藤崎マーケット

日本のお笑いコンビ
藤原時から転送)

藤崎マーケット(ふじさきマーケット)は、吉本興業大阪本社所属のお笑いコンビ大阪NSC26期生。

藤崎ふじさきマーケット
メンバー 田崎佑一
トキ
結成年 2005年
事務所 吉本興業
活動時期 2005年 -
出身 NSC大阪校26期
出会い NSC
旧コンビ名 チーム有酸素倶楽部
エージェント(田崎)
現在の活動状況 テレビ・ライブなど
芸種 コント漫才など
ネタ作成者 トキ
現在の代表番組 テレビ番組
ウラマヨ
ミルンへカモン! なんしょん?
特別番組
オールザッツ漫才
ytv漫才新人賞 選考会
過去の代表番組 鉄筋base
炎上base
もってる!? モテるくん
同期
受賞歴
2007年 爆笑レッドカーペット レッドカーペット賞
2007年 オールザッツ漫才 準優勝
2009年 オールザッツ漫才 優勝
2012年 第10回MBS漫才アワード 優勝
2014年 第3回ytv漫才新人賞 優勝
2017年 第5回歌ネタ王決定戦 優勝
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キャッチフレーズは「遊び心の棚卸し」。

メンバー 編集

田崎 佑一(たさきゆういち、 (1981-01-29) 1981年1月29日(43歳) - )ツッコミ担当。 立ち位置は左。身長178cm、体重82kg。たさちゃん

トキ (1984-12-06) 1984年12月6日(39歳) - )本名は藤原時(ふじわらとき)。ボケ担当。立ち位置は右。身長180cm、体重70kg。

芸風 編集

漫才
  • 主に漫才を行っている。M-1グランプリでは2006年から4年連続で準決勝まで進出した実力派。
ラララライ体操
  • 白いヘアバンドに女性用のテニスウェア(タンクトップ)、黒の五分丈スパッツを着用。
  • 「みんなー、ラララライ体操、はーじめーるよー!」という台詞から始まり、※「ラララライ♪ラララライ♪」「○○でエクササーイズ♪ワン、ツー、スリー!」と言う掛け声で、いろんな場面においてのエクササイズをし、その後アカペラで「ライ!ライ!ライライライ!ラララライ♪ラララライ♪ラララライカラライカラ行け行けGO!GO!♪(※に戻る)」を何度か繰り返した後、最後は「ウゥゥゥゥゥ…ガシーン!」や「ウゥゥゥゥゥ…まったね〜」で締める。
  • また、ネタによってはトキが追い込まれた場面で体操を始めると、田崎が一旦止めて怒ると言うパターンもある(浮気発覚、取調べなど)。
  • 爆笑レッドカーペット』(フジテレビ)で一躍注目を浴びたネタ。初登場のときは観客の反応はよくなかったが、アンコール出演の際には一躍大歓声と変わった。
藤崎マーケットの細かいモノマネ
藤崎マーケットのディープ・キス
  • 単独公演のみで披露される幻のネタ。

エピソード 編集

  • 2008年からは「ラララライ体操をやめ、漫才とコントを主流としていく」と雑誌のインタビューで語っている。ただ在京局のスタッフからは「お前らはラララライ体操だけやればいい」と叱責されたともいう[3]
  • 2008年11月、M-1グランプリの3回戦直前に田崎が左足首靭帯損傷。[5]直後の予選には出場し準決勝進出したが、同年12月に行う予定だった単独ライブが延期となった。
  • 一発屋と揶揄される一方で、M-1グランプリではラララライ体操を封印し漫才に徹して、2008年、2009年と2年連続で準決勝へ進出している。
  • それらにより、漫才や細かい物マネなど、ラララライ体操以外のネタの評価も向上しており、2009年の『オールザッツ漫才』の「フットカットバトル」において、1回戦で150点満点中145点の高得点を出し、2回戦以降も100点越えの1位通過を繰り返し、圧倒的な強さで優勝を果たした。なお2007年、2008年はいずれも「フットカットバトル」は2回戦まで、いずれも1位で通過している。そして高校生200人が審査する『第10回MBS新世代漫才アワード』(毎日放送主催)で優勝し、賞金100万円獲得。過去に出場した賞レースを含め初の優勝。一発屋の汚名を返上した。
  • トキは経験者として安易にリズムネタに頼る若手芸人に警鐘を鳴らしており、過去に8.6秒バズーカーに対してもリズムネタの危険性と依存性について忠告していた。その一方で自身を押し上げたラララライ体操に対する愛着もあり、ラララライ体操を続けるとも宣言している。[6]
  • 2015年、キングオブコントの決勝に初めて進出。ファーストステージを4位で通過しファイナルステージ進出(総合順位は5位)。
  • 2017年、田崎が腎臓ガンであることが発覚。田崎は心配をかけぬよう、M-1グランプリの準々決勝が終わるまでトキにそのことを知らせずにいた。同年11月、摘出手術を受けて回復、仕事にも復帰した[7]

芸歴 編集

  • 2005年10月にコンビ名を『チーム有酸素倶楽部』から『藤崎マーケット』に改名。
  • NHK上方漫才コンテスト」第37回大会決勝進出。
  • 2007年6月にBaseよしもと(当時)のサライブメンバー組からガンガンLIVE組へ昇格。
  • 2014年2月に5upよしもとのレギュラーメンバーを卒業。

賞レースでの戦績 編集

M-1グランプリ 編集

年度 成績 エントリー
No.
会場 日時
2005年 3回戦進出[8] 2795 NGKスタジオ 2005/11/27
2006年 準決勝進出[9] 718 なんばグランド花月 2006/12/10
2007年 準決勝進出[10] 4224 2007/12/09
2008年 準決勝進出[11] 4476 2008/12/06
2009年 準決勝進出[12] 4616 2009/12/05
2010年 3回戦進出[13] 4822 京橋花月 2010/11/19
2015年 準々決勝進出[14] 528 なんばグランド花月 2015/11/15
2016年 準々決勝進出[15] 1840 2016/11/07
2017年 準々決勝進出[16] 2328 メルパルクホール大阪 2017/11/02
2018年 準々決勝進出 2349 なんばグランド花月 2018/11/05
2019年 不参加
2020年 準々決勝進出 3335 なんばグランド花月 2020/11/16

キングオブコント 編集

年度 結果 会場 日時
2008年 準決勝進出 Zepp Osaka 2008/09/05
2009年 3回戦進出 明治安田生命ホール 2009/08/24
2010年 2回戦進出 大阪国際交流センター 2010/08/10
2011年 3回戦進出 明治安田生命ホール 2011/08/15
2012年 準々決勝進出 テイジンホール 2012/08/20
2013年 2回戦進出 2013/08/10
2014年 準決勝進出 赤坂BLITZ 2014/09/10
2015年 決勝進出(5位) TBSテレビ 2015/10/11
2016年 準決勝進出 赤坂BLITZ 2016/09/09
2017年 準決勝進出 2017/09/07・08
2018年 準々決勝敗退 YES THEATER 2018/08/16
2019年 準決勝進出 マイナビBLITZ赤坂 2019/09/05・06
2020年 不参加

その他 編集

出演 編集

テレビ番組 編集

バラエティ 編集

現在
過去

ドラマ 編集

ラジオ番組 編集

ネット配信番組 編集

CM 編集

YouTube 編集

田崎のみ
  • たさちゃんねる/冒険美食家マー君《合同チャンネル》(2018年5月 - )

単独ライブ 編集

  • 2007年
    • 10月10日 - 「藤原と田崎」〜レッドカーペットから火がつきましてん〜(baseよしもと/大阪)
  • 2008年
    • 1月21日 - 「日本の経済動向」(baseよしもと/大阪)
    • 8月24日 - 「激熱マーケット」(baseよしもと/大阪)
  • 2009年
    • 2月14日 - 「帰ってきた!お歳暮マーケット」(baseよしもと/大阪)
    • 5月17日 - 「ゴールデンマーケット」(baseよしもと/大阪)
    • 10月9日 - 「紅葉マーケット」(baseよしもと/大阪)
  • 2014年
    • 6月14日 - 「ジューンマーケット ~復讐者とバズの幻のウェイクボード~」(5upよしもと/大阪)
    • 9月22日 - 「オータムマーケット ~アナゴメソッドの手編みのタンクトップ~」(5upよしもと/大阪)
  • 2015年
    • 5月26日 - 「五月晴れマーケット」(大丸心斎橋劇場/大阪)
    • 7月28日 - 「打ち上げ花火マーケット」(大丸心斎橋劇場/大阪)
  • 2016年
    • 1月11日 - 「藤崎マーケット結成10周年単独ライブ『OSAKA SWEET 10 MARKET』」(大丸心斎橋劇場/大阪)
    • 4月30日 - 「OSAKA 30 FOOLS MARKET」(大丸心斎橋劇場/大阪)
    • 7月31日 - 「藤崎マーケットNGK初単独ライブ『OSAKA GRAND THE MARKET』」(なんばグランド花月/大阪)
  • 2017年
    • 1月8日 - 「TOKYO LUMINE THE MARKET」(ルミネtheよしもと/東京)
    • 7月30日 - 「フジサキタンドク」(なんばグランド花月/大阪)
  • 2018年
    • 5月5日 - 「復活」(YES THEATER /大阪)
    • 6月29日 - 「再生」(YES THEATER /大阪)
    • 7月29日 - 「躍進」(なんばグランド花月/大阪)

その他 編集

CD 編集

脚注 編集

注釈 編集

出典 編集

  1. ^ M-1GPアーカイブ - M-1GP2004”. www.m-1gp.com. 2019年2月7日閲覧。
  2. ^ 藤崎マーケット田崎 on Twitter」『Twitter』。2018年8月31日閲覧。
  3. ^ a b 藤崎マーケットが初V ytv漫才新人賞日刊スポーツ、2014年3月2日)
  4. ^ “藤崎マーケット・トキ、仮想通貨NEM返金に歓喜「日本円になり、返ってきたぁぁぁ!!!」” (日本語). ORICON NEWS. https://www.oricon.co.jp/news/2107440/full/ 2018年8月31日閲覧。 
  5. ^ スポニチ:"ラララライ体操"藤崎マーケット・田崎、じん帯損傷[リンク切れ]
  6. ^ カジサック KAJISAC (2018年11月12日). “藤崎マーケットさんとラララライ体操!全力コラボ!”. YouTube. 2018年11月14日閲覧。
  7. ^ 藤崎マーケット・田崎が腎臓がん克服 - 産経WEST 2017年12月30日閲覧
  8. ^ M-1GPアーカイブ - M-1GP2005”. 2019年12月12日閲覧。
  9. ^ M-1GPアーカイブ - M-1GP2006”. 2019年12月12日閲覧。
  10. ^ M-1GPアーカイブ - M-1GP2007”. 2019年12月12日閲覧。
  11. ^ M-1GPアーカイブ - M-1GP2008”. 2019年12月12日閲覧。
  12. ^ オートバックスM-1グランプリ2009公式サイト”. 2019年12月12日閲覧。
  13. ^ M-1GP2010”. 2019年12月12日閲覧。
  14. ^ M-1グランプリ2015 公式サイト”. 2019年12月12日閲覧。
  15. ^ M-1グランプリ2016 公式サイト”. 2019年12月12日閲覧。
  16. ^ 会場情報詳細│日程・結果│M-1グランプリ 公式サイト”. 2019年12月12日閲覧。
  17. ^ Y-Tube大賞”. BSよしもと (2022年10月). 2022年11月6日閲覧。
  18. ^ wt1179のツイート(1197464191784763392)
  19. ^ wt1179のツイート(1240595421384208384)
  20. ^ お笑い第6世代がのんとJO1・白岩瑠姫&河野純喜に笑いの力を届ける!『カラフル』独占配信”. TV LIFE web (2020年9月14日). 2020年10月18日閲覧。
  21. ^ 藤崎マーケットのララクラッシュCM続編、ついに2人そろって顔出しダンス”. お笑いナタリー (2022年5月23日). 2022年6月15日閲覧。

外部リンク 編集