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概要編集

宮本武蔵』『真田太平記』に引き続き放送された「新大型時代劇」。当時は「大河ドラマ」の枠で近代を舞台とした「近代大河3部作」の現代劇が放送されていたため、この「新大型時代劇」が現在の「大河ドラマ」の位置づけに近かった。前2作とは異なり、翌1987年1月から「大河ドラマ」が『独眼竜政宗』で時代劇路線に戻ることが決定したため、約9ヶ月間の放送で終了した(村田雄浩石田太郎らは引き続き『独眼竜政宗』にも出演した)。

武蔵坊弁慶が、10代後半に比叡山を追放されて書写山円教寺に入るところから、衣川で生涯を閉じるところまでを描いている。後に鬼平のイメージが固まる中村吉右衛門だが、長期連続テレビドラマへの主演は本作が初めてであり、話題となった。現在でも吉右衛門の、歌舞伎での十八番は弁慶であり、『勧進帳』や『舟弁慶』を長年に亘って演じている。本作でも腰越状の拝読シーンや、安宅の関での勧進帳朗読は、歌舞伎役者ならではの迫力を見せている。

撮影エピソード編集

第3話の五条大橋での義経と弁慶の決闘シーンの撮影中、川野太郎を吊っていたワイヤーが切れる事故が発生し、川野は撮影所の床に叩きつけられ足に重傷を負った。この為、傷が癒えるまでの間は立ち姿での撮影が出来なくなり、川野の登場場面は上半身のみとなってしまった(立ち姿は代役が演じた為に、背中を向けた場面やロング撮影に限られている)。

出演編集

弁慶と義経主従編集

弁慶と義経の関係者編集

源氏(頼朝)編集

源氏(義仲)編集

源氏(その他)編集

平氏編集

奥州藤原氏編集

朝廷編集

その他編集

スタッフ編集

放送編集

放送日程編集

放送回 放送日 視聴率[1]
第1回 1986年4月9日 恋の荒法師 18.8%
第2回 1986年4月16日 驕る平家 14.7%
第3回 1986年4月23日 春宵五条大橋 14.7%
第4回 1986年4月30日 鞍馬の稚児 18.5%
第5回 1986年5月7日 常磐と静 18.0%
第6回 1986年5月14日 愛憎乱舞 16.2%
第7回 1986年5月21日 奥州下り 17.5%
第8回 1986年5月28日 北方の王者 17.6%
第9回 1986年6月4日 鬼若子守歌 17.8%
第10回 1986年6月11日 泣きぼくろ 12.8%
第11回 1986年7月9日 源氏揃え 15.9%
第12回 1986年7月16日 黄瀬川の対面 15.4%
第13回 1986年7月23日 異母兄弟 14.6%
第14回 1986年7月30日 峠の軍使 12.2%
第15回 1986年8月6日 木曽颪 12.9%
第16回 1986年8月13日 旭日落日 12.4%
第17回 1986年8月20日 一の谷鵯越え 14.9%
第18回 1986年8月27日 屋島の灯 13.2%
第19回 1986年9月3日 壇の浦 14.2%
第20回 1986年9月10日 さらば討て 15.4%
第21回 1986年9月17日 腰越状 11.2%
第22回 1986年9月24日 行方も知らず 11.6%
第23回 1986年10月1日 堀河夜討 10.8%
第24回 1986年10月8日 吉野の灯 14.7%
第25回 1986年10月15日 地に潜む 14.5%
第26回 1986年10月22日 跡ぞ恋しき 17.2%
第27回 1986年10月29日 叡山脱出 18.1%
第28回 1986年11月5日 荒ぶる海へ 17.1%
第29回 1986年11月12日 安宅の関 16.9%
第30回 1986年11月19日 平泉の春 15.9%
第31回 1986年11月26日 衣川前夜 17.8%
第32回 1986年12月3日 衣川立往生 18.9%

総集編編集

  • 前編:壇の浦(1987年4月11日19:20-20:45)
  • 後編:衣川・立往生(1987年4月11日21:00-22:30)

ソフトウェア(DVD-BOX)編集

  • 武蔵坊弁慶 完全版 第壱集
本編第1回から第16回までを収録。
  • 武蔵坊弁慶 完全版 第弐集
本編第17回から最終第32回までを収録。
  • 武蔵坊弁慶 総集編 全2枚

脚注編集

  1. ^ 「テレビ視聴率季報(関東地区)」ビデオリサーチ。

外部リンク編集