ランボルギーニ・レヴェントン

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レヴェントンReventón)は、イタリアの自動車メーカー、ランボルギーニが製造・販売したムルシエラゴをベースとした限定のスーパーカー。フロント周りやリアの意匠は、後に発表されたムルシエラゴの後継車アヴェンタドールが採用しており、当車は実質的にアヴェンタドールのデザインスタディモデルだったといえ、ガヤルドの最後期型にもフロントバンパー等のデザインが反映された。ムルシエラゴと比べ鋭角的な印象を強調したそのスタイリングデザインのモチーフはF-22(ステルス戦闘機)であるとデザイナーが発言している。

ランボルギーニ・レヴェントン
後部
ロードスター
概要
製造国 イタリアの旗 イタリア
販売期間 2007年 - 2009年
ボディ
乗車定員 2人
ボディタイプ 2ドアクーペ
2ドアオープン
駆動方式 4WD
パワートレイン
エンジン 6.5L V型12気筒 DOHC 48バルブ
最高出力 650HP(552kW)/8,000rpm
最大トルク 690Nm(507lb.-ft.)/5,500rpm
変速機 6速セミAT
車両寸法
ホイールベース 2,665mm
全長 4,700mm
全幅 2,058mm
全高 1,135mm
車両重量 1,665kg
その他
ベースモデル ムルシエラゴ LP640
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車名の由来はドン・ロドリゲス家が所有していた闘牛の名前から取られている[1]。 2007年フランクフルトモーターショーで初公開され、20台限定で販売された。なお21台目はランボルギーニミュージアムに展示されている(写真)。価格は100万ユーロ日本円で約1億6,000万円)。日本には1台が輸入されている。

2009年、フランクフルトモーターショーではロードスターバージョンが公開された。クーペ版との違いはリア部分のブレーキランプの数程度でほとんど変わらない。ロードスターも日本に1台輸入されている。

公式スペック 編集

エンジン
6,496 cc・60度V型12気筒 DOHC48バルブ
最高出力
650PS/8,000rpm(ムルシエラゴ LP640より10馬力高い公式スペック[2]
トランスミッション
6速 eギアのみ
ホイール
前:18インチ(245/35ZR)、後:18インチ(335/35ZR)(アルコア社製)

脚注 編集

  1. ^ http://www.lamborghini.co.jp/new/new08.html
  2. ^ 「Reventón」『MURCIELAGO』ネコ・パブリッシング〈SUPERCAR ARCHIVES〉、2009年、96頁。 

日本・レヴェントン レヴェントンロードスター https://twitter.com/theEmperorRacin/status/1183704085851066368?s=19

関連項目 編集

外部リンク 編集


ランボルギーニ S.p.A. ロードカータイムライン 1963-
タイプ 1960年代 1970年代 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代 2020年代
3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3
MR(含ミッドシップ4駆) V12 ミウラ カウンタック ディアブロ ムルシエラゴ アヴェンタドール レヴエルト
イオタ レヴェントン ヴェネーノ チェンテナリオ エッセンツァ シアン カウンタック
V8/V10 シルエット ジャルパ ガヤルド ウラカン
2+2 ウラッコ
FR GT 350GT
2+2 400GT イスレロ ハラマ
エスパーダ
クロスカントリー4WD
SUV
LM002 ウルス
オーナー
親会社
フェルッチオ・ランボルギーニ ロセッティ、
レイマー
イタリア政府管理下 ミムラン クライスラー メガテック Vパワー アウディ
試作レーシングカー: ランボルギーニ・イオタ(1969)、ランボルギーニ・ハラマRS(1973)、ランボルギーニ・ウラッコ・ラリー(1973)
コンセプトカー: ランボルギーニ・エストーケ(2008)、ランボルギーニ・エゴイスタ(2013)、ランボルギーニ・アステリオン(2014)、ランボルギーニ・テルツォ ミッレニオ(2017)
人物: フェルッチオ・ランボルギーニジャンパオロ・ダラーラマルチェロ・ガンディーニパオロ・スタンツァーニ
公式WEBサイト: Automobili Lamborghini Holding Spa