びっくりドンキー

日本の北海道札幌市にあるハンバーグレストランチェーン

びっくりドンキーは、株式会社アレフが日本全国に展開するハンバーグレストラン1968年昭和43年)12月15日に創業し、1976年(昭和51年)7月に設立された。

株式会社アレフ
Aleph Inc.
本社
本社
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
003-8515
北海道札幌市白石区菊水6条3丁目1番26号
北緯43度3分26.4秒 東経141度22分42.7秒 / 北緯43.057333度 東経141.378528度 / 43.057333; 141.378528座標: 北緯43度3分26.4秒 東経141度22分42.7秒 / 北緯43.057333度 東経141.378528度 / 43.057333; 141.378528
設立 1968年12月15日
1976年7月創業・1987年5月現商号に変更)
業種 小売業
法人番号 9430001001078 ウィキデータを編集
事業内容 レストラン事業
代表者 代表取締役社長 庄司大
資本金 1億円(2022年3月)
売上高 489億円 (2024年3月期)
経常利益 3億7000万円(2022年3月期)
純利益 1億200万円(2022年3月期)
従業員数 社員:712名、パート:3,247名(1日 8時間換算平均人員数)(2024年3月)
支店舗数 357店舗 (びっくりドンキー 直営131店、FC213店、その他直営店13店) (2024年8月31日現在)
主要株主
  • 庄司大
  • 株式会社サイプレス
関係する人物
  • 庄司昭夫(創業者 初代代表取締役社長)
  • 庄司開作(株式会社アレフ 常務取締役)
外部リンク www.bikkuri-donkey.com ウィキデータを編集
テンプレートを表示

沿革

編集
  • 1967年昭和42年):創業者 庄司昭夫が「商業界」セミナーに参加。札幌、福島、和歌山、大阪などの先輩経営者を訪問し数々の教えを学ぶ。その際に出会った大阪のハンバーガー店で修業する。
  • 1968年(昭和43年):ハンバーガー店での修業を終え、12月に岩手県盛岡市にある日の出会館にて創業。13坪の小さな店「ハンバーガーとサラダの店・べる」を開店(1973年1月に閉店)。
  • 1972年(昭和47年):岩手県盛岡市内にベル大通店を開店。
  • 1973年(昭和48年) 木の皿にハンバーグ・サラダ・ライスを盛り付けた、のちのハンバーグディッシュの原型が誕生。
  • 1976年(昭和51年):「カウベルカンパニー株式会社」設立。
  • 1977年(昭和52年):福島県福島市内に開店。
  • 1980年(昭和55年):北海道札幌市内に西野店、伏古店を開店。
  • 1983年(昭和58年):フランチャイズ事業を開始(大阪府大阪市内、愛知県豊橋市内に開店)。
  • 1985年(昭和60年):本社を現住所(北海道札幌市白石区菊水6条3丁目1番26号)に移転。
  • 1987年(昭和62年):社名を「株式会社アレフ」に変更。
  • 2009年平成21年):「外食産業を軸に環境問題への積極的な取り組み」の功績により北海道新聞文化賞を受賞[1]

主要商品

編集
 
レギュラーバーグディッシュ

ハンバーグを中心に現在はサイドドリンクメニューの充実が図られ、デザート系商品を中心に特徴的なネーミングが多い。

ハンバーグ
他店では多くの場合ナイフフォークで食すが、肉質がやわらかくでも食せることが特徴である。基本のソースデミグラスソースではなく、醤油ベースのオリジナルソース。
1枚にハンバーグ、ライスサラダを盛り付けるディッシュと、パレット型ステーキ皿にハンバーグ、フライドポテトステーキがあり、各々チーズエッグなどの各種トッピングが選択できる。
びっくりコーラ
トロフィーのような巨大グラスで提供される500mlのコーラである。
メリーゴーランド
パフェ。大部分を占めるソフトクリームの下に白玉が入っており、ポッキーチョコチップクッキーがトッピングとしてデコレーションされ、ブルーベリーマンゴーイチゴ3種類のソースが選択できる。現在[いつ?]は販売していない。
ドンキークラシックサラダ
レタスミックスに、カニカマ紫キャベツピクルスなどを載せたサラダである。ベーコンビッツと黒胡椒ソイドレッシングがトッピングされている。
2020年末までは紫キャベツピクルスではなくアスパラガスピクルスを使用しベルギーチコリをのせシーハーハーサラダとして販売していた。

びっくりドンキー関連商品

編集
びっくりドンキーカレー200g(レトルト)
持ち帰り需要へ向け市販用途に調整した商品。30種類以上の厳選したオリジナルスパイスを使用したスパイシーなカレーで、契約農家の厳選した牛肉の粗挽きを使用。
びっくりドンキーハヤシ180g(レトルト)
持ち帰り需要へ向け市販用途に調整した商品。
びっくりドンキーマヨネーズタイプ300g
ハンバーグディッシュの大根サラダに使用している、マヨネーズタイプのドレッシング
びっくりドンキーソイドレッシング200ml
シーハーハーサラダ(前述のとおり、現ドンキークラシックサラダ)に使用しているドレッシング。

事業

編集

2022年12月27日現在、未出店地域は鳥取県、島根県。びっくりドンキーを直営店131、フランチャイズ店210の341店舗、その他業態6店の計347店舗を展開する[要出典]

北海道伊達市に専属契約牧場があり、小樽市では地ビールの醸造と販売をはじめ関連グループ企業により他事業の経営も行っている。近年は環境事業にも力を入れ日本政策投資銀行より外食業界で全国初の環境格付最上位ランクの指定を受け、北海道工場は2008年6月に北海道省エネルギー新エネルギー促進大賞で「省エネルギー大賞」を受賞した。

アレフが直営する店舗・事業

編集
  • ハンバーグレストラン「びっくりドンキー」、「ベル」
  • 自由にハンバーグのカスタマイズが楽しめる「Dishers」(ディッシャーズ)
  • ビアパブ「小樽倉庫No.1」
  • アジアンカフェ 「Gong cha」東京駅グランルーフフロント店
  • 小樽ビールの製造販売
  • エコロジーテーマガーデン「えこりん村」
  • スペシャルティコーヒー豆の販売「TAPROOT coffee roasters」(タップルートコーヒーロースターズ)

グループ企業による店舗・事業

編集

カールスジュニアジャパン - ハンバーガーレストラン事業

過去の店舗・事業

編集

工場

編集

フランチャイズ企業

編集

所属したスポーツ選手

編集

過去に2選手が所属した。

コーチ・監督・マネージャーなど選手をサポートする専任スタッフが不在で総務部が問合せ窓口業務を担当する程度だったことから、積極的な情報公開も行わず外部にも応援活動等をしないと公言し広報も行っていなかった。しかし2006年のトリノオリンピック開幕と同時に急遽PDF形式にて自社ホームページ内にて情報公開を開始し、これを機に「スケート部」が発足する。

その後も社内報に選手情報は出すが、トリノオリンピックでの成績、大会出場(予定含む)スケジュールや成績を掲載せず、他のオリンピック出場選手所属企業のように選手を宣伝媒体とせず、国内大会では参加選手所属企業や大会スポンサー同様に「びっくりドンキー」名義の看板をコース沿いに掲出している。

2010年6月30日、「スケート部」を廃止する。及川は同年9月に大和ハウス工業へ移籍し、今野は引退して競輪選手へ転身を公表した。

出典・脚注

編集

関連項目

編集

外部リンク

編集