清水谷 薫(しみすだに かおる、1934年昭和9年〉3月31日 - 1961年[1])は、日本の元女優である[2]。実妹は宝塚歌劇団万里弥生[3]

しみずだに かおる
清水谷 薫
本名 福井 睦子(ふくい むつこ)
別名義 清水谷 洋子(しみずだに ようこ)
生年月日 (1934-03-31) 1934年3月31日
没年月日 1961年
出生地 日本の旗 日本 大阪府大阪市
職業女優
ジャンル 映画
活動期間 1954年 - 1960年
配偶者 須川栄三
主な作品
強盗と判官
花の渡り鳥
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来歴・人物 編集

大阪府大阪市生まれ。1952年昭和27年)大阪府立清水谷高等学校を卒業[4]1954年3月に東京映画東宝の関連)入社。出身高校から名付けた「清水谷洋子」の芸名で、「風立ちぬ」(堀辰雄原作、島耕二監督)でデビュー。「あんみつ姫」「赤いカンナの花咲けば」「忘れじの人」などに出演した[5]

1955年10月、大映の誘いで移籍し「清水谷薫」と改名。京都撮影所に所属し、同年の「怪盗と判官」で、市川雷蔵遠山金四郎役)や勝新太郎鼠小僧次郎吉役)と共演。翌年「花の渡り鳥」では、長谷川一夫演じる主人公(榛名の清太郎)の元恋人で、市川雷蔵(佐吉)の妻(おしの)役を演じた。その後東京撮影所へ移籍。「姿なき一〇八部隊」「くちづけ」「暖流」「白鷺」などに出演した[6][4]

1959年日活へ移籍。「脅迫の影」「キャンパス110番より 学生野郎と娘たち」などに出演した。

須川栄三監督と結婚 編集

映画監督須川栄三と結婚したが、睡眠薬を服用して急死したといい、脚本家白坂依志夫は「葬式に駆け付けると、誇大妄想癖が少しあった(劇作家の)寺山修司が、私(白坂)の横にいてささやいた。“須川の奴、モテ余して殺したんだよ。あの奥さんを”」と書いている(月刊誌シナリオ2008年6月号別冊)。

出演作品 編集

映画 編集

「清水谷 洋子」名 [7]

「清水谷 」名 [8]

関連項目 編集

脚注 編集