ジャパンラグビートップリーグ2009-2010

ジャパンラグビートップリーグ2009-20102009年9月4日から2010年1月9日までレギュラーシーズンが行われた。

ジャパンラグビートップリーグ2009-2010
日程 2009年9月4日 - 2010年1月9日
優勝 東芝ブレイブルーパス (5回目)
準優勝 三洋電機ワイルドナイツ
降格 ホンダヒート
九州電力キューデンヴォルテクス
最多得点選手 田邉淳 (191)
最多トライ選手 小野澤宏時 (14)

リーグ1位は三洋電機ワイルドナイツであったが、プレーオフトーナメントではリーグ3位の東芝ブレイブルーパスが優勝した。なおこの年からプレーオフは協賛スポンサーがなくなり、単に「トップリーグプレーオフトーナメント」の名称に変更された。

参加チーム 編集

ジャパンラグビートップリーグ2009-2010の参加チームは下表の通りである(記載は前年レギュラーシーズンの成績上位順)。

昨シーズンの結果、日本IBMビッグブルー横河武蔵野アトラスターズ(ともにトップイーストリーグ)が地域リーグに降格し、リコーブラックラムズホンダヒートが地域リーグから昇格した。

チーム名 前年成績 備考
東芝ブレイブルーパス トップリーグ 1位
マイクロソフトカップ 優勝
三洋電機ワイルドナイツ トップリーグ 2位
サントリーサンゴリアス トップリーグ 3位
神戸製鋼コベルコスティーラーズ トップリーグ 4位
NECグリーンロケッツ トップリーグ 5位
クボタスピアーズ トップリーグ 6位
ヤマハ発動機ジュビロ トップリーグ 7位
トヨタ自動車ヴェルブリッツ トップリーグ 8位
近鉄ライナーズ トップリーグ 9位
コカ・コーラウエストレッドスパークス トップリーグ 10位
福岡サニックスブルース トップリーグ 11位 残留(トップリーグ入替戦勝利)
九州電力キューデンヴォルテクス トップリーグ 12位 残留(トップリーグ入替戦勝利)
リコーブラックラムズ トップイースト11 優勝 昇格(トップチャレンジ1 1位)
2シーズンぶりの復帰
ホンダヒート トップウェスト 優勝 昇格(トップチャレンジ1 2位)
初昇格

順位表 編集

順位 チーム 試合 得点 失点 得失 勝点
1 三洋電機ワイルドナイツ 13 12 1 0 534 175 359 59 プレーオフトーナメント、日本選手権
2 サントリーサンゴリアス 13 11 2 0 570 195 375 58
3 東芝ブレイブルーパス 13 10 0 3 436 276 160 52
4 トヨタ自動車ヴェルブリッツ 13 10 1 2 394 219 175 48
5 神戸製鋼コベルコスティーラーズ 13 7 1 5 343 303 40 38 日本選手権出場決定トーナメント
6 クボタスピアーズ 13 6 0 7 313 339 -26 31
7 福岡サニックスブルース 13 6 0 7 311 371 -60 31
8 コカ・コーラウエストレッドスパークス 13 7 0 6 299 448 -149 31
9 ヤマハ発動機ジュビロ 13 5 2 6 311 327 -16 30
10 NECグリーンロケッツ 13 4 0 9 224 280 -56 25
11 近鉄ライナーズ 13 4 1 8 218 348 -130 23 入替戦へ
12 リコーブラックラムズ 13 4 0 9 262 422 -160 19
13 ホンダヒート 13 1 0 12 255 464 -209 10 自動降格
14 九州電力キューデンヴォルテクス 13 0 0 13 199 502 -303 4

プレーオフトーナメント 編集

セミファイナル ファイナル
           
2010年1月24日 - 花園大阪    
 三洋電機ワイルドナイツ
(リーグ1位)
25
 トヨタ自動車ヴェルブリッツ
(リーグ4位)
21  
  2010年1月31日 - 秩父宮東京
 三洋電機ワイルドナイツ 0
   東芝ブレイブルーパス 6
2010年1月24日 - 秩父宮東京  
 東芝ブレイブルーパス
(リーグ3位)
35
 サントリーサンゴリアス
(リーグ2位)
24  

セミファイナル 編集

  • 1月24日 三洋電機ワイルドナイツ 25-21 トヨタ自動車ヴェルブリッツ
  • 1月24日 東芝ブレイブルーパス 35-24 サントリーサンゴリアス

ファイナル 編集

  • 1月31日 三洋電機ワイルドナイツ 0-6 東芝ブレイブルーパス

入替制度 編集

自動降格 編集

トップリーグの結果、13位ホンダヒートトップウェスト、14位九州電力キューデンヴォルテクストップキュウシュウへの自動降格が決定した。

トップリーグチャレンジシリーズ1 編集

順位 チーム 試合 得点 失点 得失 BP 勝点
1 NTTコミュニケーションズトップイーストリーグ 2 2 0 0 81 35 46 2 10 自動昇格
2 豊田自動織機トップウェスト 2 1 0 1 90 38 52 3 7
3 マツダブルーズーマーズトップキュウシュウ 2 0 0 2 0 98 -98 0 0 入替戦へ

以上の結果、1位NTTコミュニケーションズ、2位豊田自動織機がトップリーグに自動昇格、3位マツダブルーズーマーズのトップリーグ入替戦への出場が決定した。

トップリーグチャレンジシリーズ2 編集

順位 チーム 試合 得点 失点 得失 BP 勝点
1 横河武蔵野アトラスターズ(トップイーストリーグ) 2 2 0 0 110 40 70 2 10 入替戦へ
2 NTTドコモレッドハリケーンズ(トップウェスト) 2 1 0 1 160 29 131 2 6
3 中国電力(トップキュウシュウ) 2 0 0 2 17 218 -201 0 0

以上の結果、1位横河武蔵野アトラスターズのトップリーグ入替戦への出場が決定した。

トップリーグ入替戦 編集

規定により、トップリーグ11位近鉄ライナーズがトップチャレンジ2・1位の横河武蔵野アトラスターズと、トップリーグ12位リコーブラックラムズが、トップチャレンジ1・3位のマツダブルーズーマーズと入替戦を行った。

入替戦の結果、近鉄ライナーズリコーブラックラムズのトップリーグ残留が決定した。

表彰 編集

2009-2010シーズンの年間表彰式は、2010年2月1日グランドプリンスホテル新高輪で実施された。[1]

チーム表彰 編集

TOP LEAGUE 優勝チーム 編集

チーム名 備考
優勝 東芝ブレイブルーパス
準優勝 三洋電機ワイルドナイツ
第3位 サントリーサンゴリアス
第3位 トヨタ自動車ヴェルブリッツ

フェアプレーチーム賞 編集

チーム名 備考
コカ・コーラウエストレッドスパークス (初受賞)

ベストファンサービス賞 編集

チーム名 備考
神戸製鋼コベルコスティーラーズ (6年連続6回目)

個人表彰 編集

トップリーグMVP 編集

氏名 所属チーム 備考
大野均 東芝ブレイブルーパス (初受賞)

新人賞 編集

氏名 所属チーム
眞壁伸弥 サントリーサンゴリアス

最多トライゲッター 編集

氏名 所属チーム 備考
小野澤宏時 サントリーサンゴリアス 14トライ(初受賞)

得点王 編集

氏名 所属チーム 備考
田邉淳 三洋電機ワイルドナイツ 191得点(4T/48G/25PG)(初受賞)

ベストキッカー 編集

氏名 所属チーム 備考
田邉淳 三洋電機ワイルドナイツ 171得点(48G/25PG)(初受賞)

ベストホイッスル 編集

氏名 備考
相田真治 (2年連続3回目)

プレーオフトーナメントMVP 編集

氏名 所属チーム 備考
立川剛士 東芝ブレイブルーパス (初受賞)

ベストフィフティーン 編集

ポジション 氏名 所属チーム 備考
PR1 川俣直樹 三洋電機ワイルドナイツ (初受賞)
HO 堀江翔太 三洋電機ワイルドナイツ (初受賞)
PR3 畠山健介 サントリーサンゴリアス (2年連続2回目)
LO 大野均 東芝ブレイブルーパス (4年連続5回目)
LO 眞壁伸弥 サントリーサンゴリアス (初受賞)
FL スティーブン・ベイツ 東芝ブレイブルーパス (2年連続2回目)
FL 劉永男 三洋電機ワイルドナイツ (初受賞)
NO8 菊谷崇 トヨタ自動車ヴェルブリッツ (初受賞)
SH ジョージ・グレーガン サントリーサンゴリアス (初受賞)
SO デイビッド・ヒル 東芝ブレイブルーパス (2年連続2回目)
WTB 小野澤宏時 サントリーサンゴリアス (5年連続6回目)
WTB 北川智規 三洋電機ワイルドナイツ (4年連続4回目)
CTB 霜村誠一 三洋電機ワイルドナイツ (3年連続3回目)
CTB ライアン・ニコラス サントリーサンゴリアス (2年連続3回目)
FB 田邉淳 三洋電機ワイルドナイツ (2年ぶり2回目)

参照 編集