷農村婦人停留所から北垣停留所までの間の区間は、比較的交通量が少ないため、フリーストップ区間として停留所によらず乗り降りが可能となっている。運賃は一律100円。

道路 編集

空港 編集

観光ほか 編集

1600年慶長出羽合戦(長谷堂合戦)の戦場のひとつで、六十里越街道を進軍する上杉軍によって落城している。1601年山野辺義忠が1万9千石で入城し、四重の濠を持つ山野辺城と城下町を再建するが、1622年最上氏改易とともに廃棄された。
山野辺城跡におかれた白河藩の陣屋。御殿の玄関が移築され現存する。
大蕨は、山辺町の中部(中地区)にある。
  • すだまり氷
シロップをかけたかき氷に、さらに酢醤油をかけて食する[5]
たこ焼きが串に刺して提供される[6]
町内唯一の日帰り温泉施設

出身有名人 編集

脚注 編集

  1. ^ 図典 日本の市町村章 p46
  2. ^ 地方創生『高品質で町づくり』~伝統繊維産業は地域経済の活力剤”. 全国町村会 町村の取組 (2017年9月11日). 2022年10月7日閲覧。
  3. ^ 最後の四遺体も収容 山形県のガス爆発『朝日新聞』1978年(昭和53年)7月5日朝刊、13版、23面
  4. ^ 舞米豚 | 山形ピッグファーム”. pigfarm.co.jp. 2022年10月6日閲覧。
  5. ^ すだまり氷(山辺町観光協会)
  6. ^ すみどやHome”. たこやきすみどや. 2022年10月6日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集