KEIRINグランプリ2022
KEIRINグランプリ2022(ケイリングランプリにーぜろにーにー)は、2022年12月30日に平塚競輪場にて行われた、KEIRINグランプリの38回目の開催。格付けはGP。優勝賞金は1億2380万円(本賞金のみは1億1880万円[1])。
平塚競輪場・GP | |||
周長:400m みなし直線:54.2m | |||
レース詳細 | |||
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開催日 | 2022年12月30日(金) | ||
レース結果 | |||
優勝 | [9] 脇本雄太(初) | (福井) | |
2位 | [1] 古性優作 | (大阪) | |
3位 | [2] 郡司浩平 | (神奈川) | |
← 2021 静岡 立川 2023 →
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出場選手
編集番 | 選手名 | 府県 | 出場要件事項 | 出場回数 |
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1 | 古性優作 | 大阪 | 全日本選抜(取手)・高松宮記念杯(岸和田) 優勝 | 2回目 (2年連続) |
2 | 郡司浩平 | 神奈川 | 選考用賞金獲得額 第4位 |
4回目 (4年連続) |
3 | 新山響平 | 青森 | 競輪祭(小倉) 優勝 | 初出場 |
4 | 守澤太志 | 秋田 | 選考用賞金獲得額 第5位 |
3回目 (3年連続) |
5 | 松浦悠士 | 広島 | 選考用賞金獲得額 第2位 |
4回目 (4年連続) |
6 | 平原康多 | 埼玉 | 選考用賞金獲得額 第7位 |
13回目 (10年連続) |
7 | 新田祐大 | 福島 | 寬仁親王牌(前橋) 優勝 | 8回目 (2年ぶり) |
8 | 佐藤慎太郎 | 福島 | 選考用賞金獲得額 第6位 |
8回目 (4年連続) |
9 | 脇本雄太 | 福井 | 日本選手権(いわき平)・オールスター(西武園) 優勝 | 4回目 (2年ぶり) |
清水裕友 | 山口 | 補欠選手 |
成績
編集競走成績
編集着 | 番 | 選手名 | 級班 | S/J H/B |
個人 状況 |
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1 | 9 | 脇本雄太 | SS | B | |||||||
2 | 1 | 古性優作 | SS | ||||||||
3 | 2 | 郡司浩平 | SS | ||||||||
4 | 6 | 平原康多 | SS | ||||||||
5 | 5 | 松浦悠士 | SS | ||||||||
6 | 7 | 新田祐大 | SS | 走注(斜行) | |||||||
7 | 8 | 佐藤慎太郎 | SS | ||||||||
8 | 3 | 新山響平 | SS | SJH | |||||||
失 | 4 | 守澤太志 | SS | 失格(押圧) 入線順位:5[14] |
配当金額
編集2枠複 |
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3連複 |
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2枠単 |
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3連単 |
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2車複 |
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ワイド |
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2車単 |
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レース概要
編集この節の加筆が望まれています。 |
脇本が4度目の挑戦でグランプリを初優勝。打鐘から最終ホームと同じく、最終ホームから最終バックも10秒7の高速ラップタイムだった(上がりは11秒3)[17]。
エピソード
編集- 平塚での開催は、和田健太郎が制覇したKEIRINグランプリ2020以来2年ぶり9回目。
- 今開催のキャッチフレーズは「俺にはまだ グランプリがある」。
- 本年より元来は初日に行なわれていたガールズグランプリと2日目に行われていたヤンググランプリの日程を入れ替え、初日にヤンググランプリ、2日目にガールズグランプリを実施する事になった。なお、次回以降も同様とする[18]。
- 今開催はCOVID-19の影響で、平塚本場の入場者数を先着20,000人[注 1]と制限した上での開催となった[19]が、KEIRINグランプリ当日の入場に事前の抽選方式が取られなかったのは3年ぶりの事になった。なお、特別観覧席に関しては、3日間共に12月6日より事前にインターネットで発売し、会員登録の上クレジットカード決済で購入した人のみ入場可能とした。
- 前年は取りやめになったKEIRINグランプリ2022前夜祭については、12月20日にグランドニッコー東京 台場にて共同記者会見と共に行ったが、COVID-19の影響を考慮して本年も会場には関係者のみの招待とし、選手はリモートでの参加とした[20]。なお、共同記者会見はSPEEDチャンネルで生中継され、前夜祭は平塚競輪のYouTubeチャンネルで生配信された[21]。また、ガールズグランプリの前夜祭はオッズパークのYouTubeチャンネルで生配信された[22]。
- GP単体の目標額は63億円[23]であったが、売上額は前年よりアップしたものの62億4560万3400円[24][注 2]で、目標には惜しくも届かなかった。なお、2日目に行われたガールズグランプリは7億7703万4100円[25]で、こちらは目標額の6億5000万円をクリアした。
- シリーズ全体での目標額は130億円[26]だったが、シリーズ3日間の総売上額は131億3355万7500円[注 3][27]で目標額をクリアしている。なお、各日ごとの売上額は、初日20億397万8100円[28]、2日目23億8217万6900円[29]、最終日87億4740万2500円[30]。
放送関係
編集- 地上波では「坂上忍の勝たせてあげたいTV 人力最速王決定戦 KEIRINグランプリ2022」《日本テレビ系列全国ネット》を放送[31][32]。スタジオ司会は坂上忍と宇垣美里、解説は加藤慎平、実況は筒井大輔が担当。また、この中継ではBS日テレのみだった初日も含めてバンク内に設置した117台のカメラを用いた自由視点映像も放映している[33][注 4]。
- BS日テレと日本テレビ[注 5](関東ローカル)では、初日に行われたヤンググランプリ「若手人力最速王決定戦 ヤンググランプリ2022」[35]と、2日目に行われたガールズグランプリ「人力最速女王決定戦 ガールズグランプリ2022」[36]も生中継を実施している。ヤンググランプリはスタジオ司会は坂上忍と宇垣美里、ゲスト武井壮で、ガールズグランプリはスタジオ司会は武井壮と宇垣美里(坂上はボートレース住之江のイベントに参加の為にVTR出演のみ)。両日ともに解説は中野浩一、実況は筒井大輔が担当。なお、関東のキー局でKEIRINグランプリやGIの決勝戦以外が中継されたのは2001年のヤンググランプリ01をテレビ東京が中継して以来21年ぶりだった。
- 今大会は3年ぶりにラジオ放送も行われた[注 6][注 7]。2日目のガールズグランプリも含めて、ラジオNIKKEI第2放送で「ラジオNIKKEI冬の公営競技祭り!」として放送された。解説は両日ともに須田鷹雄、実況はガールズを大関隼アナウンサー、KEIRINグランプリを三浦拓実アナウンサーが担当。なお、ラジオNIKKEIが競輪中継を行うのはラジオたんぱ時代の2002年の第55回日本選手権競輪以来20年ぶりになった[注 8]。
競走データ
編集- 優勝賞金は本年も増額され、副賞500万円を含めると初めて1億2000万円を超える事になった。
- 本年もCOVID-19の対策のために、KEIRINグランプリの出場選手は開催初日の12月28日に競輪場入りした。
- 前回当地で行われた2020年と同様に、ヤンググランプリ・ガールズグランプリ・KEIRINグランプリの選手入場時の選手名読み上げは立木文彦が担当。選手入場曲はKEIRINグランプリは『止まらないHa〜Ha』(矢沢永吉)、ガールズグランプリは『FLY』(ALLY&DIAZ feat.MINMI&SATOSHI from 山嵐)、ヤンググランプリは『CHAINSAW BLOOD』(Vaundy)を使用。なお、ヤンググランプリ以外は前回と同様の曲が使われた。
- 守澤太志は、GPではKEIRINグランプリ2017の諸橋愛以来の失格。
- 3連単の1番人気決着は、大会初[37]。配当金額4,760円は、新賭式導入の2001年以降で大会最低記録を更新した(従来はKEIRINグランプリ02の6,050円)[38]。
脚注
編集注釈
編集- ^ 実際には、最終日の11,663人が最高だった。
- ^ 売上票数は、2枠連: 299,359票、2枠単: 377,417票、2車複: 1,115,160票、2車単: 6,327,361票、3連複: 4,295,393票、3連単: 49,573,606票、ワイド: 467,738票、計: 62,456,034票であった[10][11]。
- ^ 本場: 3億9492万7900円、場外: 54億4437万8900円、電話・インターネット投票 : 72億9425万0700円、計: 131億3355万7500円。
- ^ 自由視点映像によるスポーツ中継は、過去にも同年の東京ドームでの読売ジャイアンツ主催公式戦プロ野球中継などがあったが、レース中継としては当シリーズが『世界初』としている[34]。
- ^ 2日目のみ。
- ^ ラジオ日本が放送を取りやめた2020年と2021年は、ラジオ中継が組まれなかった。
- ^ 但し、現地からではなく本社スタジオからの放送。
- ^ 同年4月に第2放送の平日の定時放送を原則として休止するまでは、競馬以外の公営競技中継も行っていた。
出典
編集- ^ KEIRINグランプリ(S1G) (PDF) 副賞を含まない金額
- ^ 競輪資料室 選考基準 KEIRINグランプリ(GP) - KEIRIN.JP
- ^ S級S班特設ページ - KEIRIN.JP
- ^ “「KEIRINグランプリ2022」出場選手が決定!!”. けいりんマルシェ (2022年11月28日). 2022年12月23日閲覧。
- ^ “平塚KEIRINグランプリ2022車番決定!北日本4人は鉄の結束”. スポーツニッポン (2022年12月20日). 2022年12月23日閲覧。
- ^ “KEIRINグランプリ2022出場選手・2023年S級S班決定!!”. KEIRIN.JP (2022年11月27日). 2022年12月23日閲覧。
- ^ PDF新聞 - 日刊スポーツ
- ^ 郡司浩平は今が全盛期 「仕掛ける勇気」悟った前回地元GP 教訓を生かしてV奪取/ヤマコウ - ヤマコウの時は来た!! 日刊スポーツ 2022年12月30日
- ^ レース詳細 2022年12月30日 11R - Kドリームス
- ^ a b 本場出走表PDF 2022年12月31日 岸和田競輪
- ^ a b 広島競輪PDF
- ^ 別府競輪PDF
- ^ 結果 - 日刊プロスポーツ新聞社 プロスポーツWeb
- ^ KEIRINグランプリ2022・脇本雄太が初優勝で3億円突破 - zakzak 2022年12月30日
- ^ http://wm.st.keirin.jp/wm-keirin35/20221230-35-06-11-01-00.mp4
- ^ 『KEIRINグランプリ2022シリーズレポート』 最終日編 - KEIRIN.JP
- ^ “古性優作2着も笑顔「村上義弘さんに『23年も近畿は安心やな』と思ってもらえたかな」/平塚GP”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2022年12月30日) 2022年12月31日閲覧。
- ^ “ガールズケイリン〝3つの進化〟発表 ガールズGPは12月29日に開催”. 東京スポーツ (東スポWEB). (2022年9月6日) 2022年12月12日閲覧。
- ^ 開催期間中の入場について KEIRINグランプリ2022[公式]平塚競輪
- ^ “KEIRINグランプリ2022前夜祭(二元同時Web配信)および共同記者会見の開催”. 平塚市. 2022年12月12日閲覧。
- ^ KEIRIN GRAND PRIX 2022 HIRATSUKA 前夜祭<特別配信> - bank shonan(YouTube)、2022年12月20日
- ^ 【ライブ配信】オッズパーク杯ガールズグランプリ2022前夜祭<特別配信> - 【公式】オッズパーク(YouTube)、2022年12月20日
- ^ KEIRINグランプリ2022の売り上げ目標は130億円、昨年超えなるか(KEIRINマルシェ)
- ^ “岸和田競輪第1日内定表” (PDF). 別府競輪 (2022年12月30日). 2023年1月2日閲覧。
- ^ “平塚競輪第3日内定表” (PDF). 別府競輪 (2022年12月29日). 2022年12月29日閲覧。
- ^ “元NMB48渡辺美優紀がKEIRINグランプリ2022PR「日本一きれいなバンク」/平塚”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2022年12月22日) 2022年12月22日閲覧。
- ^ “グランプリシリーズ3日間の総売り上げは131億円を超え目標額をクリア/平塚GP”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2022年12月30日) 2022年12月30日閲覧。
- ^ KEIRINスポニチ [@sponichikeirin] (2022年12月28日). "【売上情報】". X(旧Twitter)より2023年1月2日閲覧。
- ^ KEIRINスポニチ [@sponichikeirin] (2022年12月29日). "【売上情報】". X(旧Twitter)より2023年1月2日閲覧。
- ^ KEIRINスポニチ [@sponichikeirin] (2022年12月30日). "【売上情報】". X(旧Twitter)より2022年12月30日閲覧。
- ^ テレビ放送予定 - KEIRINグランプリ2022(GP)
- ^ 12月30日16時放送 日本テレビ 坂上忍の勝たせてあげたいTV
- ^ 『自由視点映像』で最終コーナーからフィニッシュを見たことのないアングルで/KEIRINグランプリ2022 - More CADENCE、2022年12月16日
- ^ 【競輪】レース中継世界初!自由視点映像で″シン・ケイリン″を体感せよ!KEIRINグランプリ2022 - livedoorニュース、2022年12月28日
- ^ 12月28日16時放送 日本テレビ 坂上忍の勝たせてあげたいTV
- ^ 12月29日16時05分放送 日本テレビ 坂上忍の勝たせてあげたいTV
- ^ スポーツ報知 競輪面 2022年12月31日付 「3連単最低配当」
- ^ 【競輪】平塚グランプリは脇本雄太が制圧 打鐘3角からまくって悲願のVゴール デイリースポーツ online 2022年12月30日
- ^ “脇本雄太が4度目挑戦で初のGP制覇!公営競技で初めて年間獲得賞金3億円超えを実現/平塚GP”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2022年12月30日) 2022年12月30日閲覧。
- ^ “2022年版競輪年間記録集(4〜5頁)” (PDF). KEIRIN.JP (2023年10月31日). 2024年8月20日閲覧。
外部リンク
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