まいてつ
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『まいてつ』は、Loseより2016年3月25日に発売されたアダルトゲーム。
対応機種 | Windows 7/8/10 |
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発売元 | Lose |
キャラクターデザイン | cura |
シナリオ | 進行豹 |
音楽 | studio sync,Beat system |
ジャンル | ビジュアルノベル |
発売日 | 2016年3月25日 |
レイティング | EOCS 18禁 |
キャラクター名設定 | 不可 |
エンディング数 | 8 |
メディア | DVD-ROM/ダウンロード |
画面サイズ | 1280×720 |
キャラクターボイス | フルボイス |
対応機種 |
PlayStation 4 Nintendo Switch |
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発売元 |
PS4:ヴューズ Switch:CIRCLE Entertainment |
発売日 |
PS4:2018年7月26日 Switch:2020年1月16日 |
レイティング | CERO:C(15才以上対象) |
備考 | 追加コンテンツ「まいてつ -PureStation- VR Viewer」はPlayStation VR対応 |
対応機種 | Windows 8/10 |
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発売元 | Lose |
キャラクターデザイン | cura |
シナリオ | 進行豹 |
音楽 | studio sync,Beat system |
ジャンル | e-motionノベル |
発売日 | 2020年10月30日 |
レイティング | EOCS 18禁 |
キャラクター名設定 | 不可 |
メディア | DVD-ROM/ダウンロード |
画面サイズ | 1280×720 |
キャラクターボイス | フルボイス |
アニメ:レヱル・ロマネスク | |
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原作 | Lose |
総監督 | ひらさわひさよし |
脚本 | 元村洸一 |
キャラクターデザイン | 野口孝行 |
音楽 | 酒井陽一 |
アニメーション制作 | サエッタ |
製作 | レヱル・ロマネスク製作委員会 |
放送局 | TOKYO MX |
発表期間 | 2020年10月 - 12月 |
話数 | 全12話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
映像外部リンク | |
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家庭用ゲーム機版の『まいてつ -pure station-』も制作され、PlayStation 4版がヴューズより2018年7月26日に、Nintendo Switch版がCIRCLE Entertainmentより2020年1月16日に発売された[1][2]。さらに同年10月30日にはまいてつ本編と続編を収録した『まいてつ Last Run!!』が発売。
あらすじ編集
大詔三年、旧帝鉄で製造された8620形蒸気機関車のトップナンバー専用レイルロオドであるハチロクは、新動力機関エア=クラの登場により迎えた大廃線時代にともなって廃用とされ帝鉄解体後、右田汰斗に8620形蒸気機関車ごと引き取られる。
しかし、過去の事故の影響により、レイルロオドの機能記憶を損傷していたハチロクは、8620形の機体の修復が果たせず、それに失望した汰斗により、機能を止めハチロクは長い眠りについた。
時は流れて正和五十四年、主人公である双鉄は第二故郷の御一夜市救済のため帰郷中に偶然にハチロクを目覚めさせ、そのオーナーとなる。双鉄とハチロクは、8620形の復活を目指す。
登場人物編集
※担当声優はPC版 / 家庭用ゲーム機版の順。
主人公編集
- 右田 双鉄(みぎた そうてつ)
- 声 - 樫野樹 / 望月英
- 誕生日:2月2日
- 本作の主人公。大廃線時代末期に発生した鉄道事故の被害者で旧姓は「十川(そごう)」。家族全てを失くしたところを右田家に引き取られ養子となった。
- 熟考する場面ではよく「む。」や「…うむ。」と答えることが多い。
- 立ち絵は用語トピックス画面で確認することが出来、カラーのラフ絵であったが、後のバージョンでは新規に描き起こされている。事故で負った傷跡は前髪に隠されている。
ヒロイン編集
- ハチロク / すず
- 声 - 桐谷華 / 種﨑敦美
- ロールアウト日:大詔3年3月8日(正和61年新造修復)身長:124cm 体重:35kg スリーサイズ:B57/W43/H59
- 旧帝鉄8620形蒸気機関車トップナンバー機8620専用レイルロオド。帝鉄解体直前、右田汰斗により8620とともに買い取られて、御一夜へ運ばれてきたものの、そのまま眠らされてきた。進学で帰郷した双鉄に偶然目覚めさせられる。会話は「〜と申します」や「〜でございます」と古風[注 1]なもので、インターネットなどの現代の物には疎い[注 2]が、とても優秀なレイルロオド。しかし、目覚めて以降は著しい能力低下に苦しめられている。一人称は「わたくし」。
- 蒸気機関が異常燃焼を起こすため、飲酒はできない。また、自分の動力源でもある石炭には一家言ある。
- 二人称は名前に「様」を付けるが、日々姫のみ彼女の厚意で呼び捨てで呼ぶ。凪に至っては、機関士助手の仕事が様になって以降は呼び捨てとなった。
- 8620運転、整備中時、整備体での服装は、時折双鉄と一緒にナッパ服を着用する場面もある。
- ハチロクのルートへ進むと、メインエピソードの終盤に双鉄から「すず」の名を与えられ、その後のシーンエピソードは字幕の名前が「ハチロク」から「すず」に変更される。
- 右田 日々姫(みぎた ひびき)
- 声 - ヒマリ / 朋永真季
- 誕生日:10月25日 身長:148cm 体重:50kg スリーサイズ:B76/W54/H78
- 双鉄の義妹。お絵描きが大好きであり、その気持ちを御一夜市内の看板描きやマップ作成といった仕事につなげている。
- 会話は普段は隈元弁だが、見栄を張る場面では共通語を使う(双鉄を呼ぶときは「にぃに」だが、「兄さん」と呼ぶなど)。潔癖症で、世渡りは下手なタイプ。
- エアクラ工場誘致には先輩の稀咲の関係もあり賛成側だったが、双鉄が明確に誘致反対側となり鉄道を志すのを機に揺れ動く。
- 成長後は車両デザイナーとなる。
- 雛衣 ポーレット(ひない ポーレット)
- 声 - あじ秋刀魚 / 前田恵
- 誕生日:12月18日 身長:158cm 体重:56kg スリーサイズ:B84/W59/H83
- 亡き父の意志を継ぎ、御一夜へのエアクラ工場誘致の反対の旗を掲げる、若き御一夜市長、兼、御一夜鉄道株式会社社長。キハ07Sの運転士でもあり、同専用レイルロオドのれいなとは、実の姉妹のように仲良しである。
- 家系は母方の祖母がフランクの系列であり、肌が白く瞳は青い。フランク人は気さくな人が多いらしい。
- 家はアパート暮らしだが、家庭用ゲーム機版はシーンの規制上、カットされるため、観賞にある背景一覧でポーレットの部屋の閲覧が可能。
- れいな
- 声 - 杏子御津 / 門脇舞以
- ロールアウト日:大詔25年3月26日 身長:113cm 体重:30kg スリーサイズ:B53/W42/H55
- 御一夜鉄道キハ07S専用レイルロオド。ハチロクより小柄の見た目や、のんびりとした言動からは想像がつかないが、かつては硬上(かたかみ)鉱山鉄道で大活躍をし、その全盛期から廃鉱までを余さずその目に焼き付けてきたという、深い人生的経験の持ち主でもある。コンや加藤雀などの動物とも心通わすことが出来る。
- 車両機体がガソリン動車からディーゼル動車に改造されたことに伴い、自身も改修されたが、その影響で時折運転中に眠ってしまい、非常時の対応はおろか、共感通信も不可能になる欠点をもっている。
- ポーレットのお手製のキハ07形のぬいぐるみクッション「れいななくん」がお気に入りだが、シーンの関係上家庭用ゲーム機版は場面の置物でも登場せず、3月26日のれいなの誕生日記念動画に「れいななくん」の名前が出ている。
- 裏設定で炭鉱が栄えた当時は、炭坑夫達と駅構内のテレビでプロレス番組を見て、気に入っている一面もあった。
- 右田 真闇(みぎた まくら)
- 声 - かわしまりの / 瑞沢渓
- 誕生日:11月27日 身長:163cm 体重:60kg スリーサイズ:B92/W60/H86
- 御一夜を代表する、焼酎蔵、右田一酒造元の杜氏にして、日々姫の姉で、双鉄の義姉。酒造りのセンスはもちろん、経営センスに優れ、その若さにもかかわらず、商店会中から頼りにされる存在である。
- 宝生 稀咲(ほうしょう きさき)
- 声 - 上田朱音 / 眞田朱音
- 誕生日:7月1日 身長:160cm 体重:57kg スリーサイズ:B83/W58/H85
- 隈元銀行頭取、宝生元忠の一人娘にして、学園生ながら隈元銀行御一夜支店長を任されてもいる、現役の学園生。御一夜育ちだが、隈元弁を用いず、一人称は「ボク(時折「僕」)」。御一夜市が経済的苦境を脱する道はエアクラ工場誘致しか無いと判断し、それを実現するため活発に活動している。
- 裏設定では仕事が忙しい際の出前は、隈元銀行近くのピザが好物であり、シナリオ担当の進行豹には「バカ舌」であると紹介されている。
- 蓑笠 凪(みのかさ なぎ)
- 声 - 早瀬ゃょぃ / 八神よつば
- 誕生日:1月7日 身長:130cm 体重:38kg スリーサイズ:B62/W47/H67
- 剣術修行とふかみが大好きな、蓑笠鍛冶屋の自覚無き看板娘。体を動かすことが得意であることから、ふかみが川下り舟を操る姿に興味を持ち、川下りの手伝いをするようになり、そこから急速に仲良くなった。女の子らしからぬ言動や、好奇心旺盛で周囲に騒動を巻き起こすこともしばしば。
- 成長後は御一夜鉄道機関助士となる。
- 早瀬 ふかみ(はやせ ふかみ)
- 声 - 佐倉江美 / 永井真衣
- 誕生日:8月10日 身長:143cm 体重:46kg スリーサイズ:B69/W52/H72
- 病弱な母に代わって、御一夜の誇る観光資源、クマ川下りの運営を必死に務める苦労人の少女。凪と仲良し。読書が大好きで物静かで引っ込み思案な性格なのだが、生活上の必要に鍛えられ、営業トークなどはしっかりこなせ、標準語で話す。
- かなりの照れ屋で、Q&Aコーナーでは凪が男の子だったらと想像しただけで赤面する。
- 成長後はクマ川下りの看板娘で大黒柱となる。
- オリヴィ
- 声 - 白井来茉
- ロールアウト日:明智45年6月13日
- 冥国製(メリケン)の汎用型レイルロオド。Ⅸ号機関車に乗務。ハチロク以上の大ベテランで、保線にも詳しい。みかん鉄道に深い愛着と誇りとを抱いているが、御一夜鉄道へ移籍する。
- ニイロク
- 声 - 藤森ゆき奈→赤月ゆむ / 大沢りん
- ロールアウト日:正和14年2月6日
- 旧帝鉄最末期の時期に製造されたクハ26専用レイルロオド。大廃線により、運転体のみが赤井に引き取られた。
- 廃用により、保管されたハチロクとは異なり、鉄道に関与しないサポートが中心の空虚の日々を送り、当初は顔全体を白い包帯に包んでいたが、後に素顔を見せる。
- 顔を隠し冷めた口調により、大人びてクールに見えるが、れいなより年下となるため、彼女からは「ニイロクちゃん」と呼ばれる。
サブキャラクター編集
- 登呂流湯(とろるゆ)主人
- 声 - 汐花はるの / 森山このみ
- 御一夜の温泉をそのまま引いている公衆浴場、登呂流湯の女主人。元々登呂流湯は亡くなったご亭主のもので、ご亭主の生前には、彼女自身はレイルロオド技師をしていたと言われている。
- 夜23時の登呂流湯は貸し切り状態で、仕事終わりの双鉄はよくこの時間帯の女湯を利用してもらっている。
- 宝生 元忠(ほうしょう もとただ)
- 声 - 西岡賢吾 / 安平寺大和
- 隈元銀行頭取にして、隈元を代表する財界人の一人。稀咲の父。その影響力は絶大で、日ノ本各地で引く手あまたのエアクラ工場の誘致話を、独力で御一夜へともってきた。
- ルートによっては、稀咲同様に対立的な立場となるが、出会って以降は双鉄を気に入り、気質を買っていた。
- 記念日動画の稀咲の発言によると「納豆」が苦手である様子。
- 裏設定で、学生時代はプロレスを経験したことがあり、現在は背広を着こなしているが、俗に言う細マッチョ体型であったことが伺える。
- 蓑笠 穣(みのかさ みのる)
- 声 - 佐倉マコト / 杉本大介
- 凪の祖父で蓑笠鍛冶屋の店主。元々は農具の鍛冶だが大廃線以降、入手手段が限られてしまった御一夜鉄道の車両部品についても製造を引き受けるようになった。
- 職人気質の好々爺で孫の凪には甘いが、騒動を起こした際は厳しく叱っている。
- 後のバージョンではデザインが少し加えられ、額に眼鏡を乗せた手拭いを着用している。
- 赤井 清春(あかい きよはる)
- 声 - 陸奥出流 / 小尾元政
- 誕生日:5月30日
- 御一夜最大最古の神社、赤井阿蘇神社の宮司。かつては帝鉄に勤務していた鉄道マンだったといううわさがある。
- 早瀬 流(はやせ ながれ)
- 声 - 遠野誠 / 近野誠一郎
- ふかみの祖父で元クマ川下り先頭。引退後はその技能を生かし、兄弟ともども御一夜鉄道の保線ボランティアに従事している。
- 顔がよく似た弟たちがおり、名前は治(おさむ)と堰(せき)。双鉄も当初、流を堰と間違えていた。
- 浦上(うらかみ)
- 声 - 橘まお / 中村麻未
- エアロクラフテック社社員、エアクラ工場の立地に好適な場所を探すのが主たる仕事。今は、隈本銀行御一夜支店に派遣され、宝生稀咲の秘書を兼務している。
- 男性に間違えられがちだが、女性である。
- 永山 典子(ながやま のりこ)
- 声 - 星鹿りえ / 櫻井菜々絵
- 幽霊寺の異名でも知られる、古刹、永山寺の住職「永山 雲山(ながやま うんざん)」の夫人。独身時代には帝鉄職員で、食堂車勤務をしていた。
- ハチロクのルートでの登場は遅いが、日々姫、ポーレットルートでは早い段階で登場する。
- コン
- 声 - 小倉結衣 / 共通
- 御一夜駅周辺に出没していたノラ狐。人懐っこく愛嬌たっぷり、日々姫とれいなによって名付けられて、のちに御一夜駅の特別駅長職を務めるようになる。
- 当初は双鉄からは「野良犬」、ポーレットからは「野良猫」と呼ばれていた。
- ナビ
- 声 - (非公開) / 安齋レイコ
- 双鉄の所有する飛行型エアクラ試作機に搭載されているナビゲーションと運動制御を担う人工知能、「エアクラ・ナビ」に双鉄が名前を付けたもの。双鉄と会話を交わすことができ、彼の安全を確保することを最優先の任務としている。双鉄の意図をそのまま答えるため「可愛くないな」と評されている。
- 各ヒロインルート前に8620の資金繰りのため、宝生親子の経営する隈元銀行の担保により試作機は預けられてしまうが、後日、双鉄が試作機・ナビを操作している。レイルロオドとの共感通信も可能。飛行外での通信は、双鉄の右腕あるにナビとの通信機を用いる。
- 試作機であるため、機体は双鉄一人でも運び移動可能なほど軽量に設計されている。
- 加藤 雀(かとう すずめ)
- 声 - 志雄子奨 / 森田則昭
- 蒸気機関車の吐き出す煙の熱を好んで巣作りする雀たちのリーダーと思しき、他を圧する貫録を持つ少し大きめな雀。
- 路子(みちこ)
- 声 - 蒼原千佳 / 村田知沙
- 誕生日:2月2日
- 双鉄の双子の妹。両親共々既に亡くなっているが、双鉄の見る夢で登場。双鉄を「そーちゃん」呼んでいた。
- 毛利の安芸(もうりのあき)/ 電車姫(でんしゃひめ)
- 声 - 雪都さお梨 / 深田愛衣
- 誕生日:不詳
- 8620にストーブ客車を提供した「まいてつ」の鉄道姫。 廣島、毛利電鉄のオーナー社長であり、正真正銘の毛利家の姫君。溢れる才覚で経営資源を活用、収益化し、日ノ本中の鉄道復権へ向けた動きを細やかにサポートしている。
- 和服姿に会話は「わらわ」、「そち」、「〜じゃ」などお姫様そのものな風貌だが「うぷぷぷぷ〜」と笑うなど子供っぽい一面も持ち合わせている。
- 清美(きよみ)機関士
- ハチロクの元所持者(オーナー)であり、8620の運転士。最初の回想のみ登場。8620の鉄橋崩落での事故を免れるため、ハチロク共に覚悟を決め、脱線。大廃線の末期となる。
- ハチロクも事故により、かなりの損傷をうけたが、重体になるほどの大事には負わなかった。
- それ以降は登場しないが、ヒロインルートの間に、ハチロクが清美と連絡を取り合ったことを示唆している。
- アルジェ
- 声 - (未登場) / 尾崎真実
- ゲーム本編には登場しないが、PS4版「まいてつ -PureStation-」追加コンテンツ特典「まいてつ -PureStation- VR Viewer」に登場。
- 銚子電気鉄道デキ3形電気機関車専用レイルロオド。正式名称は「アルジェマイネ・ドライ」。この名前は3号機レイルロオドの仮の個体名称だが、本人は「自分という個体を端的に表している」という理由で変更はしなかった。通称は「アルジェ」と呼ばれる他に「マイネ」や「ほしあじちゃん[注 3]」とも呼ばれる。ステッキを所持している。
- 遠路から御一夜にやってきた。
- 宗方 甚六(むなかた じんろく)
- 声 - 昭和一郎
- 誕生日:12月4日
- 寡黙で感情を表に出さない、職人肌のベテラン機関士。肥颯みかん鉄道に勤務。長年オリヴィとⅨ号機関車での乗務を重ねていたが、オリヴィの移籍によって袂をわかった。
- 右田 ひかり(みぎた ひかり)
- 声 - 梅木ちはる
- 誕生日:9月10日
- 双鉄とポーレットの娘。極端な人見知りではにかみや。両親やれいなを始めとする御一夜の人々に甘やかされ守られ、幸せな幼児期を過ごしている。
- ひよこ
- 声 - 桃山いおん
- ロールアウト日:大詔27年2月28日
- 旧帝鉄C57 145専用レイルロオド。 旺宮鉄道歴史館の実質的な館長で電車姫の親友。レイルロオドの存在そのものについての極秘裏の研究をライフワークとしている。
- みくろ
- 声 - 和央きりか
- ロールアウト日:大詔11年1月28日
- 旧帝鉄8620形38696専用レイルロオド。自らの部品の多くをとあるレイルロオドの復元のために提供しており、現在は大牟田の動物園で静かに余生を過ごしている。
- 西瓜(すいか)
- 声 - 伊ヶ崎綾香
- ロールアウト日:1969年7月31日
- 仲国を代表する名機関車、東富4 2000の専用レイルロオド。日ノ本語に堪能で日ノ本の鉄道事情にも詳しい。仲国視察に訪問する双鉄たち一行のガイドを務める。
- 姜 叶煌(きょう ようこう)
- 声 - かの仔
- 誕生日:4月1日
- 稀咲の友人。仲国国務院鉄道部副部長秘書。仲国国鉄の運営方針決定に関与できる立ち位置にある才女。双鉄たちを仲国に招き、鉄道活性化への起爆剤にしたいと考えている。
- No.19
- 声 - ココミ
- 誕生日:8月28日
- 双鉄たち一行が観光乗車した、芭岩鉄道No.19蒸気機関車の専用レイルロオド。人里離れた炭鉱町の山岳路線で、アヒルやガチョウを友としてのんびり暮らしている。
- 劉 志寰(りゅう しかん)
- 声 - 来馬里於
- 誕生日:10月8日
- 西瓜のかつてのマスターを父に持つ、仲国国鉄の若きエリート機関士。善良にして純朴な人柄の持ち主だが、初恋の相手である西瓜への想いを叶えられずにいる。
用語編集
- 日ノ本(ひのもと)
- 本作の舞台である御一夜市が存在する国家。「日ノ本乃帝(ヒノモトノミカド)」の下に置かれた帝国議会によって政治が行われており、帝は政治的発言は行わない。首都は「帝都」と呼ばれる。かつて拡大路線に走り、世界大戦を二度経験した。その結果、第二次世界大戦において日ノ本は大敗し、以後は憲法により非戦を国是として国家を立て直し[3]、技術革新を経て経済的にも復興を果たす。モデルは現実の日本と思われる。
- 御一夜市(おひとよし)[5]
- 本作の舞台で、日ノ本の九洲地方隈元県に存在する地方都市。人口は35000人弱で、市長は雛衣・ポーレット。急流・ クマ川によって市が二分されている。かつては鉄道のターミナル駅を抱え、船でのクマ川下りなどの観光や九洲最大の炭鉱で栄えたが、近年は衰退しつつある。この打開策として、エアクラ工場の誘致話が持ち上がっている。熊本県人吉市をモデルとしている。
- 御一夜市役所[注 4]、赤井阿蘇神社、クマ川下りなどがロケーションに登場する。
- 帝鉄(ていてつ)
- 正式名称は「日ノ本帝有鉄道[注 5]」。明智時代に日ノ本各地の鉄道会社を統合して設立された国有鉄道会社で、8620など多くの車両を保有していた。赤字体質であり、その運営は国の補助金によって賄われていた。このため、エアクラの普及に伴い補助金が削減されると、路線の敷設や車両の開発製造が休止となるなど経営に支障をきたすようになる。その後、保線不良による鉄道事故が頻発し、鉄道利用が更に落ち込むなどの悪循環に陥り、最終的に解体された。本編開始時点では既に解体されているため、作中では主に旧帝鉄と呼ばれる。現実の国鉄(鉄道省営鉄道および日本国有鉄道)をモデルとしていると思われる。
- レイルロオド
- 人型・人形型の鉄道車両制御モジュール。運用する鉄道車両の制御補佐を担う。人工知能を搭載しているため感情がある。髪や爪などは人工物であるため、伸びることはなく、破損した場合は交換する。人ではない物のため、基本的には人権などは一切認められていない。
- 服装内にあるネックレス型の「タブレット」装備に機能中枢が存在する。動力源は対応する鉄道車両と同じもので、ハチロクの場合は「水」と「石炭」。れいなの場合は「ガソリン(軽油)」を摂取している。また、懐中型の「鉄道時計」のゼンマイが緊急用の動力源となっており、これを巻くことでも稼働し、稼働すればレイルロオドの意思でゼンマイを巻くことも可能。時折蒸気排水を涙や排泄などで流すことがある。
- 同型機が多数存在する場合、それぞれに愛称が付き(愛称の付け方は機関区によって異なる)、一人称にも自らの愛称を使うが、トップナンバー機は対応する鉄道車両の愛称等がそのまま機体愛称として使われ、一人称も「私」などの一般的なものを使うので、知っていれば判別は容易。
- 運転体(うんてんたい)、整備体(せいびたい)[注 6]
- レイルロオドは一般的な人間と同じ大きさの「整備体」と、より小柄な「運転体」の2種類の身体に分けられる。エピソード序盤で双鉄が発見したハチロクは運転体で、運転体は列車の運転席の構造スペースを広げる理由により、整備体よりもかなり小柄に設定されている[注 7]。小柄だが、他のレイルロオド同士や、各駅からの共感通信が効率よく可能となる。
- 後に8620内で双鉄たちが発見した整備体のハチロクは、以降が通常での立ち回りとなる。整備体は共感通信の効率が下がるが、手先が器用になり、主に運転などの非常時でのサポートを可能とする。
- 運転体と整備体の意識を切り変える「タブレット」は外せないが、多少の距離であれば、外しても体を動かすことが可能。運転体を使用しない場合は収納する鞄が備え付けられており、レイルロオドによって鞄の形状は異なる。
- 裏設定で、運転体には小型鞄や小物入れがあり、整備体は30分ほど照らすライトを常備している。
- 共感通信
- レイルロオド同士の間で通信を行う機能。単に音声や情報のやり取りだけではなく、感情や感覚なども共有される。鉄道の円滑な運行を補佐し、互いの状況を把握することで事故を防ぐための機能でもある。
- エアクラのナビも共感通信システムを採用しているため、レイルロオドとエアクラの間でも通信が成立する。
- 封印(シーリング)
- レイルロオドと人間との関係、信頼や絆が深まることをきっかけに起こる現象。女性で言う月経の初潮と同様に下腹部から血が流れる。ハチロクルートでのハチロクは、シーリングが解放されたことにより、失われた機能を取り戻した。
- 以降は男女ならば所有者の意向でレイルロオドに人権を有し、夫婦となることも可能になる。
- 右田一酒造元(みぎたいちしゅぞうもと)
- 右田双鉄、日々姫、真闇が暮らす焼酎蔵。
- 赤井阿蘇神社(あかいあそじんじゃ)
- 隈元に現存する唯一の国宝である神社。御一夜市最大で最古の神社でもある。地元では赤井さんと呼ばれる。赤井清春が宮司である。モデルは国宝の青井阿蘇神社である。
- エアロ=クラフテック機関
- エアロ=クラフテック社が開発した動力機関。「キルクイティウム」という、制御された太陽光と地磁気の影響を受けて回転運動を行う宝石状の化合物によってエネルギーを得る新技術。これを動力源とする機械類を「エアクラ」と呼称する。
- 消耗品さえなければ、理論上は永久機関にもなり得る革新的な技術であるが、機関推力(エアクラ機関は馬力ではなく機関推力によって出力を表記する規定となっている)が低く、搭載機は非常に軽量に作られており、双鉄の飛行型エアクラは彼一人でも持ち上げて運搬することが可能なほど軽い。また、キルクイティウム同士が接近し過ぎると「共振崩壊」という現象を起こして崩壊してしまうため、複数機の集中運用も出来ない。さらに製造コストが高く、大きさを二倍にすると二乗のコストを要し、また大型化自体にも限界があるため、大出力のものは作り難い。そして強い磁場にも弱いため、そうした環境下では旧来の内燃機関で駆動する車両が使用される。
- 総じて、旧来の内燃機関や鉄道といったものをほぼ駆逐したと言えるが、欠点も多く、当のエアクラ社でさえ鉄道等との共存を図っている。
主題歌編集
- 主題歌・ハチロクオープニングテーマ「レイル・ロマネスク」
- 歌:中恵光城 / 作詞:永原さくら / 作曲・編曲:佐久間きらら
- 日々姫オープニングテーマ「pictorial」
- 歌:大島はるな / 作詞:琉姫アルナ・仲村芽衣子 / 作曲:琉姫アルナ
- ポーレットオープニングテーマ「SilentRail」
- 歌・作詞:仲村芽衣子 / 作曲:琉姫アルナ / 編曲:ALVINE
- ハチロクエンディングテーマ「どこまでも続くこの路を」
- 歌:Prico / 作詞・作曲:Team-OZ
- 日々姫エンディングテーマ「Run with our dreams」
- 歌:星鹿りえ / 作詞・作曲:Team-OZ
- ポーレットエンディングテーマ「未来へのレール」
- 歌:滑川恭子 / 作詞・作曲:Team-OZ
- れいなエンディングテーマ「しゅっぱつしんこう!!」
- 歌:杏子御津 / 作詞・作曲:Team-OZ
- 真闇エンディングテーマ「ひとしずく」
- 歌:藍沢めぐみ / 作詞・作曲:Team-OZ
- 稀咲エンディングテーマ「Snow White」
- 歌・作詞:CRIMSON SONE / 作曲:Team-OZ
- 凪&ふかみエンディングテーマ「おもいでをかさねて」
- 歌:佐倉江美 / 作詞・作曲:Team-OZ
- グランドオープニングテーマ「未来行き☆列車」
- 歌&コーラス・作詞:カサンドラ / 作曲・編曲:新井健史
- グランドエンディングテーマ「ナインスターズ」
- 歌:Ayumi. / 作詞・作曲:Team-OZ / 編曲:朝霧はやと
まいてつ Last Run!!編集
- ハチロクafterオープニングテーマ「ロオド・ラスト」
- 歌:中恵光城 / 作詞:永原さくら / 作曲・編曲:佐久間きらら
- ハチロクafterエンディングテーマ「明日へと」
- 歌:米倉千尋 / 作詞:SugarLover / 作曲:白戸佑輔 / 編曲:you-yah
- ハチロク劇中テーマソング1「思い出の結晶」
- 歌:松下 / 作詞・作曲・編曲:伊藤直樹
- ハチロク劇中テーマソング2「The road we belong」
- 歌:AiRI / 作詞:松井俊介 / 作曲:白戸佑輔 / 編曲:you-yah
- ハチロク劇中テーマソング3「hello! new world」
- 歌:Faylan / 作詞:松井俊介 / 作曲・編曲:星銀乃丈
- ポーレットafterオープニングテーマ「On the Rails」
- 歌:佐々木恵梨 / 作詞:暁うめ / 作曲:Offshore / 編曲:OzaShin
- ポーレットafterエンディングテーマ「ひだまりライン」
- 歌:はな / 作詞:永原さくら / 作曲・編曲:佐久間きらら
- 日々姫afterオープニングテーマ「blooming symphony」
- 歌:Ayumi.(Astilbe×arendsii) / 作詞:joru from STRIKERS / 作曲・編曲:折倉俊則 from STRIKERS
- 日々姫afterエンディングテーマ「floraison」
- 歌:美郷あき / 作詞:joru from STRIKERS / 作曲・編曲:湊賀久 from STRIKERS
- 日々姫挿入歌「リトルプリュム」
- 歌:Duca / 作詞:joru from STRIKERS / 作曲・編曲:湊賀久 from STRIKERS
- ふかみ凪オープニングテーマ「おんなじ気持ち、ほんとの気持ち」
- 歌:Daisy×Daisy / 作詞・作曲・編曲:伊藤直樹
- ふかみ凪エンディングテーマ「We Are With You」
- 歌:橋本みゆき & 佐咲紗花 / 作詞:松井俊介 / 作曲・編曲:you-yah
- ふかみエンディングテーマ「Shiny Sky Shiny Days」
- 歌:NANA / 作詞:松井俊介 / 作曲・編曲:you-yah
- 凪エンディングテーマ「My Wish Forever」
- 歌:榊原ゆい / 作詞:松井俊介 / 作曲・編曲:you-yah
- ニイロクエンディングテーマ「繋いでいく未来」
- 歌:櫻川めぐ / 作詞:大島はるな / 作曲・編曲:you-yah
- 真闇エンディングテーマ「水彩」
- 歌:riya(eufonius) / 作詞:風吹実里 from STRIKERS / 作曲・編曲:折倉俊則 from STRIKERS
- れいなエンディングテーマ「はじめてのこい」
- 歌:rino(CooRie) / 作詞:カサンドラ / 作曲・編曲:新井健史
- 稀咲エンディングテーマ「Indivisible Love」
- 歌:奥井雅美 / 作詞:カサンドラ / 作曲・編曲:新井健史
- 仲国オープニングテーマ「All right!!」
- 歌:KOTOKO / 作詞:暁うめ / 作曲:Offshore / 編曲:杉田洋平
- 仲国エンディングテーマ「終わらないリズム」
- 歌:茶太 / 作詞:LINDEN / 作曲・編曲:岩嵜壮志
- グランドオープニングテーマ「GRAND EXPRESS」
- 歌:カサンドラ / 作詞:カサンドラ / 作曲・編曲:新井健史
応援切符の発売中止編集
本作のシナリオライター進行豹が熊本地震からの復興支援のため、ユーザーを集め、くま川鉄道を走らせたところ、同社社長とのコンタクトを受け、くま川鉄道応援切符(乗車券)の発売を企画、2016年10月8日に発売予定と発表された[7]。
この企画において、Loseとくま川鉄道の両社は
- アニメ化やコンシューマ化も検討し、1年半〜2年半後(2017年〜2018年頃)であればコラボも可能ではないか、と提案する
- アダルトゲームとして生まれた作品であることと、(2016年時点では)コンシューマ化が企画されていなかったため、『まいてつ』のタイトルを用いず『くまてつ』[注 8]という別企画で進める
- 『まいてつ』のロゴやキャラクターを改変し、『まいてつ』の由来であることがわかるようデザインする
- Loseから『まいてつ』ユーザーに宣伝し、くま川鉄道のショップへ誘導する
という意図をもって企画することになった。
ところが、人吉市と市議会議員らが「乗車券に使われているキャラクターが『まいてつ』のキャラクターに酷似している」と指摘したことで、市議会で問題視されるようになった[8][9]。
これに対し、Loseは熊本地震からの復興のため無償(ロイヤリティフリー)で提供するなど協力的な姿勢をとっていたが、「青少年の育成に問題があり、人吉市の責任にもなる」という理由で発売中止を決定した[10][11]。
その後、2018年7月28日・29日の2日間にかけてPS4版の発売を記念して一般社団法人青井の杜外苑街づくり協会により「まいてつ祭2018」と題しコラボが実現した。
翌年2019年3月23日・24日に「まいてつ祭2019」が開催された。 また、その祭に合わせビジネスホテルチヨヅル前に聖地巡礼マップ『まいてつ -pure station-聖地案内マップ』を設置。進行豹が除幕をおこなった。
コミカライズ編集
2017年12月28日より2019年1月18日にかけて、コミッククリアで甘露アメによる作画にてコミカライズされた。単行本全2巻。
テレビアニメ編集
『レヱル・ロマネスク』のタイトルで、TOKYO MXにて2020年10月3日から12月19日まで毎週土曜1時 - 1時5分(金曜深夜)に放送された。[12]。『pure station』の世界観の未来の時間軸をベースにしており、本作でのオリジナルレイルロオド同志の掛け合いを主体とする[12]。まいてつのキャラクターは回想やビデオなどの形で登場する。
Blu-ray・DVDはクラウドファンディングの特典として制作予定[12]。また、本作のレイルロオドとマスターの触れ合いを主軸としたASMRコンテンツ「蓄音レヱル」が展開中。
あらすじ(アニメ)編集
正和63年10月、蒸気機関車8620とそのレイルロオド・ハチロクとを主役に据えた観光振興により、疲弊した経済の立て直しを見事成功させ鉄道復興の聖地となった御一夜市。正和64年、さらなる復興への機運や全国の鉄道事業者・まいてつたちの交流を盛り上げるべく、『第一回まいてつ祭』の開催を企画。全国から集まったレイルロオド達は人間達の連日の会議に刺激され、「自分たちも何かをしたい」と意気投合、レイルロオド「すずしろ」を中心に「レイルロオドサミット」を主催。まいてつ祭へ更なる彩りを加えるべく知恵を絞っていく。
登場キャラクター編集
- すずしろ
- 声 - 上坂すみれ[13]
- 万岡鉄道C12 67専用レイルロオド。SLを描いたテレビドラマでレイルロオドすずしろ役を演じていた女優の急病による代役を引き受けたことで才能を開花させた女優でもある。
- 人間たちのサミットのほうに召集されたハチロクに代わって、レイルロオドによるサミットの司会役を担当する。
- ラン
- 声 - 内田彩[13]
- 高嵜鉄道D51 840専用レイルロオド。中性的な外観と王子様然とした立居振舞から女性ファンが多く、「プリンス・オブ・レイルロオド」の異名を持つ。趣味は電子工作。
- 汽子
- 声 - 洲崎綾[13]
- 名児耶鉄路ホジ6005形 ホジ6016専用レイルロオド。好奇心旺盛な性格。
- いよ
- 声 - 降幡愛[13]
- いよかん鉄道甲1形 1号蒸気機関車専用レイルロオド。のんびり屋で人懐っこい性格。金髪碧眼と地元を舞台にした有名小説の影響で、マドンナ呼ばわりされるのが悩み。
- 紅
- 声 - 黒沢ともよ[13]
- 旧南颯鉄道キハ100形 キハ101専用レイルロオド。現在は肥薩みかん鉄道所属。キハ07系をライバル視しており、負けず嫌いで努力家。
- りいこ
- 声 - 久保ユリカ[13]
- 頭部鉄道5号機関車専用レイルロオド。怠け者でよく手抜き・サボりがちだが、かなりの昆虫好き。
- かかあ
- 声 - 永井真衣[13]
- 常州電鉄デハ100形 デハ101専用レイルロオド。面倒見がよく気が効くおっかさん気質。
- しろがね
- 声 - 上絛千尋[13][注 9]
- 關門鉄道EF10 23専用レイルロオド。寡黙で控えめで目立たない性格だが、際立って優秀な運用成績を評価され、關門海峡トンネルを潜る客車・貨車を牽引するスペシャリストとなった。
- 西瓜
- 声 - 伊ヶ崎綾香[13]
- 仲国鉄道総公東富4 2000専用レイルロオドで、唯一原作ゲーム(Last Run!!)にも登場しているキャラクター。仲国が誇る電気式ディーゼル機関車の試作機として試走から本線運用まで貴重なデータを取り続けたエリート。日ノ本語にも堪能で、両国のレイルロオドの架け橋となっている。
- かにこ[15]
- 声 - 田中理恵
- 第2期より登場予定。これに先立ち、蓄音レヱル第11弾で先行登場した。北開道鉄道C11形 C11202専用レイルロオド。
スタッフ編集
- 原作 - Lose
- 原案・シリーズ構成 - 進行豹
- 総監督・音響監督 - ひらさわひさよし[16]
- 脚本 - 元村洸一[16]
- ナレーション - 千葉繁
- キャラクター原案 - cura
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 野口孝行[16]
- 美術監督 - マメ
- 美術設定 - マメ、直井隼人
- 撮影監督 - 林幸司
- 音響 - Cloud22[16]
- 音楽 - 酒井陽一
- 音楽プロデューサー - 田中統英
- 音楽制作 - AYUMI ONE.[16]
- 制作協力 - アムモ98[16]
- プロデューサー - to
- アニメーションプロデューサー - 藤川仁志
- アニメーション制作 - サエッタ[16]
- 製作 - レヱル・ロマネスク制作委員会[16]
主題歌(アニメ)編集
- 「Wonderful Rail」 (第1話~4話、第12話)
- 歌:Ayumi. / 作詞・作曲・編曲:西坂恭平 from STRIKERS
- 「Singing Wheel」 (第5話~8話)
- 歌:櫻川めぐ / 作詞・作曲・編曲:西坂恭平 from STRIKERS
- 「Bon Voy@ge!」 (第9話~11話)
- 歌:新海雅代 / 作詞:joru from STRIKERS / 作曲・編曲:折倉俊則 from STRIKERS AYUMI ONE.
各話リスト編集
話数 | サブタイトル | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 初放送日 |
---|---|---|---|---|---|
第1話 | レイルロオドサミット、開幕す | オータカイチロー |
| 2020年 10月3日 |
|
第2話 | 運命のグルウプ分け | 10月10日 | |||
第3話 | 分科会、始まる | 日下雄一朗 | 近橋伸隆 |
| 10月17日 |
第4話 | 布製品と昆虫 | オータカイチロー | 10月24日 | ||
第5話 | 永遠のライバル | 久保太郎 |
| 10月31日 | |
第6話 | 熱き切磋琢磨 |
| 11月7日 | ||
第7話 | トップスタァ登場す | 東亮佑 |
| 11月14日 | |
第8話 | トンネルを往く者 | 11月21日 | |||
第9話 | 名物かかあ参上 | 鶴田愛 | 久保太郎 |
| 11月28日 |
第10話 | 花開くセンス | 12月5日 | |||
第11話 | 癒しの天然温泉 | オータカイチロー |
| 12月12日 | |
第12話 | 出発!進行! | 12月19日 |
ラジオ番組編集
2017年7月29日よりデジタルノベルブランド「lose」の公式サイトにて『御一夜鉄道 まいてつラジオ』が隔週土曜日に配信されていた[17]。パーソナリティは、毎回、まいてつに登場するキャラクターとその声優の持ち回りとなっていた[17]。
2018年7月28日の第25回配信をもって『第1期』を終了、現在無料で聴けるのは第25回放送(最終回)のみで、バックナンバーは支援サイト等の有料プランに加入して聴く事が可能。
2020年7月4日より9月26日まで文化放送および超!A&G+のラジオ番組「A&G TRIBAL RADIO エジソン」内のフロート番組として『上坂すみれのレヱル・ロマネスクラヂオ』が放送・配信されていた。時間は毎週土曜日21:45頃-21:54頃。アニメ版の先行告知番組として位置付けられており、すずしろ役の上坂すみれが文化鉄道「レヱル・ロマネスク號」の車掌と言う設定でパーソナリティを務め、レヱル・ロマネスクに登場するキャラクターの担当声優が「レヱル・ロマネスク號」の乗客と言う設定で月ごとにゲスト出演していた[18]。
脚注編集
注釈編集
- ^ シナリオ担当の進行豹によると、二重敬語を用いている。
- ^ 本編では後にトピックスおよび、シーンなどでは「ファンサービス」、「スタートアップ」などの横文字の単語を使えるようになっていたが、『Last Run!!』では「ファンサアビス」、「テレビシイエム」とイントネーションが付くようになった。
- ^ 濡れ煎餅売りのおばちゃんが、名前のアルジェ(アージェ)を「鯵(アジ)」、ドライを「干す」だと理解しその名がついた。
- ^ モデルの人吉市役所は熊本地震で庁舎が被災し、倒壊の危険が出てきたため、2016年5月より市役所の機能を人吉市役所別館、カルチャーパレス・スポーツパレスへ移転した[6]。
- ^ ゲーム本編内Tips用語辞典より。公式ビジュアルファンブックでは「帝政日ノ本鉄道」、後に「帝鉄公社」に改称となっている。
- ^ 作中では「体」を「ボディ」と読むことがある。
- ^ 服装の外観や靴の形も二体それぞれ異なっている。
- ^ 「くま川鉄道」の略称でもある。
- ^ 当初はてんちむがキャスティングされていた[12]が、9月7日に変更が発表された[14]。
出典編集
- ^ “『まいてつ -pure station-』がPS4向けに7月26日に発売決定! PCで好評を博した“美少女鉄道癒し系アドベンチャー”が家庭用ゲーム機ならではの要素を追加してリリース”. ファミ通.com. 2018年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月24日閲覧。
- ^ “Nintendo Switch版「まいてつ -pure station-」の発売日が2020年1月16日に決定。特典付きコレクターズエディションも同時発売に”. 4Gamer.net (2019年11月28日). 2019年11月28日閲覧。
- ^ “世界観 デジタルノベルブランド Lose”. Lose. 2018年3月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月7日閲覧。
- ^ “「市役所麓町本庁舎」姿消す 広大な跡地の今後に注目”. 人吉新聞社. (2018年6月2日). オリジナルの2018年7月10日時点におけるアーカイブ。 2018年7月10日閲覧。
- ^ “少女型の鉄道管理端末とともにいられる『まいてつ』の世界”. 電撃姫.com. 2018年3月7日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2018年3月7日閲覧。
- ^ 松岡市長から人吉市民の皆さんへ アーカイブ 2017年4月14日 - ウェイバックマシン
- ^ “『くま川鉄道特別応援切符』紹介ページ”. Lose. オリジナルの2016年9月28日時点におけるアーカイブ。
- ^ “くま川鉄道応援切符が発売中止 18禁ゲーム「まいてつ」キャラに酷似か”. ハフィントン・ポスト. (2016年10月3日14時47分). オリジナルの2016年11月21日時点におけるアーカイブ。 2017年4月3日閲覧。
- ^ “くま川鉄道応援切符が発売中止に 少女デザイン「成人ゲームキャラに似ている」”. 西日本新聞. (2016年10月2日). オリジナルの2016年12月2日時点におけるアーカイブ。
- ^ “「くま川鉄道」における「くまてつ」企画に端する一連の経緯につきまして”. Lose (2016年10月8日). 2017年3月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月16日閲覧。
- ^ “発売急きょ"中止"に 誤解招く恐れと判断 美少女キャラクター くま川鉄道応援切符”. 人吉新聞社. (2016年9月29日). オリジナルの2018年3月7日時点におけるアーカイブ。 2018年3月7日閲覧。
- ^ a b c d “秋アニメ『レヱル・ロマネスク』TOKYO MXで10/2放送決定、内田彩さん・降幡愛さんら追加声優7名解禁!”. アニメイトタイムズ. アニメイト (2020年7月22日). 2020年9月6日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “Character”. TVアニメーション『レヱル・ロマネスク』公式サイト. 2020年9月7日閲覧。
- ^ “News”. TVアニメーション『レヱル・ロマネスク』公式サイト (2020年9月7日). 2020年9月7日閲覧。
- ^ 「レヱル・ロマネスク」第2期に田中理恵が出演、「蓄音レヱル」で先行登場
- ^ a b c d e f g h “Staff”. TVアニメーション『レヱル・ロマネスク』公式サイト (2020年9月7日). 2020年9月7日閲覧。
- ^ a b “まいてつラジオ”. Lose. 2018年2月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月10日閲覧。
- ^ “上坂すみれさんがパーソナリティ! アニメ「レヱル・ロマネスク」のラジオ番組が「エジソン」内でスタート!”. 文化放送 (2020年6月24日). 2020年7月5日閲覧。