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アメリカ賞(-しょう、Prix d'Amérique)は、フランス繋駕速歩競走である[1]シュヴァルフランセヴァンセンヌ競馬場の2700mで施行している。格付けはG1(グループ1)、施行時期は1月の最終日曜。賞金総額は2006年現在100万ユーロ。1着賞金は50万ユーロ。

第一次世界大戦におけるアメリカ合衆国の参戦に感謝して[1]1920年に創設された。当初の距離は2500mだったが1930年から少しずつ距離を変え、1994年以降は2700mで行われている。第二次世界大戦により1940,41年の二度中断を経験しており、ドイツ占領下の1942年に再開した。最多勝利馬は1986,87,88,90年に4勝をあげたウラジ(Ourasi)。

フランスにおける繋駕速歩競走の中でも頂点に位置する競走とされ、2014年度の観客動員数は雨天でありながら約3万3千人に及ぶ[1]。平地競走である凱旋門賞は2013年の開催における観客動員数が約5万人であることと比較すれば、凱旋門賞に並ぶ規模の競走といえる[1]。当日の第1競走の前にはクラシックカーへ出場騎手を乗せたパレードが行われる[1]

年度別結果編集

施行日 優勝馬 性齢 タイム 優勝ドライバー 管理調教師 馬主
79回 2000年 Général du Pommeau 牡6 1'12"6 Jules Lepennetier Jules Lepennetier J. Grisanti
80回 2001年 Varenne 牡6 1'13"7 Giampaolo Minnucci Jori Turja Scuderia Dany
81回 2002年 Varenne 牡7 1'12"9 Giampaolo Minnucci Jori Turja Scuderia Dany
82回 2003年 Abano As 牡6 1'15"1 Jos Verbeeck Erik Bondo A. Schockemöhle
83回 2004年 Kesaco Phedo 牡6 1'12"3 Jean-Michel Bazire Jean-Michel Bazire Ecurie Wildenstein
84回 2005年 Jag de Bellouet 牡8 1'12"6 Christophe Gallier Christophe Gallier M. Gallier
85回 2006年 Gigant Néo 牡8 1'12"5 Dominik Locqueneux Stefan Melander Stall T.Z. & Stall Lövis
86回 2007年 Offshore Dream 牡5 1'12"3 Pierre Levesque Pierre Levesque Ecurie de ROUGEMONT
87回 2008年 Offshore Dream 牡6 1'12"1 Pierre Levesque Pierre Levesque Ecurie de ROUGEMONT
88回 2009年 Meaulnes du Corta   1'12"5 Franck Nivard Pierre Levesque J.P. Barjon
89回 2010年 Oyonnax   1'12"4 Sebastien Ernault Vincent Brazon Manuel Ahres
90回 2011年 Ready Cash   1'12"1 Franck Nivard Thierry Duvaldestin Philippe Allaire
91回 2012年 Ready Cash   1'12"0 Franck Nivard Thierry Duvaldestin Philippe Allaire
92回 2013年 Royal Dream 1'11"9 Jean-Philippe Dubois Philippe Moulin Écurie Victoria Dreams
93回 2014年 Maharajah   1'13"3 Orjan Kihlström Stefan Hultman Travkompaniets Stall AB
94回 2015年 Up and Quick 1'12"2 Jean-Michel Bazire Franck Leblanc Écurie Quick Star
95回 2016年 Bold Eagle   Franck Nivard
96回 2017年 Bold Eagle   Franck Nivard
97回 2018年 Readly Express   Björn Goop
  • タイムはkm当たりの換算値
  • レコードは2007年の3分14秒49(こちらは走破時計)
  • 2006年は1位入選馬Jag de Bellouetが失格。使用ビタミンCに体内には通常存在しない物質、トルフェナム酸が製造事故で混入していたため。
1999年以前(優勝馬のみ)

脚注編集

  1. ^ a b c d e “フランス冬の馬紀行 - 速歩競走の魅力”. EQUUS2014年4月号(通巻30号) (テラミックス): pp. 54-57. (2014年4月). 

外部リンク編集

  ウィキニュースに関連記事があります。フランスの繋駕速歩競走G1「アメリカ賞」の2016年勝利馬はBold Eagle【2016年2月8日】