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オリンピックの柔道競技

歴史編集

実施階級編集

1964年の東京オリンピックでは4階級で実施されたが、その後階級が増え、1988年ソウルオリンピックから男女とも7階級で実施されている。ただし、同一階級ではあるものの選手の大型化が進み徐々に体重制限の上限が大きくなっている。

男子編集

1964 1972-1976 1980-1984 1988-1992 1996-
無差別
重量級
80 kg超
重量級
93 kg超
重量級
95 kg超
重量級
100 kg超
軽重量級
100 kg以下
軽重量級
95 kg以下
軽重量級
93 kg以下
中量級
90 kg以下
中量級
86 kg以下
軽中量級
81 kg以下
中量級
80 kg以下
中量級
80 kg以下
軽中量級
78 kg以下
軽量級
73 kg以下
軽量級
71 kg以下
軽中量級
70 kg以下
軽量級
68 kg以下
軽軽量級
66 kg以下
軽軽量級
65 kg以下
軽量級
63 kg以下
超軽量級
60 kg以下
4 6 8 7 7

女子編集

1992-1996 2000-
重量級
72 kg超
重量級
78 kg超
軽重量級
78 kg以下
軽重量級
72 kg以下
中量級
70 kg以下
中量級
66 kg以下
軽中量級
63 kg以下
軽中量級
61 kg以下
軽量級
57 kg以下
軽量級
56 kg以下
軽軽量級
52 kg以下
超軽量級
48 kg以下
7 7

無差別級の廃止編集

1980年のモスクワオリンピックの際、IOCが無差別級を廃止すると決定したことに、同年7月31日国際柔道連盟(IJF)は撤回を要求した[4]。1980年10月30日に開かれたIOC理事会に、IJF会長の松前重義が出席し、無差別級の廃止を撤回するよう求めたところ、サマランチは翌年開かれるIOC総会に提案することを約束した[5]。1981年10月1日に西ドイツバーデンバーデンで開かれたIOC総会で、1984年のロサンゼルスオリンピックで無差別級が実施されることが決定した[6]。その後、1986年のIOC理事会で1988年のソウルオリンピックより、スーパーライト級を新設し、無差別級を廃止することが決定された[7]

各国のメダル数編集

順位 国・地域
1   日本 (JPN) 39 19 26 84
2   フランス (FRA) 14 10 25 49
3   韓国 (KOR) 11 16 16 43
4   中国 (CHN) 8 3 11 22
5   キューバ (CUB) 6 14 16 36
6   ソビエト連邦 (URS) 5 5 13 23
7   ロシア (RUS) 5 4 7 16
8   イタリア (ITA) 4 4 7 15
9   ブラジル (BRA) 4 3 15 22
10   オランダ (NED) 4 2 17 23
11   ポーランド (POL) 3 3 2 8
12   ドイツ (GER) 3 2 13 18
13   ジョージア (GEO) 3 2 3 8
14   スペイン (ESP) 3 1 2 6
15   アメリカ合衆国 (USA) 2 4 8 14
16   北朝鮮 (PRK) 2 2 4 8
17   オーストリア (AUT) 2 2 1 5
18   ベルギー (BEL) 2 1 9 12
19   スロベニア (SLO) 2 0 3 5
20   EUN (EUN) 2 0 2 4
21   西ドイツ (FRG) 1 4 3 8
22   ハンガリー (HUN) 1 3 5 9
23   モンゴル (MGL) 1 3 4 8
24   東ドイツ (GDR) 1 2 6 9
25   ルーマニア (ROU) 1 2 3 6
26   アゼルバイジャン (AZE) 1 2 1 4
27   スイス (SUI) 1 1 2 4
28   アルゼンチン (ARG) 1 0 1 2
  ベラルーシ (BLR) 1 0 1 2
  ギリシャ (GRE) 1 0 1 2
  トルコ (TUR) 1 0 1 2
32   チェコ (CZE) 1 0 0 1
  コソボ (KOS) 1 0 0 1
34   イギリス (GBR) 0 8 11 19
35   ウズベキスタン (UZB) 0 2 4 6
36   カナダ (CAN) 0 2 3 5
37   カザフスタン (KAZ) 0 2 1 3
38   イスラエル (ISR) 0 1 4 5
39   ブルガリア (BUL) 0 1 2 3
  ウクライナ (UKR) 0 1 2 3
41   アルジェリア (ALG) 0 1 1 2
  コロンビア (COL) 0 1 1 2
  エジプト (EGY) 0 1 1 2
  東西統一ドイツ (EUA) 0 1 1 2
45   スロバキア (SVK) 0 1 0 1
46   エストニア (EST) 0 0 3 3
47   オーストラリア (AUS) 0 0 2 2
  ポルトガル (POR) 0 0 2 2
  ユーゴスラビア (YUG) 0 0 2 2
50   チェコスロバキア (TCH) 0 0 1 1
  アイスランド (ISL) 0 0 1 1
  キルギス (KGZ) 0 0 1 1
  ラトビア (LAT) 0 0 1 1
  タジキスタン (TJK) 0 0 1 1
  アラブ首長国連邦 (UAE) 0 0 1 1
Total 137 136 274 547

個人記録編集

メダル編集

Category 男子 女子
最多優勝 3回 2回
最多メダル 4個 5個
最年少金メダリスト
最年少メダリスト
最年長金メダリスト
最年長メダリスト

金メダル獲得選手上位一覧編集

順位  選手 国籍 金メダル 銀メダル 銅メダル 総計
1 野村忠宏   日本 3 0 0 3
2 谷亮子   日本 2 2 1 5
3 テディ・リネール   フランス 2 0 1 3
ダビド・ドゥイエ   フランス 2 0 1 3
5 斉藤仁   日本 2 0 0 2
内柴正人   日本 2 0 0 2
上野雅恵   日本 2 0 0 2
谷本歩実   日本 2 0 0 2
ウィレム・ルスカ   オランダ 2 0 0 2
ペーター・ザイゼンバッハー   オーストリア 2 0 0 2
バルデマール・レジェン   ポーランド 2 0 0 2
セン東妹   中国 2 0 0 2
ケイラ・ハリソン   アメリカ合衆国 2 0 0 2

(出典[8]JudoInside.com)。

オール一本勝ちで優勝した選手編集

階級  優勝選手  国籍 試合内容
東京オリンピック(1964年) 1名
男子軽量級 中谷雄英   日本 5試合全て一本勝ち
ミュンヘンオリンピック(1972年) 1名
男子軽中量級 野村豊和   日本 5試合全て一本勝ち
モントリオールオリンピック(1976年) 0名
モスクワオリンピック(1980年) 0名
ロサンゼルスオリンピック(1984年) 2名
男子86 kg級 ペーター・ザイゼンバッハー   オーストリア 5試合全て一本勝ち
男子無差別 山下泰裕   日本 4試合全て一本勝ち
ソウルオリンピック(1988年) 1名
女子72 kg級(公開競技) イングリッド・ベルグマンス   ベルギー 3試合全て一本勝ち
バルセロナオリンピック(1992年) 1名
男子78 kg級 吉田秀彦   日本 6試合全てを合技を含まない純粋な一本勝ち
アトランタオリンピック(1996年) 1名
女子66 kg級 曺敏仙   韓国 5試合全て一本勝ち
シドニーオリンピック(2000年) 1名
男子100 kg級 井上康生   日本 総合勝ちを含めて5試合全て一本勝ち
アテネオリンピック(2004年) 3名
男子66 kg級 内柴正人   日本 5試合全てを異なる立ち技で一本勝ち
女子63 kg級 谷本歩実   日本 棄権勝ちを含めて5試合全て一本勝ち
女子78 kg超級 塚田真希   日本 4試合全て一本勝ち
北京オリンピック(2008年) 1名
女子63 kg級 谷本歩実   日本 4試合全て一本勝ち
ロンドンオリンピック(2012年) 0名
リオデジャネイロオリンピック(2016年) 1名
女子78 kg級 ケイラ・ハリソン   アメリカ合衆国 4試合全て一本勝ち

脚注編集

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  1. ^ a b c d e 嘉納行光川村禎三中村良三醍醐敏郎竹内善徳『柔道大事典』佐藤宣践(監修)、アテネ書房、日本 東京(原著1999年11月)、19頁。ISBN 4871522059。「オリンピックの柔道競技」
  2. ^ ロンドンオリンピック出場資格概要(国際柔道連盟) (PDF)
  3. ^ 東京五輪の新種目決定 柔道男女3人の「団体」など
  4. ^ 柔道無差別級廃止 IJF撤回要求へ 読売新聞 1980年8月1日夕刊2ページ
  5. ^ 無差別級存続、望み IOC会長、再検討約束 読売新聞 1980年10月31日朝刊17ページ
  6. ^ ロス五輪 新種目が16 女子マラソン決定 柔道無差別級も復活 読売新聞 1981年10月2日夕刊14ページ
  7. ^ 無差別級廃止でSライト新設 ソウル五輪柔道
  8. ^ judobase.org

関連項目編集

外部リンク編集