愛して愛して愛しちゃったのよ
「愛して愛して愛しちゃったのよ」は、和田弘とマヒナスターズ(メインボーカル:松平直樹)&田代美代子の楽曲(デュエット)。1965年6月に発売された。発売元はビクターレコード(現:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)。
「愛しちゃったの」 | |
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小沢桂子の楽曲 | |
リリース | 1963年6月20日[1] |
規格 | 7インチシングル盤レコード |
録音 | 1963年2月25日[1] |
ジャンル | J-POP |
レーベル | 日本コロムビア |
作詞者 | 浜口庫之助 |
作曲者 | 浜口庫之助 |
「愛しちゃったの」 | |
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成田綾子の楽曲 | |
リリース | 1964年6月 |
規格 | 7インチシングル盤レコード |
ジャンル | J-POP |
レーベル | 日本コロムビア |
作詞者 | 浜口庫之助 |
作曲者 | 浜口庫之助 |
「愛して愛して愛しちゃったのよ」 | |
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和田弘とマヒナスターズ & 田代美代子の楽曲 | |
リリース | 1965年6月 |
規格 | 7インチシングル盤レコード |
ジャンル | J-POP |
レーベル | ビクターレコード |
作詞者 | 浜口庫之助 |
作曲者 | 浜口庫之助 |
和田弘とマヒナスターズにとっては35枚目のシングル曲で、田代美代子のブレイクのきっかけとなった大ヒット曲である。
原曲は小沢桂子(スリー・キャッツ)が1963年に日本コロムビアから発売した「愛しちゃったの」である。「愛しちゃったの」は1964年に成田綾子が歌ったがこのときはヒットせず、和田弘とマヒナスターズと田代美代子の歌で大ヒットとなった[2]。
和田弘とマヒナスターズ&田代美代子盤の売上は短期間で100万枚を突破し、和田弘とマヒナスターズにとっては前年の「お座敷小唄」に続いて2年連続のミリオンセラーを記録した[3]。
収録曲
編集- 小沢桂子盤(日本コロムビア 規格品番:SAS-33)
- 愛しちゃったの
- 作詞・作曲:浜口庫之助
- 月のためいき
- 成田綾子盤(日本コロムビア 規格品番:SAS-270)
- 和田弘とマヒナスターズ & 田代美代子盤(日本ビクター 規格品番:SV-237)
- 2曲とも、作詞・作曲:浜口庫之助、編曲:寺岡真三
- 愛して愛して愛しちゃったのよ
- 泣き曜日 - 歌:和田弘とマヒナスターズ
カバー
編集- 日本語のカバー
- ペギー・マーチ & ベニー・トーマス - 1966年、シングル。(ビクター、規格品番:SS-1634)
- はやぶさ - アルバム『歌謡カヴァーソングス』に収録。(2013年)
- 中国語のカバー
- テレサ・テン - 就這様愛上了你(日中両語を織り交ぜている)
- 黄清元 - 愛他愛他
- 胡美芳 - 愛他愛他(日中両語を織り交ぜている)
- 莊學忠 - 愛他愛他
- 謝采妘 - 愛他愛他
- 金城武 - 愛得沒把握(日中両語を織り交ぜている)
- 陳盈潔 - 自從愛著你
- 替え歌のカバー
- イッセー尾形 - 疲れて、疲れて、疲れちゃったのよ(替え詞:馬場真人。1994年発売のシングル「日本のサラリーマン」カップリング曲)
原由子&稲村オーケストラ
編集「愛して愛して愛しちゃったのよ」 | ||||
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原由子&稲村オーケストラ の シングル | ||||
初出アルバム『稲村ジェーン』 | ||||
B面 | LOVE POTION No.9 | |||
リリース | ||||
規格 |
8cmCD デジタル・ダウンロード ストリーミング | |||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | タイシタレーベル | |||
作詞・作曲 |
浜口庫之助(#1) Mike Stoller & Jerry Leiber(#2) | |||
プロデュース |
桑田佳祐 小林武史 | |||
チャート最高順位 | ||||
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原由子&稲村オーケストラ シングル 年表 | ||||
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「愛して愛して愛しちゃったのよ」(あいしてあいしてあいしちゃったのよ)は、原由子&稲村オーケストラの楽曲。SOUTHERN ALL STARS and ALL STARS名義[注 1]で発売されたアルバム『稲村ジェーン』からのシングルカットであり、原由子の10作目のシングルとして、タイシタレーベルから8cmCDで1990年9月21日に発売された。
1998年2月25日には8cmCDとして、再発売されている。2016年12月12日からは主要配信サイトにてダウンロード配信、2019年12月20日からはストリーミング配信が開始されている[4][5]。
収録曲
編集- 収録時間:6:42[6]
- 愛して愛して愛しちゃったのよ (4:40)
- LOVE POTION NO.9 (2:02)
- (作詞・作曲:Mike Stoller & Jerry Leiber / 編曲:桑田佳祐 & 小林武史)
- 全英語詞曲。アメリカのR&Bグループ、ザ・クローヴァーズ の楽曲をカバーしたもの。
参加ミュージシャン
編集- 愛して愛して愛しちゃったのよ
- LOVE POTION No.9
- 角谷仁宣 - コンピュータ・オペレーション
- 梅崎俊春 - コンピュータ・オペレーション
- 菅原弘明 - コンピュータ・オペレーション
収録アルバム
編集曲名 | 作品名 |
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愛して愛して愛しちゃったのよ | 稲村ジェーン |
ハラッド | |
LOVE POTION NO.9 | 稲村ジェーン |
ミュージック・ビデオ収録作品
編集曲名 | 作品名 | 備考 |
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愛して愛して愛しちゃったのよ | Harvest | アルバム『婦人の肖像 (Portrait of a Lady)』の初回限定盤A・Bのみ収録[8]。 |
LOVE POTION NO.9 | 未収録 |
ライブ映像作品
編集曲名 | 作品名 |
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愛して愛して愛しちゃったのよ | 未収録 |
LOVE POTION NO.9 |
外部リンク
編集- 愛して愛して愛しちゃったのよ - SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE
使用
編集- ザ・ドリフターズのコントに「涙くんさよなら」と「愛して愛して愛しちゃったのよ」の違う二曲を同時に歌った「涙くん愛しちゃったのよ」があった。
- 1990年 - 三起商行「マンスリー・ミキハウス」CMで出演した原由子が歌った
- 1994年 - エスエス製薬「エスカップC1000」のCMでイッセー尾形がカバー。
- 1995年から2005年にかけてNHK教育テレビジョンで放送された『ハッチポッチステーション』で、グッチ裕三とグッチーズが童謡「おさるのかごや」「蟲のこゑ」を本作の替え歌で披露。
- 2003年 - 明治製菓「レガ」CMで使用。
- 2012年 - サントリー「カクテルカロリ。カクテルスムージー」CMで出演した佐々木希が歌った[9]。
- 2017年 - ポカリスエットCMで出演した吉田羊・鈴木梨央が歌った[10]。
- 2017年 - NHK連続テレビ小説『ひよっこ』第15週「恋、しちゃったのよ」:88話でシシド・カフカと佐久間由衣が歌った。
映画
編集愛して愛して愛しちゃったのよ | |
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監督 | 井田探 |
脚本 | 才賀明 |
製作 | 茂木大輔(企画) |
出演者 |
浜田光夫 田代美代子 和田弘とマヒナスターズ |
音楽 | 浜口庫之助 |
撮影 | 萩原泉 |
編集 | 井上親弥 |
製作会社 | 日活 |
公開 | 1966年2月5日 |
上映時間 | 76分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
1966年2月5日には、本曲を題材とした歌謡映画が日活系で公開された。モノクロ、日活スコープ、76分。
主演は浜田光夫。また田代美代子やマヒナスターズも助演している。
スタッフ
編集出演者
編集- 飯島実 - 浜田光夫
- 吉川ミチコ - 田代美代子
- マヒナスターズ - 和田弘とマヒナスターズ
- 橋本ケイコ - 山本陽子
- 明子 - 白木マリ
- 野本アケミ - 浜川智子
- 雨宮隆一 - 和田浩治
- 橋本次郎 - 波多野憲
- 関根女史 - 新井麗子
- 女 - 南寿美子
- 舟木 - 江角英明
- クラブの歌手 - 三條邦彦
- 杉田弘 - 井田武
- 新聞記者 - 秋山耕志、松丘清司
- フミエ - 佐川明子
- キヨ - 高田栄子
- 学生 - 平塚仁郎
- 沢井 - 水川国也
- 火事から逃げた女の息子 - 影山鉄也
- 同僚 - 大谷木洋子、加藤ヒロ美
- 亜由美 - 高田真穂
- 上田 - 桂小金治
- 藤沢 - 大泉滉
- ユキエ - 若水ヤエ子
- 大野敬太郎 - 神田隆
- 以下ノンクレジット
- ウエディングモデル - 大塚トミエ
- ケイコの同僚 - 宮沢尚子
- ナイトクラブの客 - 市原久照
- ナイトクラブのバーテン - 露木譲
- 橋本泰江 - 西原泰江
- 結婚披露宴出席者 - 加納千嘉、上原一二三、新津邦夫、伊達満、緑川宏
- 結婚披露宴出席者・遊園地のメリーゴーランドの客 - 小柴隆
- 披露宴会場支配人 - 白井鋭
- 通行人 - 土田義雄
- ナイトクラブの客 - 今村弘
- 中国の映画女優 - 中庸子
- 写真のホステス - 林浩子、若葉めぐみ
- 洋裁店の客 - 北出桂子
- 出版記念会の会場のボーイ - 浜口竜哉、桂小かん
- 出版記念会出席者 - 野村隆、佐々木真二、新村猛、高山千草、須田喜久代、二木草之助、伊豆見雄
同時上映
編集『河内カルメン』
脚注
編集注釈
編集- ^ 現在はサザンオールスターズの10枚目アルバムである。
出典
編集- ^ a b 『決定盤 青春の大ヒット大全集』(日本コロムビア、2007年発売、規格品番:COCP-34097〜8)収録のブックレット(ノンブルなし)より。
- ^ 「リバイバルで当てる 三つの流行歌」『読売新聞』1966年3月24日付夕刊、12頁。
- ^ 安倍寧『音楽界実力派』音楽之友社、1966年、193頁。NDLJP:2509233/104
- ^ 原由子、ソロ曲136曲が一挙配信開始 BARKS 2016年12月12日配信 2021年1月26日閲覧
- ^ サザン関連全972曲 サブスク一斉解禁 メンバーソロ曲も対象に オリコン 2019年12月20日配信, 2021年1月26日閲覧
- ^ 原 由子 & 稲村オーケストラ『愛して愛して愛しちゃったのよ』のアルバムページ|2000818350 レコチョク 2021年4月29日閲覧
- ^ 月刊 マンスリー・ミキハウス - オフィスノベンタ。 - 2018年1月20日閲覧。
- ^ 原 由子、最新アルバム完全生産限定盤特典プレミアムディスク詳細発表 MV11曲を収録した初映像作品集『Harvest』に Real Sound 2022年9月21日配信, 2022年9月22日閲覧。
- ^ 佐々木希「愛しちゃったのよ〜」、文化通信.com、2012年9月13日。
- ^ 「愛しちゃったのよポカリ」篇 15秒、大塚製薬。 - 2018年1月20日閲覧。