山口県警察

山口県が設置した警察組織

山口県警察(やまぐちけんけいさつ)は、山口県が設置した警察組織であり、山口県内を管轄区域とし、山口県警と略称する。警察法上、山口県公安委員会の管理を受けるが、給与支払者は山口県知事である。また警察庁中国四国管区警察局の監督を受ける。本部所在地は山口市滝町1-1。人口当たりの交通違反取締件数は、全国第1位となっている。

Flag of Yamaguchi Prefecture.svg 山口県行政機関
山口県警察
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山口県警察本部
山口県警察本部
役職
本部長 谷滋行(警視長
警務部長 遠藤健二(警視正
組織
上部組織 山口県公安委員会
内部組織 警務部生活安全部地域部刑事部交通部警備部
概要
所在地 山口市滝町1-1
北緯34度11分8.9秒 東経131度28分10.3秒 / 北緯34.185806度 東経131.469528度 / 34.185806; 131.469528座標: 北緯34度11分8.9秒 東経131度28分10.3秒 / 北緯34.185806度 東経131.469528度 / 34.185806; 131.469528
ウェブサイト
山口県警察
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沿革編集

本部組織編集

警察署編集

警察署数は16。警察車両ナンバー地名は下関市が「下関」、それ以外の地域は「山口」である。

岩柳・周南・山防編集

地区 警察署名称 所在地 管轄区域
山口 岩柳 岩国警察署 岩国市麻里布町六丁目15番20号 岩国市玖珂郡和木町
柳井警察署 柳井市南町二丁目4番18号 柳井市大島郡周防大島町熊毛郡上関町田布施町平生町
周南 光警察署 光市中央二丁目1番14号 光市、周南市の一部(旧熊毛町
下松警察署 下松市大手町三丁目2番1号 下松市
周南警察署 周南市徳山5632番地4 周南市(旧熊毛町を除く)
山防 防府警察署 防府市駅南町7番22号 防府市
山口警察署 山口市吉敷下東4丁目17番10号 山口市(旧山口市北部・徳地町阿東町
山口南警察署 山口市小郡下郷3848番地1 山口市(旧山口市南部・秋穂町小郡町阿知須町

厚狭・豊関・長北編集

地区 警察署名称 所在地 管轄区域
山口 厚狭 宇部警察署 宇部市常藤町3番1号 宇部市(山口東京理科大学構内を除く)
山陽小野田警察署 山陽小野田市日の出一丁目6番10号 山陽小野田市、宇部市の一部(山口東京理科大学構内)
美祢警察署 美祢市大嶺町東分312番地 美祢市
下関 豊関 下関警察署 下関市細江町二丁目3番8号 下関市南部(旧市内・生野・彦島川中安岡吉見勝山地区)
長府警察署 下関市長府才川一丁目44番45号 下関市東部(長府王司清末小月王喜吉田内日菊川豊田地区)
小串警察署 下関市豊浦町小串191番地1 下関市北部(豊浦豊北地区)
山口 長北 長門警察署 長門市東深川777番地 長門市
萩警察署 萩市土原476番地1 萩市阿武郡阿武町

警察官数は3078名(平成19年4月1日)。

警察署の再編編集

関連施設編集

最近の主な事件編集

不祥事編集

  • 2012年3月16日 - 県警本部の男性警部補(40代)が警察署勤務だった2010年夏ごろ、部下の女性警官(20代)に、職務中にパトカー内で抱きついたり、複数回、署内でマッサージと称して肩や背中に触れたりするなどのセクハラ行為をしたとして、3月16日付で減給10分の1(6ヵ月)の懲戒処分とした。男性警部補は同日付で依願退職[2]
  • 2017年9月 - 下松警察署地域課長の男性警部(54歳)が下松市西豊井の市道を酒気帯び状態で軽乗用車を運転。10月16日、県警は男性警部を道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで山口地方検察庁周南支部に書類送検し、停職6ヵ月の懲戒処分とした。男性警部は同日付で依願退職[3]
  • 2018年5月-11月 - 山陽小野田警察署の女性巡査(20代)が、出会い系アプリを利用し複数の男性と知り合い、金銭の提示を行い交際したとして、同県警が2019年4月1日付で減給10分の1(1カ月)の懲戒処分とし、女性巡査は同日に依願退職した[4]
  • 2018年9月-11月 - 下関警察署の女性巡査が18年9月から11月にかけて、福岡県内の派遣型風俗店に勤務して約8万円の報酬を得ていたとして、地方公務員法違反(営利企業従事)により12月18日付で減給10分の1(1カ月)の懲戒処分を受け、女性巡査は依願退職した[4][5]
  • 2019年7月23日 - 山口地方裁判所下関支部が衝突事故で3人にけがを負わせたとして自動車運転処罰法違反(過失傷害)の罪に問われた山口県の70代女性被告に、言い渡した。裁判所は県警が虚偽を含む調書を作成したことを認定し、捜査の違法性を指摘した。判決理由で、被害車両を運転していた当時60代の男性が山口県警の実況見分に立ち会わなかったことを裁判所は認定。その上で「あたかも男性が立ち会って説明したような、虚偽内容を含む実況見分調書を作成した。違法不当な捜査による誘導が介在した」と指摘した[6]
  • 2019年7月下旬 - 男性警部補(50代)が県内の海水浴場付近に止めた車内からビデオカメラで水着姿の女性を無断で撮影したなどとして、12月24日付で戒告の懲戒処分を受けた。男性警部補は数年前から商業施設路上で繰り返し女性を撮影していた。監察官室は「犯罪には該当しない」とした。男性警部補は同日依願退職[7]
  • 2020年3月5日 - 地域部地域運用課所属の男性巡査長(33歳)が3月5日午後7時過ぎに山口市内の国家公務員宿舎の空き部屋に忍び込んだため、住居侵入の現行犯で逮捕される。調べに対し、巡査長は容疑を認めている。本部長は6日の山口県議会で謝罪[8]
  • 2020年3月 - 山口地方裁判所周南支部で3月に言い渡された覚せい剤取締法違反事件の判決で、山口県警の男性巡査部長による捜査報告書の虚偽記載が認定され、裁判官が県警に「組織的な猛省が不可欠」と再発防止を求めた[9]
  • 2020年5月15日 - 警察署内の更衣室コンビニエンスストアなどで女性を盗撮したとして県迷惑行為防止条例違反と建造物侵入の疑いで県内の警察署に勤務する男性巡査長(20代)を書類送検、同日付で停職3カ月の懲戒処分とした。巡査長は容疑を認め、同日付で依願退職。監察官室によると、巡査長は「2016年12月ごろから約60回盗撮した」とのこと[10]。また、「被害者の特定につながる恐れがある」として監査官室は所属警察署を公表していない[11]
  • 2021年3月27日 - 県警高速隊の50歳代の男性隊員が、山口県周南市内の山陽自動車道上り線で交通取締りを行っていた際、交通違反切符などが入った鞄をパトカーの外に置いたままにした状態でパトカーを発進させた。その後置き忘れに気付いて元の現場に戻ったものの、中身の一部が路上に飛び出し、切符の一部が紛失した。このトラブルの影響で。回収や安全確保のために現場周辺で速度制限が実施される事態となった[12]
  • 2021年10月15日 - 検視した遺体の画像などの捜査情報を不倫関係にあった女性に流出したとして、地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで県警本部に勤務する男性警部(40代)を書類送検、同日付で停職6カ月の懲戒処分とした。警部は同日付で依願退職した[13]

脚注編集

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出典編集

  1. ^ 山口県警察学校 | 山口県警察” (日本語). 山口県警察. 2018年10月23日閲覧。
  2. ^ “わいせつ行為で警官を懲戒 山口県警、部下の女性に”. 日本経済新聞. 共同通信. (2012年3月17日). https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1702H_X10C12A3000000/?s=5 2021年7月21日閲覧。 
  3. ^ 根本, 晃 (2017年10月16日). “警部を酒気帯び容疑で書類送検 前夜はしご酒 山口県警”. 朝日新聞. https://www.asahi.com/articles/ASKBJ6J0XKBJTZNB01G.html 2021年7月21日閲覧。 
  4. ^ a b “山口20代女性巡査がアプリで複数男性と不適切交際”. 日刊スポーツ. (2019年4月17日). https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201904170000275.html 2021年7月21日閲覧。 
  5. ^ “女性巡査「生活のため」副業禁止破りデリヘル なぜ“身バレ”した?”. 東京スポーツ. (2019年2月1日). https://www.tokyo-sports.co.jp/social/1266484/ 2021年7月21日閲覧。 
  6. ^ “山口県警調書で虚偽認定 衝突事故、女性に無罪判決”. 産経新聞. (2019年11月1日). https://www.sankei.com/article/20191101-UKNBUEZQAJIJRA6M7UP6XHUIPE/ 2021年7月21日閲覧。 
  7. ^ “水着姿を無断撮影し戒告 山口県警の男性警部補”. 産経新聞. (2020年1月17日). オリジナルの2020年7月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200719182900/https://www.sankei.com/region/news/200117/rgn2001170039-n1.html 2021年7月21日閲覧。 
  8. ^ “警察官を住居侵入の疑いで逮捕”. NHKニュース. (2020年3月6日). オリジナルの2020年7月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200719070338/https://www1.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20200306/4060005131.html 2021年7月21日閲覧。 
  9. ^ 平塚, 裕介 (2020年6月16日). “裁判官が「山口県警は組織的猛省を」と促す 捜査報告書虚偽記載認定”. 毎日新聞. オリジナルの2020年6月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200624040219/https://mainichi.jp/articles/20200616/k00/00m/040/202000c 2021年7月21日閲覧。 
  10. ^ “男性巡査長を書類送検 女子更衣室の盗撮容疑―山口県警”. 時事通信. (2020年5月15日). オリジナルの2020年7月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200719215637/https://www.jiji.com/jc/article?k=2020051501163&g=soc 2021年7月21日閲覧。 
  11. ^ “盗撮「60回」巡査長停職、山口”. 共同通信. (2020年5月15日). オリジナルの2021年2月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210219093614/https://this.kiji.is/633988918117893217 2021年7月21日閲覧。 
  12. ^ “取り締まり中のパトカー、交通切符入りカバン置き忘れて発進…一部紛失”. 読売新聞. (2021年4月18日). https://www.yomiuri.co.jp/national/20210417-OYT1T50155/ 2021年7月21日閲覧。 
  13. ^ 「興味を…」不倫女性に遺体画像送信 警部を処分”. 産経新聞 (2021年10月15日). 2021年10月16日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集