桂由美

日本の女性ファッションデザイナー、実業家

桂 由美(かつら ゆみ、1932年4月24日[2] - )は、女性ブライダルファッションデザイナー実業家。本名:結城 由美(旧姓:満生)。株式会社ユミカツラインターナショナル社長、株式会社桂由美ウエディングシステム社長、一般社団法人全日本ブライダル協会会長、全米ブライダルコンサルタント協会名誉会員、アジアブライダル協会連合会会長、NPO法人地域活性化支援センター理事、アジア・クチュール協会創立メンバー[3]

かつら ゆみ
桂 由美
生誕 (1932-04-24) 1932年4月24日(89歳)
日本の旗 日本 東京府(現・東京都
出身校共立女子大学
職業ファッションデザイナー実業家
配偶者結城義人(1972年 - 1990年、死別)[1]

人物編集

東京都出身[3]。父は旧郵政省の官吏、母は洋裁学校(現在の東京文化デザイン専門学校[2])を立ち上げた人物で長女である由美を跡継ぎとしたかった[4]。幼少期はおとぎ話や絵本が好きで、戦時中でも白馬の王子様や美しいお城が現れる世界が頭の中を占めていたという。共立女子中学校・高等学校を経て[5][6]、母の意向で共立女子大学家政学部被服学科[7]に入学するも浴衣も縫えないほど縫製が苦手だった[7]

在学中は学生委員を務め、当時の学長・鳩山薫鳩山一郎の妻)との接点も多く選挙の手伝いもした[4]。また、子供の頃から好きだった演劇部の部長も務める[2]など、一時期演劇にのめりこむが才能の限界を感じるようになり(大学1年のとき文学座の研究生となり1年過ごした。俳優ではなくプロデューサー志望だった。[4]芥川比呂志の言葉もあって大学で学び続けることを決意[4]。やがてファッション業界に身を置く決心を固める。大学後半は文化服装学院の夜間部にも通っていた[4]

大学を卒業後、フランスに1年留学。デザイン、クチュール技術を学ぶ。帰国後は母が経営する洋裁学校で教鞭をとる[2]。その中で「日本ではまだ誰もやっていない婚礼衣装をやろう」と決意[4]。学生の卒業制作にウェディングドレスを出し、生徒と共に生地探しを行っていた[2][7]

1964年、日本初のブライダル専門店をオープンしブライダルファッションデザイナーとして活動開始[8][7]

1987年1月、パリにおいてグランドコレクションを挙行。

1993年に、ローマ法王へ祭服を献上。3か月後の復活祭で着用される。

その後もブライダルファッションの第一人者として活動している。

略歴編集

 
桂由美ブライダルハウス(乃木坂

政治活動編集

著書編集

  • 桂由美The First Class Wedding(2011年、ユミカツラインターナショナル/世界文化社発行)
  • 桂由美MAGIC(2008年集英社)
  • 世界基準の女になる!(2007年、徳間書店(2010年、PHP出版にて再版))
  • 出会いとチャンスの軌跡(2011年、カナリア書房)

その他編集

  • 2015年10月7日、ダンス&ボーカルユニット・BRIDGETがリリースした楽曲「君だけ愛してる」は、桂由美監修・全日本ブライダル協会推奨・恋人の聖地公式ウェディングソング。本作品の初期限定版ジャケットには桂の写真が使用されている[16]

脚注編集

  1. ^ a b 歴史が眠る多磨霊園・結城義人
  2. ^ a b c d e ザ・インタビュー「万年少女! 桂由美のブライダル人生」” (日本語). Design Stories. 2021年1月4日閲覧。
  3. ^ a b c d 桂由美の道しるべ”. 日経BizGate. 2017年11月18日閲覧。
  4. ^ a b c d e f 実は政治家の道も 桂由美の道しるべは“鳩山一郎の言葉” 〈週刊朝日〉” (日本語). AERA dot. (アエラドット) (20180902T070000+0900). 2021年1月4日閲覧。
  5. ^ 平成30年度より高校制服が新しくなります(桂由美さんデザイン)|ニュース詳細|共立女子中学高等学校” (日本語). 共立女子中学高等学校. 2021年1月5日閲覧。
  6. ^ 共立女子中学高等学校” (日本語). www.facebook.com. 2021年1月5日閲覧。
  7. ^ a b c d e f 「覚悟を持って、自分の道を歩んでいる人。 それが自立している女性の条件です」/桂由美さん | 共立女子大学・短期大学” (日本語). Advance! | 共立女子大学・短期大学. 2021年1月4日閲覧。
  8. ^ 桂由美の道しるべ | ユミカツラインターナショナル” (日本語). 私の道しるべ | 未来の日本へ リーダーたちのメッセージ. 2021年1月4日閲覧。
  9. ^ 覚悟の瞬間「桂由美」
  10. ^ 桂由美 夫の37人目の見合い相手で「20年早く会いたかった」” (日本語). NEWSポストセブン. 2021年1月4日閲覧。
  11. ^ 協会について”. 一般社団法人日本フォーマル協会. 2017年11月18日閲覧。
  12. ^ 桂由美 夫の37人目の見合い相手で「20年早く会いたかった」” (日本語). NEWSポストセブン. 2021年1月5日閲覧。
  13. ^ 桂由美特命教授と学生のOur Wedding”. 千葉商科大学サービス創造学部 (2011年6月18日). 2017年11月18日閲覧。
  14. ^ 令和元年度文化庁長官表彰名簿
  15. ^ a b 遠藤悠樹(編)、日本会議の人脈、三才ブックス、2016年。
  16. ^ BRIDGETオフィシャルHP

外部リンク編集