Takeshi Kobayashi meets Very Special Music Bloods
小林武史のコンピレーション・アルバム (2018)
『Takeshi Kobayashi meets Very Special Music Bloods』(タケシ・コバヤシ・ミーツ・ヴェリー・スペシャル・ミュージック・ブラッズ)は、日本の音楽プロデューサー・小林武史のコンピレーション・アルバム。2018年4月4日にユニバーサルシグマより発売された[4]。
『Takeshi Kobayashi meets Very Special Music Bloods』 | ||||
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小林武史 の コンピレーション・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
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ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | ユニバーサルシグマ | |||
チャート最高順位 | ||||
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小林武史 アルバム 年表 | ||||
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EANコード | ||||
EAN 4988031271162 (UMCK-1595) | ||||
『Takeshi Kobayashi meets Very Special Music Bloods』収録のシングル | ||||
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映像外部リンク | |
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『Takeshi Kobayashi meets Very Special Music Bloods』全曲スペシャルダイジェスト映像 |
背景・音楽性
編集ここ数年の小林武史プロデュース作品をまとめたワークス・アルバム。収録曲のほとんどがアーティスト同士のコラボレーションとなっており、初CD化された楽曲も多く収録されている。
収録曲11曲のうち8曲は、小林が2016年4月から音楽プロデュースを手掛けている東京メトロのCMソングとなっている。アルバムの構想はこのCMを手掛けていた初期からあったという[5]。このほか、小林が実行委員長を務める総合芸術祭『Reborn-Art Festival』に関わる楽曲も収録されており、両者に共通するテーマである「出会い」や「人の営み」がアルバムの軸になっている[6][7]。
リリース
編集通常盤のみの1形態で発売。スリーブケース仕様となっている。
2018年11月3日には完全限定生産盤としてアナログ盤が2枚組で発売された。180g重量盤仕様で、カッティングはメトロポリス・スタジオ・ロンドンのエンジニア、ティム・ヤングが手掛けている[8]。
本作の収益の一部は、ap bankを通じて総合芸術祭『Reborn-Art Festival』の活動などに充てられる。
本作のアートディレクターは藤田 "TOKYO SPECIAL" 武志と吉永裕介が担当。
収録曲
編集- 全編曲:小林武史(#9除く)
- to U (Tokyo Metro version) / Bank Band with Salyu [1:43]
- 作詞:櫻井和寿 / 作曲:小林武史
- ハートアップ / 絢香 & 三浦大知 [4:53]
- 作詞・作曲:絢香
- Happy Life (unreleasd version) / 中島美嘉 × Salyu [3:44]
- 作詞:安藤裕子・小林武史 / 作曲:小林武史
- What is Art? / Reborn-Art Session(櫻井和寿 小林武史) [6:25]
- 作詞:櫻井和寿・小林武史 / 作曲:小林武史
- 2017年7月21日に発売された配信限定シングル[14]。初CD化。
- 総合芸術祭『Reborn-Art Festival 2017』コンセプトソング[14]。
- アナログ盤ではここまでがA面となる。
- my town / YEN TOWN BAND feat. Kj (Dragon Ash) [4:25]
- 作詞:小林武史・Kj (Dragon Ash) / 作曲:小林武史
- reunion / back numberと秦基博と小林武史 [5:28]
- 作詞・作曲:秦基博・清水依与吏 / 弦編曲:小林武史・四家卯大
- 太陽に背いて / 佐藤千亜妃と金子ノブアキと小林武史 [4:08]
- 作詞・作曲:佐藤千亜妃
- 陽 / クリープハイプ × 谷口鮪 (KANA-BOON) [4:14]
- 作詞・作曲:尾崎世界観 / 弦編曲:小林武史・四家卯大
- 2017年2月22日に発売されたクリープハイプの作品集『もうすぐ着くから待っててね』収録曲[19]。
- 東京メトロ「Find me Tokyo.」キャンペーン「中野 エンターテインメントジャングル」篇CMソング[20]。
- こだま、ことだま。 / Bank Band [4:34]
- 作詞:櫻井和寿 / 作曲:小林武史 / 編曲:Bank Band
- 魔法(にかかって) / Salyu × 小林武史 (BONUS TRACK) [4:37]
- 作詞・作曲:小林武史
- 初CD化。
- 『Reborn-Art Festival 2017』最終日に開催されたイベント『リボーン祭り』のために書き下ろされた楽曲[23]。
- アナログ盤ではここまでがC面となる。
- 70 (Live version) / novem (BONUS TRACK) [11:20]
- 作詞:novem / 作曲:小林武史
参加ミュージシャン
編集- 櫻井和寿:Vocal (#1, #4, #9)
- Salyu:Vocal (#1, #3, #10)
- 小林武史:Keyboards (#1 - #11), Drums (#3), Programming (#4, #11)
- 安達練:Programming (#1 - #11)
- 絢香:Vocal (#2)
- 三浦大知:Vocal (#2)
- 河村“カースケ”智康:Drums (#2, #9)
- 亀田誠治:Bass (#2, #9)
- 小倉博和:Guitar (#2, #9)
- 中島美嘉:Vocal (#3)
- Chara:Vocal (#5)
- Kj (Dragon Ash):Vocal (#5)
- 名越由貴夫:Guitar (#5)
- 吉木諒祐:Drums (#5)
- 村田シゲ:Bass (#5)
- 山本拓夫:Sax (#5, #8, #9)
- 西村浩二:Trumpet (#5, #8, #9)
- 清水依与吏:Guitars (#6), Vocal (#6), Chorus (#6)
- 秦基博:Acoustic Guitar (#6), Vocal (#6), Chorus (#6)
- 栗原寿:Drums (#6)
- 小島和也:Bass (#6)
- 四家卯大ストリングス:Strings (#6, #8, #9)
- 佐藤千亜妃:Vocal (#7), Guitar (#7)
- 金子ノブアキ:Drums (#7)
- 尾崎世界観(クリープハイプ):Vocal (#8), Guitar (#8)
- 谷口鮪 (KANA-BOON):Vocal (#8)
- 小泉拓(クリープハイプ):Drums (#8)
- 長谷川カオナシ(クリープハイプ):Bass (#8)
- 小川幸慈(クリープハイプ):Guitar (#8)
- 大木伸夫 (ACIDMAN):Vocal (#11)
- ホリエアツシ(ストレイテナー):Vocal (#11)
- 黒木渚:Vocal (#11)
- 桐嶋ノドカ:Vocal (#11)
脚注
編集出典
編集- ^ “Takeshi Kobayashi meets Very Special Music Bloods | オムニバス”. ORICON NEWS. オリコン. 2020年4月17日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Hot Albums | Charts”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク. 2023年3月9日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Top Albums Sales | Charts”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク. 2023年3月9日閲覧。
- ^ “小林武史ワークス集に東京メトロCMソング、櫻井和寿とのコラボ曲ほか”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2018年2月22日). 2021年1月28日閲覧。
- ^ 黒田隆憲 (2018年5月15日). “音楽・人・アート「媒介」の力で広がる小林武史のクリエイティブ”. Rolling Stone Japan. 2021年1月28日閲覧。
- ^ 柴那典 (2018年4月4日). “小林武史が音楽プロデューサーとして語る、1990年代と現在の変化”. CINRA. 2021年1月28日閲覧。
- ^ 加藤一陽 (2018年4月20日). “アルバムのこと、現在のこと、これからのこと”. 音楽ナタリー. ナターシャ. 2023年3月9日閲覧。
- ^ “小林武史のワークスアルバム『Takeshi Kobayashi meets Very Special Music Bloods』のアナログ盤が11/3発売決定”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2018年8月10日). 2020年1月28日閲覧。
- ^ “ap bank fes’06、出演者決定! シングル・リリースも”. BARKS (2006年5月17日). 2028年8月18日閲覧。
- ^ “東京メトロ「Find my Tokyo.」新CM曲はBank Band&Salyuのあの曲”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2017年6月30日). 2021年1月28日閲覧。
- ^ a b “絢香&三浦大知コラボ曲、石原さとみ出演東京メトロCMソングに”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2018年1月5日). 2021年1月28日閲覧。
- ^ a b “小林武史プロデュース 中島美嘉×Salyu「Happy Life」が東京メトロ新CMソングに”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2017年3月31日). 2021年1月28日閲覧。
- ^ “中島美嘉、揺れ動く恋心を歌ったCMソングをシングルリリース”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2017年9月15日). 2021年1月28日閲覧。
- ^ a b “櫻井和寿&小林武史「RAF」コンセプトソングをリリース”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2017年7月21日). 2021年1月28日閲覧。
- ^ a b “YEN TOWN BAND × Kj、東京メトロCM彩るコラボ曲がシングル化”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2016年5月2日). 2021年1月28日閲覧。
- ^ “bknb×秦×小林武史CM曲のショートフィルムは新井浩文と柄本佑がW主演、予告編公開”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2016年12月5日). 2021年1月28日閲覧。
- ^ “back number×秦基博×小林武史、東京メトロ新CMソングでコラボ”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2016年9月30日). 2021年1月28日閲覧。
- ^ a b “きのこ帝国・佐藤×金子ノブアキ×小林武史、東京メトロCM曲を本日フル配信”. rockin'on.com. ロッキング・オン (2017年12月13日). 2021年1月28日閲覧。
- ^ “クリープハイプ新作は「もうすぐ着くから待っててね」谷口鮪とのコラボも収録”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2017年1月12日). 2021年1月28日閲覧。
- ^ “クリープハイプ×谷口鮪、石原さとみの東京メトロCM第4弾でコラボ”. BARKS (2017年1月6日). 2021年1月28日閲覧。
- ^ “Bank Band新曲「こだま、ことだま。」配信リリース、MV監督は岩井俊二”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2016年7月20日). 2021年1月28日閲覧。
- ^ “Bank Band、東京メトロCMに「高らかで切ない」新曲提供”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2016年6月30日). 2021年1月28日閲覧。
- ^ 小林武史 2018, p. 19.
- ^ “小林武史、ホリエアツシ、大木伸夫、黒木渚、桐嶋ノドカ共演曲をKKBOXで”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2015年11月18日). 2021年1月28日閲覧。
- ^ “小林武史、ホリエアツシ、黒木渚ら共演「InterFM897」開局イベントOA”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2015年10月3日). 2021年1月28日閲覧。
参考文献
編集- 小林武史「Talk About This Album」『Takeshi Kobayashi meets Very Special Music Bloods』付属ライナーノーツ、ユニバーサルシグマ、2018年4月4日、17 - 19頁。
- 橘川有子「音楽プロデューサー 小林武史 楽曲に「宿るもの」を形にしていく」『日経エンタテインメント!』第22巻第4号通巻333号、日経BP社、2018年3月4日、94 - 95頁。
- 山崎洋一郎「小林武史」『ROCKIN'ON JAPAN』第32巻第6号通巻496号、ロッキング・オン、2018年5月30日、300 - 303頁。
外部リンク
編集- 告知映像
- 歌詞
- インタビュー