楢崎教子

日本の元柔道選手、指導者

楢崎 教子(ならざき のりこ、(旧姓:菅原)1972年9月27日 - )は、岩手県生まれ、神奈川県大和市出身の元柔道選手。柔道指導者。福岡教育大学専任講師筑波大学大学院体育学修士課程修了。身長157cm。得意技は体落と寝技[1]

獲得メダル
日本の旗 日本
柔道
オリンピック
1996 アトランタ 52kg級
2000 シドニー 52kg級
世界柔道選手権
1999 バーミンガム 52kg級
アジア大会
1994 広島 56kg級

経歴編集

両親がそれぞれ岩手県藤沢町千厩町の出身で、生まれて間もない頃から幼稚園に入学するまでの約3年間を母親の実家がある千厩町で育つ。柔道は4歳の頃から父親の主宰する菅原道場(神奈川県大和市)にて指導を受ける。日本大学藤沢高等学校卒業後、筑波大学へ進学。大学卒業後に株式会社ダイコロへ入社。

1996年アトランタオリンピックでは菅原姓で銅メダルを獲得。アトランタオリンピックの8ヶ月後に筑波大学の1年先輩の楢崎兼司と結婚。翌月には筑波大学大学院に進学し、学問を続けながらの新婚生活だった。

第一線を離れていたが「まだ燃え尽きていない」と復帰し、1999年バーミンガム世界選手権で優勝。日本柔道界では初めて「主婦」として出場した2000年シドニーオリンピックでは銀メダルを獲得した。

シドニーオリンピック後に引退し、2001年4月から文教大学女子短期大学部専任講師に就任。2003年から1年間日本オリンピック委員会(JOC)在外研修員としてアメリカ合衆国ネブラスカ州オマハにて研修を受ける。2005年に文教大学を退職し、同年からアメリカ合衆国コロラド州ボルダーへ移住し柔道指導者として活動。ナショナルトレーニングセンター(NTC)勤務(2008年)を経て、2010年の春からは福岡教育大学保健体育講座専任講師に就任[2]

戦績編集

(52kg級での成績)

(これ以降は57kg級での成績)

(これ以降は再び52kg級での成績)

脚注編集

関連項目編集

外部リンク編集