日田バス
日田バス株式会社(ひたバス、英: Hita Bus Co., Ltd.)は、大分県西部を営業地域とする、西日本鉄道(西鉄)系列の乗合バス・貸切バス事業者である。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒877-0042 大分県日田市本町8番18号 北緯33度18分46.7秒 東経130度56分12.5秒 / 北緯33.312972度 東経130.936806度座標: 北緯33度18分46.7秒 東経130度56分12.5秒 / 北緯33.312972度 東経130.936806度 |
設立 | 1936年2月4日 |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 6320001010183 |
事業内容 |
一般乗合旅客自動車運送事業 一般貸切旅客自動車運送事業 他 |
代表者 | 代表取締役社長 本田哲 |
資本金 | 5,000万円 |
純利益 |
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総資産 |
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従業員数 | 104名(2023年4月1日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 西日本鉄道 100% |
外部リンク | https://hitabus.com/ |
路線バスは日田市・玖珠郡玖珠町、熊本県阿蘇郡小国町で運行している。また、日田市の市地域公共交通総合連携協議会より委託を受け、日田市内循環バス「ひたはしり号」の運行も行っている。かつては福岡県久留米市・うきは市・朝倉市・大分県玖珠郡九重町にも路線があったが撤退した。
沿革
編集- 1936年(昭和11年)2月4日 - 石井自動車・小国石井自動車・旭自動車の3社合併により日田自動車株式会社設立。
- 1948年(昭和23年)4月 - 九州自動車株式会社に商号変更。
- 1949年(昭和24年)3月 - 日田自動車株式会社に商号変更。
- 1950年(昭和25年)7月19日 - 西鉄と福岡 - 日田 - 杖立間の相互乗り入れ協定締結
- 1950年(昭和25年)10月 - 貸切バス事業開始
- 1951年(昭和26年)12月 - 日田バス株式会社に商号変更
- 1953年(昭和28年)12月 - 日田観光有限会社設立。
- 1961年(昭和36年)11月 - 亀の井バスと共同出資で九重交通開発株式会社を設立。
- 1962年(昭和37年)6月16日 - 福岡-九重間長距離バス「くじう号」運行開始
- 1963年(昭和38年)3月15日 - 昭和自動車、祐徳自動車、九州産業交通、堀川自動車、西日本鉄道、日本国有鉄道、福岡市、鉄道弘済会、博多ステーションビル、福岡市乗用自動車協会の共同出資で株式会社福岡交通センターを設立。
- 1964年(昭和39年)9月 - 西鉄が資本参加、関係会社となる。
- 1965年(昭和40年)8月1日 - 西鉄、亀の井バスと共同で福岡・久留米-別府間特急バス「ゆふ」、「きじま」運行開始。
- 1966年(昭和41年)
- 1970年(昭和45年)
- 12月 - 本社、営業所を移転。
- 12月20日 - 日田バスセンター営業開始。
- 1971年(昭和46年)11月 - 子会社の日田観光が日田バス観光興産に商号変更。
- 1972年(昭和47年)7月 - 西日本自動車整備の経営権を取得し、子会社の日田バス自動車工業株式会社を設立。
- 1973年(昭和48年)2月 - 子会社の株式会社日田バス商事を設立。
- 1984年(昭和59年)
- 1992年(平成4年)8月 - 亀の井バスと共同で大分-日田-長崎間高速バス「サンライト号」運行開始。
- 1998年(平成10年)10月 - 子会社の日田バス商事を日田バス観光興産が吸収合併。
- 2001年(平成13年)11月 - 西鉄より福岡-日田線高速バスの管理受託運行開始
- 2007年(平成19年)5月26日 - 九重夢大吊橋と高速バス「とよのくに」連絡バス運行開始。
- 2009年(平成21年)2月1日 - 日田バス観光興産解散。
- 2010年(平成22年)2月1日 - 日田バス自動車工業を吸収合併。
- 2011年(平成23年)2月10日 - 本社、日田営業所を移転。管理受託する西日本鉄道日田東町自動車営業所を日田第二自動車営業所に改称。
- 2016年(平成28年)10月1日、九重町の路線全廃、同町から撤退。11月1日-杷木営業区(西日本鉄道杷木第二自動車営業所)を新設、西鉄本体から甘木幹線の運行を一部受託。
- 2019年(令和元年)10月1日 - 日田バスセンターをリニューアルするとともに日田バスターミナルに改称[2][3]。
- 2020年(令和2年)4月30日 - この日を以って福岡県内の独自路線か全廃、同県から撤退。以後同県の路線は西鉄バス二日市甘木幹線の管理受託のみとなる。
- 2023年(令和5年)8月28日 - 日田彦山線BRTひこぼしラインの開業に伴い、JR九州バスより運行の一部を受託[4]。
本社及び営業所
編集本社所在地は大分県日田市本町8番18号(日田営業所内)。以下の営業所を持つ。
- 日田営業所(日田市本町8-18)
- 日田整備工場(日田市東町1-35) - 本社・日田営業所と道路を隔てて隣接。旧・西鉄日田自動車営業所敷地。
- 玖珠営業所(玖珠郡玖珠町大字森1013-1) - 建屋の看板には玖珠営業「区」と記載。最寄りバス停は「森町」
- 杷木営業区(福岡県朝倉市杷木池田534番2) - 2016年11月1日開設。最寄りバス停は「杷木発着所」
- 貸切バス営業所と西日本鉄道杷木第二自動車営業所を併設し、西日本鉄道より一般路線バス「甘木幹線」の一部便を受託運行する[6]。管理委託車両に付けられる営業所表記は、黒色表記の【○杷】。
- 玖珠整備工場(玖珠郡玖珠町大字大隈184-1) - 子会社であった旧・日田バス自動車工業の本社が併設されていた。
主なバスターミナル
編集現行路線
編集高速バス
編集- 由布院BC - 高速日田 - 福岡「ゆふいん号」(亀の井バス、西日本鉄道と共同運行)
- 日田営業所 - 日田BT - 福岡「ひた号」(西日本鉄道と共同運行)
- ひた号においては、西日本鉄道運行分も日田バスに管理委託されており、運行業務は自社便・西鉄便とも全て日田バスの乗務員が担当するため実質的に100パーセント日田バスによって運行されている。なお、車両運用の面などにおいてはあくまで日田バスとは切り離されており、受託運行分は「西日本鉄道株式会社日田第二自動車営業所」として運営され、車両の所属は○日と表記している。
- 福岡 - 黒川温泉線(九州産交バスと共同運行) 日田 - 瀬の本間は特急扱い。
- 路線沿革
- 2005年11月12日-12月11日 西日本鉄道・日田バス・九州産業交通の3社共同において、福岡 - 黒川温泉線の試験運行を実施。座席定員制(予約不要だが満席の場合は乗車不可)。
- 運行ルートは博多駅交通センター - 西鉄天神バスセンター - 福岡空港(国内線) - 黒川温泉 - 瀬の本
- 2006年3月19日-12月3日 2度目の試験運行。運行事業者およびルートは前回と同じ(2006年4月1日からは九州産業交通に代わり九州産交バスが運行)。予約指定制に変更。
- 2007年3月3日 通年運行開始。
- 2009年7月27日 杖立、満願寺入口、バイパス田の原に停車
- 運行会社が九州産交バスと日田バスの2社に(西鉄が運行撤退、福岡側の予約・出札業務ならびに運行支援のみおこなう)
- 2012年4月1日 ダイヤ改正により運行内容を一部変更
- 新たに「日田バスセンター」に停車開始。これに伴い、福岡 - 黒川間および日田 - 黒川間の往復・ペア乗車券を発売開始。
- 2015年4月1日 ダイヤ改正。
- 2往復増便により1日4往復8便に。
- 福岡空港乗り場がこれまでの国内線から国際線ターミナルに変更。
- 2016年4月15日 熊本地震により運休。
- 2016年4月23日 運行再開。福岡発最終便、黒川温泉発始発便を運休し1日3往復の運行。全便、日田バスの担当となる。国道212号線が不通となったため日田 - ゆうステーション間で国道210号・県道12号・ファームロード経由で迂回運行し、杖立には停車しなくなる[7]。
- 2016年5月1日 運休前と同様、日田バス・九州産交各2往復の4往復で運行開始。ただし迂回運行は継続。
- 2016年6月20日-7月15日 熊本地震後の観光需要喚起を目的として「今こそ、高速バスで行こう!キャンペーン」を実施し、期間内のみ最大運賃を1,500円とする[8]。
- 2016年10月21日 国道212号・杖立経由での運行を再開[9]。
- 2017年4月1日 博多バスターミナルと西鉄天神高速バスターミナルの停車順を入れ替え、西鉄天神高速バスターミナル始発着・博多バスターミナル経由となり、福岡市内の運行経路も一部変更。
- 2019年10月1日 日田バスセンターが日田バスターミナルへ名称変更する事に伴い停留所の名称も変更される。
- 2022年7月1日 黒川温泉 - 瀬の本を延伸。全便が瀬の本発着となる。
- 2005年11月12日-12月11日 西日本鉄道・日田バス・九州産業交通の3社共同において、福岡 - 黒川温泉線の試験運行を実施。座席定員制(予約不要だが満席の場合は乗車不可)。
- 路線沿革
運行するすべての高速バス路線でnimocaが使用可能。SUGOCAなど、nimocaと相互利用しているICカード乗車券も使用可能。
一般路線バス
編集杖立線
編集- 日田BT - 三芳- 木の花ガルテン - 中川原 - 大山振興局 - ひびきの郷入口 - 中鎌手 - 松原 - 五馬入口 - 杖立
- 日田BT - 小渕 - 木の花ガルテン - 中川原 - 大山振興局 - 上野瀬部 - 中鎌手 - 松原 - 五馬入口 - 杖立
五馬線
編集- 日田BT - 竹田新町 - 小渕 - 桃山町(日田自動車学校) - 二本木 - 花香 - 近原 - 中村 - 五馬入口
小鹿田線
編集- 日田BT - 市役所 - 城内・豆田入口 - 慈眼山 - 昭和学園 - 天神町 - 済生会病院入口 - 三和団地 - 下藤山 - 殿町 - 皿山
- かつては下藤山 - 皿山間の区間便以外は、日田から先で栃原線と直通運行となっていた。
日田 - 高塚・天瀬 - 森町線
編集- 日田BT - 三芳 - 中川駅 - 高塚 - 上代太郎 - 北山田駅 - 戸畑 - 塚脇 - 森駅 - 森町
- 日田BT - 三芳 - 中川駅 - 天瀬駅 - 杉河内 - 北山田駅 - 戸畑 - 塚脇 - 森駅 - 森町
昭和学園行き直行バス
編集- 日田BT発 昭和学園前行
- 1日片道1本のみの運行。一般客の乗車も可能。学休日運休。
甘木幹線(管理受託路線)
編集- □ 40
- JR二日市駅 - 朝倉街道 - 針摺東 - 山家道 - 篠隈 - 甘木 - 甘木営業所
- JR二日市駅 - 朝倉街道 - 針摺東 - 山家道 - 篠隈 - 甘木 - 三連水車の里 - 高山(こうやま) - 原鶴 - 上原鶴サンライズ前 - 杷木
- □ 41
- JR二日市駅 - 朝倉街道 - 針摺東 - 山家道 - 篠隈 - 甘木 - 三連水車の里 - 高山 - 原鶴温泉 - 上原鶴サンライズ前 - 杷木
- 2016年11月1日より西日本鉄道からの管理委託を受けた路線で、当路線の内約4割の便(乗務員が杷木で現地出退勤していた運用)を日田バスが運行する[10][11]。これに伴い、杷木発着所に杷木営業区が設置された[12]。
日田彦山線BRT(管理受託路線)
編集日田市コミュニティバス
編集日田市内循環バス「ひたはしり号」
編集- Aコース 日田BT - 竹田新町 - 鏡坂 - かんぽの宿 - 玉川町 - パトリア前 - 日田BT
- Bコース 日田BT - 市役所前 - 城内・豆田入口 - 日田高前 - 田島団地入口 - 日田BT
- Cコース 日田BT - 竹田新町 - 琴平町 - 銭渕橋 - 鏡坂 - 三隈中前 - 玉川町 - 日田BT
- Cコース 日田BT - 本町 - 隈温泉旅館街 - 竹田新町 - 一ノ宮病院前
- Dコース 日田BT - 豆田町 - 日田インター口 - 光岡駅前 - 朝日ヶ丘団地 - 小迫町 - 日田インター口 - 昭和学園前 - 城内・豆田入口 - 市役所前 - 日田BT
日田市中心部を循環するコミュニティバスで、2010年4月1日よりそれまでのコミュニティバス「ひためぐり号」に代わって運行開始された。専用車両が新車の日野・ポンチョに変更され、生活利用を重視した路線に変更された[13]。
2013年3月23日よりnimoca、SUGOCA等のICカード乗車券の利用が可能となっている。日田BTでは乗継割引もある。
運行開始当初は初乗り140円、最大200円の区間制運賃であったが、2016年6月1日より100円均一運賃の実証実験中[14]。
臨時バス
編集高速バス
編集九州池田記念墓地公園 - 福岡線
編集九州池田記念墓地公園 -大分自動車道 -高速基山- 筑紫野 - 西鉄天神高速BT - 博多BT
- 彼岸、お盆期間に運転。予約、座席指定制。
- 交通系ICカードも利用が可能である。
OJIRAN(おじらん)号
編集- 博多BT - 天神高速BT - 日田インター口 - 昭和学園前 - 城内・豆田入口 - 市役所前 - 日田駅北口 - 日田BT
- 福岡 - 日田間の速達便。2011年夏より観光シーズンの土日・祝日に運行。2012年度より予約制となった。西鉄高速バスとの共同運行。
主な廃止路線
編集高速バス
編集杖立 - 日田 - 福岡線
編集- 杖立 - 日田BC - 西鉄天神BC(現・西鉄天神高速BT) - 福岡交通C(現・博多BT)
- 2009年7月27日廃止。代替措置として同日より黒川 - 福岡線が杖立に停車するようになった。
高塚 - 日田 - 福岡線
編集- 高塚 - 日田BC - 西鉄天神BC - 福岡交通C
- 2009年7月27日廃止。
福岡 - 九重線
編集- 牧の戸 - 中村駅 - 天ヶ瀬 - 日田BC - 甘木IC - 西鉄天神BC - 福岡交通C
- 廃止時期不明。
日田 - 湯布院線
編集- 由布院BC - 日田BT(直通)(亀の井バスとの共同運行)
- 2018年12月1日から2019年9月30日まで運行。
- 大分新川 - 別府北浜 - 高速日田 - 大村インター - 諫早インター - 長崎駅前(交通会館)
- 路線自体は存続
- 大分 - 別府北浜 - 高速日田 - 高速基山 - 西鉄天神高速バスターミナル - 博多バスターミナル
- 大分 - 高速別府湾・APU - 日田バスセンター - 日田温泉入口
- 大分バス・大分交通・亀の井バス・西日本鉄道と共同運行
- 各停便(1日5往復)の全便と日田発着系統の1.5往復を担当。日田バスの乗務拠点が起終点にないため、途中の高速日田で乗務員交替を行う便があった。車両についても、入出庫のため「ひた号」との込み運用であった。
- 2015年4月のダイヤ改正で、1日1.5往復のみ日田BC - 大分新川の区間便が新設された。
- 2016年11月1日をもって各駅停車便の運行を休止し日田バスの運用は無くなった。
- 路線自体は存続
特急バス
編集くじう号
編集- 福岡 - 九重間で西鉄と共同運行。1962年6月16日運行開始。当初の所要時間は4時間45分。
- 廃止時期不明。
一般路線バス
編集高速日田線
編集- 日田BC - 市役所 - 城内・豆田入口 - 慈眼山 - 昭和学園 - 高速日田
- 高速日田で「とよのくに」各停便の大分方面と接続するようダイヤが組まれていた。
- 廃止時期不明。
森町・高塚 - 森駅 - 牧の戸線
編集- 高塚 - 上代太郎 - 北山田駅 - 戸畑 - 塚脇 - 森駅 - 恵良駅 - 九重町役場 - 九重インター - 中村駅 - 九酔渓 - 筌の口(大吊橋前) - 飯田小学校 - 湯坪 - 筋湯 - 九重登山口
- ノンストップ:九重インター - 筌の口(大吊橋前)
- 「九重"夢"大吊橋」へのアクセスのために、福岡発着の高速バス「とよのくに」(各停便)に接続する九重インター - 筌の口間のノンストップ便が土曜・休日のみ1.5往復運行されていた。
- 廃止時期不明。
桐尾線
編集- 日田BCから夜明駅前を経由して大鶴方面へ向かう路線
- 2002年4月1日廃止。日田市の老人福祉バスに移管。
栃原線
編集- 日田BC - 松原ダム - 栃原団地
- 2010年4月1日廃止。日田市営バスが松原ダム - 栃原団地間を引継。日田BC - 松原ダム間は松原ダム線として存続。
龍門線
編集- 森町 - 森駅 - 恵良駅 - 龍門の滝 - 田代
- 2011年10月1日廃止。
急行朝倉街道線
編集- 高塚 - 中川駅 - 日田BC - 玉川町 - 夜明駅 - 杷木発着所 - 原鶴温泉 - 比良松 - 甘木BC - 新町 - 篠隈 - 朝倉街道
- 運行当時の急行運転区間は、高塚 - 甘木BC間であった。また、この路線は西鉄バス甘木営業所との重複区間も肉声放送だった。
- 2012年9月30日を以て杷木発着所 - 朝倉街道間を廃止し、残存区間は急行杷木線に引き継がれた。
急行久留米線
編集- 高塚 - 中川駅 - 日田BC - 竹田新町 - 鏡坂 - 大野原 - 浮羽発着所 - 吉井営業所 - 吉井駅前 - 田主丸中央 - 善導寺 - 西鉄久留米 - JR久留米駅
- 運行当時は全区間で急行運転を行っており、停車地は以下のとおり。千本杉 - JR久留米駅間相互の利用はできなかった。
- 高塚 - 中川駅前 - 三芳 - 日田BC - 竹田新町 - 鏡坂 - 大野原 - 浮羽発着所 - 吉井営業所 - 吉井駅前 - 扇島 - 浮羽究真館高校前 - 殖木 - 田主丸中央 - 唐島 - 牧 - 常持 - 善導寺 - 津遊川 - 追分 - 千本杉 - 西鉄久留米 - 六ツ門 - JR久留米駅
- 2012年9月30日を以て浮羽発着所 - JR久留米駅間を廃止。残存区間は急行浮羽線に引き継がれた。
本城線
編集- 天瀬駅 - 本城 - 古賀 - 近原
- 2013年4月1日廃止、日田市乗合タクシーに移管。
山浦線
編集- 森町 - 森駅 - 塚脇 - 泊里 - 北山田駅 - 杉河内 - 山浦農協 - 下園
- 2013年4月1日廃止、日田市乗合タクシー、玖珠町ふれあい福祉バスに移管。
日出生線
編集- 森駅 - 森町 - 清水瀑園 - 日出生公民館
- 玖珠町から運行補助金を受けていた路線で、「SUN Q パス」の利用は不可。
- 2013年4月1日廃止、玖珠町ふれあい福祉バスに移管。
井町線
編集- 日田BC - 竹田新町 - 銭淵 - 鏡坂 - 下石井( - 柳又) - 長渓
- 2003年4月1日、西鉄バスの吉井 - 浮羽 - 日田線廃止の代替として開設された路線。
- 2013年4月1日、夜明循環線に改編、柳又経由は廃止。
松原線
編集- 日田BC - 竹田新町 - 小渕 - 木の花ガルテン - 中川原 - 大山振興局 - 中鎌手 - 松原
- 松原では日田市営バス(予約制)と接続していた。
- 2013年4月1日、杖立線に統合され廃止。
浮羽線
編集- 急行:高塚 - 中川駅 - 日田BC - 竹田新町 - 鏡坂 - 大野原 - 浮羽発着所
急行杷木線
編集森町 - 牧の戸峠線
編集- 森町 - 森駅 - 九重町役場 - 九重インター - 中村駅 - 九酔渓 - 筌の口 -大吊橋中村口 - 飯田小学校 - 飯田高原局 - 湯坪 - 筋湯 - 九重登山口- 牧の戸峠
- 大吊橋中村口 - 四季彩町田牧場 - 中村駅
- 飯田小学校 - 大将軍 - 九重登山口
- 飯田高原・九重山へ向かう路線。県道678号・県道409号・国道210号と久大本線の線路沿いに進み、九重インター・豊後中村駅を経由した後、県道40号で飯田高原へと登っていく。大将軍経由便は土曜・休日の飯田小学校発九重登山口行片道1本のみ運行。四季彩町田牧場経由は大吊橋中村口発中村駅行片道1本のみ、他に飯田小学校発桂茶屋行きの区間便もあった。
- 2011年10月1日に九重町営バスと重複する「恵良駅前」など一部の停留所が廃止された[17]。
- 2016年10月1日を以て路線廃止。豊後森駅 - 牧の戸峠間は九重町コミュニティバスへ移管された[18]。
千町無田線
編集- 飯田小学校 - 高原診療所 - 筌の口 - 北方 - 千町無田 - 飯田小学校
- 飯田小学校 - 筌の口 - 北方 - 千町無田 - 飯田小学校 - 高原診療所
- 2016年10月1日を以て路線廃止。九重町コミュニティバスへ移管された[18]。
山手線
編集- 日田BT - 三本松 - 亀山公園 - 三隈橋北 - 下石井 - 石井小学校 - 山手 - 小山小学校
- 2020年4月30日運行終了
済生会線
編集- 日田BT - 市役所 - 城内・豆田入口 - 慈眼山 - 昭和学園 - 高速日田 - 済生会病院
- 2020年4月25日運行終了
有田線
編集- 日田BT - 市役所 - 城内・豆田入口 - 慈眼山 - 昭和学園裏門 - 上手 - 高速日田 - 札町局前 - 羽田町公民館 - 岩下
- 2020年4月30日運行終了
大野線
編集- 日田BT - 竹田新町 - 高瀬 - 中川原 - 赤石小学校 - 前津江振興局 - 座目木
- 日田から前津江地区へ向かう路線。
- 2020年4月30日運行終了
出野線
編集- 日田BT - 竹田新町 - 銭淵 - 高瀬農協 - 誠和町 - 松金 - 出野 - 星払
- 2020年4月30日運行終了
コミュニティバス
編集ひためぐり号
編集- 日田市老人福祉センター-日田天領水の里間、誠和町-サッポロビール工場間
- 2010年4月1日廃止。残存区間はひたはしり号と朝日ヶ丘 - 桃山線に再編。
朝日ヶ丘 - 桃山線
編集- 朝日ヶ丘団地- 光岡駅 - 林工西口 - 日田インター口 - 月隈公園 - 豆田町 - 日田BC - 隈温泉旅館街 - 銭淵 - 桃山町(日田自動車学校)
- 2012年4月1日路線改編により発展的解消。
桃山線
編集- 日田BC - 隈温泉旅館街 - 竹田新町 - 桃山町(日田自動車学校)
- 2012年4月1日、前述の朝日ヶ丘 - 桃山線を再編し運行開始。2013年4月1日、五馬線に統合され廃止。
玖珠町まちなか循環バス
編集- 西回り わらべの館前 - 塚脇 - 森駅前 - 道の駅 - わらべの館前
- 東回り わらべの館前 - 道の駅 - 森駅前 - 塚脇 - わらべの館前
玖珠町中心部にある公共施設、商店、金融機関、観光施設、豊後森駅、道の駅童話の里くす(玖珠バスストップ前)などを巡回するコミュニティバスで、愛称はリラッくすバス。2010年10月1日に運行開始した[19]。運賃は区間制で初乗り140円、最大200円。
運行開始当初は所定期間ごとに日田バスと玖珠観光バスが交代で運行を担当していたが、2015年度以降は通年で玖珠観光バスによる運行となっており、日田バスによる運行は休止されている。
杷木線
編集杷木循環線
編集- 日田BT - 玉川町 - 夜明駅前 - 杷木山 - 杷木- 杷木山 - 長渓 - 鏡坂 - 竹田新町 - 日田BT
- 2013年10月1日運行開始。杷木山 - 杷木間は複乗する。日祝は運休。
- 2020年4月30日運行終了
夜明循環線
編集- 日田BT - 竹田新町 - 銭淵 - 鏡坂 - 下石井 - 長渓 - 夜明駅前 - 南友田 - 玉川町 - 日田BT
- 2013年4月1日に高井町線を改編。
- 土曜日は右回りのみ、日祝は運休
- 2020年4月30日運行終了
夜明関循環線
編集- 日田BT - 竹田新町 - 銭淵 - 鏡坂 - 下石井 - 長渓 - 関 - 夜明駅前 - 南友田 - 玉川町 - 日田BT
- 2020年4月30日運行終了
鉄道代行バス(貸切)
編集平成24年7月九州北部豪雨で久大本線が被災したことに伴い、同年7月下旬から8月24日まで代行バスを貸切扱いで西鉄バス久留米と共に筑後吉井駅 - 日田駅間で運行した。このバスは、日田バスと西鉄バス久留米の路線車のほかに同会社の貸切車も使用された。[要出典]また、平成29年7月九州北部豪雨により光岡駅-日田駅間の花月川橋梁が流失したことにより、同区間で2018年7月13日までのおよそ1年間、代行バスを運行した。なお、後に日田彦山線代行バスも筑前岩屋駅-日田駅間の一部便を担当している。
車両
編集- 高速バス車両は、西鉄・西鉄観光バスから譲渡された三菱(西工S型・SD-I・C-I)、日産ディーゼル(西工C-I)、西鉄高速バスから譲渡された日野(西工S型)で構成される。近年の西鉄からの譲受車は、西鉄時代の塗色のままで使用されており、側面・後面(一部)にはわかりやすいように「日田バス」と表示されている。また、他にも九州急行バスから譲渡された三菱(西工C-I)も存在していたが、すでに廃車となっている。
- 一般路線バスの車両は自社発注の小型バスと西鉄からの移籍車三菱ローザ、中型は自社発注のトップドア(前扉)車と西鉄系列から譲渡されたいすゞ車・日産ディーゼル車が現存している。2016年11月に甘木幹線の運行を受託した際に、杷木営業所に西工B型(三菱ふそうシャーシ)が甘木支社(3413号車のみ新たに百道浜営業所)から転入した。このうち3台はスロープ付き車両となっている。2018年には土井営業所、2019年には新宮営業所から西工B型(日産ディーゼル)が転入し、2019年からは西武バスから移籍したいすゞエルガノンステップ車が登場した。
自社の所属車両については、本来営業所表記はなかったが、西鉄時代の塗色のままの譲受車両のうち高速用車両全車と一部小型車については、管理受託車両と同じ「○日」を表記するようになった。杷木営業区の車両には「○杷」と表記されている。
-
202
自社発注車の中型車。1990年代に小型観光バスで採用されて以降、自社発注や西鉄グループ外から移籍の一般路線車はこの塗色となっている。 -
197
1994年まで導入された中型一般路線車はこの塗色であった(現在は全車廃車となり消滅)。 -
612
自社発注車の小型車。1991年に導入されたオリジナル塗装の小型車。 -
271
西鉄グループ内からの移籍車は西鉄時代の塗装の社名表記などを変更したのみで使用される。
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771
高速バス「ひた号」に使用される西鉄から移籍の車両 -
486
高速バス「ゆふいん号」、福岡 - 黒川線で使用される西鉄から移籍の車両 -
460
高速バス「ひた号」に使用されていたオリジナル塗装の自社発注車。この塗色は2015年頃に全車廃車となり消滅したのち、部分的にデザインを変更し2018年に復活している。 -
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かつて日田バスも運行していた高速バス「とよのくに号」用の車両。塗色はかつての「とよのくに号」各社共通カラー。なおこの車両は「とよのくに号」撤退前に廃車となり末期は西鉄から移籍の車両で運行していた。 -
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九州急行バスからの移籍車で「とよのくに号」各社共通カラーが施されている。
貸切バス
編集車両は大型は西工C型(C-I、C-II)、中型・小型は純正車を採用しており、自社発注車もしくは西鉄、九州観光バスから譲渡された車両で構成されている。近年貸切減車により高速バスに転用された車両がある。塗色は小型の一部を除いて西鉄グループの貸切カラーのルーセントを使用していたが2006年より水色をベースとした自社カラーの採用が始まった。しかし、再び西鉄観光バスと同様の「青い鳥」塗装が導入され、2012年現在、小型車を除きオリジナル塗装の車両は全廃されている。
その他、ギャンブル輸送として武雄競輪無料直行バス(西鉄吉井営業所 - 武雄競輪場)を運行している。また、かつては西鉄から移管された佐賀競馬場の会員バスを営業していた。
ICカード乗車券
編集- 高速バス全線とひたはしり号、西鉄から運用を委託している甘木幹線で使用が可能である。
その他の業務
編集路線バス、貸切バス運行の他に、一般車の車検、整備や玖珠町ふれあい福祉バス(道路交通法第79条による自家用自動車の有償運行 )の運行、玖珠町、九重町スクールバスの運行業務(いずれも白ナンバー)も行なっている。また、不動産賃貸や保険、BT内における物販等も行う。
脚注
編集- ^ a b 日田バス株式会社 第103期決算公告
- ^ a b c “バリアフリー化、多言語表示も 日田バスセンター改装 内装に日田杉を使用”. 西日本新聞. (2019年10月3日)
- ^ 『「日田バスセンター」大規模リニューアル!新名称「日田バスターミナル」として生まれ変わります!』(PDF)(プレスリリース)日田バス株式会社、2019年9月9日 。
- ^ a b "日田彦山線BRTひこぼしライン運行体制について" (PDF) (Press release). JR九州バス. 29 May 2023. 2023年5月29日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2023年9月2日閲覧。
- ^ 『日田彦山線BRTひこぼしライン 「添田支店」設置について』(プレスリリース)JR九州バス、2023年6月26日。オリジナルの2023年6月26日時点におけるアーカイブ 。2023年9月2日閲覧。
- ^ 「貸切バス営業所(日田バス(株)杷木営業区)の新設につきまして」-日田バス公式HPトピックス 2016.10.31
- ^ 高速バス福岡~黒川温泉線の迂回運行について (PDF) - 日田バス
- ^ “福岡~大分・別府・湯布院・黒川温泉 片道1,500円 「今こそ、高速バスで行こう!キャンペーン」実施” (PDF). 西日本鉄道ほか7社 (2016年6月14日). 2016年7月23日閲覧。
- ^ “福岡⇔黒川温泉の通常運行再開について”. 九州産交バス (2016年10月25日). 2016年11月29日閲覧。
- ^ 日田バス株式会社-837607812997182の投稿(837607812997182) - Facebook
- ^ 日田バス株式会社Facebookページ(10月27日の投稿)
- ^ 『貸切バス営業所(日田バス(株)杷木営業区)の新設につきまして』(PDF)(プレスリリース)日田バス株式会社、2016年10月18日。オリジナルの2016年11月3日時点におけるアーカイブ 。
- ^ “日田市の交通体系づくり”. 全日本自治団体労働組合. 2019年10月11日閲覧。
- ^ 『市内循環バス ひたはしり号 100円実証運行 継続します』(PDF)(プレスリリース)日田市、2017年6月1日 。
- ^ a b 『[https://web.archive.org/web/20130122020138/http://www.nishitetsu.ne.jp/hitabus/pdf/topics_65.pdf 朝倉街道線(朝倉街道~日田・高塚系統)・久留米線(JR久留米~日田・高塚系統)の廃止、杷木線(杷木~日田・高塚系統)・浮羽線(浮羽発着所~日田・高塚系統) の新設およびダイヤ改正について]』(PDF)(プレスリリース)日田バス株式会社、2012年9月7日。オリジナルの2013年1月22日時点におけるアーカイブ 。
- ^ 『杷木~高塚線・浮羽~高塚線の廃止について(路線廃止のお知らせ)』(PDF)(プレスリリース)日田バス株式会社、2014年4月21日。オリジナルの2014年5月8日時点におけるアーカイブ 。
- ^ 『森町~牧の戸線 書曲三~奥野入口間、10停留所廃止のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)日田バス株式会社、2011年9月24日。オリジナルの2012年5月31日時点におけるアーカイブ 。
- ^ a b 『森町~牧の戸峠線・千町無田線 路線廃止について』(PDF)(プレスリリース)日田バス株式会社、2016年6月8日。オリジナルの2016年7月4日時点におけるアーカイブ 。
- ^ 玖珠町『まちなか循環バス』運行のお知らせ (PDF) - 玖珠町地域交通協議会、玖珠観光バス、日田バス[リンク切れ]
関連項目
編集外部リンク
編集- 日田バス株式会社(公式サイト)