アークナイツ』(明日方舟、Arknights)は、Hypergryphが開発し、Yostarより運営・配信されているスマートフォン向けゲームアプリ。ゲームジャンルはタワーディフェンス

アークナイツ -明日方舟-
Arknights
ジャンル タワーディフェンス
対応機種 iOS
Android
開発元 Hypergryph
運営元 Yostar
運営開始日 2020年1月16日
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2020年1月16日に、iOSおよびAndroid対応ゲームとして全世界でリリースされた[1]

原題は『明日方舟』。日本国内における主な略称は「アクナイ」。

概要

様々な種族が混在する惑星「テラ」で起こっている鉱石病の問題を軸に、鉱石病感染者組織「レユニオン・ムーブメント(以下「レユニオン」)」と主人公の所属するロドス・アイランド製薬(以下「ロドス」)の対立をメインに描いたタワーディフェンスゲーム。 プレイヤーは戦闘を指揮する「ドクター」となり、戦闘を行うオペレーター(戦闘員)を様々な地形に配置して押し寄せるレユニオンの戦闘員を排除していき、物資調達やSoc捜索、殲滅作戦及び基地での生産等で資金や建築資源の調達、オペレーターのレベルアップや人材発掘を行う。

他プレイヤーとのオンライン対戦は無く、協力プレイは作戦のサポートとしてオペレーターを1名選べるのみで、あとは基地業務中の「戦友」で他プレイヤーと協力し捜索した手がかりの情報共有を行う。

キャラクターデザインはHypergryphのプロデューサーである海猫の他に多数のデザイナーが参加、TVCMや公式youtubeチャンネルのアニメーションはアークナイツ制作とほぼ同時に発足した日本法人のYostar Picturesが手掛けている[2]

2019年に中国版(以下「大陸版」)でのβテストを経たのち、2020年1月8日に渋谷のシダックスカルチャーホールにてプレスカンファレンスが開催され、日本版アプリケーションが2020年1月16日と発表された。 このリリースに向けて行われた事前登録者数は20万人を突破したという[2]

PC版はリリースされていないが、大陸版ではAndroidのエミュレーターであるmumuでのプレイを推奨している[3]

あらすじ

「源石」と呼ばれる特殊な鉱石が、人々に恩恵と疫病をもたらす世界。先民(エーシェンツ)と総称される人類たちは、天災の脅威を避けるため、源石を動力として動く移動都市を中心に暮らしを営んでいた。源石に接し続けることで感染する「鉱石病」は、死後に新たな感染源ともなるため人々から忌避されていた。彼らを迫害と鉱石病から保護するため活動する主人公たちロドスの前に、迫害を受け続けた感染者組織であるレユニオンが新たな軍事勢力として産声を上げる……。

エピソード

序章『暗黒時代(上)』
場所はウルサス帝国の都市チェルノボーグ。アーミヤのスリープ解除によって目を覚ましたドクターだが、以前の記憶を全て失っていた。しかも目覚めたチェルノボーグは今まで虐げられてきた感染者による組織「レユニオン」の大規模な暴動によって騒然としており、その威力はウルサス憲兵団を脅かし攻勢を強めている。ドクターとロドスのE0小隊(アーミヤ、ドーベルマン、Ace、狙撃オペレーター、医療オペレーター)はレユニオンと「天災」が迫る中、合流地点への撤退を図る。レユニオンの幹部である「クラウンスレイヤー」に追われる最中、「縄張り」を主張するもう1組の幹部、「メフィスト」と「ファウスト」がクラウンスレイヤーに取って代わる。信号弾を撃って救援を待ちながら応戦するがメフィストの優れた戦闘指揮で追い詰められてしまう。そこへ信号弾を発見した重装オペレーター、「二アール」が局面打開の為に合流地点から駆けつけ、その窮地をしのいだ。
第一章『暗黒時代(下)』
チェルノボーグ
第二章『相思相殺』
龍門郊外
第三章『起死回生』
龍門郊外
第四章『急転直下』
龍門市街
第五章『快刀乱麻』
龍門近衛局奪還作戦
第六章『局部壊死』
龍門郊外

設定・世界観

源石(オリジニウム)
大きな力を持つ、新時代のエネルギー源となった鉱石。源石製品の利用によって、この世界は飛躍的な技術的発展を遂げた。 一方で後記する鉱石病の発症原因にもなっており、新たな世界の脅威となった。
アーツ
源石によって実現される、様々な物理的・心理的現象。量子アーツとも呼ばれ、量子力学的な干渉を行っているとされる。本来は源石製品を使用する必要があるが、鉱石病患者の場合は自身の体内・体表に存在する源石を用いてあたかも何も使用していないかのようにアーツを行使できる。
鉱石病(オリパシー)
源石との接触によって発症する。ただし、大気中に浮遊している微量の源石が病原となる場合もある。臓器の内部や体表に源石が析出し、最終的には死に至る感染症。レントゲン造影の不鮮明化や血中源石濃度など、いくつかの指標で診断される。適切な治療を施せば進行を遅らせることはできるが完全な治療法は存在せず、死後には新たな感染源となるためにいくつかの国や地域では感染者そのものが忌避されている。ただし、辺境などでは感染者の存在自体を知らないほどに鉱石病が広がっていない地域もある。
天災
嵐、洪水、果ては隕石の墜落までを含めた様々な大災害の総称。その異常なまでの被害規模の大きさと、収束後には被災地に源石が確認されることが特徴。源石の影響で発生しているとも研究されている。十分に防備されている都市をも一度で壊滅させるほどの威力がある。 状況によっては発生前に検知する事も可能で、街ごと別の場所へ避難する移動都市が登場した。
移動都市
天災を避けるために開発された、居住施設となる都市規模の巨大な乗り物。車両型、列車型、船舶型などがある。源石を動力源として稼働している。移動都市であれば、三日から二週間以内に天災の区域を脱出できるとされている。「天災を避けるためには、源石を使わなければならない」というこの世界の皮肉な二律背反の象徴とも言える。
先人(エーシェンツ)
動物的な特徴を持った、この世界の人類の総称。鳥や獣などの特徴を持った種族から、天使や悪魔といった特徴を持った種族もいる。来歴は不明だが、源石や鉱石病がこの世界に現れる以前から彼らは生活を営んでいたようだ。 なお、この世界では普通の人間は存在しない模様。[4]
サルカズ
先人の種族の一つ。悪魔をモチーフにした種族でこの世界で忌み嫌われている種族となっている一方、アーツの適応力が高く、おそらくサルカズ族は全体的に一定のアーツの才能を持っているとされる。また、鉱石病を患う者が多く、二重の意味でこの世界社会から嫌われている存在となってしまっている。サルカズの兵士のほとんどはその経緯から傭兵をやっている者も多く、ロドス、レユニオン問わず雇われている傭兵もいる。
レユニオン・ムーブメント
通称は「レユニオン」。ウルサス帝国の一都市であるチェルノボーグで、非感染者によって迫害されていた鉱石病感染者によって興された組織。結成された当初は統率が取れておらず小規模な暴動を起こす程度でしかなかったが、強力なアーツ特性を持つ指導者達の出現や元軍人、傭兵組織(サルカズケントゥリオ)の参入により、天災も味方してチェルノボーグを陥落(チェルノボーグ事変)し、龍門に侵攻するまでに勢力を拡大した。
とはいえ、組織の現状は暴力による感染者の権利獲得を優先する為に末端の感染者が捨て駒の様に利用されており、その待遇の悪さに一部末端感染者が不信感を抱いて(離反する者も)いる事や、幹部級のメンバーの行動方針の食い違いなどもあり、一枚岩の組織ではない様子がストーリーで語られている。
ロドスに対しては、同じ感染者のいる組織でありながら健常者側に立ちレユニオンと戦闘行為を行っている[注 1]事を「敵対」とみなし、刃を向けている。

戦闘システム

戦闘
作戦を行うことで理性を消費するが、挑戦する作戦によって理性の消費量は異なる。また期間イベント「危機契約」では理性を消費しない為何度でも挑戦できるが、ステージクリア数と撃破した敵の数はデイリー/週間任務には加算されない
作戦はメインシナリオである「エピソード(第○章)」、資金・各種資材調達をメインに行う「物資調達」、オペレーターの成長に必要な集積回路を捜索する「SoC捜索」、人材発掘に必要な合成玉を獲得する「殲滅作戦」が常設(物資調達やSoC捜索は調達物により曜日限定だが、イベント開催中に全て開放する事もある)している。
理性は時間経過、レベルアップ、理性回復剤又は純正原石によって回復する。時間による回復は5分で1理性。理性の上限量はレベルによって上昇する。またレベルアップや回復剤を用いて理性を回復して上限量を超えた場合、余剰分が上限を超えて上積みされる。
パーティー編成
パーティー編成ではプレイヤーが所持するオペレーターから最大12人[注 2]と、他プレイヤーが「サポート(後述)」で登録しているオペレーター1名を助っ人として借りて編成に盛り込むことが出来る。サポートはランダム(他プレイヤーがサポートから除外する事もある)な為、サポートを使用してクリアしたステージはあとで楽に周回をするための「自動指揮(後述)」は登録できない仕組みになっているが、サポートを提供したプレイヤーに「戦友」となるよう依頼出来る(後述)。

作戦

作戦の基本
  • 画面は斜め俯瞰のバードビューで、敵は基本的に赤い陣地から自陣である青い陣地へ様々なルートを通って向かってくる(空中から突然降下してくる敵もいる)。敵の侵攻を阻止するためにオペレーターを置くマスは近距離マス(先鋒・前衛・重装などを配置する低地)・遠距離マス(狙撃・術師などを配置する高地)の2種類があり、近距離マスを歩行する敵は遠距離マスには侵入しない。
  • 各作戦は全て、リアルタイムで押し寄せてくる敵を、近距離マスではブロックしながらの物理攻撃・術攻撃、ステージに設定がある場合は穴や画面外への押出しなどを複合させ、ドローンなどの空中を漂う敵は対空戦能力のあるオペレーターで撃破する。
  • 敵は物理・術などの攻撃をしてくるので、回復オペレータを設置してHPを回復する(回復オペレータでなくても自己回復、周囲を回復させるオペレーターも居る)。敵の攻撃によりHPが0になったオペレーターは撤退となり、設定されたクール時間までは再配置できない。この間に出撃できるオペレーターがいる場合は交代要員として配置できる。オペレーターの交代はコストが有れば任意でも可能。
  • 一時停止ボタンをタップすると画面が少し暗くなり「PAUSE」が表示される。この一時停止中でも時間の経過速度(通常または2倍速)切り替えやオペレーターのタップ、ステージからの撤退が行える。
コスト
一部の操作に必要なものを「コスト」、プレイヤーが現在所持しているコストを「所持コスト」と呼ぶ。
オペレーターの配置、一部のギミックの使用や設置には所持コストを消費する。消費する所持コストの量はオペレーター、ギミックによって異なる。
所持コストは自然回復、オペレーターのスキル(後述)、ステージの特性によって得ることができる。
ステージの特性
  • <特殊条件>所持コストが自然回復しない。 - 所持コストの自然回復が無効になる。
  • 本作戦ではコストが自然回復せず、敵を倒すたびにコストが回復する。 - 所持コストの自然回復が無効になり、全てのオペレーターが敵を倒すたびにコストが回復する。
作戦終了または撤退
設定された耐久値(自陣に侵入されても耐えられる数)を残してステージで設定された数の敵を撃破すれば、プレイヤーのレベル上げに必要な経験値・獲得アイテムと編成したオペレーターに信頼度(後述)が付与されてステージクリアとなる。自陣に侵入された敵が多いほどクリア時に得られるアイテム・信頼度は減少する。耐久値を全て失った場合はクリア失敗(撤退)となり、アイテム、経験値は得られず行動開始に要した理性がある程度マイナスされて返却される。ステージクリアには星が用意されており、侵入を許さずにクリアしたステージは星3クリアとなり、新しい作戦が選べる様になる。もし星3クリアがエピソード(章)の最終ステージであった場合、次章へのロックが解除される。ステージをクリアして得たアイテムの確認はホーム画面右下の「倉庫」で確認できる。
自動指揮
サポートを使用せず、かつ侵入を許さずにクリアしたステージは、以降「自動指揮」が行えるようになり、クリアした編成でオート戦闘が行える。ただしオペレーターはレベルアップ等の強化をするとその条件が自動指揮に適用されるため、攻撃力や・コスト増加による配置タイミング等が変わってしまい自動指揮が必ず成功するとは限らない。しかし自動指揮を途中でキャンセルし手動操作に切り替える事が出来、配置タイミングや配置場所等を変える事は可能。手動に切り替えてステージクリアした場合、自動指揮を変更(上書き)するかどうかの選択が出来る。
作戦の種類
作戦の種類は大きく分けて2通りある。
通常作戦
通常の作戦。ステージクリアで報酬を獲得でき、次のステージやストーリーが開放される
  • 行動開始 - 撤退時に返却される理性は初回が消費理性0(消費した理性を全て返却)、以降は消費した理性から-1。
  • 演習 - 理性の代わりに演習チケットと呼ばれるものを1枚消費して挑む。ステージをクリアしても報酬は獲得できず、次のステージやストーリーは開放されない。
強襲作戦
一部のステージを星3クリアした際に挑める作戦。初回クリアでのみ報酬を獲得でき、次のステージやストーリーは開放されない。敵のステータスの上昇、ステージごとの制限により、通常作戦と比べて大きく難易度が上昇する。
  • 強襲作戦 - 撤退時に返却される理性は初回か否かに関わらず、消費理性の半分。
  • 演習 - 理性の代わりに演習チケットと呼ばれるものを3枚消費して挑む。ステージをクリアしても報酬は獲得できない。

期間イベント「危機契約」

「出身不問、種族不問、善悪不問、必要なのは十分な実力のみ。
危険な目標を処理し、巨額の報酬を獲得し、そして生き残る。
全ては、より多くの命を救うために。」[5]
概要
メインステージ2-10クリアで開放される。
他の期間イベントと大きく異なるのは所謂「縛りプレイ」のみに特化している。プレイヤーの所持するオペレーターの成長度合いに合わせて難易度を変更出来、前述の通り理性を消費しない為何度でも挑戦できるが、ステージクリア数と撃破した敵の数はデイリー/週間任務には加算されない(デイリーミッションの「戦友サポート使用でステージを1回クリア」は適用される。)。
「危機等級(制限)」の内容はオペレーターの人数・配置場所の制限や特定職種の使用禁止、オペレーターのステータス低下や敵の強化など多岐に渡り、選択が増えれば「等級」が増し難易度が上がる。
指定された等級以上でのクリア、指定された契約をつけた状態でクリアなどの任務を達成することで「契約賞金」、一部の任務では「協約の証」を獲得できる。契約賞金は、危機契約画面の機密聖堂でキャラの育成素材やコーデ、家具等と交換できる。
ステージは「訓練場」「緊急作戦区域」「常設」の3種類があり、
  • 訓練場 - 「演習」に相当し、危機契約開設期間中の全てのステージの演習(模擬戦)がプレイできるが、条件を満たしてクリアないと上級の等級(グレード)は解禁されない。
  • 緊急作戦区域 - 24時間[注 3]でステージが変更される。スケジュールは公式サイトで発表される。4、8等級以上でクリアすれば「協約の証」が得られる。クリアが困難な場合は特定回数だが味方を強化できる「支援契約」も選択出来る(ステージクリアしても得られる等級は幾つ選択しても「0」。だが「指定された契約の組み合わせで突破」は達成判定となる)。報酬が獲得できる最大等級は8。
  • 常設 - 長期間開設される為、緊急作戦区域よりも多くの危機等級が用意されている。報酬が獲得できる最大等級は18。
危機契約はある「機構」によって運営されているが、期間イベント「ウォルモンドの薄暮」では危機契約に契約していたとされる者がロドスのオペレーター「アント」を殺害しており、危機契約が必ずしもロドスに利する物では無いことが語られた。

オペレーター特性

職業
オペレーターには職業が設定されている。
近距離マス専用
  • 先鋒 - 敵のブロック数と攻撃範囲エリアが少ないがコストは低い。主に攻撃力特化スキル(撃破)タイプとコスト回収スキルタイプに分けられ、コスト回収スキルを持つ者を序盤に配置しコストをより早く増やす事で高コストのオペレーターを早く配置できる。
  • 前衛 - 主に攻撃範囲エリアが狭いが連続攻撃や一撃が大きいタイプ、攻撃力はそこそこだが攻撃範囲エリアが広いタイプに分けられる。攻撃力が高いぶん先鋒よりもコストが少し高い。
  • 重装 - 攻撃範囲エリアが1と小さいが敵のブロック数とHPが多く、敵に侵入されないための堰き止め役となり、敵を溜めた所に狙撃や術攻撃を撃ち込むという連携の主軸となる。主に攻撃タイプ・防御タイプ・回復タイプに分かれる。
遠距離マス専用
  • 狙撃 - 主に遠距離からの物理攻撃を主体とする。単体攻撃、複数攻撃タイプに分かれる。弓矢や銃の攻撃が主だが「物理攻撃」として処理される。
  • 術師 - 主に遠距離からの術攻撃を主体とする。単体攻撃、複数攻撃タイプに分かれる。攻撃エフェクトは炎や氷など多彩だが属性は無く単に「術攻撃」として処理される。
  • 医療 - HPの回復役。単体回復、複数回復タイプ、一定ポイント回復、徐々に回復する「リジェネ」タイプと回復の種類も多様。
  • 補助 - 攻撃力は低いが敵の足止めをしたり、敵の防御力や攻撃力を下げる「デバフ」、味方のステータスアップ「バフ」効果など戦闘の補助を行う。
特殊
  • グラベル、レッドなど再配置までの時間(クールタイム)が極端に短い「高速再配置」、ショウやロープ、クリフハートなど低地の敵の「強制移動」、オーキッドやアーススピリットなど敵の進行速度を遅らせる「減速」、イーサンやマンティコアなど敵に攻撃され難い「隠密」など上記オペレーターとは違った特性を持つオペレーター群。特に強制移動タイプは低地、高地の場所を選ばず配置できる。
強制移動タイプ以外は設定された高さのマスにしか配置できないが、作戦によっては遠距離マス専用オペレーターも近距離マスに配置できるステージがある。オペレーターには各人に設定された攻撃(医療[注 4])範囲エリアがあり、基本的に範囲エリアを超えて攻撃する事は出来ない[注 5]。また低地専用オペレーターはそれぞれ敵をブロック出来る数が決まっており、設定されたブロック数を超えて敵が来た場合は通過させてしまう。敵の中にはショウなど特殊オペレーターの押し返しでないとブロック数を無視して通過する者もいるため、狙撃・術攻撃オペレーターの配置が重要となる。
スキル
オペレーターにはスキルポイント(以下SP)が存在し、様々な条件で戦闘中にSPが満杯になるとスキルを発動する事が出来る。自動と手動の2種類があり、自動の場合はゲージが貯まると即座に、手動の場合は発動可能時にオペレーターの頭上に黄色丸に雷のマークが現れ、任意のタイミングで発動できる。
レベルと信頼度
オペレーターはレベルが上がるほど攻撃力、防御力等が増すが、信頼度によってもステータスが変化する。オペレーターが各人のプロファイルに記述してあるステータスを完全に発揮するには、信頼度が100%を超えていなければならない。詳しくは後述。

強化

レベルアップ/昇進/素質/潜在/スキル/信頼度の強化
人事及び編成で行える(信頼度は戦闘か基地機能のみ)。
レベルアップ
レベルアップは作戦記録とゲーム内通貨の龍門幣(ろんめんぺい)で行う。一度に使用できる作戦記録は合計40個。レアリティが星3以上のオペレーターは、レベル上限まで育成すると次に解説する昇進が行える。
昇進と素質
レアリティ星3以上のオペレーターは昇進に必要なレベルに達すると、昇進に必要な龍門幣・Socと必要な昇進素材を満たすと昇進が行え、昇進のXマークが最初は中抜き→昇進1で白→昇進2でXが2個重なったマークとなり昇進度合いが判断できる。レアリティ星4以上のオペレーターは、昇進すると次に述べるスキルの第2(第3)が開放される。また、昇進するとオペレーターが所持している、戦闘や基地機能で常時発動している「素質」が上昇したり新しい素質が開放されたりする。
潜在
購買部やスカウト(後述)で獲得したオペレーターが既に存在している場合に「潜在」が上昇する。主に攻撃力などのステータスアップやコスト減少などで、獲得する内容は獲得毎に異なる。
スキル
スキルの種類は星3以下のレアリティキャラは1つ、星4は2つ、星5以上は3種類のスキルが選べる。戦闘に使用できるスキルは1個のみ。星3レアリティはレベル7までだが、星4レアリティ以上のオペレーターは基地に設置した「訓練室」で個々のスキルをレベル7を超えた特化3までレベルアップできる。
信頼度
戦闘をクリアすると、参加したオペレーターにステージに応じた「(ドクターへの)信頼度」が付与される。上限は200%。信頼度が上昇するとレベルアップとは別に(信頼度100%まで)攻撃力などのステータスが上昇し、一定の数値まで上がるとボイスや(人事)プロファイルの追加、各陣営やチーム別で合計された信頼度で購買部(後述)には売られていないユニーク家具が得られる。
戦闘以外にも基地機能でのハイタッチで信頼度も得られる(後述)。

基地機能

メインシナリオ0-11をクリアすると「基地」機能が開放される。
基地機能の基本
  • 基地機能が開放されると、龍門弊の元となる純金や作戦記録、昇進素材の製造及びスキルの特化、他プレイヤーとの協力が可能になる。
  • オペレーターは各々に「基地スキル」を有しており、スキルが有効な施設に配置すると時間短縮や生産効率上昇、生産物のストック上昇などが発揮される。スキルを有しないオペレーターも配置できるが、上昇する効率は低い。
  • オペレーターを施設に配置すると体力を消耗する。体力の上限は24で、時間経過により減少する。これを全て消費すると「疲労」状態となり、効率が下がったり最悪は施設の稼働が停止するので、オペレーターを交代して休憩所で休ませる。
  • 日本時間(JST)の4時から24時間の任意で「ハイタッチ」する機能があり、基地をズームしてオペレーターをタップ、もしくは基地アラームから「信頼獲得」をタップすると信頼度が上昇する。
  • 作成できる施設は制御中枢を中央とした場合、その下に休憩所4階層、左側には発電所・製造所・貿易所が3階層(計9箇所)、右側に加工所・事務室・訓練室が1室ずつ配置できる。制御中枢と右側の応接室は最初から存在。
  • 施設の拡張やレベルアップには建築材料とドローンを使用する。建築材料は戦闘や購買部で得た炭素材を使用して作成し、任意の場所をドローンで整理してから施設を建造する。左側の施設は建設後に取り壊しも可能で、生産物の量や種類、貿易量などを考慮して変化させられるが、建て替えた場合の施設のレベルは1からとなる。

施設

制御中枢
最大配置数5人。基地の根幹と効率に関わる施設。施設のレベル上限は制御中枢のレベルに依存し、制御中枢のレベルを超えて施設のレベルアップは出来ない。また「管理補佐」機能があり、補佐の長1名とその下に4名を任命でき、管理補佐に指名したオペレーターは16時以降にハイタッチ時のオペレーターとは別のハイタッチができ、信頼度が上昇する。
発電所
1箇所の最大配置数1人。基地の発電施設。施設は発電所の最大電力量を超えての建築・レベルアップは出来ない。オペレーターを配置しなくても自動で発電しているが、ドローンを使用した時にオペレーターを配置すると、ドローンの充電効率が上昇する。レベルアップで発電量が上昇する。
製造所
1箇所の最大配置数3人。作戦記録、金属、上級Soc、原石材料を製造する。
貿易所
1箇所の最大配置数3人。製造した金属を龍門弊と交換したり、原石材料を人材発掘に必要な原石に交換する施設。
応接室
1箇所の最大配置数2人。自分以外のプレイヤー(以下「戦友」)とのオンライン協力プレイに関わる唯一の施設である。戦闘のサポート等で戦友依頼をした場合(された場合)、承認されれば(すれば)戦友となる。
「戦友」ボタンを押すと、戦友に開示される「個人情報」、協力プレイしている戦友の管理や訪問を行う「戦友一覧(後述)」、「戦友追加」、戦闘にサポート(助っ人)として提供できるオペレーターとスキルを最大3人選択出来る「サポート」がある。
  • オペレーターを配置すると各企業や団体などの「手がかり」が7種類ランダムで入手出来[注 6]、7種類全て揃うと「情報共有」状態となり、戦友が訪問するとフレンドポイント(以下FP)が得られる。また得られた手がかりが同じ種類で複数個ある場合、戦友の基地を訪問し「譲り渡す」事が可能で、お互いに手がかりを補完しあえる。この時もFPが付加される。戦友が居ない場合でも情報共有でのFPは得られる。
  • 「戦友一覧」で協力プレイしている戦友の応接室を訪問し、相手が「情報共有」している場合にはFPを獲得(最大10人)。
  • ここで得られたFPは購買部で様々な物品と交換可能(後述)。
加工所
1箇所の最大配置数1人。建築材料・昇進素材・アーツ学・Soc・家具パーツの製造を行う。
事務室
1箇所の最大配置数1人。公開求人(後述)時に募集条件であるタグをリセットする「連絡」を最大3個まで製造する。
訓練室
1箇所の最大配置数は訓練者・協力者各1人。星4レアリティ以上の訓練者のスキルをレベル7を超えて「特化」する施設。協力者を配置する事により時間が短縮できる。
宿舎
1箇所の最大配置数5人。基地の労働によって疲労したオペレーターを休ませる施設。家具を配置する事により「快適度(回復力)」が変化する。家具は後述する購買部の「インテリア」で購入するが、戦闘でも稀にレア家具がドロップする。

購買部とスカウト

購買部

アイテム課金や物々交換に関わる施設。課金によって各種アイテムや人材発掘に使用する「純正原石」を購入する課金システム「純正原石購入」、各種アイテムのセットを購入する課金システム「パック」[注 7]、オペレーターのコーデ(スキン)を購入する「ファッション」、公開求人と人材発掘(後述)等で得た「資格」をアイテムやオペレーターと交換する「資格交換所」、家具パーツによって基地の宿舎に配置する家具を購入する「インテリア」、前述したFPを各種アイテムに交換する「FP交換所」が集約されている。

公開求人と人材発掘

オペレーターはスカウト(ガチャ)で募集し「人材ファイル」として表示される。公開求人と人材発掘に分けられる。既に所属しているオペレーターが出てきた場合、人材ファイル6個までは「潜在」としてステータス上昇などに寄与するが、7個目以上は「印」となり、購買部の資格証と交換となる。
公開求人
所謂「無料ガチャ」に相当する。求人票と龍門弊を使用し、自分が欲しいオペレーターの条件を最大3個選択して募集する。募集期間が長い(最大9時間)ほど高いレアリティのオペレーターが得られる。求人条件タグはランダム。事務室で得た「連絡」がある場合はタグをリセットできる。緊急招集票がある場合、募集時間を短縮し即座に採用できる。
人材発掘
純正原石の変換又は強襲作戦で得た「合成玉」で人材を発掘する。主に公開求人では得られない攻撃力の高いオペレーターを発掘できる。「スカウト券」でも1回ずつ利用できる。星5以上のオペレーターは一定の期間で変更され、同じタイミングで資格交換所で交換出来るオペレーターも変更される。

情報機能

ホームにある「情報」に「人物ファイル」「コーデカタログ」「情報処理室」「栄光の軌跡」「敵図鑑」が集約されている。

人物ファイル
ドクターを中心に、各小隊・企業や勢力別に人物相関図が描かれている。プレイヤーが所持しているオペレーターをタップすると詳細が閲覧できる。所持していないオペレーターは影絵に「???」マークとなっている。
コーデカタログ
ゲームのリリースから発表されているオペレーターのコーデが全て閲覧でき、購入可能な場合は左上にショッピングカートのマークがあり、購買部でなくてもここで購入が可能。リリース順とブランド順に切り替えが出来る。所持していないオペレーターのコーデも購入可能。
情報処理室
ゲームのリリースから行われている期間イベントのうち、プレイヤーがクリアした(一度見た)ストーリーがここで再度見られる。「公共事業実録(ロドスが直接関与した事件・事象)」「特殊行動記録(オペレーターをより深く掘り下げたエピソード)」に分けられており、公共事業実録のストーリーはプレイヤーがクリア出来なかったステージは閲覧できず、該当するイベントが開催されていないと最終話が見られない。特殊行動記録も同様にイベントで開放しないとストーリーが見られない。
栄光の軌跡
様々な条件やイベントをクリアした際に得られる「勲章」の集積所。得られた勲章は抽出して六角形のマスに並べて置ける。
敵図鑑
プレイヤーが今まで遭遇した敵の名前と詳細、各種耐性や攻撃方法、特徴が閲覧出来る。出会ったことの無い敵は錠のマークに「調査中」となっている。

声優と担当キャラクター

先行している大陸版での実装キャラクターを含む為、後発の日本版では未実装のキャラクターがいるため注意。
()内は入所時に表示される英字の表記。

各オペレーター所属企業(又はその他)詳細

ロドス・アイランド製薬(通称:ロドス)

主人公である「ドクター」が所属し、本ゲームでの中核的な組織である。本拠地は長方体の小規模移動要塞であることが序章のスライドショーや公式のPVから見て取れる。基地機能で見られる階層では5層構造だが機能を限定して見せており、その他に食堂や居住区、パフューマーが管理する「療養庭園」なども備えている。

鉱石病は不治の病だが、ロドスはどの勢力よりも鉱石病の研究が進んでいるため、様々な地域や種族から感染者が身を寄せている。ウルサス学生自治団以外の企業・団体は相互交流派遣という形でロドスにオペレーターを駐留させており、戦闘にはほぼロドスに駐留しているメンバーが出撃している。逆に企業・団体にはロドスが人員を派遣している。

ロドス直属のオペレーターは鉱石病感染者・非感染者、種族、国籍、民間人から軍人(元軍人、傭兵も含む)、過去に所属した(または現在所属する)組織・団体などといった身分やキャリアは不問(イーサンなど元レユニオンがロドスに採用されたケースもある)であり、様々な戦闘能力適性テストを合格することで採用されている。特に感染者は戦闘オペレーターを務めながらの鉱石病治療も可能としている。採用者の来歴は不問とはいえ、一部オペレーターには履歴書が無い、改竄されていたりするなど採用に関して今なお謎の部分が多い。

戦闘オペレーターの発掘以外にも、鉱石病に感染し迫害によって行き場をなくした子供や未成年者の保護も行っており、年少オペレーターとして戦闘で疲弊して帰還したオペレーターの「心の癒やし」をさせたり、一般的な教養を授け、食いっぱぐれなく、将来的にロドスに利益をもたらす未来の基幹要員とするために養育している。

総合すると、ロドスの実態は「(鉱石病の)感染者が関わる問題の解決」全般を担い、高い軍事力をも有する一大勢力であることにある[注 10]。このことをアーミヤは「社会に対しての投薬[6]」と語っている。

企業・団体への相互交流や派遣以外にも地方に支部を有しており、ロドス本艦への物資調達及びオペレーターの発掘も行っている[7]

所属者

ドクター(プレイヤー及び主人公):ロドスの3トップの一人。アーミヤによってコールドスリープから目覚めたが全ての記憶を失っている。が、かろうじて戦闘を指揮する能力は残っているという設定。以前は神経学者で天災や鉱石病の研究者で部隊指揮も行っていた[8]。ロドスが発足する以前からアーミヤやケルシーらと行動を共にしていたと思われるが、ドクターに信頼をおいているアーミヤと比べケルシーは完全に信頼を置いているとは言い難い発言をする時がある。またオペレーターの中にはエイヤフィヤトラやサイレンスのようにドクターを「天災・鉱石病の研究に長けていた人物」として尊敬の念を抱いている者もいれば、記憶を無くす前に出会っていたエンカクが蟠りを持っていたり、その評価はオペレーターによって様々である[9]

アーミヤ:若くしてロドスの3トップの一人にして最高責任者でありながら、レユニオンの暴動鎮圧に自ら参加する。レム・ビリトン出身のコータス族だがキメラでもある。彼女のプロファイルには謎が多く、大半の資料が非公開となっている。

ケルシー:ロドス3トップの一人。医療部門のリーダーでオペレーターの健康管理や場合によっては渉外活動も行う。βテスト版では利用可能なオペレーターだったが現在はオペレーターとしては利用できず、主にストーリーに登場する。

ドーベルマン:ボリバルの元軍人でロドスでの新任オペレーター・一般オペレータの教育を行う教官。図鑑(相関図)を見ると行動隊・行動予備隊の統括責任者であることが判る。

レッド:ケルシーが指揮するロドスの特殊部隊「S.W.E.E.P.」に所属する暗殺専門のオペレーターで「ウルフハンター」と呼ばれている。ケルシーの命令に従い潜入や脅威の排除を行っている。ループス族だが、なぜか同族から恐れられている。

ブレイズ:ロドスの強襲専門のエリートオペレーター。アーミヤの直接指揮下の作戦に従事している。ストーリー第6章では準主人公的な役回りで登場する。

フロストリーフ:ロドスの前衛オペレーター。元少年兵で傭兵をやっていた少女。凍結系のアーツを使いこなす。ストーリー第4章ではチェルノボーグを偵察中、同じ凍結系のアーツを持つレユニオンの幹部「フロストノヴァ」と対峙する。

グレースロート:ロドスの狙撃オペレーター。ストーリー第6章ではブレイズと同様に準主人公的な役回りを担う。非感染者であり、過去の経緯が原因で鉱石病や感染者に嫌悪を示していたことから、一部の感染者オペレーターから冷たい視線を向けられていたが、龍門でのレユニオンとの戦いを通して感染者への見解を少しずつ改めるようになる。

イーサン : 地下感染者組織を渡り歩き、最後にレユニオンから脱退しロドスにやってきたオペレーター。レユニオン脱退の理由は「メシがまずかった」から。その為食に対しての執着心が高く、持ち前のステルス技能を活かして他人のお菓子や食堂にある食材のつまみ食いを常習化している。

クロージャ:ロドスの艦内エンジニア。ブラッドブルード系サルカズ族。購買部の運営も担当している。    

ペンギン急便

ペンギン急便は謎に包まれた物流企業。トップはクルビアでミュージシャンとしても活躍しているペンギン"エンペラー"が務めている。龍門を拠点とし、情報伝達や人員及び物資輸送・配達などが主な業務となる。バイソンの父が経営するフェンツ運輸とは密接な協力関係にあるほか、ロドスに対しても物資の配達や戦闘支援に関わっている。

所属者

テキサス:クルビア出身のトランスポーター。ループス族。ロドスに所属している同族のラップランドとは過去に何かあった模様で因縁がある。

エクシア:ラテラーノ出身の輸送警備担当。サンクタ族でこの種族しか扱えないラテラーノ銃[注 11]で敵を蹂躙する。

ソラ:MSR所属の現役アイドルで、諸事情によりペンギン急便に身を寄せている。種族は事務所により非公開[注 12]

クロワッサン:ミノス出身のトランスポーター。関西弁を喋る。買い物好きだがいつも金欠しがちなことも。

モスティマ:ペンギン急便のトランスポーターだが、イベント「喧騒の掟」のストーリーでエクシア達と合流するまでは数年も行方を眩まし独断行動をしていた。元サンクタ族で現在は堕ちた姿に変貌している。エクシアとは古い時からの親友。

ライン生命医科学研究所(通称:ライン生命)

ライン生命医科学研究所は、多民族国家であるクルビアを拠点とし、生命科学化学工業生物応用などの技術領域の開拓、発展に力を入れている会社で、クルビアが重点的に支援している科学技術団体である。ライン生命が公開する多くの成果は業界の注目を集めており、毎年多くの業界関係者のライン生命への加入を促している。作中に登場するライン生命所属のオペレーターは社内で起こった事件の影響で退職、ロドスに移籍した元社員のオペレーターが多い。

所属者

イフリータ:ライン生命で治療を受けていた鉱石病の重症患者。ライン生命で起こった事件により、現在は後見人のサイレンスと共にロドスへ移動し治療を受けている。サルカズ族で、飛び抜けたスペックの火炎系アーツ能力を持つ。彼女のプロファイルには酷く荒らされた形跡が確認できる。

サイレンス:元ライン生命の研究員でイフリータの担当医。現在はロドスに移籍し、引き続きイフリータの鉱石病治療を行いながら、戦術医療オペレーターを務める。

フィリオプシス:元ライン生命の医科学研究所データアナリスト。サイレンスと同様ロドスに移籍し、医療オペレーターを務める。鉱石病の影響か、コンピューターのような喋り方が特徴。

サリア:ライン生命警備課の元主任。医療技術も持ち合わせており、戦闘だけでなく治療もこなす戦闘オペレーター。サイレンスとはイフリータの件で揉み合っている。

ブラックスチール・ワールドワイド(通称:BSW)

BSWはクルビアに本社に置く民間警備企業である。前身はクルビアの傭兵団。国同士の戦争で利益を得る多くの傭兵団とは異なり、BSWの初期メンバーの大半はクルビア独立戦争の時に退役した老兵だった。当初はクルビア連邦を頼り、主に政府や企業との契約を受けていたが、とある事件を経た後、ようやくBSWは元の体系から脱却し、積極的に国際業務を発展させ始めた。ロドスとはまだ彼らが世に知られてない時から契約を結び、現在でも派遣研修として訓練生を送り込むなどの相互交流が行われている。BSWは社員の融通が利かず、また社内規則も厳しいようで、自由な雰囲気のロドスに慣れたオペレーターが帰還を渋る発言が見られる。

所属者

フランカ:BSW所属の戦闘オペレーター。昔ある任務中に鉱石病を患い、当時まだ世に知られていないロドスで治療を行いつつ、ロドスの戦闘オペレーターとして契約を結んだ。

リスカム:BSW所属の戦闘オペレーター。フランカのパートナー。真面目な性格で、いつも飄々なフランカのストッパー役も担う。ライオットシールドに雷撃系アーツを組み合わせた戦法を使いこなす。

ジェシカ:BSW所属の戦闘オペレーター。相互交流の一環としてロドスに研修に来ている。自分に自信が持てない性格だが、戦闘能力は優秀である。彼女が愛用している拳銃は彼女自ら購入したもの。

バニラ:BSW所属の研修生。BSWの研修中に異例の抜擢でロドスに留学生として駐留する事になった。人里離れた部族の出身の為近代的な生活に慣れず、BSW所属の際に「常識」というカリキュラムを別に受けていた。自室にはオリジムシやハガネガニといった感染生物をペットとして育ている[注 13]

イェラグ

雪境(ヒーラ)に存在する小規模な宗教国家。カランド貿易はイェラグに拠点を置く国営企業で、シルバーアッシュがトップを務める。閉鎖的なイェラグにあって現代産業の解放や輸出入の掌握・独占に加え、私兵や最新の軍事設備も独自に保有している。ロドスとは協力関係にあるものの、目的が不明であり、一部のロドス上層部からは彼らの動向を警戒視している。

所属者

シルバーアッシュ:カランド貿易の最高責任者。シルバーアッシュが企業の最高責任者、プラマニクスが宗教の最高権威者という点で確執があり、現在は双方に交流が無い様子である。

プラマニクス:厳しい儀式を経てイェラグ全土における宗教の最高権威者となった巫女で、シルバーアッシュの妹。イェラグでは宗教が持つ権威が高いため、公的にはプラマニクスの方がシルバーアッシュよりも上の立場となっている。

クリフハート:登山家。シルバーアッシュとプラマニクスの妹で、3兄妹で唯一鉱石病に感染している。

マッターホルン:カランド貿易の社員。シルバーアッシュのボディーガードを務める。通常の重装オペレータは物理防御が強いが、マッターホルンは術耐性が強いという点が異なる。クーリエからは「兄貴」と呼ばれている。料理が得意で作戦外に食堂で料理を作る様が期間イベント「午後の逸話」で語られている。

クーリエ:カランド貿易の社員。シルバーアッシュを幼少期に助けてもらった恩人として尊敬している。ゲーム内では序盤の弱敵の薙ぎ払い兼コスト回収役として重用されるオペレーターの一人である。

ウルサス学生自治団

ウルサス帝国の移動都市チェルノボーグがレユニオンによって壊滅され(チェルノボーグ事変)、都市から生き延び、ロドスに保護されたウルサスの学生達によって作り上げた学生組織。「冬将軍」と呼ばれた少女ズィマーがリーダーを務めている。元々ウルサスでいう「学生自治団」とは、近年ウルサスの若者たちの間で流行っている組織だった。母国語であるウルサス語はキリル文字を使っており、この組織のメンバーだけ外国語表記がキリル文字で表記されている[注 14]

所属者

ズィマー:ウルサス学生自治団のリーダーで、チェルノボーグ出身の女子高生。当初は「冬」と「将軍」それぞれのあだ名を持っていたが、学校周辺の学生自治団を次々と倒したことから、あだ名が組み合わさり、「冬将軍(ゲネラール・マロズ)」と呼ばれるようになった。

イースチナ:ウルサス学生自治団のメンバーで、ズィマーと同じく、チェルノボーグの女子高生。事変後にズィマーと出会いウルサス学生自治団を立ち上げた。

グム:ウルサス学生自治団のメンバーで、チェルノボーグの女子高生。料理が得意で、過去にボーイスカウト大会でジュニア準優勝した経験がある。

ロサ:ウルサス学生自治団のメンバーで、貴族の令嬢。

龍門近衛局

中華系の移動都市「龍門(ろんめん)」の警備を行う警察組織。トップは龍門の権力者であるウェイ総督が務める。主な業務内容として、龍門内で行われる違法行為、暴力犯罪、組織犯罪、武装逃走犯や国際犯罪の取り締まり、そして日に日に増していく鉱石病感染者に対する保護や取り締まりなどを行う。

所属者

チェン:龍門近衛局の特別督察隊隊長。ヴィクトリアでの留学経験を持つ。鉱石病に感染していないのかは近衛局権限により非公開となっている。同じ龍族であり、レユニオンのリーダー「タルラ」とは何らかの因縁がある。メインストーリー第5章では彼女の視点でストーリーが語られる。

ホシグマ:龍門近衛局特別督察隊のエリートでチェンの部下。極東出身。犯罪歴があるが、優れた能力評価により近衛局へ向かい入れた。

スワイヤー:龍門近衛局の上級警司。大企業を経営する一家の令嬢で、部下から厚く信頼されている。チェンとは何かと揉み合うことがある。

使徒

使徒は元カジミエーシュ騎士のニアールと2人のサルカズ族の女医達によって結成された鉱石病感染者援助団体。各地を駆け回り感染者の治療をしていた後、ロドスにたどり着き、感染者治療だけでなく戦闘支援にも加わるようになる。

所属者

ニアール:元カジミエーシュの騎士で、不慮の事故により鉱石病に感染。カジミエーシュを離れ、シャイニング達と出会い、使徒を設立する。ロドスでは重装オペレーターとして防御支援も行う。

シャイニング:サルカズの旅医者で、使徒のメンバー。サルカズでは珍しく鉱石病に感染していない。

ナイチンゲール:サルカズ族の医療オペレーターで、使徒のメンバー。重度の鉱石病感染者で、記憶喪失や身体機能低下など様々な障害が見られ、ロドスで治療を受けている。

グラスゴー

ヴィクトリア・ロンディニウム市に拠点を置くストリートギャング。リーダーはシージが務めている(当初はインドラとモーガンが率いていた)。何かしらの理由でロンディニウムを離れ、その後にロドスを訪れオペレーターとして雇われるようになる。

所属者

シージ

インドラ

アビサル

水棲系種族のオペレーターが所属する組織。所属オペレーターのプロファイルから組織に関する具体的な説明が記載されていないため、詳細は不明。

所属者

スカジ:バウンティハンターで、現在はロドスに雇用されている。人から離れ一人でいることが多く、オペレーターの間ではスカジの化け物じみた噂が流れている。所持している剣の製造方法が解析し難い特殊なもの、ほぼ0%に近いアーツ適正、異常に低い血液中源石濃度と謎が多いオペレーター。

スペクター:

脚注

注釈

  1. ^ 実際には第6章で戦意を喪失したレユニオンのメンバーを保護しようとするシーンがあり、ロドスの活動方針である「救済」が別け隔てなく向けられてはいるのだが。
  2. ^ 作戦によっては強制的にオペレーターが固定されていたり人数を固定していたり、職種が限定される場合もある。作戦中に配置できるオペレーターは最大10人。
  3. ^ 初回2日間は同じステージ。
  4. ^ アークナイツの場合、医療の回復力を「攻撃力」として表示している。
  5. ^ スキル発動で範囲が拡大するオペレーターもいる
  6. ^ 手がかりはライン生命・ペンギン急便・BSW・ウルサス学生自治団・グラズゴー・カランド貿易・ロドス。
  7. ^ 育成パックのみ純正原石での購入。
  8. ^ 最初は敵キャラクターとして登場している。ロドス採用時からボイスが開放される。
  9. ^ βテスト版時の担当であり現在は戦闘オペレーターとして利用出来ない為ボイス未収録だが、人物ファイルにはクレジットされている。
  10. ^ 軍事力とはいえ国家レベルの軍隊ではなく、あくまでも一企業が保有するレベルである。
  11. ^ サブマシンガンアサルトライフルなどに当たる。なお、モスティマのような犯罪を犯して堕ちたサンクタ人は扱えなくなってしまう。また、サルカズ族のWがなぜかラテナーノ銃を所持しているが、やはり戦闘中は一切使ってない。
  12. ^ 昇進イラストではデフォルトと異なる種族に変化している。
  13. ^ アーミヤ達にはちゃんと許可を得ており、特殊な保温箱に入れて安全に飼育している。
  14. ^ ビーハンターやアブサントなど学生自治団に所属してないウルサス人オペレーターは英語で表記されている。

出典

  1. ^ Lada, Jenni (2020年1月24日). “The Doctor Is in as Arknights Is Available Outside Japan”. Siliconera. https://www.siliconera.com/the-doctor-is-in-as-arknights-is-available-worldwide/ 2020年2月7日閲覧。 
  2. ^ a b Yostar新作『アークナイツ』発表会レポート。アニメ会社Yostar Picturesの設立も発表。” (2020年1月9日). 2020年9月10日閲覧。
  3. ^ 大陸版公式サイト。”. 2020年9月10日閲覧。
  4. ^ 新作「アークナイツ」(明日方舟)の世界を創り上げているのはどんな人たち? Hypergryphの海猫氏と唯氏がゲームに込めた想いとは”. 4Gamer.net (2019年10月29日). 2020年5月3日閲覧。
  5. ^ 「危機契約」オープニングデモより。
  6. ^ 第5章終盤のアーミヤの台詞より。
  7. ^ 期間イベント「午後の逸話」より。
  8. ^ ストーリー0章の1より。
  9. ^ 各オペレーターのストーリー会話やボイスによる

参考文献

外部リンク