メインメニューを開く

愛知県第12区(あいちけんだい12く)は、日本衆議院における選挙区1994年平成6年)の公職選挙法改正で設置。

日本の旗愛知県第12区
衆議院小選挙区 愛知県.svg衆議院小選挙区 凡例.svg
行政区域 岡崎市西尾市
(2017年7月16日現在)
比例区 東海ブロック
設置年 1994年2017年区割変更)
選出議員 重徳和彦
有権者数 446,172人
1.88 倍(一票の格差鳥取1区との比較)
総務省・2018年9月登録日)
テンプレートを表示

区域編集

2017年の区割変更までは上記2市と額田郡幸田町で構成されていた(幸田町は愛知県第14区に移動)。

歴史編集

江戸時代、共に譜代城下町として栄えた岡崎・西尾の2市を主体としている。このエリアは旧市街を中心として旧来の商工業者や農業関係者が力を持っており、中選挙区時代の旧愛知4区の頃から自由民主党の金城湯池として県内の保守勢力を支えた。しかし、近年は自動車関連産業の発展や、岡崎市における豊田・名古屋のベッドタウン化進行などで他地域からの転入者が増え徐々に民主党など非自民勢力が得票を増やしてきている。

2001年の公職選挙法改正による選挙区割り見直しで、愛知県内の15選挙区中最も有権者が多い選挙区となった。

1996年総選挙以来、自民党の杉浦正健が安定して10万票以上を獲得し、連続4選してきたが、2009年総選挙で民主党の中根康浩が杉浦を6万票以上の差をつけて勝利した。

2012年12月16日に行われた第46回衆議院議員総選挙では、自民党の青山周平が初当選した。敗れた民主党の中根と日本維新の会重徳和彦比例復活で当選した。

2014年12月14日に行われた第47回衆議院議員総選挙では、民主党と維新の党の選挙協力により、中根が民主党の比例東海ブロックの単独1位候補となり、非共産の野党候補を重徳に一本化した。投開票の末、重徳が青山を破り当選した(青山は比例復活で当選)。維新の党としては愛知県下ならびに比例東海ブロックの小選挙区で初めて議席を獲得した。

2016年に民主党と維新の党が合流し、民進党が結成されると中根と重徳が同じ政党に所属することとなった。民進党は次回衆院選では、重徳を選挙区に擁立し、中根を比例単独1位とする方針を決めた[1]。しかし、2017年10月22日に行われた第48回衆議院議員総選挙では、民進党が希望の党に合流したことにより、民進党との間で交わされた「比例単独1位」の約束を反古にされた中根は愛知7区への国替えを打診されるも固辞し、希望の党比例代表単独24位で出馬し落選。一方で重徳も希望の党から公認されなかったが、無所属で立候補し、青山を大差で破った。青山は比例復活についても愛知2区の田畑毅に競り負け議員職を失った[2](ただし、2019年2月に繰上当選)。また、青山が公明党の推薦を受けているのにも関わらず公明党支持者の4割弱が重徳に投票したことが、ある新聞社の出口調査で分かった[3]

小選挙区選出議員編集

選挙結果編集

解散日:2017年(平成29年)9月28日 投票日:2017年(平成29年)10月22日
当日有権者数:444,298人 最終投票率:61.72%

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
重徳和彦46無所属149,587票
55.7%
――×
青山周平40自由民主党104,811票
39.0%
70.1%公明党推薦
宮地勲63日本共産党14,378票
5.3%
9.6%

解散日:2014年(平成26年)11月21日 投票日:2014年(平成26年)12月14日
当日有権者数:458,221人 最終投票率:60.90%

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
重徳和彦43維新の党131,618票
48.5%
――
比当青山周平37自由民主党118,165票
43.5%
89.8%公明党推薦
牧野次郎56日本共産党21,637票
8.0%
16.4%

解散日:2012年(平成24年)11月16日 投票日:2012年(平成24年)12月16日
当日有権者数:454,656人 最終投票率:63.85%

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
青山周平35自由民主党91,816票
32.3%
――公明党
比当中根康浩50民主党82,363票
29.0%
89.7%国民新党
比当重徳和彦41日本維新の会69,198票
24.4%
75.4%みんなの党
都築譲62日本未来の党30,850票
10.9%
33.6%新党大地
若山晴史64日本共産党9,687票
3.4%
10.6%

解散日:2009年(平成21年)7月21日 投票日:2009年(平成21年)8月30日
当日有権者数:448,205人 最終投票率:74.07%

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
中根康浩47民主党180,972票
55.4%
――
杉浦正健75自由民主党122,198票
37.4%
67.5%
八田ひろ子63日本共産党20,551票
6.3%
11.4%
後神芳基46幸福実現党3,171票
1.0%
1.8%

解散日:2005年(平成17年)8月8日 投票日:2005年(平成17年)9月11日
当日有権者数:432,843人 最終投票率:71.08%

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
杉浦正健71自由民主党159,256票
52.6%
――
中根康浩43民主党128,681票
42.5%
80.8%
萩原昇54日本共産党14,708票
4.9%
9.2%

解散日:2003年(平成15年)10月10日 投票日:2003年(平成15年)11月9日
当日有権者数:424,973人 最終投票率:64.64%

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
杉浦正健69自由民主党135,622票
50.4%
――
比当中根康浩41民主党117,411票
43.6%
86.6%
野村典子55日本共産党16,191票
6.0%
11.9%

解散日:2000年(平成12年)6月2日 投票日:2000年(平成12年)6月25日

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
杉浦正健65自由民主党117,475票
45.6%
――
中根康浩37民主党81,826票
31.7%
69.7%
比当都築譲49自由党33,052票
12.8%
28.1%
野村典子52日本共産党21,581票
8.4%
18.4%
川島隆43自由連合2,517票
1.0%
2.1%
福田晃48無所属1,422票
0.6%
1.2%×

解散日:1996年(平成8年)9月27日 投票日:1996年(平成8年)10月20日

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
杉浦正健62自由民主党133,257票
55.2%
――
川島實60新進党79,950票
33.1%
60.0%
山田真澄36日本共産党28,358票
11.7%
21.3%
  • 川島實は第42回は4区に自由連合から立候補するも、落選。

脚注編集

  1. ^ “衆院選 民進愛知12区の公認は重徳氏 中根氏比例へ /愛知”. 毎日新聞. (2016年8月21日). http://mainichi.jp/articles/20160821/ddl/k23/010/112000c 2016年8月23日閲覧。 
  2. ^ “最後の議席滑り込み 自民・田畑さん比例復活”. 読売新聞. (2017年10月24日). http://www.yomiuri.co.jp/chubu/news/20171024-OYTNT50000.html 2017年10月24日閲覧。 
  3. ^ 宇佐美尚、重村敦「自民敗退の西三河 衆院選投票分析 12区 無所属で保守層も支持」 『中日新聞』2017年10月25日付朝刊、西三河版、18面。

関連項目編集