東急テクノシステム
東急テクノシステム株式会社 (とうきゅうテクノシステム、 TOKYU TECHNO SYSTEM CO., LTD )は、1940年(昭和15年)に設立された東急のグループ会社。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒211-0067 神奈川県川崎市中原区今井上町11番21号 |
本店所在地 |
〒211-0067 神奈川県川崎市中原区今井上町11番21号 |
設立 | 1940年(昭和15年)3月20日 |
業種 | 輸送用機器 |
法人番号 | 8020001069785 |
事業内容 | 建築物保守・鉄道車両改造、および付帯事業 |
代表者 | 村田 和夫(代表取締役社長) |
資本金 | 4億8,000万円 |
純利益 |
7億9,650万4,000円 (2024年3月期)[1] |
総資産 |
170億8,057万3,000円 (2024年3月期)[1] |
従業員数 | 499名(2023年3月末現在)[2] |
外部リンク | https://www.tokyu-techno.co.jp/ |
概要
編集1940年当時、東急電鉄の前身である東京横浜電鉄は、合併・事業拡大にともない鉄道車両・自動車が増加していた。そのため東京横浜電鉄から修理・改造を請け負うことを目的に、1940年(昭和15年)3月20日、東横車輛工事株式会社の社名で設立された。
1954年(昭和29年)12月22日、日本モーターを合併、同時に東横車輛工業へ社名を変更した。社名はその後、1973年(昭和48年)4月には東横車輛電設、2008年(平成20年)3月20日には東急テクノシステムへ変更された。
鉄道車両の改造・整備、バス車両の整備および車体の更新改造、鉄道施設や駅ビル・商業施設などの電気工事などを事業の中心としている[3]。過去には鉄道車両の製作技術を生かした高速道路の料金所ブースも主力製品の一つであったが、現在は撤退している。
中原工場では、主に自動車にかかわる業務を担当し、バス車両の整備、車体の二次架装・更新改造、特装車や福祉自動車・幼稚園バスの製作、レストアなどを行う。東急バスの車両の車体更新(車体再生)、他社譲渡用車両の改造を担当しており、また交通博物館の展示車両として、電車とバスの博物館や日野オートプラザで展示されている保存車両の改造なども手がけている[4]。
東急グループ以外のバス事業の車両では、富士急行の水陸両用バス「KABA」、はとバスの2階建てオープントップバス「オー・ソラ・ミオ」などの施工実績がある[5]。
長津田工場では、東急長津田車両工場(東急レールウェイサービス)や長津田検車区などと連携し、東急で廃車になった車両を譲渡するための改造や、車両更新工事などを請け負っている。特に他社譲渡改造に関しては、長津田工場の敷地内で行う場合が多く見られる。
事業所
編集車両改造実績
編集鉄道車両
編集長津田工場
編集- 東急5000系→長野電鉄2500系・熊本電気鉄道5000形・岳南鉄道5000系・福島交通モハ5000形・松本電気鉄道5000形・上田交通5000系
- 東急6000系電車 (初代)→弘南鉄道6000系
- 東急7000系→福島交通7000系・水間鉄道7000系・秩父鉄道2000系・弘南鉄道7000系
- 東急7200系→十和田観光電鉄7200系
- 東急7700系→十和田観光電鉄7700系
- 東急8000系→伊豆急行8000系
- 東急8500系→長野電鉄8500系・秩父鉄道7000系
- 東急8090系→秩父鉄道7500系・7800系
- 東急1000系→上田電鉄1000系・6000系・伊賀鉄道200系・一畑電車1000系・福島交通1000系
- 相鉄モヤ700系701
出張工事
編集バス車両
編集中原工場での施工実績の一例。
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近鉄バス「OSAKA SKY VISTA」(旧塗装時代、のちに赤基調の塗装に変更)
脚注
編集- ^ a b 東急テクノシステム株式会社 第120期決算公告
- ^ https://www.tokyu-techno.co.jp/about/corporate/
- ^ a b 事業案内 製品・サービス・技術 東急テクノシステム 公式サイト
- ^ バス関連事業 バス車両改造・整備 東急テクノシステム 公式サイト
- ^ 施工事例紹介 バス車両の実例 東急テクノシステム 公式サイト