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桂川駅 (福岡県)

日本の福岡県嘉穂郡桂川町にある九州旅客鉄道の駅

桂川駅(けいせんえき)は、福岡県嘉穂郡桂川町大字豆田にある、九州旅客鉄道(JR九州)のである[1]。駅番号はJC11JG01

桂川駅*
駅舎(2016年10月)
駅舎(2016年10月)
けいせん
Keisen
所在地 福岡県嘉穂郡桂川町大字豆田[1]131-6
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
電報略号 ケイ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
1,876人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1901年明治34年)12月9日[1]
乗入路線 2 路線
所属路線 JCJG筑豊本線**
駅番号 JC  11 JG  01 
キロ程 45.3km(若松起点)
JC12 天道 (3.0km)
(2.8km) 上穂波 JG02
所属路線 JC篠栗線**
駅番号 JC  11 
キロ程 0.0km(桂川起点)
(3.2km) 筑前大分 JC10►
備考 業務委託駅
みどりの窓口
* 1940年に長尾駅から改称[1]
** 筑豊本線天道方および篠栗線は「福北ゆたか線」の愛称で直通運転実施。筑豊本線上穂波方は「原田線」の愛称あり。
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東海道本線桂川駅(かつらがわえき)と区別するため、当駅発着の切符には「(筑)桂川」と印字される。

目次

概要編集

筑豊本線所属線[2]とし、当駅を起点とする篠栗線を加えた2路線が乗り入れている。

筑豊本線においては当駅が運行上の境界駅となっている。当駅から折尾駅方面は篠栗線と共に電化され、「福北ゆたか線」の愛称で一体運転が行われており、1時間あたり快速列車が2本、普通列車が1 - 2本と本数も多い。一方、当駅から原田駅方面は非電化で、「原田線」の愛称が付けられているが、こちらは1日に普通列車が8往復のみの運転である。

歴史編集

計画段階では上穂波村長尾地区(現在の飯塚市)に駅が開設される予定であったが[3]、資金不足等により現在の位置に九州鉄道長尾駅として開設され、「長尾」の地名を駅に冠した。背景に地元有力政治家の圧力があったとされる[4][3]

石炭産業が盛んだった頃は、当駅から日鉄鉱業嘉穂鉱業所大分坑や麻生鉱業豆田炭鉱へ専用線が伸びていたが、いずれも閉山とともに廃止された。なお大分坑への専用線の一部は、現在の篠栗線となっている。

1940年(昭和15年)12月1日に桂川駅と改称された[3]。長らく博多駅方面へ向かうには、原田駅で乗換を要する1時間以上の道のりであったが、1968年(昭和43年)5月25日に当駅を終点とする篠栗線が開通して気動車による運行となると、一挙に所要時間は半減された[3][5]。さらに、篠栗線を上山田線臼井駅まで延長し、未成に終わった油須原線を通じて最終的に苅田港駅へと向かう一大横断ルートを新設する構想もあったが、上山田線の延伸が実現した程度にとどまった[6]。2001年(平成13年)には篠栗線と筑豊本線の当駅より東側が電化されて、博多駅までは最短25分となった[5]

従来、駅の北側からのみ駅を利用することができたが、国道200号から駅南側にアクセスできる道路の整備が進められ、2018年度(平成30年度)から駅南北を結ぶ自由通路および新しい駅舎を建設する工事が始まることになっている。自由通路はエレベーターを装備してバリアフリー対策もなされ、2階建ての駅舎に直接出入りすることもできるようになり、駅南側からも容易に利用することができるようになる計画である[7]

年表編集

駅構造編集

 
2番線に止まっているキハ31形気動車。奥からは福北ゆたか線用の813系電車が入線して来ている。

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の合わせて2面3線を有する地上駅[9]。駅南側に保線車両留置用の側線がある[9]。基本的には1番のりばを新飯塚・直方方面、2番のりばを原田線、3番のりばを筑前大分・博多方面が使用するが、当駅始発の上り始発列車は、直方から回送して運用するため、折り返しが可能である2番のりばを使用する。また、福北ゆたか線の列車の一部は、緩急接続のために2番のりばを使用する場合がある。 互いのホームは跨線橋で連絡している。福北ゆたか線電化に伴う電車乗入れに際し非電化の原田線の発着に利用されている2番ホームも嵩上げされ、原田線で運行されている気動車では通常とは逆に車輛のステップよりもホームが高くなるような段差が発生することとなった。そのため、ホームには利用客に乗降時の注意を促す看板が設置されている。 時期は不明だが中線の架線の一部(2両編成のパンタグラフ停車位置)が補強されている。

JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅で、みどりの窓口がある。自動改札機が設置されている。福北ゆたか線方面はSUGOCAの利用区間となっている。原田線についてはエリア外のため途中駅での乗降はできないが、原田駅から直接、鳥栖二日市方面へ利用の場合のみSUGOCAが利用可能である[10]

駅舎に隣接して「コラボ倶楽部」というパン・菓子・飲料なども販売している電器店があり、改札内(1番ホーム)から利用することも可能である[11]

のりば編集

のりば 路線 方向 行先 備考
1 JC福北ゆたか線 上り 新飯塚直方方面 一部2番のりば[12]
2 JG原田線 - 上穂波原田方面  
3 JC福北ゆたか線 下り 篠栗博多方面 一部2番のりば[12]

利用状況編集

2017年(平成29年)度の1日平均乗車人員1,876人であり、JR九州の駅としては第97位である[13]

近年の1日平均乗車人員は下表のとおりである。

年度別1日平均乗車人員
年度 1日平均
乗車人員
2016年(平成28年) 1,881
2017年(平成29年) 1,876

駅周辺編集

当駅は桂川町の中心部から2 kmほど離れた町外れの場所にある。筑豊本線と篠栗線が分岐する拠点の駅として、自家用車で駅までアクセスして鉄道を利用する旅客が多く、朝晩の通勤時間帯には駅周辺が混雑する[14]。駅前は数軒の小規模商店と民家が点在する程度で閑散としている。駅前にはタクシーが常駐し、また桂川町中心部・飯塚市・嘉麻市方面、また福岡県立嘉穂総合高等学校などへバスが運行されている。

  • 王塚古墳 - 北へ約800m[9]
  • 国道200号
  • 福岡県道444号豆田稲築線
  • 豆田公民館
  • 豆田団地
  • 長尾東団地
  • やぶれ饅頭
  • カフェマメタ

バス路線編集

以下の4事業者の桂川駅バス停がある。4事業者とも駅舎東側のロータリー内にバス停がある。

隣の駅編集

九州旅客鉄道
JC福北ゆたか線[15]
快速・普通
天道駅 (JC12) - 桂川駅 (JC11) - 筑前大分駅 (JC10)
JG原田線(筑豊本線原田方面)
桂川駅 (JG01) - 上穂波駅 (JG02)

脚注編集

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  1. ^ a b c d e f 『週刊JR全駅・全車両基地』第7号、朝日新聞出版、2012年9月23日、 21頁。
  2. ^ 1998、『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』、JTB ISBN 978-4533029806
  3. ^ a b c d e f 弓削信夫『福岡県JR全駅』葦書房、1993年10月15日、159-161頁。ISBN 4751205293
  4. ^ 日鉄嘉穂鉱業史より[要文献特定詳細情報]
  5. ^ a b 桂川町制70周年記念誌 21ページ (PDF)”. 桂川町. 2017年12月21日閲覧。
  6. ^ 鶴通孝「日本縦断各駅停車 第5章 門司港から下る2」『鉄道ジャーナル』第492号、鉄道ジャーナル社、2007年10月、 68 - 81頁。
  7. ^ 広報けいせん2017年12月号 (PDF)”. 桂川町. pp. 2 - 4. 2017年12月21日閲覧。
  8. ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2009年3月3日) 
  9. ^ a b c 『週刊JR全駅・全車両基地』第8号、朝日新聞出版、2012年9月30日、 22頁。
  10. ^ SUGOCAのカード内残額利用乗車の場合 九州旅客鉄道、2016年10月5日閲覧。
  11. ^ 故郷の駅で1軒の店を始めた男性 - ニッポン放送 上柳昌彦のお早うGoodDay! 2009年4月13日
  12. ^ a b 福北ゆたか線(上り・下り)の一部や、かいおうとの緩急接続に使用
  13. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2017年度) (PDF)”. 九州旅客鉄道. 2019年3月7日閲覧。
  14. ^ 桂川町制70周年記念誌 22ページ (PDF)”. 桂川町. 2017年12月21日閲覧。
  15. ^ 正式路線名称は、筑豊本線(折尾駅 - 当駅間)および篠栗線(当駅 - 吉塚駅間)。

関連項目編集

外部リンク編集

  • 桂川駅(駅情報) - 九州旅客鉄道