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ゴドレイ&クレーム[1] (Godley & Creme) は、イギリス音楽グループ。2人は元10ccのメンバーであり、プロモーションビデオディレクターでもある。彼らが担当したポリスのプロモーションビデオは有名である。

ゴドレイ&クレーム
Godley & Creme
Godley & Creme.jpg
ケヴィン・ゴドレイ(左)とロル・クレーム(右)
基本情報
出身地 イングランドの旗 イングランド
ストックポート
ジャンル ロック
ポップ・ロック
プログレッシブ・ロック
ニュー・ウェイヴ
活動期間 1977年 - 1988年
レーベル マーキュリー・レコード
ポリドール・レコード
共同作業者 10ccサラ・ヴォーンポリス
旧メンバー ケヴィン・ゴドレイ
ロル・クレーム

経歴・概要編集

1960年頃幼なじみだったケヴィン・ゴドレイロル・クレームの2人は「The Sabres」というバンドに参加、地元のユダヤ人集会所などで演奏活動を行う。1965年、ケヴィンは、同郷のグレアム・グールドマンのバンド「The Mockingbirds」に参加しレコードデビュー。しかし、5枚のシングルを発表するもヒットを生み出せずにバンドは解散。解散後、再びケヴィンとロルはコンビを組む。グレアムのマネージメントで1967年、「Yellow Bellow Room Boom」名義でシングルをリリース。その後グレアムが元マインドベンダーズのエリック・スチュワートとレコーディング・スタジオ「ストロベリースタジオ」の共同出資者となったことから、スタジオ・ミュージシャンとして出入りを始め、やがてエリック、グレアム、ロル、ケヴィンの4人でバンド活動を開始する。

1969年、ヤードバーズのマネージャー、ジョルジオ・ゴメルスキーの設立したレーベル「Marmalade」より、「Frabjoy & Runcible Spoon」名義でシングルをリリース。1970年にはロル、エリック、ケヴィンの3人でレコーディングした「ネアンデルタール・マン」が「ホットレッグス」名義でリリース。全世界で200万枚以上を売り上げるヒットを記録するも以降不発に終わる。その後も4人は「Doctor Father」「Fighter Squadron」「Amazon Trust」「The New Wave Band」などとバンド名を変えながらシングルを次々とリリースし次のヒットを狙っていく。その前後、スタジオ・ミュージシャンとして、ニール・セダカ、オハイオ・エキスプレス、ラマセスなど数多くのアーティストのレコーディングを行った。

1972年、4人は、ジョナサン・キングのUKレコードから「10cc」名義でシングル「ドナ」をリリース。これが全英2位の大ヒットとなり以降バンドの活動は10cc名義が中心となっていく(1974年以降は10ccに固定)。3枚目のシングル「ラバー・ブレッツ」で全英チャート1位を獲得、次々とヒットを飛ばす。1975年にマーキュリー・レコードに移籍、「アイム・ノット・イン・ラヴ」等のヒット曲を発表するも、1976年に音楽性の違いから(公式にはギターアタッチメント"ギズモ"の開発のため)10ccを脱退。以降、ゴドレイ&クレームとしてレコードをリリースする。

1980年、自分たちのシングル曲「ニューヨークのイギリス人」でミュージック・ビデオを監督。その後、ポリスデュラン・デュランなどのアーティスト達のビデオを手がけ、高い評価を受ける。1985年の「MTV Video Music Awards」では「Video Vanguard Award」を受賞した。またCM演出も手がけ始め、カンヌ国際広告祭では銀賞を受賞。1981年には画集『The Fun Starts Here - Outakes from A Rock Memoir』を出版するなどマルチ・アーティストとしての評価を固める。一方、音楽活動では、1985年のシングル「クライ」がプロモーションビデオの高評価も伴い彼らの代表曲となった。

1988年にコンビを解消。ロルは元バグルストレヴァー・ホーンの片腕として数多くのアーティストのレコーディングに参加。1999年に再結成アート・オブ・ノイズに正式参加した。ケヴィンはプロモーションビデオの監督を続け、U2ポール・マッカートニーらの作品を手がけている。また2006年7月にグレアムと一緒に作曲、レコーディングした新曲4曲をダウンロード販売で発表している。

主なヒット曲編集

  • 「クライ」 - "Cry"

1985年のヒット曲。泣いている人の顔がモーフィングで変わっていくというプロモーションビデオが話題になった。

メンバー編集

ディスコグラフィ編集

スタジオ・アルバム編集

  • 『ギズモ・ファンタジア』 - Consequences (1977年)
  • 『L』 - L (1978年)
  • 『フリーズ・フレーム』 - Freeze Frame (1980年)
  • 『イズミズム』 - Ismism (1981年)
  • 『バーズ・オブ・プレイ』 - Birds Of Prey (1983年)
  • 『ヒストリー・ミックス Vol.1』 - The History Mix Volume 1 (1985年)
  • 『グッドバイ・ブルー・スカイ』 - Goodbye Blue Sky (1988年)

コンピレーション・アルバム編集

  • 『ミュージック・フロム・ギズモ・ファンタジア』 - Music From Consequences (1979年)
  • 『ベスト・オブ・10cc、ゴドレイ&クレーム - チェインジング・フェイセズ』 - Changing Faces – The Very Best of 10cc and Godley & Creme (1987年)
  • The Very Best of 10cc (And Godley & Creme) (1991年)
  • Images (1993年)

ボックスセット編集

  • 『ボディ・オブ・ワーク』 - Body Of Work 1978-1988 (2017年)

ミュージックビデオ監督作品編集

1980年

  • ゴドレイ&クレーム: 「ニューヨークのイギリス人」 "An Englishman In New York" (デレク・バーブリッジと共同監督)
  • ゴドレイ&クレーム: "Wide Boy"

1981年

1982年

  • 10cc: "Feel The Love"
  • エイジア: "Heat Of The Moment"
  • エイジア: "Only Time Will Tell"
  • ゴドレイ&クレーム: "Wedding Bells"
  • グレアム・パーカー: "Temporary Beauty"
  • ジョーン・アーマトレイディング: "The Weakness In Me"
  • ジョーン・アーマトレイディング: "When I Get It Right"
  • トーヤ: "Thunder In The Mountains"

1983年

1984年

1985年

1986年

1987年

  • ジョージ・ハリスン: 「FAB」 - "When We Was Fab"
  • ゴー・ウエスト: "I Want To Hear It From You"
  • ゴドレイ&クレーム: "A Little Piece Of Heaven"
  • ゴドレイ&クレーム: "10,000 Angels"
  • ピーター・ガブリエル: "Biko"

1988年

関連項目編集

脚注編集

  1. ^ ゴドリー&クリーム」の表記もある。

外部リンク編集