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チュウワウィザードは、日本の競走馬。主な勝鞍は2019年のJBCクラシック

チュウワウィザード
Chuwa Wizard JBC Classic 2019(IMG1).jpg
2019年JBCクラシック(浦和)
欧字表記 Chuwa Wizard
品種 サラブレッド
性別
毛色 青鹿毛
生誕 2015年4月19日(4歳)
死没 (現役競走馬)
キングカメハメハ
チュウワブロッサム
母の父 デュランダル
生国 日本の旗 日本北海道安平町
生産 ノーザンファーム
馬主 中西忍
調教師 大久保龍志栗東
競走成績
生涯成績 14戦8勝
中央:10戦5勝
地方:4戦3勝
獲得賞金 2億9966万1000円
中央:1億3566万1000円
地方:1億6400万0000円
(2019年12月1日現在)
 
勝ち鞍
JpnI JBCクラシック 2019年
JpnII 名古屋グランプリ 2018年
JpnII ダイオライト記念 2019年
GIII 平安ステークス 2019年
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経歴編集

3歳(2018年)編集

2月17日に京都競馬場のダート1800mの新馬戦に1番人気で出走。レースでは中団待機から直線で後続を突き放し、2着に3馬身差を付けてデビュー勝ちを飾った[1][2]。次走3月18日の500万下競走では2番人気に推されたものの、鞍上が促しながらの競馬となり、1着のテーオーエナジーから離された3着に敗れた[3]。続く6月24日の500万下競走では1番人気ながら単勝オッズは4.9倍と混戦模様になったが、直線で大外から先行集団を差し切り後続を0.6秒離して圧勝した[4]

7月14日のインディアT(1000万下)でも1番人気の支持を受け、メンバー中最速の上がり3ハロンの末脚で追い込んだが、前に届かず3着に終わった[5][注 1]。8月11日の麒麟山特別(1000万下)は最後の直線で最内を通り、進路が狭くなる場面があったものの、最後はクビ差で差し切って優勝した[6]。続く9月15日のオークランドRCT(1600万下)でもゴール前で先頭のダンツゴウユウをクビ差交わして連勝[7]、オープン入りを果たした。

12月8日の師走ステークスでは中団に位置を取り、外を周って前を追い込んだが、2番手から抜け出したテーオーエナジーとの差を詰められず2着に敗れた[8]。その後は初の重賞挑戦となる12月24日の名古屋グランプリに出走。重賞2勝馬グリムに次ぐ2番人気に推されると、前を行くグリムとミツバをゴール前で差し切り、重賞初制覇を飾った[9][10]

4歳(2019年)編集

この年は1月20日の東海ステークスから始動。条件戦5戦をいずれも圧勝し、ここでも1.5倍の圧倒的な支持を集めたインティに次ぐ2番人気での出走となった。逃げるインティを先団から追走し、直線では3着馬を7馬身突き放す末脚を見せたが、インティとの差は詰め切れず2馬身差の2着に終わった[11][12]。続いて3月13日のダイオライト記念に出走。JpnI勝ち馬ミツバ、オールブラッシュサウンドトゥルーアポロケンタッキーなどの実績馬が集まる中で1.4倍の断然人気に推されると、直線では鞍上がほとんど手を動かさないまま後続を突き放し、4馬身差の快勝で重賞2勝目を飾った[13][14]

5月18日の平安ステークスでは初の58kgを背負っての出走となったが、昨年の東京大賞典勝ち馬オメガパフュームや昨年の本レース優勝馬サンライズソアなどを抑えて1番人気に支持された。レースでは速い流れの中で中団後方から前を追走すると、直線では外から追い込んで先行集団を差し切り、ゴール前でのモズアトラクションとの叩き合いをハナ差制して重賞連勝となった[15]

次走には初のJpnI挑戦となる6月26日の帝王賞を選択。同競走には東海Sの後にフェブラリーステークスを制したインティ、そのインティをかしわ記念で2着に破りGI/JpnI5勝目を挙げたゴールドドリーム、さらに前年の最優秀ダートホースで本馬の従兄弟にあたるルヴァンスレーヴなども出走を予定していた[16]が、ゴールドドリームとルヴァンスレーヴが回避した[17][18]ため、インティに次ぐ2番人気での出走となった。レースでは好スタートから内枠を生かして先団に位置を取り、最後の直線半ばで抜け出して一旦は先頭に立ったものの、後方から追い込んできたオメガパフュームに差し切られて2着に敗れた[19]

秋の初戦として浦和競馬場での開催となったJBCクラシックに出走。前走で先着を許したオメガパフュームは左回りが苦手とされており[20]人気を落としたため、本馬が単勝オッズ1.6倍の支持を受けた。レースでは先行馬から離れた4番手に付けて前を追走し、2周目の向こう正面で進出を開始し位置を押し上げて最終コーナーで先頭に立つと、直線では追い込んできたオメガパフュームとの叩き合いとなり、並んで入線。写真判定の結果、首の上げ下げで本馬がハナ差先着しており、JpnI初制覇となった[21]。数多の活躍馬を送り出してきたノーザンファーム空港牧場のC1厩舎にとっても育成馬初のダートJpnI競走制覇となった[22]

続いてチャンピオンズカップに出走。同レースにはデビューから5戦無敗で2着に付けた合計着差が26馬身[23]に及ぶ3歳馬クリソベリル、そのクリソベリルを抑え1番人気に推されたゴールドドリーム、帝王賞以来の再戦となるインティ、新たにランフランコ・デットーリとのコンビを組んだオメガパフュームなどが出走[24]し、その4頭に次ぐ単勝オッズ6.7倍の5番人気となった。ここまで6戦連続で鞍上を務めた川田は同じく主戦を務めるクリソベリルに騎乗したため、福永祐一を鞍上に迎えての参戦となった。レースでは内枠スタートから先団に位置をとったものの、鞍上が「勝ち馬の位置を取りたかったけど取れなかった」[25][26]と述べたように外のクリソベリルに前を譲る形となり、さらに直線では進路が詰まり外に切り替える展開となって前3頭との差を詰め切れず、最後は追い上げたものの3着インティに半馬身差の4着に敗れた[27]

競走成績編集

以下の内容は、netkeiba.comの情報[28]に基づく。

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上がり3F)
着差 騎手 斤量
[kg]
1着馬(2着馬) 馬体重
[kg]
2018.02.17 京都 3歳新馬 ダ1800m(稍) 16 4 7 002.00(1人) 01着 R1:55.1(37.3) -0.5 岩田康誠 56 (ララプリムヴェール) 480
0000.03.18 阪神 3歳500万下 ダ1800m(良) 14 5 8 004.10(2人) 03着 R1:53.7(38.0) -1.2 川田将雅 56 テーオーエナジー 468
0000.06.24 阪神 3歳上500万下 ダ1800m(重) 16 7 13 004.90(1人) 01着 R1:52.0(37.5) -0.6 川田将雅 54 (グアン) 482
0000.07.14 中京 インディアT ダ1900m(良) 14 8 14 003.20(1人) 03着 R1:57.9(36.9) -0.2 福永祐一 53 アイアンテーラー 470
0000.08.11 新潟 麒麟山特別 ダ1800m(良) 15 7 13 002.40(1人) 01着 R1:53.7(36.9) -0.0 戸崎圭太 54 (アナザートゥルース) 472
0000.09.15 阪神 オークランドRCT ダ1800m(稍) 10 8 10 002.60(1人) 01着 R1:50.7(35.7) -0.0 川田将雅 54 (ダンツゴウユウ) 472
0000.12.08 中山 師走S OP ダ1800m(良) 16 6 12 003.90(2人) 02着 R1:51.3(36.7) -0.4 田辺裕信 54 テーオーエナジー 476
0000.12.24 名古屋 名古屋GP JpnII ダ2500m(稍) 9 8 8 002.90(2人) 01着 R2:40.7(37.4) -0.1 川田将雅 54 ミツバ 477
2019.01.20 中京 東海S GII ダ1800m(良) 13 3 3 004.80(2人) 02着 R1:50.1(35.8) -0.3 川田将雅 56 インティ 480
0000.03.13 船橋 ダイオライト記念 JpnII ダ2400m(重) 13 1 1 001.40(1人) 01着 R2:37.3(37.9) -0.8 川田将雅 55 (アポロケンタッキー 475
0000.05.18 京都 平安S GIII ダ1900m(良) 16 4 7 002.50(1人) 01着 R1:58.1(36.5) -0.0 川田将雅 58 (モズアトラクション) 482
0000.06.26 大井 帝王賞 JpnI ダ2000m(重) 14 1 1 003.10(2人) 02着 R2:04.6(37.7) -0.2 川田将雅 57 オメガパフューム 470
0000.11.04 浦和 JBCクラシック JpnI ダ2000m(重) 11 6 8 001.60(1人) 01着 R2:06.1(37.0) -0.0 川田将雅 57 (オメガパフューム) 481
0000.12.01 中京 チャンピオンズC GI ダ1800m(良) 16 2 3 006.70(5人) 04着 R1:48.8(35.5) -0.3 福永祐一 57 クリソベリル 482
  • 競走成績は2019年12月1日現在

血統表編集

チュウワウィザード血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 ミスタープロスペクター系
[§ 2]

キングカメハメハ
2001 鹿毛
父の父
Kingmambo
1990 鹿毛
Mr.Prospector Raise a Native
Gold Digger
Miesque Nureyev
Pasadoble
父の母
*マンファス
Manfath
1991 黒鹿毛
*ラストタイクーン *トライマイベスト
Mill Princess
Pilot Bird Blakeney
The Dancer

チュウワブロッサム
2007 栗毛
デュランダル
1999 栗毛
*サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
サワヤカプリンセス *ノーザンテースト
*スコッチプリンセス
母の母
オータムブリーズ
1998 鹿毛
*ティンバーカントリー Woodman
Fall Aspen
セプテンバーソング *リアルシャダイ
ダイナフェアリー
母系(F-No.) ファンシミン系(FN:9-f) [§ 3]
5代内の近親交配 Mr.Prospector 3×5=15.63%、Northern Dancer 5×5×5=9.38%、ノーザンテースト 4×5=9.38% [§ 4]
出典
  1. ^ [29]
  2. ^ [30]
  3. ^ [29]
  4. ^ [29]

注釈編集

  1. ^ なお、この時の勝ち馬アイアンテーラーは本馬の叔母(母の半妹)にあたる。

出典編集

  1. ^ チュウワウィザードが突き抜け快勝/京都新馬 | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年4月28日閲覧。
  2. ^ チュウワウィザード初陣V 鞍上岩田も素質絶賛 | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年4月28日閲覧。
  3. ^ 【3歳500万下】(阪神6R) テーオーエナジーが直線で後続を突き放し圧勝 | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年4月28日閲覧。
  4. ^ 3歳上500万下|2018年06月24日 | 競馬データベース - netkeiba.com”. db.netkeiba.com. 2019年4月28日閲覧。
  5. ^ インディアトロフィー|2018年07月14日 | 競馬データベース - netkeiba.com”. db.netkeiba.com. 2019年4月28日閲覧。
  6. ^ 【麒麟山特別】(新潟10R) チュウワウィザードが最内から脚を伸ばしゴール前で差し切る | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年4月28日閲覧。
  7. ^ 【オークランドRCT】(阪神11R) チュウワウィザードがゴール前で差し切る | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年4月28日閲覧。
  8. ^ 【師走S】テーオーエナジーが2番手から抜け出し快勝/JRAレース結果 | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年4月28日閲覧。
  9. ^ 【名古屋グランプリ】3歳馬チュウワウィザードが差し切り重賞初V/地方競馬レース結果 | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年4月28日閲覧。
  10. ^ 長距離適性見せたチュウワウィザード/名古屋グランプリ回顧(斎藤修) | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年4月28日閲覧。
  11. ^ 【東海S】チュウワウィザード2着惜敗 川田「しっかりと走ってくれました」” (日本語). サンスポZBAT!競馬 (2019年1月20日). 2019年4月28日閲覧。
  12. ^ 【東海S】川田騎手騎乗のチュウワウィザードが2着「全力の走りをしてくれました」” (日本語). スポーツ報知 (2019年1月20日). 2019年4月28日閲覧。
  13. ^ 【船橋・ダイオライト記念】JRAチュウワウィザードが断然人気に応え4馬身差V!/地方競馬レース結果 | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年4月28日閲覧。
  14. ^ スローの2番手から抜け出しチュウワウィザードが圧倒/ダイオライト記念回顧(斎藤修) | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年4月28日閲覧。
  15. ^ 【平安S】チュウワウィザードが叩き合いを制し重賞連勝!/JRAレース結果” (日本語). netkeiba.com (2019年5月18日). 2019年5月18日閲覧。
  16. ^ 武豊インティと「2頭の王者」帝王賞(G1)は史上最強決戦に! 天才ルヴァンスレーヴ復活にも注目!”. GJ | 真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト. 2019年6月27日閲覧。
  17. ^ ルヴァンスレーヴ帝王賞を回避 左前脚球節部分に熱感 | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年6月27日閲覧。
  18. ^ 【帝王賞】ゴールドドリーム回避 オールブラッシュが繰上りに/選定馬発表 | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年6月27日閲覧。
  19. ^ 【帝王賞】チュウワウィザード、一旦先頭も…2着” (日本語). サンスポZBAT!競馬 (2019年6月27日). 2019年6月27日閲覧。
  20. ^ JRAデムーロ「左不安」オメガパフューム導ける? 実績No.1でも楽観視できない「理由」”. GJ | 真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト. 2019年11月4日閲覧。
  21. ^ 【浦和・JBCクラシック】チュウワウィザードが接戦を制しJpnI初制覇/地方競馬レース結果 | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年11月4日閲覧。
  22. ^ 2019年11月04日 JBCクラシック(中央交流) Jpn1”. 競走馬のふるさと案内所. 2019年11月26日閲覧。
  23. ^ 【東西現場記者走る】末恐ろしい!?クリソベリル” (日本語). サンスポZBAT!競馬 (2019年11月26日). 2019年12月1日閲覧。
  24. ^ 【JRA】ダート王決定戦・チャンピオンズC/本日の注目ポイント | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年12月1日閲覧。
  25. ^ 【チャンピオンズC】チュウワウィザードGI連勝逃し4着 福永「勝ち馬の位置を取りたかった」” (日本語). サンスポZBAT!競馬 (2019年12月1日). 2019年12月1日閲覧。
  26. ^ 【チャンピオンズCレース後コメント】クリソベリル川田将雅騎手ら | 競馬ニュース” (日本語). netkeiba.com. 2019年12月1日閲覧。
  27. ^ 【チャンピオン】チュウワウィザードGI連勝逃し4着 福永「勝ち馬の位置を取りたかった」|競馬ニュース|競馬予想のウマニティ! - サンスポ&ニッポン放送公認SNS” (日本語). 競馬予想のウマニティ! - サンスポ&ニッポン放送公認SNS. 2019年12月1日閲覧。
  28. ^ チュウワウィザード”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ. 2019年11月4日閲覧。
  29. ^ a b c 血統情報:5代血統表|チュウワウィザード|JBISサーチ(JBIS-Search)”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年4月28日閲覧。
  30. ^ a b チュウワウィザードの血統表”. netkeiba.com. 2019年4月28日閲覧。

外部リンク編集