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厚岸駅

日本の北海道厚岸郡厚岸町にある北海道旅客鉄道の駅

厚岸駅(あっけしえき)は、北海道厚岸郡厚岸町宮園1丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線(花咲線)の電報略号アケ事務管コードは▲110443[1]。花咲線区間の中間駅で唯一の有人駅である。

厚岸駅
JR Nemuro-Main-Line Akkeshi Station building.jpg
駅舎(2018年9月)
あっけし
Akkeshi
門静 (4.9km)
(10.6km) 糸魚沢
所在地 北海道厚岸郡厚岸町宮園1丁目
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 根室本線(花咲線)
キロ程 355.0km(滝川起点)
電報略号 アケ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
147人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1917年大正6年)12月1日
備考 社員配置駅
みどりの窓口 有
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厚岸駅
あっけし
Akkeshi
(1.2km) 浜厚岸
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
所属路線 根室本線(貨物支線)
キロ程 0.0km(厚岸起点)
開業年月日 1917年(大正6年)12月1日
廃止年月日 1982年(昭和57年)12月5日
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歴史編集

 
1978年の厚岸駅(左上)と貨物支線の浜厚岸駅(中央右)、周囲約1.25km範囲。右上が根室方面。厚岸駅は島式ホーム1面2線で、駅舎前に貨物積卸線、駅裏に数本の仕分または留置用の貨物線を有する。かつては駅裏の根室側に転車台と車庫を有していたが、既に痕跡も分からなくなっている。
右が厚岸湖、左が厚岸湾で、間の岬状に突き出た港湾に向け、本線の根室側から現在の厚岸大橋通に沿って南へ、この後1982年に廃止となる貨物支線が伸びている。道路を横切った先で岸壁裏に沿うように敷かれているが、スイッチバック状に左へも伸びており、貨物ホームが見える。そこが浜厚岸駅で、現在では町役場の庁舎や海事記念館などが跡地に建てられている。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

駅名の由来編集

地名より。アイヌ語の「アッケウ[注釈 1]」〔オヒョウニレの皮・剥ぐ・いつもする・所〕、あるいは「アッケ[注釈 2]」〔オヒョウニレ・下の・沼〕から転じたとされる[3]

駅構造編集

単式ホーム2面2線を持つ地上駅。ホーム間は跨線橋で連絡している。以前は島式ホーム1面の両側を使う形をとっていたが、駅舎前に敷かれていた浜厚岸駅への貨物支線が撤去されたこともあり、跨線橋を使う不便を解消するために駅改札に直結する形で単式ホームを1面増設している。よって1番線は線路の両側にホームが設けられているが、かつて使用されていた島式ホームの1番線側には柵が設置され、乗降できないようになっている。現在は上下列車とも、もっぱら増設されたホームを使う1番線に発着する。なお、跨線橋を有する駅では日本最東端である。

駅舎は鉄筋コンクリート造りで3324m2の平屋建てである。現在の駅舎は二代目で、2005年に外壁を水色に塗り替えている。

有人駅(営業時間は6時20分から15時10分まで)で、みどりの窓口も設置されている。花咲線の運行管理は当駅で行う。管理駅として、上尾幌駅 - 浜中駅間の各駅を管理下に置いている。

のりば編集

のりば 路線 方向 行先
1 根室本線
(花咲線)
上り 釧路方面
下り 根室方面
2 下り 根室方面

利用状況編集

  • JR北海道によると、特定の平日の調査日における乗車人員平均は以下のとおりである。
    • 2012年(平成24年)- 2016年(平成28年):145.0人[報道 1]
    • 2013年(平成25年)- 2017年(平成29年):141.0人[報道 2]
    • 2014年(平成26年)- 2018年(平成30年):138.6人[報道 3]

花咲線区間の駅としては釧路駅、東釧路駅に次いで3番目に多い。

  • 「厚岸町統計書」によると、JR北海道釧路支社提供による各年度の年間乗車人員は以下の通り。
年度 乗車人員 出典
年間 1日平均
1989年 149,650 410 [4]
1990年 131,400 360
1991年 146,000 400
1992年 156,950 430
1993年 164,250 450
1994年 138,700 380
1995年 131,400 360
1996年 116,800 320
1997年 116,800 320
1998年 113,150 310
1999年 113,150 310 [5]
2000年 120,450 330
2001年 113,150 310
2002年 105,850 290
2003年 102,200 280
2004年 98,550 270
2005年 98,550 270
2006年 91,250 250
2007年 87,600 240
2008年 87,600 240
2009年 80,300 220
2010年 76,650 210
2011年 73,000 200
2012年 72,270 198
2013年 69,350 190
2014年 67,525 185
2015年 60,756 166
2016年 54,750 150
2017年 53,655 147 [6]

駅周辺編集

 
「道の駅厚岸グルメパーク」から厚岸駅方面を望む。画面中央やや左の赤い跨線橋付近が厚岸駅。奥に見えるのは厚岸湾。2019年2月撮影。

厚岸町の中心駅。付近の地区の中心地のため駅の周囲に公共施設が多い。

駅弁編集

かつては厚岸駅ホームで駅弁の立ち売りを行っていたが、列車本数が少ないことから2011年(平成23年)6月で営業を終了した[新聞 1]。現在は事前に氏家待合所に電話し乗車する列車を伝えることで、ホームまで駅弁を届けて販売するサービスを行っている[7]。主な駅弁は下記の通り[8]

  • さんまめし
  • 炎の豚丼
  • ほたて弁当 - 要予約。ほたての炊き込み御飯の上に錦糸卵を散らし、辛く煮付けたほたてを乗せる。
  • かきめし[新聞 1] - 駅弁大会では区別のために「氏家かきめし」と呼ばれる。

バス路線編集

くしろバスにより厚岸町内路線、釧路市方面、浜中町霧多布方面へ運行される。路線詳細はくしろバス#一般路線バスを参照。

厚岸町内路線のうち国泰寺方面の一部と光栄方面は、北海道旅客鉄道(JR北海道バス 現ジェイ・アール北海道バス厚岸線廃止に伴う移管路線。標茶駅方面への路線も存在していた。

隣の駅編集

北海道旅客鉄道(JR北海道)
根室本線(花咲線)
快速「はなさき」
釧路駅 (K53) - (下りは東釧路駅 (B54)) - 厚岸駅 - 茶内駅
快速「ノサップ」
上尾幌駅厚岸駅 → 茶内駅
普通
門静駅 - 厚岸駅 - 糸魚沢駅
日本国有鉄道
根室本線(貨物支線) - 1982年11月15日廃止
厚岸駅 - 浜厚岸駅

脚注編集

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注釈編集

出典編集

  1. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  2. ^ a b c d e f g h i j JR釧路支社「鉄道百年の歩み」北海道旅客鉄道株式会社釧路支社 平成13年12月発行。
  3. ^ アイヌ語地名リスト ア~イチ P1-10”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年10月20日閲覧。
  4. ^ 平成18年度版 厚岸町統計書”. 厚岸町. p. 90 (2007年9月). 2017年12月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月11日閲覧。
  5. ^ 平成28年度版 厚岸町統計書”. 厚岸町. p. 97 (2017年9月). 2017年12月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月11日閲覧。
  6. ^ 平成29年度版 厚岸町統計書”. 厚岸町. p. 100 (2018年9月). 2019年4月22日閲覧。
  7. ^ 牡蠣飯(かきめし)といえば氏家かきめし弁当|厚岸駅前 氏家待合所 公式サイト
  8. ^ 『JR時刻表』2017年3月号、交通新聞社、2017年、 717頁。

報道発表資料編集

新聞記事編集

  1. ^ a b 奈良山雅俊 (2012年8月19日). “駅 人 話 厚岸駅”. 朝日新聞(朝日新聞社)

関連項目編集

外部リンク編集