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ロゴタイプ (競走馬)

競走馬

ロゴタイプLogotype)は日本競走馬である。主な勝ち鞍は、2012年朝日杯フューチュリティステークス2013年皐月賞2016年安田記念

ロゴタイプ
2013年皐月賞優勝馬ロゴタイプ.JPG
欧字表記 Logotype[1]
香港表記 標誌名駒[2]
品種 サラブレッド[3]
性別 [3]
毛色 黒鹿毛[3]
生誕 2010年3月10日(9歳)[3]
抹消日 2017年10月27日[4]
ローエングリン[3]
ステレオタイプ[3]
母の父 サンデーサイレンス[3]
生国 日本の旗 日本北海道千歳市[3][5]
生産 社台ファーム[3]
馬主 吉田照哉[3]
調教師 田中剛美浦[3]
競走成績
生涯成績 30戦6勝[3]
国内:28戦6勝[3]
海外:2戦0勝[3]
獲得賞金 5億8301万1000円[3]
 
勝ち鞍
GI 朝日杯FS 2012年
GI 皐月賞 2013年
GI 安田記念 2016年
GII スプリングS 2013年
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名前の由来は、文字を組み合わせて個性的な書体に図案化したもの(記事[6]

戦績編集

2歳(2012年)編集

6月24日函館芝1200m新馬戦でデビュー。1番人気に応えデビュー戦を勝利で飾った。2戦目の函館2歳ステークスでは14番人気と人気は薄かったが、4着と健闘する。3戦目のクローバー賞では3着、続く札幌2歳ステークスでは4着。その後休養に入るが、これが功を奏し5戦目のベゴニア賞(500万下)では1分33秒6の2歳コースレコードで勝利した[7]12月16日朝日杯フューチュリティステークスでは単勝7番人気で出走。道中ハイペースの中3番手につけ、最後の直線で伸びてきた圧倒的1番人気のコディーノをクビ差でしのぎ、重賞初勝利をGI初制覇によって挙げた。これまで過去コディーノと同じレースで出走しいずれも敗れていたが、ここでリベンジを果たし、また勝ち時計もレースレコードタイ決着であった。

3歳(2013年)編集

2歳チャンピオンとなったロゴタイプの初戦は3月17日スプリングステークスであり、好位から早めに抜け出し、2着のタマモベストプレイに1馬身半差をつけて優勝した。続いて4月14日皐月賞に出走、中団追走から第4コーナーで前へ出ると、直線でエピファネイアと競り合ったが1/2馬身差をつけ1分58秒0のレコードタイムで勝利し、2つ目のGIタイトルを獲得した。なお2歳王者がクラシックを勝つのは、ナリタブライアン以来19年ぶり。しかし東京優駿は距離の影響もあり5着に敗れて連勝は4で止まった[8]。約2ヶ月間隔を空けて迎えた函館の札幌記念は重馬場に苦しんで5着に敗れた。その札幌記念の馬場が影響し、疲労が残ってしまったため予定していた毎日王冠から天皇賞(秋)のローテーションを白紙に戻して山元トレーニングセンターに放牧に出された[9]

4歳(2014年)編集

休み明けとなった中山記念は3着に健闘した。その後、ドバイデューティフリーにも参戦するも結果は6着だった。帰国後、8月の札幌記念は道中2番手を追走するもハープスター、ゴールドシップの末脚に抵抗できず8着に終わる。秋に入り毎日王冠は好位追走も伸びに欠け6着、マイルチャンピオンシップは7着となる。同期のキズナの話題性、エピファネイアがジャパンカップを勝った中、唯一目立った活躍は無くこの年を終える。

5歳(2015年)編集

初戦の中山金杯は1番人気に推されたが後の天皇賞馬ラブリーデイの2着に敗れる。また、自身の持っていた中山2000Mのレコード記録も塗り替えられる。また、ダート適性を試すべく根岸ステークスに挑戦し、見せ場を作り健闘したものの8着に敗れた。その後は芝に戻り、中山記念に出走し番手追走から抜け出しを図るがヌーヴォレコルトのイン強襲もあり惜しくも2着に敗れるも復調の気配はあった。しかし、続く大阪杯は不良馬場の影響で5着に敗れる。その後、休養を挟み9月のオールカマーで始動。距離延長が響き中山で初めて馬券圏外の4着に終わる。続く富士ステークスは外差し馬場の中、先行で粘りダノンプラチナの3着に入るも、11月のマイルチャンピオンシップは外枠が仇となり9着に敗れ、この年も未勝利で終える。

6歳(2016年)編集

年内初戦の中山記念皐月賞馬3頭(ドゥラメンテイスラボニータ、ロゴタイプ)が揃うメンバー構成であったが、前半の変則的なペースに巻き込まれドゥラメンテの7着と惨敗。この結果を踏まえ当初オーストラリアへ遠征を予定していたが見送り、国内での参戦を決定。昨年出走した大阪杯ではなくマイル路線に挑みダービー卿CTに出走。道中3番手から4角で仕掛け、そのまま抜け出しを図るもインをすくったマジックタイムに交わされ2着に惜敗したが、昨年の中山記念以来の連対を確保した。

そして、安田記念では当日12頭中8番人気と、もはや皐月賞馬の面影は薄れていた。鞍上は今年の中山記念より手綱を握った田辺裕信で継続した。まずまずのスタートから、札幌2歳ステークス以来の逃げ策を図ると、前半800Mを59.1秒のスローペースで進め、有力馬の折り合いを欠かせる。そして直線に入ると圧倒的1番人気のモーリスの動きを各馬が徹底マークする中、自分のペース・タイミングで突き放し食い下がるモーリス以下を完封、2013年の皐月賞以来3年2か月ぶりとなる勝利を手にした[10]。 秋に入り、毎日王冠は8着に敗れるも、続く天皇賞(秋)は差し馬が台頭する中、先行策で粘り5着と健闘。そして、香港に遠征し12月の香港マイルに出走するも出遅れが響き5着だった。

7歳(2017年)編集

2017年初戦は4年連続での出走となった中山記念で直線一旦先頭に立つも3着となる。次に予定していたダービー卿CTはフレグモーネ発症により回避。連覇をかけて挑んだ安田記念は道中軽快に逃げ、直線で懸命に粘るもサトノアラジンにかわされ2着に敗れる[11]。しかし、先行勢が軒並み直線で脱落する中、ただ1頭粘って2着に入り、モーリスを破ったことはフロックでは無いことを証明した。

秋に入り、富士ステークスでの復帰を予定していたが背腰の張りで回避し、山元トレーニングセンターで調整されていたが、年齢的なことやローエングリンの後継種牡馬として残したいこともあり10月27日に現役を引退することが発表された。引退後は社台スタリオンステーション種牡馬となる[12]

競走成績編集

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量 1着馬(2着馬)
2012.06.24 函館 2歳新馬 芝1200m(良) 08 7 7 001.90(1人) 01着 R1:13.1(35.6) -0.0 村田一誠 54kg (グラマラスグロウ)
0000.07.14 函館 函館2歳S GIII 芝1200m(良) 16 4 7 071.1(14人) 04着 R1:10.5(36.0) -0.1 村田一誠 54kg ストークアンドレイ
0000.08.04 札幌 クローバー賞 OP 芝1500m(良) 13 6 9 006.40(2人) 03着 R1:30.0(35.2) -0.2 村田一誠 54kg アットウィル
0000.09.01 札幌 札幌2歳S GIII 芝1800m(良) 14 2 2 047.50(8人) 04着 R1:49.2(35.6) -0.7 村田一誠 54kg コディーノ
0000.11.25 東京 ベゴニア賞 芝1600m(良) 16 1 1 005.60(4人) 01着 R1:33.6(34.0) -0.2 M.デムーロ 55kg (マンボネフュー)
0000.12.16 中山 朝日杯FS GI 芝1600m(良) 16 7 14 034.50(7人) 01着 R1:33.4(36.1) -0.0 M.デムーロ 55kg (コディーノ)
201303.17 中山 スプリングS GII 芝1800m(良) 16 3 5 003.40(1人) 01着 R1:47.8(35.2) -0.2 C.デムーロ 56kg (タマモベストプレイ)
0000.04.14 中山 皐月賞 GI 芝2000m(良) 18 4 7 003.70(1人) 01着 R1:58.0(35.3) -0.1 M.デムーロ 57kg エピファネイア
0000.05.26 東京 東京優駿 GI 芝2400m(良) 18 4 8 003.00(2人) 05着 R2:24.6(34.5) -0.3 C.デムーロ 57kg キズナ
0000.08.18 函館 札幌記念 GII 芝2000m(重) 16 6 11 002.60(1人) 05着 R2:08.6(41.3) -2.1 村田一誠 54kg トウケイヘイロー
201403.02 中山 中山記念 GII 芝1800m(稍) 15 3 5 006.20(3人) 03着 R1:50.4(37.1) -0.6 C.デムーロ 58kg ジャスタウェイ
0000.03.29 メイダン ドバイDF G1 芝1800m(良) 12 0000.0(6人) 06着 C.デムーロ 57kg Just a Way
0000.08.24 札幌 札幌記念 GII 芝2000m(良) 14 1 1 008.60(4人) 08着 R2:00.7(37.7) -1.6 村田一誠 57kg ハープスター
0000.10.12 東京 毎日王冠 GII 芝1800m(良) 15 8 14 009.50(6人) 06着 01:45.6(33.9) -0.4 三浦皇成 57kg エアソミュール
0000.11.23 京都 マイルCS GI 芝1600m(良) 17 5 10 013.40(5人) 07着 01:32.0(34.9) -0.5 C.ルメール 57kg ダノンシャーク
201501.04 中山 中山金杯 GIII 芝2000m(良) 17 2 4 004.40(1人) 02着 01:58.0(34.6) -0.2 C.デムーロ 58kg ラブリーデイ
0000.02.01 東京 根岸S GIII ダ1400m(重) 16 1 1 005.70(3人) 08着 01:23.9(35.8) -0.5 C.デムーロ 58kg エアハリファ
0000.03.01 中山 中山記念 GII 芝1800m(稍) 11 6 7 003.40(2人) 02着 01:50.3(35.8) -0.0 C.デムーロ 57kg ヌーヴォレコルト
0000.04.05 阪神 大阪杯 GII 芝2000m(不) 14 6 9 009.70(3人) 05着 02:04.0(38.0) -1.1 福永祐一 57kg ラキシス
0000.09.27 中山 オールカマー GII 芝2200m(良) 15 4 6 004.10(2人) 04着 02:12.4(35.0) -0.5 M・デムーロ 57kg ショウナンパンドラ
0000.10.24 東京 富士S GIII 芝1600m(良) 16 7 14 009.50(3人) 03着 01:32.9(33.8) -0.2 M・デムーロ 58kg ダノンプラチナ
0000.11.22 京都 マイルCS GI 芝1600m(良) 18 8 17 024.40(8人) 09着 01:33.4(34.0) -0.6 浜中俊 57kg モーリス
2016.02.28 中山 中山記念 GII 芝1800m(良) 11 3 3 009.90(5人) 07着 01:46.6(35.3) -0.7 田辺裕信 57kg ドゥラメンテ
0000.04.03 中山 ダービー卿CT GIII 芝1600m(良) 16 7 14 010.70(4人) 02着 01:32.8(34.2) -0.0 田辺裕信 58kg マジックタイム
0000.06.05 東京 安田記念 GI 芝1600m(良) 12 5 6 036.90(8人) 01着 01:33.0(33.9) -0.2 田辺裕信 58kg (モーリス)
0000.10.9 東京 毎日王冠 GII 芝1800m(稍) 12 7 9 008.10(5人) 08着 01:47.6(35.1) -1.0 田辺裕信 58kg ルージュバック
0000.10.30 東京 天皇賞(秋) GI 芝2000m(良) 15 3 5 043.20(9人) 05着 01:59.9(34.5) -0.6 田辺裕信 58kg モーリス
0000.12.11 沙田 香港マイル G1 芝1600m(良) 14 2 3 013.00(6人) 05着 01.33.68 -0.20 M.デムーロ 57kg Beauty Only
2017.02.26 中山 中山記念 GII 芝1800m(良) 11 7 9 015.20(7人) 03着 01:47.8(34.5) -0.2 田辺裕信 58kg ネオリアリズム
0000.06.04 東京 安田記念 GI 芝1600m(良) 18 8 16 014.60(8人) 02着 01:31.5(34.4) -0.0 田辺裕信 58kg サトノアラジン

血統表編集

ロゴタイプ血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 サドラーズウェルズ系

ローエングリン
1999 栗毛
父の父
Singspiel
1992 鹿毛
In the Wings Sadler's Wells
High Hawk
Glorious Song Halo
Ballade
父の母
*カーリング
Carling
1992 鹿毛
Garde Royale Mill Reef
Royal Way
Corraleja Carvin
Darling Dale

ステレオタイプ
2002 鹿毛
*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
母の母
スターバレリーナ
1990 鹿毛
Risen Star Secretariat
Ribbon
*ベリアーニ Nureyev
Eleven Pleasures
母系(F-No.) ベリアーニ系(FN:8-k) [§ 2]
5代内の近親交配 Halo4×3、Northern Dancer5×5 [§ 3]
出典
  1. ^ JBIS ロゴタイプ5代血統表2016年7月5日閲覧。
  2. ^ [13]JBIS ロゴタイプ5代血統表2016年7月5日閲覧。
  3. ^ JBIS ロゴタイプ5代血統表2016年7月5日閲覧。

脚注編集

  1. ^ LOGOTYPE (A608) - Racing Information” (英語). 香港賽馬會(The Hong Kong Jockey Club). 2016年12月1日閲覧。
  2. ^ 標誌名駒 (A608) - 馬匹資料 - 賽馬資訊” (中国語). 香港賽馬會(The Hong Kong Jockey Club). 2016年12月1日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o ロゴタイプ”. JBIS-Search. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年3月1日閲覧。
  4. ^ ロゴタイプ号が競走馬登録抹消日本中央競馬会、2017年10月28日閲覧
  5. ^ ロゴタイプ”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ. 2019年3月1日閲覧。
  6. ^ JRA HPより
  7. ^ ロゴタイプ力強く抜け出しV/ベゴニア賞”. netkeiba.com (2012年11月26日). 2012年12月16日閲覧。
  8. ^ ロゴタイプ2冠夢散5着(2013年5月27日サンケイスポーツ)
  9. ^ ロゴタイプ 秋ローテは白紙、札幌記念の疲れ取れず放牧へ - 2013年9月19日スポーツニッポン
  10. ^ ロゴタイプが3年2か月ぶりのV! 王者モーリス2着に敗れる/安田記念 netkeibaより 2016年7月16日閲覧
  11. ^ サトノアラジンが差し切り悲願のGI初制覇!/安田記念netkeiba.com、2017年10月28日閲覧
  12. ^ G1・3勝のロゴタイプが引退 種牡馬入り 田中剛師「一番印象に残っているのは皐月賞」スポーツ報知、2017年10月28日閲覧
  13. ^ 栗山求 (2013年8月21日). “ベリアーニ牝系の好配合馬サタンズクラウン”. netkeiba.com. 2017年10月10日閲覧。

外部リンク編集