橘さり
橘 さり(たちばな さり、1988年3月24日[1][2][3] - )は、日本の女優、タレント[1]、グラビアアイドル[4][5][6]。愛称はサリエル[7][8][9]。
2016年4月 | |
プロフィール | |
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生年月日 | 1988年3月24日 |
現年齢 | 36歳 |
血液型 | A型 |
公称サイズ(時期不明) | |
身長 | 171 cm |
スリーサイズ | 83 - 59 - 88 cm |
活動 | |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 2011年 - |
アイドル: テンプレート - カテゴリ |
経歴
編集2009年にフェリス女学院大学を卒業後、就職活動が上手くいかなかったため、そのまま半年ほど引きこもり・ニートを経験する[5][10]。当時は2ちゃんねるやニコニコ動画の閲覧に没頭し、時には自分でスレッドを立てることもあるほどだったという[5]。
そんな彼女であったが、就職難に理解を示しながらも両親が抱く複雑な思いをくみ取り、貯金が尽きたこともあって外に出て働いてみようと決意する[5]。チョコレートショップのアルバイトに応募し、面接で履歴書の空白期間を聞かれた際に正直に「ニートでした」と答え、採用されたのに気をよくするなどして、そこでまずは約1年間の社会経験を積んだ[5]。
それから学生時代にスカウトを受けた体験を振り返り[5]、中学・高校時にもデビューへの誘いがありながら、親に「大学を出るまではダメ」と止められていた芸能界への夢が再燃[6]。アイドルオーディションの雑誌に応募したのを契機に、2011年9月までに芸能界入りを果たすと[5][10]グラビアアイドルの活動を始めた[5][6]。2012年2月、池袋の小劇場「シアターKASSAI」にて上演されたアリスインプロジェクトによる『パラダイスロスト』への出演で演劇初舞台、女優としてもデビュー[11]。
2013年には日テレジェニックに候補生としてエントリー、『アイドルの穴〜日テレジェニックを探せ!〜』にて奮闘[12][13]。また、「フェリス卒の“お嬢様系”」と銘打ち[14]、夕刊フジの公式サイト「ZAKZAK」主催のZAK THE QUEENに出場、サイト側による暫定発表ではファイナルステージに進出[15]。2014年1月からはSIR(サンスポアイドルリポーター)の3期生に加入しイメージカラー水色を担当[16][9]。同年7月発売の『週刊プレイボーイ』31号では単独でスナップ写真とプロフィールが掲載される[17]。2015年は、JFN系列のラジオ番組『SCHOOL NINE』10月28日放送分にて王崎まりなとともにSIRメンバーとしてゲスト出演した[18]。
2016年のSIR総選挙の中間発表では1位・2位の接戦に大差で続きながら食い込み[19]最終結果でも3位にランクインした[16][20]。SIRとして同年8月開催のTOKYO IDOL FESTIVALに出場した際には、SIRは結成から5年連続の出場であることやイベントの概要などをサンケイスポーツの紙上でリポート[8]。また、同月発売の『週刊プレイボーイ』37号で組まれた特集では、アイドル研究家の北川昌弘やアイドルライターの本末ひさおらの選考によって、「長身グラドル番付」の西小結に格付けされた[21]。同年10月1日放送分の文化放送のラジオ番組『ペーパーアイドル!』では、チームアダルトの代表3人のうちの1人として仮面ライダーGIRLSを招いての進行役に加わっている[9][20]。
2017年2月にSIRを卒業[16][22]。翌3月にはTOKYO MXのテレビ番組「東京オーディション(仮)」とマシェバラの共同企画である「イイね!ガールズ」としての出演枠をかけた3月大会で1位となり、11か月連続で首位の座を獲得し出演[23]。
その後、2020年には、講談社主催のミスiD2021の選考過程にてセミファイナリスト405人のうちの1人に名を連ねた[24]。同年10月のカメラテストではバリカンで髪を刈り上げ坊主となった[25]。橘の中に女優=坊主が登竜門という思いがあったこと、坊主頭で支障が出る仕事予定がなかったことを行動理由に挙げている[26]。
売れていない芸能人として
編集2016年11月11日に放送されたテレビ朝日系列のテレビ番組『金曜★ロンドンハーツ』では、「これを機に売れて欲しい!!売れてない芸能人の親はどう思ってる?」をテーマに他のアイドルなどのゲストの1人として出演している[27][28]。番組中では有名女子大まで出させた親は、グラビアアイドルとしての仕事の実際など娘の現況を垣間見てどう思うかが問われ、潜入と称した収録のために水着撮影会の現場へ密かに同行していた父親とともに取り上げられた[27][28]。
人物
編集特技は小学校時に習い事としていたフルートやピアノ[3][7][15]、ブラスバンドで吹いていたトロンボーン、中学校の吹奏楽で弾いていたコントラバス[3][7]。また、新体操の心得があり、映像作品中にてY字バランスを披露するなど[6]、体が柔らかいことも特技に挙げている[3]。
出演
編集舞台
編集映画
編集- ぞっこんヒールズ ぬるりと解決(2021年8月27日、オーピー映画)[36]
- まん開ヒールズ 女の魔剣と熟女のアソコ(2021年12月31日、オーピー映画)[37]
- 胸騒ぎがする! 〜ヒールズ・フォーエバー〜(2022年12月9日、オーピー映画) - シースー 役
- 大阪カジノ(2024年4月20日、石原映画工場)監督 石原貴洋 -主人公、杉村の妻 優子 役
テレビ
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ラジオ
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DVD
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デジタル写真集
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脚注
編集- ^ a b c d “橘 さり”. 日本タレント名鑑. 2019年9月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月6日閲覧。
- ^ a b c d “Profile | 橘さり|たちばなさり(グラビアアイドル) official ブログ”. ダイヤモンドブログ. 2020年11月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月6日閲覧。
- ^ a b c d e f “橘さり:コミュニティ”. CHEERZ. 2020年11月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月6日閲覧。
- ^ “フェリス出身の橘さり、Y字バランスで開脚!!”. ZAKZAK 夕刊フジ (2013年3月19日). 2020年11月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月8日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “「就活失敗⇒ニート」経験を持つグラドルが社会復帰のプロセスを語る”. 日刊SPA! (2014年4月4日). 2014年4月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月6日閲覧。
- ^ a b c d “橘さり お風呂のシーンは恥ずかしかったです”. GirlsNews (2012年9月17日). 2020年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月10日閲覧。
- ^ a b c d “橘さり”. サンスポアイドルリポーターSIR オフィシャルサイト. 2020年11月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月7日閲覧。
- ^ a b “【SIR橘さり】世界最大級のアイドルイベント「TIF」最高でした”. サンケイスポーツ (2016年8月17日). 2020年11月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月7日閲覧。
- ^ a b c “ペーパーアイドル!!”. 文化放送 (2016年9月28日). 2020年11月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月6日閲覧。
- ^ a b “フェリス卒の橘 さり、「マクロスF」に感動して芸能界を目指した!? (1/2)”. ASCII.jp. 2020年11月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月6日閲覧。
- ^ “アリスインプロジェクト「パラダイスロスト」 現実とは違う鏡の中の別世界へ”. GirlsNews (2012年1月28日). 2012年1月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月6日閲覧。
- ^ “候補生No.58 橘 さり”. 日テレジェニック総合ポータルサイト (2013年8月12日). 2013年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月10日閲覧。
- ^ “フェリス卒の“お嬢様系”橘さり「マルチタレントになりたい”. ZAKZAK 夕刊フジ (2013年5月22日). 2020年11月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月11日閲覧。
- ^ a b c “フェリス出身の橘さり、ZAKファイナルに進出!”. ZAKZAK 夕刊フジ (2013年12月5日). 2020年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月10日閲覧。
- ^ a b c “橘さりSIR卒業 | 橘さり|たちばなさり(グラビアアイドル) official ブログ”. ダイヤモンドブログ (2017年3月1日). 2020年11月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月6日閲覧。
- ^ TachibanaSariの2014年7月27日のツイート、2020年11月7日閲覧。
- ^ “【終了番組】SCHOOL NINE WEDNESDAY”. AuDee(ジャパンエフエムネットワーク) (2015年10月28日). 2020年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月2日閲覧。
- ^ “【SIR】ポンコツでも輝ける ささきはもっと先へ”. サンケイスポーツ (2016年5月27日). 2020年11月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月6日閲覧。
- ^ a b “橘さりのSIR総選挙が終わりました。応援してくださった皆様へ”. サンスポアイドルリポーター SIR 活動ブログ (2016年5月26日). 2020年11月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月6日閲覧。
- ^ “2016年最新「長身グラドル番付」発表! 東西の横綱は?”. 週刊プレイボーイ (2016年8月30日). 2020年11月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月12日閲覧。
- ^ “【SIR】センター“試験”勝つのは私よ! 総選挙バトルで12人が所信表明”. サンケイスポーツ (2017年5月24日). 2020年11月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月6日閲覧。
- ^ 『アイドル・橘さりは11ヶ月連続1位、斉藤絢女は2位に返り咲き! 「イイね!ガールズ@マシェバラ」3月大会結果発表!新メンバー「泉ひろな」も次回出演決定!』(プレスリリース)オリコン(PR TIMES提供)、2017年3月28日。オリジナルの2020年11月6日時点におけるアーカイブ 。2020年11月6日閲覧。
- ^ “ミスiD2021セミファイナリスト”. 講談社. 2020年11月15日閲覧。
- ^ “ミスiD2021 橘 さり”. ミスiD2021 (2020年10月2日). 2020年10月2日閲覧。
- ^ “ミスiD2021カメラテストの話〜わたしが坊主になった理由”. 橘さりの映画サロン (2020年9月18日). 2021年3月20日閲覧。
- ^ a b “これを機に売れて欲しい!!売れてない芸能人の親はどう思ってる?|BACK NUMBER|金曜★ロンドンハーツ”. テレビ朝日 (2016年11月11日). 2020年11月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月7日閲覧。
- ^ a b TachibanaSariの2016年11月4日のツイート、2020年11月7日閲覧。
- ^ a b “フェリス卒の橘 さり、「マクロスF」に感動して芸能界を目指した!? (2/2)”. ASCII.jp (2012年9月18日). 2020年11月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月6日閲覧。
- ^ “どぶ恋9”. 2020年10月29日閲覧。
- ^ “女女女の女―めめめのめ―”. 2020年10月28日閲覧。
- ^ “わたし、不合格”. 2020年10月28日閲覧。
- ^ “吸ってはく”. 2020年10月28日閲覧。
- ^ “どぶ恋10”. 2020年10月29日閲覧。
- ^ “優子はずっと家から出ていない…劇団癖者の10周年記念公演「やさしい夜のはなし」”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年10月22日). 2024年10月23日閲覧。
- ^ Inc, Grand Master Company (2021年8月6日). “映画予告編『ぞっこんヒールズ/ぬるりと解決』”. Grand Master Company/Youtube. Grand Master Company. 2021年8月6日閲覧。
- ^ “まん開ヒールズ 女の魔剣と熟女のアソコ”. pg-pinkfilm.com (2021年12月31日). 2022年1月3日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 橘さりオフィシャルブログ - Ameba Blog
- 橘さり (@TachibanaSari) - X(旧Twitter)
- 橘さり - CHEERZ
- 橘さり - allcinema
- 橘さり - KINENOTE