田原町駅 (東京都)
田原町駅(たわらまちえき)は、東京都台東区西浅草一丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)銀座線の駅である。駅番号はG 18。
田原町駅 | |
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2番出入口(2018年10月) | |
たわらまち Tawaramachi | |
◄G 17 稲荷町 (0.7 km) (0.8 km) 浅草 G 19► | |
所在地 | 東京都台東区西浅草一丁目1-18 |
駅番号 | G18 |
所属事業者 | 東京地下鉄(東京メトロ) |
所属路線 | ●銀座線 |
キロ程 | 0.8 km(浅草起点) |
電報略号 | タワ |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[メトロ 1]33,290人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)12月30日 |
備考 | 業務委託駅(メトロコマース) |
PASMO・Suicaエリアには「田原町」という駅は他に存在しないが、履歴表示・印字では「東京地下鉄」の「地」を会社区別の接頭辞とする「地田原町」と表記される。
歴史
編集- 1927年(昭和2年)12月30日:東京地下鉄道上野 - 浅草間開通と同時に開業。
- 1941年(昭和16年)9月1日:陸上交通事業調整法により東京地下鉄道が路線を帝都高速度交通営団(営団地下鉄)に譲渡。
- 2003年(平成15年)2月:業務委託駅となる。
- 2004年(平成16年)4月1日:営団地下鉄の民営化に伴い、東京地下鉄(東京メトロ)に継承される[1]。
- 2007年(平成19年)3月18日:ICカード「PASMO」の利用が可能となる[2]。
- 2015年(平成27年)6月16日:発車メロディを導入[3]。
- 2017年(平成29年)5月22日:ホームドア1・2番線ともに設置。
駅名の由来
編集駅を設置した当時の所在地は浅草区松清町であったが、最寄りに東京市電(後の都電)の田原町停留場があったため。
1965年(昭和40年)8月1日の住居表示実施により、浅草田原町は雷門一丁目に、当駅所在地の浅草松清町は西浅草一丁目に町名変更され、都電の停留場名も「浅草一丁目」に変更されたが、地下鉄の駅名はそのまま「田原町」となっている。なお、同停留場は1972年(昭和47年)11月に廃止された。
駅構造
編集相対式ホーム2面2線を有する地下駅。ホーム壁と天井の境目に各歌舞伎役者の家紋のレリーフが施されている。1番線の中央に車椅子対応のトイレが設置されている。改札内に地下連絡通路がある。
のりば
編集番線 | 路線 | 行先[4] |
---|---|---|
1 | 銀座線 | 渋谷方面 |
2 | 浅草ゆき |
(出典:東京メトロ:構内図)
-
3番出入口(2022年4月)
-
西浅草方面改札口(2018年8月)
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寿方面改札口(2020年1月)
-
ホーム(2018年1月)
発車メロディ
編集2015年(平成27年)6月16日に、スタマック制作の発車メロディ(発車サイン音)が導入されており[3]、1番線では岡村みどり、2番線では山口優が当駅向けに作曲したオリジナルのものが使用されている[5]。
利用状況
編集2023年度の1日平均乗降人員は33,290人であり[メトロ 1]、東京メトロ全130駅中105位。
近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表の通りである。
年度 | 1日平均 乗降人員[6] |
1日平均 乗車人員[7] |
出典 |
---|---|---|---|
1990年(平成 | 2年)14,121 | [* 1] | |
1991年(平成 | 3年)14,317 | [* 2] | |
1992年(平成 | 4年)14,444 | [* 3] | |
1993年(平成 | 5年)13,956 | [* 4] | |
1994年(平成 | 6年)13,477 | [* 5] | |
1995年(平成 | 7年)13,462 | [* 6] | |
1996年(平成 | 8年)13,559 | [* 7] | |
1997年(平成 | 9年)13,416 | [* 8] | |
1998年(平成10年) | 13,386 | [* 9] | |
1999年(平成11年) | 13,123 | [* 10] | |
2000年(平成12年) | 12,879 | [* 11] | |
2001年(平成13年) | 12,625 | [* 12] | |
2002年(平成14年) | [8]26,135 | 12,605 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [8]25,741 | 12,396 | [* 14] |
2004年(平成16年) | 26,730 | 12,581 | [* 15] |
2005年(平成17年) | 26,795 | 12,696 | [* 16] |
2006年(平成18年) | 26,279 | 12,575 | [* 17] |
2007年(平成19年) | 26,620 | 12,839 | [* 18] |
2008年(平成20年) | 26,522 | 12,805 | [* 19] |
2009年(平成21年) | 25,848 | 12,537 | [* 20] |
2010年(平成22年) | 26,319 | 12,808 | [* 21] |
2011年(平成23年) | 26,216 | 12,800 | [* 22] |
2012年(平成24年) | 27,789 | 13,472 | [* 23] |
2013年(平成25年) | 28,865 | 14,101 | [* 24] |
2014年(平成26年) | 29,170 | 14,247 | [* 25] |
2015年(平成27年) | 31,126 | 15,238 | [* 26] |
2016年(平成28年) | 32,228 | 15,814 | [* 27] |
2017年(平成29年) | 33,317 | 16,400 | [* 28] |
2018年(平成30年) | 34,663 | 17,156 | [* 29] |
2019年(令和元年) | 34,372 | 17,014 | [* 30] |
2020年(令和 | 2年)[メトロ 2]20,281 | ||
2021年(令和 | 3年)[メトロ 3]21,963 | ||
2022年(令和 | 4年)[メトロ 4]27,273 | ||
2023年(令和 | 5年)[メトロ 1]33,290 |
駅周辺
編集当駅はいわゆる浅草地区の西部、東京都道462号蔵前三ノ輪線(国際通り)と交わる寿四丁目交差点の西側の東京都道463号上野月島線(浅草通り)地下に位置する。低・中層ビルが密集する中に東本願寺を筆頭とする寺院が多く存在しており、その関係で仏具店なども多い。また、飲食店も多数立地している。当駅の真下を首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスが横切るものの駅はない。
バス路線
編集最寄りのバス停留所は浅草寿町、田原町駅、浅草田原町の3停留所である。以下の路線が乗り入れ、東京都交通局、京成バス、京成タウンバス、日立自動車交通、日の丸自動車興業により運行されている。
浅草寿町
編集停留所が複数に分かれており、国際通り上に1・4、浅草通り上に2・3・5の各乗場が置かれている。
乗場 | 系統 | 行先 | 運行事業者 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 上23 | 平井駅 | ■都営バス | |
草39 | 金町駅 | 平日日中は上野松坂屋始発 | ||
草41 | 足立梅田町 | |||
草43 | 足立区役所・千住車庫(旧道側) | 土曜・休日のみ(平日は浅草一丁目から利用) | ||
2 | 上46 | 南千住駅東口・南千住車庫 | ||
3 | 上23・上46・草39 | 上野松坂屋 | 草39は平日日中のみ運行 | |
4 | 草43 | 浅草雷門 | 土曜・休日はここで終点 | |
草39・草41・草63 | 降車専用 | 草39は平日日中は3番のりばにて乗降扱いを行う | ||
5 | 草24 | 亀戸駅・東大島駅 | ||
有01 | 亀有駅 | ■京成タウンバス | 土曜・休日のみ運行 | |
新小59 | 新小岩駅 | 土曜・休日のみ運行 |
田原町駅
編集雷門一丁目
編集浅草田原町
編集隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ 『「営団地下鉄」から「東京メトロ」へ』(プレスリリース)営団地下鉄、2004年1月27日。オリジナルの2006年7月8日時点におけるアーカイブ 。2020年3月25日閲覧。
- ^ 『PASMOは3月18日(日)サービスを開始します ー鉄道23事業者、バス31事業者が導入し、順次拡大してまいりますー』(PDF)(プレスリリース)PASMO協議会/パスモ、2006年12月21日。オリジナルの2020年5月1日時点におけるアーカイブ 。2020年5月5日閲覧。
- ^ a b 『神田駅「お祭りマンボ」採用 銀座線の発車メロディを拡大します。』(PDF)(プレスリリース)東京地下鉄、2015年5月14日。オリジナルの2018年6月30日時点におけるアーカイブ 。2020年3月7日閲覧。
- ^ “田原町駅 時刻表”. 東京メトロ. 2024年4月22日閲覧。
- ^ “【 news 】東京メトロ銀座線 発車メロディ”. Manual of Errors Artists. マニュアル・オブ・エラーズ・アーティスツ. 2019年12月27日閲覧。
- ^ レポート - 関東交通広告協議会
- ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
- ^ a b 瀬ノ上清二「輸送と運転 近年の動向」『鉄道ピクトリアル』 55巻、3号、電気車研究会、2005年3月10日、31頁。ISSN 0040-4047。
- 東京地下鉄の1日平均利用客数
- ^ a b c “各駅の乗降人員ランキング”. 東京地下鉄. 2024年6月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗降人員ランキング(2020年度)”. 東京地下鉄. 2023年6月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗降人員ランキング(2021年度)”. 東京地下鉄. 2023年6月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗降人員ランキング(2022年度)”. 東京地下鉄. 2024年6月24日閲覧。
- 東京都統計年鑑
- ^ 東京都統計年鑑(平成2年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成3年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成30年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成31年・令和元年)