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阪神8000系電車

阪神8201・8101・8001形電車

阪神8000系電車(はんしん8000けいでんしゃ)は、阪神電気鉄道1984年に導入した優等列車用の電車である。急行・特急運用が主体であるため、急行形車両に分類されることがある。

阪神8000系電車
リニューアル車(タイプIV)
リニューアル車(タイプIV)
基本情報
運用者 阪神電気鉄道
製造所 武庫川車両工業
製造年 1984年 - 1996年
製造数 126両+補充車3両
投入先 (阪神電気鉄道)本線神戸高速線
山陽電気鉄道本線
主要諸元
編成 6両編成
軌間 1,435 mm
電気方式 直流1,500V
架空電車線方式
最高運転速度 阪神: 106 km/h
山陽: 110 km/h
設計最高速度 110 km/h
起動加速度 2.5 km/h/s
車両定員 先頭車140人
中間車150人(8241F以降および8336・8536を除く)
自重 8001形 34.0t
8101形 34.5 - 35.5t
8201形 28.0t
全長 18,880 mm
8201形 18,980 mm
全幅 2,800 mm
全高 8215Fまで 4,087 mm 4,109 mm
8217F以降 4,160 mm
車体 普通鋼
台車 住友金属工業
FS-390A, FS-090A, FS-525, FS-025, FS-090
主電動機 東洋電機製造 直流複巻電動機
TDK-8170-A
主電動機出力 110 kW
駆動方式 中空軸平行カルダン駆動方式
歯車比 81:14 (5.79)
制御方式 界磁チョッパ制御
制御装置 東芝 BS-1403-A
制動装置 MBSA 回生制動併用全電気指令式電磁直通空気制動抑速制動
保安装置 阪神・山陽・阪急形ATS
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阪神の新造車で初の界磁チョッパ制御を採用した急行用車両で、阪神初の6両固定編成となった。武庫川線武庫川団地前駅への延伸に伴う輸送力増強と老朽化した初期高性能車置き換えのため、1984年から1995年にかけて6両編成×21本の126両が武庫川車両工業において製造されたほか、1995年に発生した阪神・淡路大震災被災廃車された補充車3両が1996年に武庫川車両工業において製造された。

2010年1月現在では6両編成×19本の114両が在籍し、おもに優等列車で使用されている。合計129両製造されたものの全車が同時に在籍したことはない。

なお、本項では解説の便宜上、梅田方先頭車の車両番号 + F(Formation = 編成の略)を編成名として記述(例:8201以下6両編成 = 8201F)する。

目次

阪神初の6両固定編成導入編集

1980年代前半の阪神の急行系車両は、他社に先んじて冷房改造は完了していたものの、3011形ロングシート化改造車3561・3061形、「赤胴車」の第1号3301形・3501形、複電圧車3601・3701形電機子チョッパ制御化改造車7601・7701形など、初期の高性能車の老朽化が進行していた。その中でも、3561・3061形や3301・3501形は駆動装置に構造が複雑な直角カルダン駆動方式を採用しており、保守に手を焼くことが多くなっていた。このほか、当時阪神第一の在籍数を数える7801形は1次車の接客レベルが低く、数度の改造を受けてレベルの向上が図られたが、それでもまだ他形式に比べると遜色があった。1983年までに増備された5131形・5331形によって5231形を置き換えた結果、普通系車両の100%冷房化を達成したことから、更新が一段落した普通系車両に続いて、今度は急行系車両に新車を投入してこれらの在来車を更新することとなった。

1984年に武庫川線が洲先駅から武庫川団地前駅まで延長されることになり、延長を機に従来の3301形単行を7861・7961形2連に置き換えることとなった。当時7861形は阪神本線や西大阪線(現・阪神なんば線)で幅広く使用されていたことから、新車を投入して捻出することとなった。

この時期にはおもな優等列車運用が6連となっていたことや、電機子チョッパ制御に比べると構造が簡単で加減速の少ない優等列車でも省エネルギー効果が高い界磁チョッパ制御の技術が確立されていたことから、改造車の3000系に続いて界磁チョッパを本格的に採用した新造車として8000系が登場した。その後、本系列はモデルチェンジを繰り返して大量に増備され、上記の急行系初期高性能車を置き換えることとなった。

概要編集

阪神では初の6両貫通編成となり、Tc - M - Mの3両ユニットを2組連結した6連を組成する。末尾の車両番号が奇数のユニットが大阪方、大阪方の3両にそれぞれ1を足した偶数のユニットが神戸方になる[1]

形式はともに先頭の制御車 (Tc) が8201形、中間電動車が8001形 (M) 、8101形 (M) で、座席はロングシートである。

形態分類編集

1984年から1996年まで12年間にわたって製造された8000系は、3回のモデルチェンジを行い、内装をはじめ台車や搭載機器などもモデルチェンジにつれて変化している。このため、外観上の視点から本系列はタイプI(第1次車)、タイプII(第2 - 第4次車)、タイプIII(第5 - 第12次車)、タイプIV(第13 - 第21次車)の4タイプに分類することができ、趣味誌上などでもこの区分で紹介されることが多いことから、本項においても4タイプに形態分類のうえ紹介する。

この項では、当初製造された21編成126両(8201F・8211F - 8249F)について紹介する。震災による廃車の代替車両については後述する。

分類 編成 本数 製造年 次数
タイプI 8201F 1本 1984年 1次車
タイプII 8211F - 8215F 3本 1984年 - 1986年 2 - 4次車
タイプIII 8217F - 8231F 8本 1986年 - 1990年 5 - 12次車
タイプIV 8233F - 8249F 9本 1991年 - 1995年 13 - 21次車

タイプI編集

 
8201 1985年西宮駅(地上駅時代)

武庫川線延長に伴う所要車両数増のため、1984年に6両編成1本が製造された。従来車と外観上の大きな変化はなく、側窓は銀色アルミサッシのユニット式二段窓が並び、先頭形状は丸みを帯びた3面折妻で前照灯が左右の窓上に配され、化粧板は薄緑の格子柄である。

固定編成とされたことから、先頭部の貫通幌や渡り板、ジャンパ栓受けなどが廃止され[2]貫通扉を張り出した平面的ですっきりとした前面となった。このほか、行先表示器の取り付けに合わせて車体形状を微修正したことから行先表示器が車体から突出しておらず、台枠の構造などの改良によって、構体重量が従来車に比べて1t程度軽量化された。

冷房装置は阪神標準の分散式MAU-13Hを先頭車に7基、中間車に6基搭載しているが、圧縮機は従来のレシプロ式から低騒音・省エネルギー対応のロータリー式に変更され、中間車では奇数車の神戸方と偶数車の大阪方にパンタグラフを増設できるよう、その部分のスペースを空けた形で冷房装置を配置した。

台車は住友金属工業製FS-390A, FS-090Aで、3801形が装着していたS型ミンデン台車のFS-390, FS-090の軸箱支持部を弾性板ばね式のSUミンデンとしたものである。

2編成目以降の増備車では車体を大幅にモデルチェンジしたため、この形態の8000系は1本のみの製造となった[3]

8001 1987年西宮駅
8101 1987年西宮駅


タイプII編集

 
8213 1987年 須磨浦公園駅

1984年末に内外装とも大幅にモデルチェンジされて従来の阪神車のイメージを大きく一新して登場したグループで、車両番号も番台区分が変更されて11からの付番となった[4]

先頭部は阪神初の窓周りが縁取られた「額縁」スタイルとなり、行先表示器は上方に延長された左右の窓ガラスの中に種別表示と行先表示を分離し、同部分に設置されていた前照灯は従来行先表示器が設置されていた貫通扉上部にそれぞれ設置場所が変更された。車体とフラットになった貫通扉は左右の窓が拡大されたことによって幅が狭くなり、車体下部にはこれも阪神初の排障器(スカート)が取り付けられた。左右の窓下に設けられていた尾灯は、通過標識灯が新設されて横長の枠に2つ並ぶ形でケーシングされた。

側窓は各窓が独立した一段下降式となった。サッシ部分をユニット式として構体から独立させ、窓開口部からサッシ内に入り込んだ雨水を完全に排水できるようにするなど、雨水による車体腐食対策に留意した設計となった[5]

冷房装置はタイプIと同一のMAU-13Hであるが、先頭車最前部の装置については乗務員室にも冷風をダクトで送ることを可能にするため、CU-10Hに変更された。パンタグラフを含めた屋根上の機器配置に変更はない。

台車はFS-390A, FS-090Aと同じSUミンデン台車であるが、形式名がFS-525, FS-025に変更された。警笛類は製造当初は空気笛のみだったが、5500系登場後の1995年から1996年にかけて、全編成に電気笛が装備された。警笛ペダルを軽く踏むと電気笛のみが、強く踏むと通常の空気笛が同時に鳴る方式である。

内装も大きくモデルチェンジされた。化粧板は従来の薄緑の格子柄からベージュ系のドット模様となり、客用扉も従来の塗装仕上げから化粧板仕上げとなり、窓が若干拡大された。天井の化粧板は白からアイボリーホワイトとなり、床板と吊り手は緑系からグレー系に変更されている[6]。この他にも座席脇のスタンションポールが廃止されたほか、客室貫通扉もガラスが下方に拡大された。

座席のモケットの色はエンジ色で変わりはないが、配色の大幅変更とスタンションポールの撤去、客室貫通扉の拡大によってシャープで軽快なイメージの車内となった。また、ラインデリアが改良され、従来の車両よりも作動音が低減されている[7]

編成ごとの変更点としては8211Fのみ手歯止め(ハンドスコッチ)を運転台左側の窓下に搭載したことから、8211・8212のみスカート左側に手歯止収納用のふたが設けられていた[8]。また、8215Fでは試験的に座席の袖仕切りの形状が変更されたり、客室貫通扉にドアチェックが装備されたり、正面貫通扉の窓にデフロスタが追加されるなどマイナーチェンジが施されている。

8012 1987年西宮駅
8112 1987年西宮駅


なお、このグループ以降の本系列の編成は8201Fと区別する目的で新8000系8011系、あるいは8011形と呼ばれることがあるほか[9]、古くからの鉄道ファンの中にはこのグループ以降の本系列を、戦前の急行系小型車の代表車で「喫茶店」の愛称で知られる851・861・881形のイメージに重ならせて連想する者もいる。

タイプIII編集

 
リニューアル前の8231号車(タイプⅢ)

1986年から1990年にかけて登場したグループで、空調方式が変更された。

冷房装置は阪神初の集約分散式が採用され[7]、CU-198を1両あたり4台搭載した。これによって天井の見付が大幅に変更され、冷風の吹き出し口が従来の天井から突出していたのとは異なり、室内灯脇に設けられた連続したものが取り付けられ、天井中央には補助送風機のラインデリアと整風金具が取り付けられた。この変化に対応して冷房ダクトが変わったことから車体断面が変更になり、車体高さが約5cm高くなった。

前面意匠はタイプⅡを継承しているが、車体高さに合わせて左右の前面ガラスが若干拡大されており、前照灯と前面幕の位置はタイプⅡと同じであるため、前照灯と前面幕がタイプIIと比べて下寄りに配置されているように見える。このほか、パンタグラフの搭載位置も変更され、車端部に搭載されるようになったほか、パンタグラフ1基でも回生ブレーキ作動時の集電に離線などの問題がなかったことから、タイプIIまでのようにパンタグラフの追加搭載スペースは確保されなかった。

これ以外の内外装および装備機器に大きな変更はないが、8217 - 8220の台車は3801形3901Fの廃車発生品および3904の7890への電装改造時に発生したFS-090を装着する[10]。このグループも増備を重ねるごとに細部の改良が行われ、のちの編成に継承されていった。編成ごとの変更点は以下のとおり。

  • 8221Fでは、車内放送装置に自動ボリューム調整機能が付加され、車掌台の放送装置から調整つまみが除去された。
  • 8223Fでは、吊り手のさやが丸みの多いものに変更された。
  • 8225Fでは、客用ドアの開閉装置が1シリンダ連動式のY2-1Aに変更された。従来の開閉装置よりシリンダ力が大きくなったことから、注意喚起のためにクッションゴムの色が黒になった。
  • 8227Fでは、行先表示器および種別表示器の字幕が英字表記入りのものになった。
  • 8231Fでは、続くタイプIVでのモデルチェンジを控えて、室内灯カバーをワンタッチで開閉できるものにしたほか、車内のアルミ部分を薄黄色の着色アルミとした。

なお、1989年1月7日に竣工した8223 - 8023 - 8123の3両は、阪神唯一の昭和64年製の車両である。

タイプIV編集

 
8250(タイプIV)
2014年3月23日 山陽須磨駅

1991年以降登場したグループで、タイプII以来の内外装のモデルチェンジが行われた。このモデルチェンジに際しては、阪神の車両部のスタッフや武庫川車両工業のスタッフに加えて近畿車輛のスタッフも加わって検討が行われ、内装デザインの一新と側窓の拡大を中心に変更が加えられた。また、このタイプの製造当初には車体塗色の変更も検討され、8233に3種類の試験塗装が行われた。このうちの一案が基本となって、のちに製造した5500系の塗装となって実現した。

側窓の窓柱が従来車の110mmから67mmへと細くされ、同時に寸法も拡大されて窓間の桟が黒色に塗装されたことから連続窓風の外観となった。窓サイズの変更に伴って構体設計も見直され、先頭車の前にある貫通扉の窓にもワイパーが装着されたほか、塗色の塗り分け線が若干下げられている。

車内では座席が阪神初のバケットシートに変更され、モケットの地色もピンク色に変更されたほか、床材は中央部ベージュ、左右座席付近が茶色となって、着座時のフットラインを表示した。同時にシートの袖仕切り形状も変更されて、仕切りを取り付けて、その上にポールを延長する形でスタンションポールが復活したが従前のように天井まで達するものではない。

ドア上にはこれも阪神初のLED車内案内表示装置[11]が千鳥配置で設置[12]された。このような内装の変更により、接客設備が向上している。編成ごとの変更は以下のとおり。

  • 8237Fでは、車内の化粧板がベージュ系ながらも従来のドット模様から砂目模様に変更された。
  • 8241Fでは、バリアフリー対応として中間車の元町方(西側)に車椅子スペースが設置され、その部分の側窓が固定式となった。このほか、禁煙表示はピクトグラムに変更されたり、車体内外の製造銘板などはエッチングプレートとされた。

タイプIVにおける変更点は、5500系およびそれ以降に登場した9000系9300系の各系列にリファインされた形で継承されていった。

主要機器編集

制御装置は界磁チョッパ制御で、東芝製BS-1403-Aを8101形に搭載、主電動機複巻式出力110kW東洋電機製造製TDK-8170-Aを各電動車に4基搭載したほか、ブレーキ装置は、阪神で初めて全電気指令式電空併用抑速付のMBSAが採用された。

補助電源装置も阪神では初めて静止形インバータ (SIV) が採用され、8001形に搭載されている。奇数車にBS438F(東芝製)を、偶数車にNC-DAT110A(三菱電機製)を搭載している[13]

台車はS型ミンデン台車を装着する[14]

屋根上には冷房装置と中間電動車の奇数車では大阪方、偶数車では神戸方に下枠交差式パンタグラフを1基搭載している。

連結器はユニット端部になる両先頭車の前面にバンドン式密着連結器を、8101形奇数車の神戸方、偶数車の大阪方には廻り子式密着連結器を装備し、その他は半永久式密着連結器を取り付けている。8101形奇数車の神戸方、偶数車の大阪方は工場入場時の構内入換に考慮して簡易運転台を取り付けている。

大量増備編集

先に登場した8201Fのうち、1984年2月18日に登場した8201 - 8001 - 8101 - 8202の4両が同年3月14日から試運転を開始、その後3月6日に竣工した8102 - 8002を組み込んで試運転を続け、同年4月末から特急快速急行をはじめとした阪神本線の最優等列車を中心に営業運転を開始した。引き続いて同年秋から廃車が開始された3561・3061形の代替として、1985年からタイプIIが営業運行に投入され、同形の中で諸般の事情から置き換えられなかった3567 - 3568の2連×1本を除く全編成の代替を完了したのに続き、1986年には当時阪神唯一の両運転台車であった3301形の置き換えも完了した。また、タイプIIが営業運転を開始した1985年は、阪神タイガースの21年ぶりのセ・リーグ優勝および2リーグ分裂後初の日本シリーズ制覇と重なったことから、阪神甲子園球場への観客輸送にも充当され、当時の主力選手ともども阪神の「顔」としてPRされた。引き続いてタイプIIIが毎年2 - 3本増備されて1989年までに3501形と3567 - 3568の置き換えを完了、同年からは7601形と7801形1次車の置き換えが開始された。

このように本系列は初期高性能車の置き換えとともに増備されたことから、1990年代初めには廃車と2000系への改造で数を減らした7801形を抜いて阪神に在籍する車両の中では最大両数を数えるようになり、阪神本線の優等列車運用がすべて6両編成化されたことから、運用も特急から準急まで幅広く使われるようになった。また、それまでの阪神の車両が各形式が区別なく分割併合されたのとは異なり、編成単位で運用されるようになったことから、当時在来車の中でも6連貫通編成となった8801形や2000系とともに従来の阪神の車両では見る機会が少なかった統一された「編成美」を見せるようになった。タイプIIIからタイプIVにモデルチェンジされても増備のペースは変わらず、7601形が淘汰された1991年以降は7801形1次車の置き換えが進められ、1995年3月に8249Fが登場した時点で7801形1次車の置き換えを完了するとともにデータイムの特急および快速急行運用を本系列でまかなうことが可能になることからダイヤ改正を実施してスピードアップを実施する予定であった。

このほか、8201Fは当初はスカートを装備していなかったが、1994年にタイプII以降の車両と同型のものが取り付けられ、時期は不明であるが8211Fのハンドスコッチの格納位置が他編成同様乗務員室扉下に変更された。

阪神・淡路大震災編集

被災状況編集

 
8213F、神戸・姫路方4両は旧8217F
 
代替新造車8523、反対側先頭車は8502
 
8502、旧8201の方転改番車

1995年1月17日に発生した兵庫県南部地震阪神・淡路大震災)により、8000系は当時の在籍車両数6両編成20本+3両の123両のうち半数以上にあたる11編成66両が被災した。被災編成と被災箇所は以下のとおり。

編成 被災場所 被災状況 処遇
8201F 石屋川車庫10番線 脱線 3両廃車、3両復旧
8213F 御影留置線21A線 脱線転覆 3両廃車、3両復旧
8215F 御影留置線22C線 脱線 全車復旧
8217F 石屋川車庫1番線 脱線、検修ピット内に転落 2両廃車、4両復旧
8219F 御影留置線22B線 脱線 全車復旧
8221F 石屋川車庫8番線 脱線 1両廃車、5両復旧
8223F 石屋川車庫13番線 脱線 4両廃車、2両復旧
8225F 御影留置線22D線 脱線 全車復旧
8231F 御影留置線22A線 脱線 全車復旧
8235F 御影留置線21A線 脱線転覆 2両廃車、4両復旧
8239F 御影留置線21B線 脱線 全車復旧

被災後の経過編集

被災箇所およびその後の経過については以下のとおり。

8201F
大阪市西淀川区に設けられた仮設の被災車両置き場に搬出後、8202が3月31日付で、8001・8101が7月6日付で廃車[15]。8102・8002・ 8201は9月7日付で復旧、同時に8201を方向転換のうえ8502に改番し、新8523Fの神戸方に組み込み(詳細は後述)。
8213F
脱線復旧後、青木駅 - 御影駅間の復旧に先立ち尼崎車庫に収容、8113・8014が3月31日付で、8114が7月6日付で廃車。8214は8222の代わりに8221Fに組み込まれて6月15日付で、8213と8013は8117を組み込んで6月28日復旧。8118 - 8018 - 8218を繋いで新8213Fを組成。
8215F
尼崎車庫に収容、3月3日復旧。
8217F
被災車両置き場搬出後、8217・8017が3月31日付で廃車、8118・8018・8218が6月21日付で、8117が6月28日付で復旧、前述のとおり8213 - 8013 - 8117 - 8118 - 8018 - 8218で新8213Fを組成。
8219F
尼崎車庫に収容、8120 - 8020 - 8220が3月22日付で、8219 - 8019 - 8119は4月21日付で復旧。
8221F
被災車両置き場搬出後、8222が7月6日付で廃車。8221 - 8021 - 8121が6月15日付で、8122 - 8022が8214を組み込み6月15日付で復旧。新8221Fを組成。
8223F
8223が尼崎港に設けられた被災車両仮置き場に搬出後現地で解体、2月9日付で廃車。他の5両は大阪市西淀川区の仮設の被災車両置き場搬出後、8124・8024が3月31日付で、8224が7月6日付で廃車。8023・8123は9月21日復旧。代替新車の8523を組み込んで3両ユニットを組み、神戸方に8102 - 8002 - 8502を組み込んで新8523Fを組成。
8225F
尼崎車庫に収容、4月13日付で復旧。
8231F
尼崎車庫に収容、8132 - 8032 - 8232が5月23日付で、8231 - 8031 - 8131が6月5日付で復旧。
8235F
8036・8236が搬出不能のため現地で解体、残り4両は尼崎車庫に収容。8235・8035・8135が1996年1月23日付で、8136が1月30日付で復旧。8136に代替新車の8336 - 8536を組み込んで新8235Fを組成。
8239F
尼崎車庫に収容、8140 - 8040 - 8240が4月12日付で、8239 - 8039 - 8139は5月13日付で復旧。

上記のように本系列には8201・8213・8217・8221・8223・8235Fの6本から合計15両の廃車が発生した。

代替新造編集

8523・8336・8536の3両が代替新造された。車両番号は「被災前にその位置に連結されていた車両の番号+300」が付与されており、形態もそれに準じている。すなわち、8523はタイプIII、8336・8536はタイプIVの車体を持ち、被災廃車された車両から取り外した座席や機器のうち使えるものを再利用している。その一方で製造銘板がエッチングプレートになっていたり、禁煙表示などがピクトグラム化されたことをはじめ、8336には車椅子スペースが設けられるなど、のちに製造された車両の改良点が採り入れられている。

また、編成組成の都合上、8201Fで残った梅田方先頭車8201が同じく残った8102 - 8002と連続して連結するため元町向きに方向転換され、番号も追加新造車に準じて「被災前にその位置に連結されていた車両の番号+300」の車両番号として8502に改番されるとともに床下機器の配置も8202と同様のものに改造された。先述のとおり、この編成の梅田方先頭車8523はタイプIIIの車体で新造されているので、8523Fは梅田方の3両と元町方の3両で形態が大きく異なる結果となった。

編成替えと復旧編集

他形式とは異なり6両全車が廃車となった編成はなかったが、編成によって残った車種がバラバラであったため、下表のとおり正常な編成とするためにこれら同士を組み合わせ、不足分は追加新造で賄われることとなった。1996年初めには、8336と8536の代替新造に伴って最後まで残っていた8235Fの復旧が完了、震災後に登場した8249Fを含めると、当初製造が予定されていた6両編成×21本の合計126両から2本12両減の6両編成×19本114両で復旧した。震災復旧以降の増減はない。

残存車と代替新造車は、以下のように組成された。色分けは元の編成に対応しており、白文字はタイプIIを、白地は新造された車両を表す。

梅田
元町
Tc 8201 M 8001 M' 8101 M 8001 M' 8101 Tc 8201
8523 8023 8123 8102 8002 8502
8213 8013 8117 8118 8018 8218
8221 8021 8121 8122 8022 8214
8235 8035 8135 8136 8336 8536

直通特急運転開始前後編集

震災で大被害を受けた阪神本線も約半年後の1995年6月26日に全線復旧し、同じく震災で駅部分が陥没した神戸高速鉄道東西線大開駅を含む新開地駅 - 高速長田駅間が同年8月13日に復旧したことで、山陽電気鉄道本線須磨浦公園駅への乗り入れが再開された。本系列は震災前と同様に急行系車両を使用する列車で幅広く運用され、被災車両も順次復旧した。1996年3月には崩壊した石屋川車庫と御影留置線が再建され、車両面でも被災車両の復旧と代替新車の急行系9000系、普通系5500系が竣工したことで震災前の車両数に戻ったことから3月20日にダイヤ改正を実施、スピードアップは行われなかったが列車本数は朝ラッシュ時の輸送力が強化されるなど、震災前を上回るものとなった。

1998年2月15日のダイヤ改正では山陽姫路駅まで乗り入れる直通特急の運転が開始された。本系列は9000系とともにホーム有効長が短い大塩駅でのドアカット機能の追加などといった山陽電鉄全線乗り入れ対応改造が施工されたが、8523Fについては震災復旧時の経過から運転台の構造が異なるタイプIとIIIの混成編成のため、性能的には他の編成と同一であるが、この編成のみ対応改造がなされず、2000系などと同様に須磨浦公園駅までの運用とされた。 これは、急行系6両編成では2000系、および8701・8801・8901形全廃後、唯一山陽姫路方面直通特急の運用に入っていない編成となった。

リニューアル編集

 
リニューアル車(タイプI)8523F 8502
 
リニューアル車(タイプII)
 
リニューアル車(タイプIV)
行き先表示器と標識灯がLEDに変更(高速神戸駅)

8000系は第1編成の製造から20年近く経過していることから、2002年からリニューアル工事を実施することになった。電子部品と客室内装の更新、バリアフリー設備の設置、中間車4両への転換式クロスシートの設置が行われ[16]、塗装は9300系と同様に上部にオレンジ色(プレストオレンジ)、下部に(シルキーベージュ)を配した塗り分けとなった[17]

中間車は9300系に倣い、扉間をクロスシート、車端部をロングシートとするセミクロスシート車となった[16]。クロスシートは扉間の座席を変更したが、客室幅が9300系より狭い2,520mmのため(9300系は2,550mm)[16]、この部分の側面窓が固定窓となり、クロスシート部の通路幅を確保した[16]。窓の換気用の開口面積が不足するため、妻面窓の1箇所が開閉式に変更されている[16](タイプIの8102を除く)。クロスシート車が9300系と同様に中間車4両のみとなったのは、阪神のターミナル駅である梅田・三宮の両駅で改札口がホーム端部にあり、混雑度が編成両端車両では高く、中間車はそれより低いためである[16]

側引戸のガラスには、複層ガラスが採用された[17]。内装も天井の化粧板がつや消し仕上げになり[17]、座席モケットが濃いオレンジ色に張り替えられ、乗務員室背後の客室仕切り窓の遮光幕は横引きカーテンから電動の自動昇降式に変更された。

中間電動車4両は神戸方海寄りの5人掛けロングシートを3人掛けとして、車いすスペースが新設された[17]。中間電動車2両の神戸方出入口は、車椅子の乗降を考慮して出入部の敷居に傾斜が設けられた[17]。また、出入口付近にはドア開閉予告ブザー、文字表示による小型の車内案内表示装置が設けられた[17]。転落防止幌は、リニューアル当初の8211Fは段違いタイプを設置したが[17]、以降の編成は板状タイプが設置され、8211Fでも後にこのタイプに変更されている。

運転保安度の低下防止を図り、制御装置・ブレーキ装置の電子部品の更新も実施された[16]。各装置本体の交換は行われていない[16]

リニューアル第1号となった8211Fは2002年4月9日に竣工、4月11日に営業運転を開始した[17]。直通特急は山陽電鉄より乗り入れる山陽5000系山陽5030系クロスシート車であり、当時の阪神電鉄のクロスシート車は9300系のみであったが、8000系のリニューアルにより直通特急のクロスシート化が進むこととなった[16]2003年には8219Fがリニューアル改造を受けた。

2004年にはリニューアル第3号となった8221Fに施工されたが、混雑緩和対策のため中間車のクロスシートへの改造は3・4号車(8101形)のみに縮小され、クロスシート部分にも吊り手が増設された。この仕様は以降のリニューアル車に継承され、同年には8215Fに施工されたのに続き、2005年に8213Fが、2006年には8225Fがそれぞれ施工されている。また、タイプIV8233F以降と同様に、先頭車の前面貫通扉にワイパーが装着され、塗り分け線も少し低い位置になった。8221Fについては、8221のみ車内側の化粧版を貼り替えただけ[18]に留まっており、外見でも窓の形状が異なるほか、窓周りに銀色のふちが目立っており異彩を放っていたが、後の定期検査で他5両と同様の扉に変更された。車内の袖仕切りも8211F・8219Fで採用されたポールと仕切り板の組み合わせからポールのみのタイプに変更されている。

2007年5月(4月竣功)には8523Fがリニューアルを受け、タイプIの3両も含めて直通特急対応改造がなされ、8000系は全編成が直通特急対応となった。ただし、8523Fは山陽電気鉄道側の教習が行われていない編成のため、対応以降も直通特急の運用には入っていない。8502は化粧板を客室のみ白系とし、乗務員室は緑系のままとされ、乗務員室の仕切り窓の形状が運転席後ろと仕切り扉のみタイプII以降と同様になり、助手席側の窓は変更されていない。また、仕切り扉の幅は縮小され、中央よりも若干助手席側にずれて配置されている。妻面の貫通扉の窓は、タイプⅠのみ窓が小さいタイプで、タイプII以降は大きいタイプになっているが、リニューアル後も窓の大きさは変わらず、化粧板の変更のみとなっている。

2007年度は車両部門への予算投入の重点を1000系の増備に移行したことから、8523Fに続くリニューアルは実施されなかった。1000系の増備が一段落した2009年10月に8229F[19]が、2011年3月に8227F[20]が、同年9月に8231F[21]がそれぞれ施工された。8231Fは前面・側面の行先表示器がフルカラーLED式になったほか、扉開閉予告灯と盲導鈴も設置、前面の標識灯・尾灯がLEDの1灯タイプに変更されている。また、リニューアル時で捻出されたドアは7890形に譲渡されている。これにより、タイプI〜IIIまでの10編成はすべてリニューアルを終えた。

2012年4月、8233FがタイプIVの編成で初めてリニューアル工事を受けた。外観・装備の変更点は8231Fと同様ながら、全車がロングシートのままで、座席のクロスシート化は行われていない[22]。リニューアルに伴い、LED車内案内表示器が新品に交換され、やや表示部が小さくなっている。8233Fに次いで同年10月に8235Fが、2013年4月に8237Fが、同年9月に8243Fが、それぞれリニューアル工事を受けて運用に復帰しているが、8233F同様に全車ロングシートのままとされている。

その後、2014年3月に8245Fがリニューアルを受け、運用に復帰している。この8245Fからは補助電源のSIVがGTOからIGBTの新品に交換されている。また、同年9月に8247Fが、2015年5月に8249Fが、同年7月に8241Fが同じ内容でリニューアルを受けた。2015年3月に8241Fが入場し、同年4月時点で原色車は8239Fの1本のみとなったが、2015年5月に入場し、同年10月に全車のリニューアルが完了した。また、これによって阪神が所有する編成単位の車椅子スペース設置率100%が達成された。

2014年には、直特運用に入らない8523Fも含めて姫路寄り先頭車1号車(8201形偶数番号車)山側に「上り大塩駅ではこの扉は開きません」のステッカーが貼られた。

変遷と現状編集

 
沖縄ジャックトレイン

2006年以降、2009年3月20日に開始された近畿日本鉄道(近鉄)との直通準備として、連結器を阪神独特のバンドン式密着連結器から、近鉄が採用している一般的な廻り子式密着連結器に換装された[23][24]。なお、これに伴い連結器高さを変更したためスカートの連結器上部部分のパーツを取り外し(撤去)、車体裾の一部を切り欠いている[25]。一部の先頭車は9300系以外の阪神電車と比べて車体裾が少し高いため、車体裾の切り欠きにおよんでいないものもあったが、現在はすべての車両に切り欠きがついている。なお、近鉄形ATS設置などの直通運転対応工事などは施工されていないため、阪神なんば線および近鉄奈良線には入線しない。

2013年11月18日から12月20日まで、8241Fが沖縄ジャックトレインとして運行されていた。当初は12月15日までの予定だったが、運用の都合で20日まで運転された。

2015年3月に8241Fが入場したことにより、8239Fが最後の原色車且つ車椅子スペース未搭載編成となったが、この8239Fも同年5月に入場・リニューアルされ10月に運用復帰したことで、8000系全車のリニューアルが完了した。これにより、原色車は全廃となった[26]

2018年4月9日にはそれまで東二見駅までしか入線したことの無かった8502Fが試運転で山陽姫路駅まで入線した[27]

2017年4月1日時点では6両編成19本114両が在籍している[28]。この両数は阪神電車の同一系列では1位であり、2位の1000系 (96両) と共にジェットカーの全在籍車両数(4両×23編成=92両)を上回っている。

編成編集

リニューアル前編集

タイプ 製造年
8201
(Tc1)
8001
(M')
8101
(M)
8101
(M)
8001
(M')
8201
(Tc2)
8201 8001 8101 8102 8002 8202 I 1984年2月
8211 8011 8111 8112 8012 8212 II 1984年12月
8213 8013 8113 8114 8014 8214 1985年12月
8215 8015 8115 8116 8016 8216 1986年5月
8217 8017 8117 8118 8018 8218 III 1986年12月
8219 8019 8119 8120 8020 8220 1987年7月
8221 8021 8121 8122 8022 8222 1988年5月
8223 8023 8123 8124 8024 8224 1989年1月
8225 8025 8125 8126 8026 8226 1989年5月
8227 8027 8127 8128 8028 8228 1990年1月
8229 8029 8129 8130 8030 8230 1990年5月
8231 8031 8131 8132 8032 8232 1990年12月
8233 8033 8133 8134 8034 8234 IV 1991年3月
8235 8035 8135 8136 8036 8236 1991年9月
8237 8037 8137 8138 8038 8238 1992年1月
8239 8039 8139 8140 8040 8240 1992年6月
8241 8041 8141 8142 8042 8242 1993年2月
8243 8043 8143 8144 8044 8244 1993年11月
8245 8045 8145 8146 8046 8246 1994年4月
8247 8047 8147 8148 8048 8248 1994年10月
8249 8049 8149 8150 8050 8250 1995年3月
8523 代替新造 1995年9月
8336 8536 1996年1月

リニューアル後編集

2016年4月1日現在[29]

リニューアル 座席 注釈
8201
(Tc1)
8001
(M')
8101
(M)
8101
(M)
8001
(M')
8201
(Tc2)
8211 8011 8111 8112 8012 8212 2002年 クロスシート4両
8213 8013 8117 8118 8018 8218 2005年 クロスシート2両 前照灯LED化
8215 8015 8115 8116 8016 8216 2004年 クロスシート2両
8219 8019 8119 8120 8020 8220 2003年 クロスシート4両 前照灯LED化
8221 8021 8121 8122 8022 8214 2004年 クロスシート2両
8523 8023 8123 8102 8002 8502 2007年 クロスシート2両 前照灯LED化、直通特急非充当編成
8225 8025 8125 8126 8026 8226 2006年 クロスシート2両 前照灯LED化
8227 8027 8127 8128 8028 8228 2011年 クロスシート2両
8229 8029 8129 8130 8030 8230 2009年 クロスシート2両 前照灯LED化
8231 8031 8131 8132 8032 8232 2011年 クロスシート2両 行先表示器・標識灯LED化、ドア部に盲動鈴・扉開閉予告灯設置
8233 8033 8133 8134 8034 8234 2012年 全車ロングシート 行先表示器・標識灯LED化、ドア部に盲動鈴・扉開閉予告灯設置
8235 8035 8135 8136 8336 8536 2012年 全車ロングシート 行先表示器・標識灯LED化、ドア部に盲動鈴・扉開閉予告灯設置
8237 8037 8137 8138 8038 8238 2013年 全車ロングシート 行先表示器・標識灯・前照灯LED化、ドア部に盲動鈴・扉開閉予告灯設置
8239 8039 8139 8140 8040 8240 2015年 全車ロングシート 行先表示器・標識灯LED化、ドア部に盲動鈴・扉開閉予告灯設置
8241 8041 8141 8142 8042 8242 2015年 全車ロングシート 行先表示器・標識灯・前照灯LED化、ドア部に盲動鈴・扉開閉予告灯設置
8243 8043 8143 8144 8044 8244 2013年 全車ロングシート 行先表示器・標識灯・前照灯LED化、ドア部に盲動鈴・扉開閉予告灯設置
8245 8045 8145 8146 8046 8246 2014年 全車ロングシート 行先表示器・標識灯・前照灯LED化、ドア部に盲動鈴・扉開閉予告灯設置
8247 8047 8147 8148 8048 8248 2014年 全車ロングシート 行先表示器・標識灯LED化、ドア部に盲動鈴・扉開閉予告灯設置
8249 8049 8149 8150 8050 8250 2015年 全車ロングシート 行先表示器・標識灯LED化、ドア部に盲動鈴・扉開閉予告灯設置

脚注編集

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  1. ^ 8211Fで例えると、大阪方より8211 - 8011 - 8111 - 8112 - 8012 - 8212となる。
  2. ^ 『私鉄の車両21 阪神電気鉄道』8頁。
  3. ^ 『私鉄の車両21 阪神電気鉄道』9頁。
  4. ^ 『私鉄の車両21 阪神電気鉄道』12頁。
  5. ^ 『私鉄の車両21 阪神電気鉄道』13頁。
  6. ^ 『私鉄の車両21 阪神電気鉄道』16頁。
  7. ^ a b 『日本の私鉄5 阪神』37頁。
  8. ^ 他の編成では従来車同様乗務員室扉下にある。
  9. ^ タイプII以降のグループを「8010系」と呼ぶことは阪神の付番ルールと矛盾するのでほとんどない。
  10. ^ 3901・3902・3904と3802の台車で4両分まかなえるが、3802の台車はFS-390なので換装時に改造を実施している。
  11. ^ 設置当時では主流であった、ドットの面積が大きいもの。現在取り付けられているものは、リニューアル改造後に設置された。
  12. ^ 設置場所は進行方向梅田向きで山側(左側)2か所、海側(右側)1か所である。
  13. ^ 『日本の私鉄5 阪神』144-145頁。
  14. ^ 『私鉄の車両21 阪神電気鉄道』17頁。
  15. ^ 資料によっては8101の廃車日時を3月31日とするものもある。
  16. ^ a b c d e f g h i 「阪神電気鉄道8000系リニューアル車が登場」『鉄道ジャーナル』2002年7月号、鉄道ジャーナル社。96頁。
  17. ^ a b c d e f g h 「阪神電気鉄道8000系リニューアル車が登場」『鉄道ジャーナル』2002年7月号、鉄道ジャーナル社。97頁。
  18. ^ このときのドアの化粧版は灰色無地だった
  19. ^ 「大手私鉄車両ファイル 車両データバンク」『鉄道ファン』2010年9月号(通巻593号)付録、交友社
  20. ^ 「大手私鉄車両ファイル 車両データバンク」『鉄道ファン』2011年9月号(通巻605号)付録、交友社
  21. ^ 阪神8000系8231編成がリニューアルを終える - 『鉄道ファン』railf.jp 鉄道ニュース(交友社) 2011年9月29日
  22. ^ 阪神8000系8233編成が更新工事を終え運用に復帰 - 『鉄道ファン』railf.jp 鉄道ニュース(交友社) 2012年4月9日
  23. ^ 8000系においては、製造当初より将来の連結器換装を前提として当初はバンドン連結器を伴板守部にアダプターを介して取り付けていた。これは以降の9000系・9300系・5500系も同様である。
  24. ^ この密着連結器は、1000系で採用されているものと同様、上部を切り欠いたタイプである(他の車両も同様。ただし一部を除く)。
  25. ^ 後からスカートを追加されたタイプIも含めて、スカートも将来の連結器換装に備えて改装が容易になるよう考慮されていた。これは5500系・改造2000系も同様である。
  26. ^ “阪神8000系8239編成が運用復帰”. 鉄道ファン railf.jp (交友社). (2015年10月13日). http://railf.jp/news/2015/10/13/170000.html 2015年10月13日閲覧。 
  27. ^ “阪神8000系8502編成が山陽姫路へ”. 鉄道ファン raillf.jp (交友社). (2018年4月13日). https://railf.jp/news/2018/04/13/170000.html 2018年5月28日閲覧。 
  28. ^ 鉄道ファン』2017年8月号 交友社 「大手私鉄車両ファイル2017 車両配置表」
  29. ^ ジェー・アール・アール編『私鉄車両編成表 2016』交通新聞社、2016年、146頁。

参考文献編集

  • 鉄道ピクトリアル』1997年7月臨時増刊号 No.640 「特集:阪神電気鉄道」 電気車研究会
  • 鉄道ダイヤ情報』1995年3月号 No.131 「特集:阪神電車の研究」 弘済出版社
  • 『関西の鉄道』No.53 「News:阪神だより」関西鉄道研究会
  • 『サイドビュー阪神』1996年 レイルロード
  • 『車両発達史シリーズ 7 阪神電気鉄道』2002年 関西鉄道研究会
  • 『復刻版 私鉄の車両21 阪神電気鉄道』ネコ・パブリッシング、2002年(原著1986年、保育社)。
  • 『カラーブックス 日本の私鉄 5 阪神』1989年 保育社
  • 『鉄道ファン』2002年7月号(通巻495号) 「CAR INFO 阪神8000系 リニューアル車」 交友社

外部リンク編集