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インディチャンプIndy Champ[1])は、日本競走馬。主な勝ち鞍は2019年安田記念(GI)、東京新聞杯(GIII)。馬名の意味は「インディカーの年間王者に輝いた、母親と同名のレーサーにちなんで」[2]

インディチャンプ
Indy Champ(JPN) IMG 3288-1 20181216.jpg
元町ステークス出走時
(2018年12月16日)
欧字表記 Indy Champ[1]
香港表記 冠軍車手
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 2015年2月21日(4歳)
ステイゴールド
ウィルパワー
母の父 キングカメハメハ
生国 日本の旗 日本北海道安平町
生産 ノーザンファーム
馬主 (有)シルクレーシング
調教師 音無秀孝栗東
競走成績
生涯成績 11戦6勝
獲得賞金 2億4822万0000円
(2019年10月6日現在)
 
勝ち鞍
GI 安田記念 2019年
GIII 東京新聞杯 2019年
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戦績編集

デビュー前編集

2015年2月21日に北海道安平町ノーザンファームで誕生[1]。一口馬主法人「シルクホースクラブ」から総額3,500万円(1口7万円×500口)で募集された[3]。育成はノーザンファーム空港牧場のA1厩舎で行われた[4]

2歳(2017年)編集

栗東音無秀孝厩舎に入厩。2017年12月28日の阪神芝1400mの新馬戦で鞍上松若風馬でデビューし、単勝1.5倍の断然人気に応えて新馬勝ちする[5]

3歳(2018年)編集

2戦目(3歳500万下)の最終追い切りでは同厩舎の実力馬ミッキーロケットと併せて馬なりで先着し、ミッキーロケットに騎乗していた和田竜二を驚嘆させている[6]。レースでは出遅れて最後方からの競馬となるも、直線で鋭い瞬発力を発揮して一気に全馬を抜き去ってデビュー2連勝を飾った[7]

次戦の毎日杯には同じく2戦2勝のブラストワンピースに次ぐ2番人気で出走。序盤で折り合いを欠いて後方に下がり、直線で馬群を縫うように追い込むも3着止まりで初の敗戦を喫した[8]。マイルに距離を戻したアーリントンカップでは過去2戦とは異なって先行策をとるが、最後に失速して4着に終わる[9]。春の重賞2戦で賞金加算に失敗したことで、目標としていたNHKマイルカップへの出走は叶わなかった[10]

6月16日の小豆島特別(1000万下)で福永祐一が初騎乗する。結果は逃げたエイシンティンクルを僅かに捉えられず2着となるが、福永はレース後に厩務員に対して「この馬、走るわ。ずっと乗り続けたい」と話し、手応えを感じ取っていた[11]。翌月の有松特別(1000万下)を勝利し、休養に入る[6]

12月16日の元町ステークス(1600万下)で復帰。後方待機から直線で軽く仕掛けられると鋭い末脚を発揮し、3馬身差の楽勝でオープン入りする[12]

4歳(2019年)編集

古馬初戦の東京新聞杯では重賞未勝利の身ながら1番人気に支持される。スタートではタイミングが合わずに出遅れるも、リカバーに成功して中団からレースを進める。直線に入っても手応えがよく、鞍上の想定よりも早めに先頭に立ってしまったことでソラを使ってしまうが、追い上げてきた2着レッドオルガを半馬身差抑えて優勝。レース後、福永は「まだ伸びしろがあります。GIで期待していた馬ですが、その期待が確信に変わるレースでした」とコメントした[13]

続く2戦目のマイラーズカップでは同期の2歳王者ダノンプレミアムに次ぐ2番人気に推されるも、道中イレ込んで折り合いを欠き、直線では出走馬中2位タイの上がり3F32.1秒の末脚で追い込むも4着に敗れた。

ノーザンファームしがらきへの短期放牧を経て春の大一番、第69回安田記念に出走。GI5連勝中のアーモンドアイと前出のダノンプレミアムが2強として人気を集める中、同馬も4番人気に支持される。好ダッシュから3~5番手で道中を進み、直線に向くと馬場の真ん中に進路をとって追い出しを開始。逃げ粘るアエロリットをゴール手前でかわすと同時に、大外を猛然と追い込んできたアーモンドアイの強襲をしのぎ切りGI初制覇。レース後、鞍上の福永は「馬の状態も良かったですし、自分がきちんと騎乗すればいい勝負ができると思っていましたが、期待以上に馬がよく応えてくれました」と同馬を讃えた[14]

秋は毎日王冠から始動。GI馬5頭が集まる中、3番人気に支持される。好スタートから2番手で道中を進み、直線では逃げるアエロリットに馬なりで並びかけて一時は先頭に立つ姿を見せるも追い比べになってからやや伸び脚を欠き3着に敗れた[15]

競走成績編集

以下の内容は、netkeiba.comの情報[11]に基づく。

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量
[kg]
1着馬(2着馬) 馬体重
[kg]
2017.12.28 阪神 2歳新馬 芝1400m(良) 14 8 14 001.50(1人) 01着 R1:23.2(35.2) -0.0 0松若風馬 55 (アモーレジョディー) 462
2018.01.13 京都 3歳500万下 芝1600m(良) 10 2 2 002.90(2人) 01着 R1:37.2(33.8) -0.2 0岩田康誠 56 (レッドサクヤ) 464
0000.03.24 阪神 毎日杯 GIII 芝1800m(良) 10 3 3 005.10(3人) 03着 R1:46.8(33.6) -0.3 0岩田康誠 56 ブラストワンピース 460
0000.04.14 阪神 アーリントンC GIII 芝1600m(良) 13 2 2 003.50(2人) 04着 R1:33.6(34.7) -0.2 0岩田康誠 56 タワーオブロンドン 454
0000.06.16 阪神 小豆島特別 芝1600m(良) 9 8 8 001.90(1人) 02着 R1:32.0(33.2) -0.0 0福永祐一 54 エイシンティンクル 460
0000.07.08 中京 有松特別 芝1600m(稍) 13 1 1 001.50(1人) 01着 R1:34.2(35.2) -0.3 0福永祐一 54 (クリアザトラック) 452
0000.12.16 阪神 元町S 芝1600m(良) 11 3 3 001.80(1人) 01着 R1:34.6(33.2) -0.5 0福永祐一 56 (メサルティム) 460
2019.02.03 東京 東京新聞杯 GIII 芝1600m(良) 15 2 2 002.70(1人) 01着 R1:31.9(33.5) -0.1 0福永祐一 56 (レッドオルガ) 460
0000.04.21 京都 マイラーズC GII 芝1600m(良) 10 3 3 004.70(2人) 04着 R1:32.8(32.1) -0.2 0福永祐一 56 ダノンプレミアム 470
0000.06.02 東京 安田記念 GI 芝1600m(良) 16 3 5 019.20(4人) 01着 R1:30.9(32.9) -0.0 0福永祐一 58 アエロリット 470
0000.10.06 東京 毎日王冠 GII 芝1800m(良) 10 4 4 005.00(3人) 03着 R1:44.8(34.4) -0.4 0福永祐一 58 ダノンキングリー 476
  • 競走成績は2019年10月6日現在

血統表編集

インディチャンプ血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 サンデーサイレンス系
[§ 2]

ステイゴールド
1994 黒鹿毛
父の父
*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Fiower
父の母
ゴールデンサッシュ
1988 栗毛
*ディクタス Sanctus
Dronic
ダイナサッシュ *ノーザンテースト
*ロイヤルサッシュ

ウィルパワー
2007 鹿毛
キングカメハメハ
2001 鹿毛
Kingmambo Mr. Prospector
Miesque
*マンファス *ラストタイクーン
Pilot Bird
母の母
*トキオリアリティー
1994 栗毛
Meadowlake Hold Your Peace
Suspicious Native
What a Reality In Reality
What Will Be
母系(F-No.) (FN:3-l) [§ 3]
5代内の近親交配 Raise a Native5・5(母内)=6.25% [§ 4]
出典
  1. ^ インディチャンプ 5代血統表2019年2月4日閲覧
  2. ^ インディチャンプ 5代血統表2019年2月4日閲覧
  3. ^ インディチャンプ 5代血統表2019年2月4日閲覧
  4. ^ インディチャンプ 5代血統表2019年2月4日閲覧

脚注編集

注釈編集

出典編集

  1. ^ a b c インディチャンプ|JBISサーチ(JBIS-Search)
  2. ^ 競走馬登録馬名簿・馬名意味. 2019年2月4日閲覧
  3. ^ インディチャンプの新馬データ. netkeiba.com. 2019年2月4日閲覧
  4. ^ 2019年02月03日 東京新聞杯 G3. 競走馬のふるさと案内所. 2019年2月13日閲覧
  5. ^ 【2歳新馬】阪神5R インディチャンプが先行抜け出す. サンケイスポーツ(2017年12月28日付). 2019年2月4日閲覧
  6. ^ a b 音無厩舎ミッキーロケットの後継エースにふさわしいインディチャンプの逸話/トレセン発秘話. netkeiba.com(2019年1月30日付). 2019年2月4日閲覧
  7. ^ 【3歳500万下】(京都6R)~インディチャンプが殿一気でデビュー2連勝 [News]. ラジオNIKKEI(2018年1月13日付). 2019年2月3日閲覧
  8. ^ 【毎日杯】インディチャンプも初黒星 上がり最速で追い上げるも3着. スポーツ報知(2018年3月24日付). 2019年2月4日付
  9. ^ アーリントンC】インディチャンプ4着…岩田「ラストは脚がなくなった」. サンケイスポーツ(2018年4月14日付). 2019年2月4日閲覧
  10. ^ 【東京新聞杯】インディチャンプ 満点デモ 自己ベスト50秒3!絶好調アピール. デイリースポーツ(2019年1月31日付). 2019年2月4日閲覧
  11. ^ a b インディチャンプ”. netkeiba.com. Net Dreamers co.LTD. 2019年2月4日閲覧。
  12. ^ 【元町S】インディチャンプが上がり33.2 極上のキレで差し切る. Sports Bull(2018年12月16日付). 2019年2月4日閲覧
  13. ^ 【東京新聞杯レース後コメント】インディチャンプ福永祐一騎手ら. netkeiba.com(2019年2月3日付). 2019年2月4日閲覧
  14. ^ 【安田記念】春のマイル王はインディチャンプ! アーモンドアイ3着に敗れる/JRAレース結果. netkeiba.com(2019年6月2日付). 2019年6月2日閲覧
  15. ^ 【毎日王冠】安田記念V以来のインディチャンプは3着 福永「成長を感じる」. スポーツ報知(2019年10月6日付). 2019年10月8日閲覧
  16. ^ a b インディチャンプの血統表. netkeiba.com. 2019年2月4日閲覧
  17. ^ ウィルパワー | 競走馬データ. netkeiba.com. 2019年2月4日閲覧

外部リンク編集