RCAレコード

ソニーグループ傘下のアメリカのレコード会社
RCAビクターレコードから転送)

RCAレコード(RCA Records, Inc.)は、ソニー・ミュージックエンタテインメント米国法人社内レコードレーベルの一つ。前身はビクタートーキングマシン

RCA Records
RCA Logo
親会社ソニー・ミュージックエンタテインメント (米国)
設立1901年
販売元ソニー・ミュージックエンタテインメント
ジャンルロックポップス
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
本社所在地ニューヨーク
公式サイトhttps://www.rcarecords.com/

概要 編集

1930年代から1960年代まで、コロムビア・レコードと並んでアメリカの二大レコード会社のひとつであった。45回転のEP盤を初めて実用化した会社として知られる。

本社はニューヨークだが、ナッシュビルにおいてカントリー・ミュージックの録音を盛んに行い、カントリーの隆盛に貢献した。同地のカントリーのことを俗に“RCAカントリー”と呼ぶこともある。また、1950年代にはエルヴィス・プレスリーハリー・ベラフォンテという二大スターを擁し、ロックカリプソを制した。

BMGの傘下で、現在はソニー・ミュージックエンタテインメント米国法人の事業部門である。

ビデオソフト事業はコロンビア ピクチャーズとの合弁企業、RCA/Columbia Pictures International Videoで行っていたが、コロンビア映画のソニーによる買収により合弁は解消。日本法人のアール・シー・エー・コロンビア・ピクチャーズ・ビデオ株式会社は株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントとなった。

沿革 編集

主なアーティスト 編集

クラシック音楽 編集

ポピュラー音楽 編集

レーベル 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ なお、同録音のオリジナル・テープはその後紛失した。ちなみに、同社が行ったステレオ録音で現存している最古の物は、その次のステレオ録音である同年12月2日にニューヨークのマッハッタン・センターにて録音された、ピエール・モントゥー指揮、ボストン交響楽団のピック・アップ・メンバーによる物で、その一部であるドリーブ作曲のバレエ音楽コッペリア」第1幕「前奏曲とマズルカ」(別テイク)の部分は、1996年に初めてCDにて音源発売された。
  2. ^ この時、EMIはニッパーマークの商標権を譲渡せず、HMVレコードとして存続させた。これ以降、イギリスにおいてはニッパーマークとビクターの商標は別会社によって利用されることになる。

出典 編集

  1. ^ 尤も、日本国内におけるRCAレーベルは、日本ビクターの音楽レコード事業部(現:ビクターエンタテインメント〈二代目〉)よりライセンス販売されていたが、2008年10月に独BMG米SMEの傘下となったため、事実上のライセンス解消となり、同時に日本国内においてRCAの商標諸般の事情により使用できなくなった。
  2. ^ 当時は登記上、アルファベットが使用できなかったため、実際にはアール・ブイ・シー株式会社と登記された。
  3. ^ 当時はまだ、登記上、アルファベットが使用できなかったため、実際にはビー・エム・ジー ビクター株式会社と登記された。
  4. ^ 当時はまだ、登記上、アルファベットが使用できなかったため、実際には株式会社ビーエムジージャパンと登記された。
  5. ^ 当時はまだ、登記上、アルファベットが使用できなかったため、実際には株式会社ビーエムジーファンハウスと登記された。
  6. ^ RCA Folds Arista, Jive and J Records”. ローリング・ストーン (2011年10月7日). 2011年10月10日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集