FC大阪(エフシーおおさか)は、大阪府東大阪市を本拠地とするサッカークラブ。Jリーグ加盟を目指すクラブの1つである。

FC大阪
原語表記 FC大阪
呼称 FC大阪
クラブカラー     水色
創設年 1996年
所属リーグ 日本フットボールリーグ
クラブライセンス (未承認)
ホームタウン 大阪府東大阪市
ホームスタジアム Hattori Ryokuchi track and field place.jpg服部緑地陸上競技場
東大阪市花園ラグビー場第2グラウンド
収容人数 6,949(服部緑地)
1,722(花園第2G)
運営法人 株式会社FC大阪
一般社団法人FC大阪スポーツクラブ
代表者 日本の旗 疋田晴巳
監督 日本の旗 塚原真也
公式サイト 公式サイト
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ
株式会社FC大阪
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
577-0056
大阪府東大阪市長堂1-9-6
設立 2019年4月23日
業種 サービス業
法人番号 7122001032516
事業内容 トップチームの運営
代表者 疋田晴巳
外部リンク http://fc-osaka.com
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一般社団法人FC大阪スポーツクラブ
創立者 株式会社アールダッシュ他
団体種類 一般社団法人
設立 2018年1月4日
所在地 大阪府大阪市中央区北久宝寺町2-1-10
主要人物 代表・疋田晴巳
活動地域 日本の旗 日本
活動内容 スポーツクラブの運営・マネジメント事業、スポーツイベント、スポーツ教室、スポーツ大会の開催事業、スポーツ選手の養成・指導並びに管理業務、スポーツに関する調査、研究、情報の提供事業、スポーツを通じた国際交流事業、スポーツ施設の管理運営事業
ウェブサイト https://fc-osaka.com
株式会社アールダッシュと共同経営
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株式会社アールダッシュ
R-dash Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
541-0057
大阪府大阪市中央区北久宝寺町2-1-10 F船場ビル9F[1]
業種 サービス業
事業内容 セールスプロモーション[1]
USTREAM事業[1]、通信事業[1]
ヒューマンマネジメント[1]
スポーツ・エンタテイメント[1]
代表者 疋田晴巳[1]
資本金 1,000万円[1]
外部リンク http://r-dash.co.jp
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概要編集

地域リーグ時代から女子クラブ、U-18、サッカースクール、シニアチームの運営などを展開し、またトップチームには元Jリーガーや外国人選手を採用している。この運営についてビジネスジャーナルは意欲的なチーム運営と評している[2]

また、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAブラジル1部リーグ)のグレミオFBPAと提携するとともに、現地に育成部門の組織を編成。プリメイラ・リーガポルトガル1部リーグ)のCSマリティモなどとも業務提携を図るほか、FC大阪に在籍した経験のある日本人選手のマネジメント事業にも取り組んでいる[2]

大阪府を本拠とするBASEBALL FIRST LEAGUE06BULLSと2013年3月27日に相互協力提携を結んでいる[3]

チームの運営母体である株式会社アールダッシュは、元々が企業・公益法人など諸団体へのセールスプロモーションを目的とした広告代理店であり、FC大阪は同社の社員などを中心にした企業草サッカーチームとしての結成だった。同クラブがJリーグ参入を目指すにあたっては、FC大阪というクラブを、諸団体の広告コンテンツの一部を担うものととらえ、サッカー部を保有することで、様々な取引先諸団体などの顧客に対してPRをする機会を生み出し、諸団体との関係性の強化を図っている[2]

2018年1月、Jリーグ加盟の前提となるサッカー部の法人化のため、一般社団法人FC大阪スポーツクラブを設立[4]。同年11月、東大阪市とホームタウン協定を締結する(後述)。

歴史編集

1996年に創設[5]2007年大阪府社会人サッカーリーグ1部で初優勝。2010年全国社会人サッカー選手権大会に初出場(1回戦でクラブフィールズ・ノルブリッツ北海道に敗退)。2011年、大阪府リーグ1部で3年連続4度目の優勝。関西府県サッカーリーグ決勝大会で優勝し、関西サッカーリーグ2部へ昇格。

2012年、関西リーグ2部で開幕から10連勝するなど13勝1敗の成績で優勝し、関西リーグ1部へ昇格。2013年、関西リーグ1部で12勝2分(無敗)の成績で優勝。第37回全国地域サッカーリーグ決勝大会は1次ラウンドで敗退。女子チーム「FC大阪CRAVO」を設立。2014年The KSL Island Shield of Awajiで優勝。大阪サッカー選手権大会で初優勝し第94回天皇杯に初出場(1回戦でツエーゲン金沢に敗退)。第50回全国社会人サッカー選手権大会で優勝。第38回全国地域サッカーリーグ決勝大会で準優勝。12月10日の日本フットボールリーグ(JFL)理事会でJFL入会が承認された[6]

2015年、第95回天皇杯の1回戦でセレッソ大阪に勝利を収めた。

 
FC大阪が本拠地として使用する計画が上がっている東大阪市花園ラグビー場第1グラウンド

2018年、Jリーグ加盟の前提となる運営法人「一般社団法人FC大阪スポーツクラブ」設立。JFL参戦4年目で、過去最高の年間通算順位2位で終了。同年11月27日、東大阪市をホームタウンとすることが承認される[7]。東大阪市には、2019年のラグビーW杯を前に大改修を終えた東大阪市花園ラグビー場などがあり、今後、東大阪市をホームタウンにJリーグ参入に向けた準備を進める[8]

その後、2019年11月26日をもって、FC大阪と東大阪市との間で東大阪市花園ラグビー場の第2グラウンドの改修に関する協定を結んだ[9]。具体的には、老朽化が進んでいる第2グラウンドをJ3リーグ(Jリーグ3部)公式戦に対応して[9]、これまでの1300人入る観客席から5000人以上の観客席を備え[10]、正面にあるスタンドに屋根を設置し、ゴール裏にあるスタンドに傾斜をつける整備を行うことになっている[9]。建設費はFC大阪がすべて負担して、完成した後は東大阪市に対して寄贈される[9]。今回の改修工事はFC大阪側から打診があり、実現したもの[10]。改修工事は2021年12月以降に完成する[10]。また、2019年11月26日にはJリーグに対して、「百年構想クラブ」の申請の関連書類を提出した[11]

2020年2月25日にJリーグ百年構想クラブとして承認された[12]

ホームタウン活動編集

上記の通り、2019年度から東大阪市をホームタウンとして制定しているが、2017年には富田林市ともシティーセールスに関する包括的連携協定を結び、ホームタウンに準じる活動を行っている。

具体的には、インターネットテレビの動画配信サービスである「FC大阪TV」「富田林TV」を活用し、富田林市とFC大阪の双方のPR活動の実施、富田林市の主催するイベントにおいて、FC大阪の選手・スタッフを動員し協力を行う、サッカー教室の開催などである[13]

その他、四條畷市阪南市門真市とも、ホームタウンに準じたシティーセールスやSDGs推進活動などにかかわる包括連携協定を締結。大阪市松原市岸和田市柏原市とは地元ケーブルテレビやインターネットテレビを通した動画配信サービスへの情報提供など[14]を展開している。

戦績編集

リーグ戦編集

年度 所属 順位 勝点 試合 得点 失点 得失差 監督
2006 大阪府2部Aブロック   伊藤貞治
2007 大阪府1部S2 優勝 18 7 6 0 1 31 8 23   小川雅己
2008 大阪府1部 3位 36 15 12 0 3 53 12 41   森岡茂
2009 優勝 38 15 12 2 1 61 12 49
2010 優勝 38 15 12 2 1 76 14 62
2011 優勝 45 15 15 0 0 73 9 64
2012 関西2部 優勝 36 14 13 0 1 52 7 45
2013 関西1部 優勝 38 14 12 2 0 38 7 31
2014 2位 31 14 9 4 1 37 15 22
2015 JFL 8位 44 30 13 5 12 45 35 10
2016 5位 58 30 18 4 8 52 31 21   和田治雄
2017 4位 55 30 16 7 7 59 32 27
2018 2位 57 30 18 3 9 54 34 20
2019 8位 40 30 10 10 10 33 32 1
2020 30   塚原真也

天皇杯編集

  • 出場5回(2019年現在)
年月日 時期 会場 得点 対戦相手 観客
94 2014年7月5日 1回戦 金鳥スタ ●0-5 ツエーゲン金沢 (J3) 619
95 2015年8月29日 1回戦 金鳥スタ ○2-1 セレッソ大阪 (J2) 4,467
2015年9月5日 2回戦 金鳥スタ ●2-3
延長
愛媛FC (J2) 1,186
97 2017年4月22日 1回戦 YS長居 ○4-1 佐賀大学 (佐賀) 415
2017年6月21日 2回戦 ニッパツ ●1-3 横浜F・マリノス (J1) 2,468
98 2018年5月26日 1回戦 金鳥スタ ○3-0 徳山大学 (山口) 369
2018年6月6日 2回戦 ニッパツ ●3-4 横浜F・マリノス (J1) 3,096
99 2019年5月25日 1回戦 東近江 ○2-0 MIOびわこ滋賀 (滋賀) 267
2019年7月3日 2回戦 ユアスタ ●1-4 ベガルタ仙台 (J1) 2,617

タイトル編集

リーグ戦編集

その他編集

個人編集

下部・関連組織編集

  • FC大阪CRAVO - 2013年に設立された女子サッカーチーム。2020年は関西女子サッカーリーグ Division1に所属。
  • FC大阪VIDA - 50歳以上を対象としたシニアチーム。
  • サッカースクール - 育成組織として児童から高校生を相手にサッカースクールを持つ。U-18チームも持つ。それとは別に大人(社会人)のサッカースクールを運営している。
  • その他 - 育成組織として、ブラジルに「FC大阪Brasil」という支部を持つ。

FC大阪高等学院編集

FC大阪ではU-18に所属する選手を中心として、「やりたいことの時間の確保」と「夢の実現を目指す」というコンセプトに挑む若者たちに、サッカー選手としてだけでなく、人間の人格形成を目的とした定時制・通信制の高等学校として、「鹿島学園高等学校・FC大阪高等学院」を、学校法人鹿島学園(本部・茨城県[15])と連携し、本社オフィスのある大阪市の中央本校と、練習場がある堺市の堺校の2つで展開している。

同学院の生徒らは、サッカーの練習、並びに通常の高等学校の卒業資格を得ることを目的とした授業のほか、サッカーを中心軸としたスポーツビジネスの運営、スポーツマネージメントや将来のセカンドキャリアにもつながる社会人基礎力を高めるための勉強も行っている[16]

国外の業務提携クラブ編集

ホームスタジアム編集

JFL加盟以後

2018年までは大阪市が主たるホームタウンであり、長居公園の長居球技場(当時キンチョウスタジアム)、または長居第2陸上競技場(ヤンマーフィールド長居)をメインとしていた。2019年からは正式に東大阪市がホームタウンとなるも、メインは豊中市服部緑地陸上競技場となる。

年度 金鳥スタ YS長居 YF長居 JG堺S1 服部緑地 万博 三木 紀三井寺 桃源郷 園部 花園第2G 花園多
2015 6 3 2 3 1 0 0 0 0 0 0 0
2016 1 2 5 2 3 2 0 0 0 0 0 0
2017 1 1 3 6 0 4 0 0 0 0 0 0
2018 5 1 2 3 0 0 1 1 1 1 0 0
2019 - 1 0 2 9 2 0 0 0 0 0 1
2020 - 0 0 0 8 0 0 0 0 0 7 0
凡例
  • 金鳥スタ=金鳥スタジアム(長居球技場)
  • YS長居=ヤンマースタジアム長居(長居陸上競技場)
  • YF長居=ヤンマーフィールド長居(長居第2陸上競技場)
  • JG堺S1=堺市立サッカーナショナルトレーニングセンターS1フィールド
  • 服部緑地=豊中市服部緑地陸上競技場
  • 万博=万博記念競技場
  • 三木=兵庫県立三木総合防災公園陸上競技場
  • 紀三井寺=紀三井寺運動公園陸上競技場
  • 桃源郷=紀の川市桃源郷運動公園陸上競技場
  • 園部=南丹市園部公園陸上競技場
  • 花園第2G=東大阪市花園ラグビー場第2グラウンド
  • 花園多=花園中央公園多目的球技広場

ユニフォーム編集

ユニフォームの色
カラー シャツ パンツ ストッキング
FP(1st) 水色 水色 水色
FP(2nd)
GK(1st)
GK(2nd) ピンク ピンク ピンク
 
 
 
 
 
 
 
 
 
FP 1st
 
 
 
 
 
 
 
 
 
FP 2nd
 
 
 
 
 
GK 1st
 
 
 
 
 
GK 2nd

クラブカラー編集

  •      水色

ユニフォームスポンサー編集

掲出箇所 スポンサー名 表記 掲出年 備考
バイオバンク OM-X 2012年 -
鎖骨 HTBエナジー HTBエナジー 2020年 - 左側に表記
背中上部 井藤漢方製薬 井藤漢方製薬 2018年 - 2018年 - 2019年は背中下部
背中下部 ヒカリレンタ ヒカリレンタ 2020年 -
iCureテクノロジー iCure
アイキュア
鍼灸/接骨
2017年 - 2017年 - 2018年はパンツ
2017年は「こいずみ鍼灸整骨院」表記
2018年は「iCure 鍼灸/接骨」表記
パンツ なし - -

ユニフォームサプライヤー編集

歴代ユニフォームスポンサー年表編集

年度 鎖骨左 鎖骨右 背中上部 背中下部 パンツ サプライヤー
2012 OM-X 解禁前 堂島プリン - - - GAViC
2013 LAHAINA
2014 Grêmio FBPA SURF BOARDS
LAHAINA
gol.
2015 -
2016 タヒボ nFD TURKISH
AIRLINES
mitre
2017 SANYO SHOJI CO.,LTD.
METALS RECYCLE SYSTEM
地球にありがとう
RECYCLE
AID
こいずみ鍼灸整骨院
2018 - 井藤漢方製薬 SURF BOARDS
LAHAINA
iCure
鍼灸/接骨
new balance
2019 TEIEMU
GIKEN
Japan Create Azoom iCure
アイキュア
鍼灸|接骨
-/
タヒボ nFD
bonera
2020 HTBエナジー - 井藤漢方製薬 ヒカリレンタ -

脚注編集

  1. ^ a b c d e f g h 会社概要”. 株式会社アールダッシュ. 2015年11月16日閲覧。
  2. ^ a b c Jリーグ参入目前のFC大阪、その異色経営の秘密~入場料無料でも高収益、新営業戦略 2014.03.26 ビジネスジャーナル
  3. ^ FC大阪がプロ野球関西独立リーグの06BULLSと提携 - サッカーなう2013年3月28日
  4. ^ 一般社団法人FC大阪スポーツクラブ設立のお知らせ
  5. ^ チーム紹介(FC大阪)”. 日本フットボールリーグ. 2015年11月16日閲覧。
  6. ^ “第17回日本フットボールリーグ 新入会チーム決定” (プレスリリース), 日本フットボールリーグ, (2014年12月10日), http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/view/s.php?a=820 2015年11月15日閲覧。 
  7. ^ “東大阪市 ホームタウン承認について” (プレスリリース), 公式サイト, (2018年11月27日), http://fc-osaka.com/news/release/23482 2018年12月2日閲覧。 
  8. ^ “FC大阪のホームタウン申請を東大阪市承認 大阪3番目のJリーグ参入目指す” (プレスリリース), ヤフーニュース, (2018年11月23日), https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181127-00000096-dal-socc 2018年12月2日閲覧。 
  9. ^ a b c d 花園第2 FC大阪が整備へ」『NHK』、2019年11月26日。2019年11月27日閲覧。
  10. ^ a b c 徳永猛城「大阪)花園第2グラウンド改修へ FC大阪」『朝日新聞』、2019年11月27日。2019年11月27日閲覧。
  11. ^ 【FC大阪】Jリーグ百年構想クラブ申請書類の提出について」『時事通信』、2019年11月26日。2019年11月27日閲覧。
  12. ^ “Jリーグ百年構想クラブ 審査結果について” (プレスリリース), 日本プロサッカーリーグ, (2020年2月25日), https://www.jleague.jp/release/post-63062/ 2019年2月25日閲覧。 
  13. ^ 「大阪から世界へ」…FC大阪が富田林市と包括連携協定を締結(サッカー・キング)・プロサッカークラブ・FC大阪との取り組み(富田林市)
  14. ^ クラブ概要
  15. ^ 鹿島学園高等学校
  16. ^ FC大阪高等学院
  17. ^ “株式会社ニューバランス ジャパン様 トップパートナー(サプライヤー)契約締結” (プレスリリース), 公式サイト, (2018年1月10日), http://fc-osaka.com/news/release/15370 2018年1月13日閲覧。 

関連項目編集

外部リンク編集