鶯谷駅

東京都台東区にある東日本旅客鉄道の駅

鶯谷駅(うぐいすだにえき)は、東京都台東区根岸一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)のである[1]駅番号は京浜東北線がJK 31、山手線がJY 06東北本線において、東京駅から起算して乗り換えのない(品川駅 - 田端駅間停車駅が同一である山手線・京浜東北線間を除く)最初の単独駅でもある。

鶯谷駅
Uguisudan-stn.jpg
南口(2009年7月)
うぐいすだに
Uguisudani
所在地 東京都台東区根岸一丁目4-1
北緯35度43分16.68秒 東経139度46分41.88秒 / 北緯35.7213000度 東経139.7783000度 / 35.7213000; 139.7783000 (鶯谷駅)
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 ウス
駅構造 地上駅(一部橋上駅
ホーム 2面4線(通過線6線)[1]
乗車人員
-統計年度-
17,913人/日(降車客含まず)
-2020年-
開業年月日 1912年明治45年)7月11日[1]
乗入路線 2 路線
所属路線 京浜東北線*
駅番号 JK31
キロ程 4.7 km(東京起点)
大宮から25.6 km
JK 30 上野 (1.1 km)
(1.1 km) 日暮里 JK 32
所属路線 山手線*
駅番号 JY06
キロ程 4.7 km(東京起点)
JY 05 上野 (1.1 km)
(1.1 km) 日暮里 JY 07
備考 業務委託駅[2]
山区 東京山手線内東京都区内
*いずれも正式には東北本線
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北口(2014年11月)

乗り入れ路線編集

乗り入れている路線は、線路名称上は東北本線1路線のみである(詳細は路線記事および鉄道路線の名称参照)が、当駅には電車線を走る京浜東北線電車および山手線電車のみが停車し、旅客案内では「東北(本)線」とは案内されていない。また当駅は、特定都区市内における「東京都区内」および「東京山手線内」に属する。

歴史編集

 
鶯谷駅周辺の白黒空中写真(1963年6月26日撮影)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅構造編集

JR東日本ステーションサービスが駅業務を受託している上野駅管理の業務委託駅[2]島式ホーム2面4線の地上駅である。北側市街地と上野公園を結ぶ陸橋がこれらを跨いでいる[1]。出口は北口と南口の2ヶ所がある。北口は地上駅舎のようになっているが、南口は橋上駅舎になっている。南口の駅舎は1927年に造られた。

みどりの窓口はないが、南口に設置されている指定席券売機指定席券などが購入できる。

駅名の「うぐいす」にあやかって、朝の時間帯にはプラットホーム上のスピーカーから、の鳴き声を流している[6]

のりば編集

番線 路線 方向 行先
1   京浜東北線 北行 田端赤羽大宮方面
2   山手線 内回り 池袋新宿渋谷方面
3 外回り 東京品川目黒方面
4   京浜東北線 南行 東京・品川・横浜方面

(出典:JR東日本:駅構内図

京浜東北線快速運転時間帯(10時 - 15時の間)は全列車が当駅を通過するため、この時間帯に乗り降りできるのは2・3番線の山手線のみである。

中距離電車宇都宮線高崎線常磐線)はホームがないため全列車が通過する。そのため、当駅を含む上野駅 - 日暮里駅間に特定の分岐区間に対する区間外乗車(東北本線内折り返し乗車)の特例が設けられている。

バリアフリー設備編集

発車メロディ編集

1   春NewVer
2   春トレモロVer
3   せせらぎ
4   教会の見える駅

利用状況編集

2020年(令和2年)度の1日平均乗車人員17,913人である。山手線の駅の中では高輪ゲートウェイ駅に次いで少なく、京浜東北線の駅の中でも上中里駅、高輪ゲートウェイ駅、新子安駅に次いで4番目に少ない。また、当駅は高輪ゲートウェイ開業前は山手線の駅の中では最も少ない駅であった。

近年の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。

年度別1日平均乗車人員[統計 1]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1990年(平成02年) 23,641 [* 1]
1991年(平成03年) 23,975 [* 2]
1992年(平成04年) 24,951 [* 3]
1993年(平成05年) 25,085 [* 4]
1994年(平成06年) 24,816 [* 5]
1995年(平成07年) 24,500 [* 6]
1996年(平成08年) 24,247 [* 7]
1997年(平成09年) 24,331 [* 8]
1998年(平成10年) 24,099 [* 9]
1999年(平成11年) 24,046 [* 10]
2000年(平成12年) [JR 1]24,225 [* 11]
2001年(平成13年) [JR 2]24,572 [* 12]
2002年(平成14年) [JR 3]24,478 [* 13]
2003年(平成15年) [JR 4]24,266 [* 14]
2004年(平成16年) [JR 5]23,814 [* 15]
2005年(平成17年) [JR 6]23,666 [* 16]
2006年(平成18年) [JR 7]23,877 [* 17]
2007年(平成19年) [JR 8]23,932 [* 18]
2008年(平成20年) [JR 9]23,707 [* 19]
2009年(平成21年) [JR 10]23,388 [* 20]
2010年(平成22年) [JR 11]23,599 [* 21]
2011年(平成23年) [JR 12]23,734 [* 22]
2012年(平成24年) [JR 13]24,174 [* 23]
2013年(平成25年) [JR 14]24,481 [* 24]
2014年(平成26年) [JR 15]24,444 [* 25]
2015年(平成27年) [JR 16]24,447 [* 26]
2016年(平成28年) [JR 17]24,611 [* 27]
2017年(平成29年) [JR 18]25,375 [* 28]
2018年(平成30年) [JR 19]26,148 [* 29]
2019年(令和元年) [JR 20]25,707 [* 30]
2020年(令和02年) [JR 21]17,913

駅周辺編集

駅の西側は上野恩賜公園(上野の山)の北側に位置し、高級住宅街上野桜木東京芸術大学の最寄り駅である(以前は上野桜木にも京成線の駅があった)。その他は寛永寺東京国立博物館国際子ども図書館大名時計博物館東京文化財研究所が近い。例年、七夕の前後3日間に下谷七福神と当駅近郊の商店街で、入谷朝顔市が開かれ、下町の夏の風物詩として賑わう。

東側はラブホテルが集積しており、ホテル街を形成している。その他は屋台居酒屋が点在し、小さな路地が多い。駅正面にラブホテルが密集しているものの、風俗店舗そのものはない。

警視庁の犯罪情報マップによると、山手線の他駅と比べても治安は悪くない。上野駅入谷口 - 鶯谷駅 - 入谷駅のエリアは警察のパトロールと監視カメラが強化されている。鶯谷駅構内でのキャッチセールスなども固く禁じられている。

近年古い建物は次第に姿を消し、新築マンションが竣工されている。東京芸大や専門学校の学生、マンション購入者の家族が多く、北口は上野桜木高級住宅街)の住民も多い。

バス路線編集

最寄りの停留所は、言問通りにある都営バスの「鶯谷駅前」と「下谷二丁目」および台東区循環バス めぐりんの「鶯谷駅北」「鶯谷駅南」、「ぐるーりめぐりん」の「根岸三丁目」となる。

鶯谷駅前
  • 草41:足立梅田町行 / 浅草寿町行
下谷二丁目(鶯谷駅入口)
  • 上26:上野公園行 /亀戸駅
  • 草41:足立梅田町行 / 浅草寿町行
鶯谷駅南
鶯谷駅北
  • 北めぐりん:生涯学習センター北・台東病院方面
根岸三丁目

隣の駅編集

東日本旅客鉄道(JR東日本)
  京浜東北線
快速
通過
各駅停車
上野駅 (JK 30) - 鶯谷駅 (JK 31) - 日暮里駅 (JK 32)
  山手線
上野駅 (JY 05) - 鶯谷駅 (JY 06) - 日暮里駅 (JY 07)

脚注編集

記事本文編集

出典編集

  1. ^ a b c d 『週刊JR全駅・全車両基地』第01号、朝日新聞出版、2012年8月5日、 35頁。
  2. ^ a b c 「平成28年度営業関係施策(その4)について」提案を受ける”. 東日本ユニオン東京地本. 2019年11月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月15日閲覧。
  3. ^ 祖田圭介「特集:山手線電車100周年」『鉄道ファン』第50巻第2号(通巻586号)、交友社、2010年2月1日、 20頁、 OCLC 61102288
  4. ^ “みどりの窓口 リストラ JR東 昨年〜今年63駅で廃止 後釜は券売機、客イライラ”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 23 夕刊. (2006年7月11日) 
  5. ^ 「平成30年度営業関係施策(その1)について」提案を受ける”. 東日本ユニオン東京地本. 2019年11月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月15日閲覧。
  6. ^ 浅井建爾 『駅名・地名 不一致の事典』(初版)東京堂出版、2016年8月30日、46 - 47頁。ISBN 978-4490108804 
広報資料・プレスリリースなど一次資料編集
  1. ^ Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初) (PDF)” (日本語). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月23日閲覧。

利用状況編集

  1. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
JR東日本の2000年度以降の乗車人員
東京都統計年鑑

関連項目編集

外部リンク編集