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メカゴジラ (MechaGodzilla) は、映画「ゴジラシリーズ」に登場する架空のロボット。

目次

概要編集

文字どおりゴジラを模したロボット。登場作品によって設定は異なるものの、「ゴジラを倒すことを目的に製作された」という共通点を持つ。デザインには、登場作品の製作時期ごとにロボットや機械に対するイメージが反映されている。

特技監督中野昭慶によると、プロデューサーの田中友幸が「ゴジラ誕生20周年」のイベントとして、「昔メカニコングってロボット怪獣があったけど、ゴジラのロボットは作れないかな」とアイディアを出したことから生まれた。また、1970年代当時に台頭しつつあったロボットアニメからの影響も指摘されている[1]。一方、2017年にプレミアムバンダイのフィギュア「S.H.MonsterArts メカゴジラ(1974)」の発売に際して実施された中野へのインタビューによれば、「ゴジラより強い新怪獣を出したい」との田中の要望に中野が「ゴジラを超えられるのはゴジラだけ」と答えたことがきっかけで生まれたとされている[2]。なお、首が回転することで挟み撃ちにも対抗できるという仕様はアメリカで一番受けたが、中野は回転すると思わせないようにするために苦労したという[2]

玩具は、『ゴジラ対メカゴジラ』の公開後に発売されたブルマァクの亜鉛合金人形「ジンクロン」や、ソフビ人形などのキャラクター商品の売り上げが好調であった[3]

登場作品編集

公開順。

  1. ゴジラ対メカゴジラ(1974年)
  2. メカゴジラの逆襲(1975年)
  3. ゴジラvsメカゴジラ(1993年)
  4. ゴジラ×メカゴジラ(2002年)
  5. ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS(2003年)
  6. GODZILLA 怪獣惑星(2017年)
  7. GODZILLA 決戦機動増殖都市(2018年)
  • 上記映画のほか、テレビ特撮番組『ゴジラアイランド』(1997年)、パチンコ『CRゴジラ3』、パチスロ『ゴジラ・パチスロウォーズ』にも登場する。

昭和ゴジラシリーズのメカゴジラ編集

 
昭和シリーズのメカゴジラ(『ゴジラ-GODZILLA-』のワンシーン)

(各作品共通)

  • 全高:50メートル
  • 重量:4万トン

スーツアクターは森一成。デザインは井口昭彦

デザインイメージについては、特技監督の中野昭慶が「西洋甲冑のイメージをもとに、ブリキのゴジラ人形を金づちで叩いて面取りを指示した」と語っているが、川北紘一によると彼がスチームパンク的なイメージに戦車のリベット表現を加えたものを、井口がまとめたものだという[4]。一方、井口の証言では宇宙的デザインを重視しており、リベットや腕のMGマークのような地球的表現は井口の本心ではなく造形段階でのアレンジであり、いくらかの抗議を行ったとのことである[5]。これらの証言から、中野のイメージを井口がデザインとして起こし、川北の(リベットなどの)要望は造形担当の安丸信行に伝えられ、実際の完成形になったと思われる[要出典]。なお、メカゴジラIIのデザインに井口はタッチしていないという。井口を起用したのは川北で、これは彼が参加していた特撮テレビドラマ『ウルトラマンA』(円谷プロTBS)でのつながりからだった[6]。映画ポスターにも、井口のデザインイラストが使われている。

動かしやすさへの配慮から肩などは蛇腹状となっているが、これは薄い板を何枚も貼って作られたものである[2]

『ゴジラ対メカゴジラ』の撮影当初の体色は白銀に虹彩ではなく、銀一色に黒い墨取りだった。この体色は、『メカゴジラの逆襲』で生かされている。また、後年に述懐した中野によれば、『ゴジラ対メカゴジラ』の撮影当初は光沢のある銀色にしていたが、現場でライトを反射してしまうという苦情が来たため、艶消しの銀色を上から塗り直したそうである[2]

武器設定やネーミングは、宣伝部からの依頼のもと、「メカ好き」という川北が行ったものである[4][6]。光線はを連想させるカラフルなものだが、これも川北によるもので、先々年に『ウルトラマンA』で試したものを映画で生かしたものだという[4][6]

爆破技術で知られる中野により、「全身が武器」との売り文句のメカゴジラの攻撃描写では派手な火薬効果が持ち込まれ、『ゴジラ対メカゴジラ』では東京にあるコンビナートの爆発シーン、『メカゴジラの逆襲』で演出された横須賀市の破壊シーンでは市街地セットの床を落とすなど、過激な爆破が幾度か登場する。また、後年に述懐した中野によれば、爆破にはガソリンを用いていたが、成分の違いからか後年のものだと当時の色にはならず、CGでも作れないと思われている[2]

『ゴジラ対メカゴジラ』のメカゴジラ編集

ブラックホール第3惑星人の操る地球侵略用兵器として、鋼鉄の何倍もの強度を持つ「スペースチタニウム」を原料に、地球最強の生物ゴジラをモデルに作られた。

岩石に収納されたかたちで富士山の火口から飛来し、爆炎の中からゴジラに偽装した「偽ゴジラ」の姿で出現する。偽ゴジラは声が金属的で、放射能火炎も背ビレの発光も黄色い。その正体を見破ったアンギラスとの戦いでは、顎を引き裂いて撃退する。その後、東京湾の工業地帯を襲ったところ、倉庫の屋根を破って出現した本物のゴジラとの戦いでは、次第に表皮が破れて人間にも正体を見破られたところで、表皮を燃やし尽くして本来の姿を現す。

足底からのロケット噴射で自在に飛行し、沖縄の玉泉洞深くのコントロールセンターから遠隔操作を受け、司令官の口頭の指示に従う。当初はヘッドコントローラーが弱く、ゴジラとの初戦で故障して退却するが、宮島博士の手で改修されてからは安定した性能を発揮するようになる。体内には全自動のミサイル工場があり、無尽蔵の弾頭供給を経ての発射が可能である[7]

沖縄の決戦では圧倒的火力と飛行能力によりゴジラの熱線を避け、バリヤーにより熱線もゴジラの接近も無効化してゴジラとキングシーサーを苦しめるが、雷で帯電して身体を電磁石化したゴジラとキングシーサーの頭突きにより動きを封じられ、さらにはゴジラに首をもぎ取られて敗北し、沖縄の海底に沈む。

  • 中野はメカゴジラの歩行演技に、歌舞伎の所作を採り入れたと語っている[8]
  • 本作の原型となった『大怪獣沖縄に集合!残波岬の大決斗』ではガルガ星人に造られた「機械怪獣ガルガン」が登場する予定で、この設定は「ブラックホール第3惑星人」とメカゴジラの原型となっている[9]
  • 検討用台本の『残波岬の大決斗 ゴジラ対メカゴジラ』では、ガイガンとタッグを組んで戦う案があった[9]

造形(I)編集

造形は安丸信行小林知己。顔面は般若のイメージが投影されているが、これは同じく安丸によって造られたジェットジャガーから引き続くものである。スーツは上下分割式で[6]、ゴジラに首をもぎ取られるシーンは、上半身のみで撮影されている[10]。頭部、手首はFRP、胴体は風呂マットなどに使われるポリエチレンマットが使われている[6]。眼は自動車のテールランプの流用。体色は、白銀色に数色の虹状の彩りが施されている。腕はゴジラのような撫で肩を避けるため、肩にひだをつけて腕が長くならないように留意している[6]。尾は短く、ゴジラの尾の長さの3分の1程度である。

頭部の造形物は丸みを帯びたものと、シャープなものと2種類が用意された。画面では分かりづらいが、歯は透明な樹脂で作られている。そのほか、カポック製で着ぐるみの2分の1の大きさの飛行形態のメカゴジラも作られ[6]、メカゴジラIIにも流用された。また、メカゴジラIIのヘッドコントローラー露出時の胴体には本作のものが流用されている[11]

小林知己によって、発泡スチロール製の2サイズの飛行モデルが作られ、次作でも修正して使われた。

偽ゴジラのスーツはアトラクション用ゴジラのもので[6]、次作ではゴジラの海のシーンに流用された。1983年には、雑誌『宇宙船』の企画で中島春雄がこのゴジラに入って演技を行っている。偽ゴジラによるコンビナート爆破のシーンには、前年暮れに公開された『日本沈没』(森谷司郎監督、1973年)の未使用カットが流用されている。

偽ゴジラからメカゴジラへの変身シーンの合成素材には、メカゴジラにアルミ箔を貼って各所に仕込んだフラッシュを一斉に光らせている[6][注 1]

『メカゴジラの逆襲』のメカゴジラ(メカゴジラII)編集

前作で海底に沈められたメカゴジラを、ブラックホール第3惑星人が真船信三博士の協力のもとで修復したもの。胸まわりの造形が「V」の字型に変更されているが、これは「ゴジラの放射能火炎を左右に散らすため」と、当時の設定で説明されている。また、腕の「MG」のエンブレムが「MG2」となり、前作ではこの「MG」部分の色が赤だったが、今回は青になっている(「2」の文字は前作同様赤)。全身ほぼ銀一色に近かった前作に比べ、体表のベルト状の部分や蛇腹状の関節部がやや黒ずんでいるほか、尾の尾翼部側面に3つの円のようなものが存在する点も、前作との違いである。前作から不変の火力と防御力を有するが、新たに強化された回転させながら放つフィンガーミサイルの威力は特に高く、チタノザウルスとともにゴジラを追いつめ、一度はゴジラを生き埋めにする。

生き埋め状態から復活したゴジラによって前回と同様に頭部をもぎ取られるが、その下には強力なレーザーヘッド装置が組み込まれており、逆にゴジラを追いつめる。さらに前回の反省から、コントロールはコントロールセンターではなく、真船博士の娘であるサイボーグ・桂の脳波とリンクさせることで行っており、前作のように頭部が破壊されても、彼女が死ななければ活動できる。[注 2]。 だが、桂に自決されてコントロールが切れたあとは先ほどまでゴジラを放り込んでいた谷底に投げ返された挙句に放射熱線を浴びせられ、大爆発した。[注 3]

  • 検討用台本では、前作と同様に最初は偽ゴジラとしての登場が予定されていた[12]

造形(II)編集

造形は安丸信行と小林知己。頭部は前作の型の流用だが、前作で3列あった後頭部のひれが1列しかない。FRP製の手首は回転式となり、指は前作より鋭角となって新造形された。胴体は粘土原型から起こした石膏型から抜いたラテックス製で、前作よりもしっとりとした軟らかい質感となっている。体色は、前作で不採用となった銀色に黒の墨どりが施され、凄みを出している。

レーザーヘッド装置を組み込んだ胴体には、前作のメカゴジラの胸部分を改造したものが使われ[11]、飛行模型も前作のものが流用された。先述の胴体にメカゴジラの頭部を取り付けたメインの着ぐるみは、「館長 庵野秀明特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」で展示された[13]

武装編集

スペースビーム
目から発射される虹色の溶解光線でメカゴジラの主力武器にして最強兵器。「I」のものはゴジラの熱線と同等かそれ以上の威力があり、あらゆる物体を溶解破壊する。キングシーサーのプリズム眼球により2度撃ち返されるが、自身はさほどダメージを受けていない。ゴジラはこのスペースビームによって、二度も大流血に追い込まれる。
「II」のものは強化され、横須賀市の町を破壊しつくし、ゴジラの熱線をはるかにしのぐ威力を持ち、ゴジラに苦戦していたチタノザウルスを援護している。
デストファイヤー
鼻からの火炎放射。劇中では一度も使用されていない。実際に使用する場面としては、スーパーファミコンの格闘アクションゲーム『ゴジラ 怪獣大決戦』にて確認できる。
フィンガーミサイル
指自体が強力なミサイルになっている。キングシーサー戦ではスペースビームを無効化されたため、こちらのミサイル攻撃に切り替える。「II」のものは先端が鋭くなり、さらに強力な回転式フィンガーミサイルを使用可能となっている。その威力は大地を広範囲に渡って陥没・崩落させ市街地を地形規模で破壊、ゴジラの皮膚すら貫通し体内で爆発、口から煙をふかせるほどである。
また、「II」では手の甲にミサイルが追加されている。
クロスアタックビーム
胸部装甲が開き、高電圧破壊光線を発射する。
ディフェンスネオバリヤー
頭部を回転させ、周囲に円筒形のバリヤーを張る。一度発生させると、頭部の回転が止まっても効果は持続する。また、首の回転機能を活かし、前からのゴジラと後ろからのキングシーサーを別個に攻撃する技も使用する。「II」は使用しない。
ホーミューショット
膝に装備されたミサイル。
ハイプレッシャーホーミング
足の指もミサイルになっている。「II」では足の甲にミサイルが追加されている。
口部ミサイル
口に装備されたミサイル
鼻部ミサイル
鼻に装備されたミサイル
黄色い放射熱線
「I」にて使用。東京湾のコンビナートを焼き尽くした。ゴジラに擬態する際他の武装が使えないため、装備されている。正体を現した後は使用しない。
レーザー
「II」にて使用。通常の状態では使用しない。頭を破壊され二重構造の頭部(レーザーヘッド装置)が露出した状態の時に使う。この武器を使う時はレーザーヘッド装置が一瞬白く発光し、白いビームを発射する。威力はスペースビームと同程度でゴジラを追い詰めた。

『ゴジラvsメカゴジラ』のメカゴジラ編集

 
平成vsシリーズのメカゴジラ
  • 全高:120メートル
  • 総重量:15万トン(スーパーメカゴジラ時:15万482トン)
  • 飛行速度:マッハ1(スーパーメカゴジラ時:マッハ2)
  • 動力:レーザー核融合炉
  • 燃料:重水素ヘリウム3ペレット

G対策センターが前々作『ゴジラvsキングギドラ』で海中に沈んだメカキングギドラを引き揚げ、23世紀の技術を解析して作った対ゴジラ兵器。燃料は衛星軌道中で生成される重水素ヘリウム3ペレット。球体関節を使用し、全体的に丸みを帯びたアール・デコ風デザインとなっている。尾は体に比べて短い。

機体の形式番号は UX-02-93。撃墜時のメッセージに「本機は」の部分が「This ship was...」と表記されており、外観はともかく「艦艇」である。スーパーX2の外装に使用した超耐熱合金をさらに上回る耐熱性をもつ金属「NT-1」(燃料と同様、無重力の宇宙空間の工房で生成)をベースに、スーパーX2のファイヤーミラーで使用した人工ダイヤモンドをコーティングすることによって、ゴジラの熱線を完璧に防ぐことができる。稼働用メインコンピューター名称はREIKO[注 4]

耐久面ではそれまでのG兵器の比ではなく、ゴジラに決定打を与えられるほどの兵器を搭載しているが、機動性は劣悪で、身軽なファイヤーラドンには一時苦戦する。ただし、旋回する首部分により目標を常にセンサーで捕捉しているため、砲撃では高い命中率を有し、低い機動性もある程度カバーしている。マッハ1で飛行が可能であるが、地上での移動速度はゴジラよりも遅いため格闘戦には向いておらず(関節の駆動範囲に限界があるため、組み伏せられて一方的に尾で殴られる)、ゴジラの熱線を無効化しつつ、ホバリングで移動しながら距離を置いての砲撃が主戦法である。この戦法は初代スーパーXから取られ続けてきたもので、従来機種の集大成といえる。

高い攻撃能力と強固な装甲を兼ね備えた兵器ではあるが、ショックアンカーから電流が逆流したり、プラズマ・グレネイドの連続使用により機体がオーバーヒートするといった、想定外の機能不全も目立つ。なお、プラズマ・グレネイド発動可能時、メガ・バスター等発射時にはゴジラのように咆哮する機能も搭載されており、この際、口中が発光する。

のちに、同じくG対策センターが作ったガルーダと合体できるよう改良され、その形態はスーパーメカゴジラと呼ばれる。この計画は、ゴジラとの初戦においてメカゴジラの機動性の低さが問題となったため、ガルーダへの愛着をもつ青木一馬がメカゴジラ設計計画の責任者に直談判したことによって現実のものとなる。スーパーメカゴジラとなることで、機動力・出力の向上とともに、ガルーダに装備されたハイパワーメーサービームキャノン2門も使用可能になる。通常3人(追加の搭乗員を含めて4人、最大5人)の搭乗員で操縦される。

ファイヤーラドンやゴジラとの戦いを優勢に進めていき、ゴジラの腰部にある「第二の脳」を直接攻撃するGクラッシャーの使用などにより一度はゴジラを完全に沈黙させるが、瀕死のラドンの生命エネルギーを吸収してゴジラが復活する。この際、風化したラドンの粉とゴジラから発せられた高熱を浴び、ダイヤモンド・コーティングが溶け出し、必殺のプラズマ・グレネイドが使用不能に陥る。さらにこの粉には搭載している電子機器や計器を狂わせるエネルギーを発する力まで付加していたために、機能不全や計器トラブルが起こりだし、コントロールすらままならなくなり、それまで優勢だった体勢が一気に劣勢に転じることになる。ラドンの生命エネルギーを吸収したことで強化されたゴジラのハイパーウラニウム熱線に正面からメガ・バスターで撃ち合うも相殺される。さらに計器トラブルで機体を制御できなくなり、身動きが取れなくなったところに幾度も熱線を浴び、装甲の耐久限界を超えたすえにガルーダとともに爆発炎上する。コクピットは脱出モジュールになっており、爆発の際に脱出し搭乗員は全員生還する(モジュールのコンピューターは「全員死亡」と叫ぶ)。一部書籍では機体はMOGERA開発後もGフォース基地にて修理が行われているという記述がある[14]

  • スーツアクターは福田亘
  • 当時の書籍『ゴジラvsGフォース』[要ページ番号]においては、米軍の意向で建造された可能性が指摘されている。
  • ソフビ人形は公開当時は「メカゴジラ 94」というネーミングだったが、のちに昭和版やミレニアム版機龍との区別から「Gフォースメカゴジラ」と呼ばれるようになった。
  • ゴジラ FINAL WARS』でタイトルデザインを担当したカイル・クーパーは、同映画DVDの特典映像で自分の所有しているソフビ人形を取り出し「一番好きなメカゴジラだ」と語っている。

武装(vs)編集

メガ・バスター
「口」にあたる部分から発射される、虹色のビーム。ゴジラの熱線と同等の威力を持つ。ただし、長時間発射するとオーバーヒートする。作中では10秒程度連続発射し、ゴジラの熱線と撃ち合いを演じたあと、オーバーヒートを起こして動けなくなる。
レーザーキャノン
「目」にあたる部分から発射されるレーザー。ファイヤーラドンとの戦闘時には、右目側を破壊されるが、スーパーメカゴジラ合体時に復旧。しかし以後は使われることはない[注 5]MOGERAにも同様の武装がある。
ショックアンカー
腕部に内蔵の放電アンカー。ゴジラに直接撃ち込み、高圧電流を流し、麻痺させる。鈴鹿山脈の山中での戦闘では、一度はゴジラの身体に打ち込み、泡を吹かせるも仕留めるには電圧が足りず、さらにゴジラの体内放射によって電流が逆流。機関部が炎上してメカゴジラは行動不能に追い込まれる。その後、Gクラッシャーへと換装・強化される。
Gクラッシャー
ショックアンカーの強化版。ゴジラの腰にある「第二の脳」を粉砕し行動不能にする目的で開発された。ショックアンカーを上回る高電圧を放射可能。使用にはゴジラと交感できる三枝未希の搭乗を必要とする。ゴジラを撃破した数少ない兵器のひとつではあるが、ゴジラがファイヤーラドンと融合した際に破壊され、ゴジラも復活する。
パラライズ・ミサイル
両肩の3連装の発射口から連射する麻痺弾。最大で60発装填可能である。鈴鹿戦でゴジラにショックアンカーを撃ち込むために使用され、幕張戦ではプラズマ・グレネイドの代わりにオールウェポン攻撃に使用される。
トランキライザー・ミサイル
両腰の発射口から発射する麻酔薬と精神安定剤を混入したミサイル。ゴジラにGクラッシャーを命中させるために発射される。
プラズマ・グレネイド
メカゴジラ最強の武装。全身のダイヤモンド・コーティングを通じて照射されたゴジラの熱線を吸収し、プラズマエネルギーに変換。収束・増幅して腹部砲門より発射する攻防一体の光学兵器。凄まじい高熱を発するため連続使用においては制限がある。そのためメカゴジラには冷却用の大容量コンデンサが搭載されている。ダイヤモンド・コーティングが溶解すると使用できない欠点がある。威力は凄まじく、一撃でゴジラをダウンさせ、ファイヤーラドンに対しては瀕死の重傷を負わせる。
ホバーアタック
ジェット噴射で空中に浮遊し、ゴジラと一定の距離を置きながら攻撃する。破格の砲撃性能と防御力を持ちながらも機動性・近距離戦闘能力が著しく劣悪なメカゴジラの、有効な戦術である。クライマックスではガルーダと合体してスーパーメカゴジラとなり、より機動性を高めた上でゴジラの背後に付き、Gクラッシャーを撃ち込む。
ダイヤモンド・コーティング
スーパーX2のファイヤーミラーで使用された人工ダイヤモンドを全身にコーティング。これにより、ゴジラやファイヤーラドンの熱線を完璧に無力化することができる。また、プラズマ・グレネイドを発射するために必要な熱線を吸収する機能を持つ。プラズマ・グレネイドの項にて説明されているとおり、ダイヤモンド・コーティングが破損・溶解などによって支障をきたした場合、プラズマ・グレネイドが使用不可能となる。
ハイパワーメーサービームキャノン
長射程のメーサー砲。ガルーダの主武装であり、改良されてスーパーメカゴジラの武装としても使用される。

デザイン(vs)編集

検討用プロットでは7体合体ロボットとして発想されたが[15]、実現は難しいとして2 - 3機の合体メカとしてデザインが進められた[16]。イラスト版ポスターでも陸上用の機体と飛行機体との分離・合体が出来るかのように描かれていたが、本編では後述のガルーダとの合体にとどまっている[16]。この分離・合体機構は後の『ゴジラvsスペースゴジラ』のMOGERAの機構として登場している。

初期は初代メカゴジラ同様の角張ったデザインで描かれていたが、川北紘一が依頼したバンダイの村上克司により曲線を主体としたデザインが提示されこれが採用された[16]吉田穣による最終デザイン画が存在するが、実際には川北の監修の下で村上修一によって作られた粘土の雛型が決定デザインとなった[15][16]。着ぐるみのメッキ処理も考えられていたが[15]、さまざまな問題で断念された。

造型(vs)編集

着ぐるみは初代同様上下分割式となっている[17][15]。制作されたスーツは1体のみで、アップ用・アクション用の区別はない。素材はFRPだが非常に薄く作られており、軽いスーツに仕上がっている。ドックのシーンではネオン管を用いて実際に火花を放電させている[15]。首が自由に旋回し、特に膝・足首・肩関節部分の可動は、パーツが内側に滑り込む構造となっており、中に人間が入っていることを忘れさせるようなリアルな動きとなっていた。

修復には時間がかかるため、当初は傷がつかないよう控えめな演技となっていた[15]。撮影の最終カットは屋外での発進シーンで、その前がゴジラにやられ爆発炎上するシーンであり、高熱で全身水ぶくれのようになったスーツを修復して臨んだ[18]

派生作品での扱い(vs)編集

  • 坂井孝行による漫画版『ゴジラVSメカゴジラ』では、デザインや搭載されている武装(多量の実弾兵器を搭載されているほか、頸部にクロスアタックビームを装備)が異なるほか、メカキングギドラのパーツを流用した部分に「ゴジラ抹殺」を目的としたプログラムが残っており、操縦を無視して暴走する事態(開発中からたびたび発生していたらしく、関係者は「アレ」と呼ぶ)を起こす。暴走したスーパーメカゴジラはゴジラを完全に圧倒し、一度はゴジラの首を吹き飛ばして殺害する。さらにベビーゴジラすらもゴジラと認定して抹殺しようとし、ラドンの力を借りて復活したゴジラに叩きのめされる。最終的にはゴジラに首をもぎ取られるも、ゴジラに絡みついて自爆を敢行する。しかし、ゴジラは爆発の中から無傷で生還する。同作者による『ゴジラvsスペースゴジラ』の漫画版では修復が完了されており、強奪されたMOGERAを追撃するが、一方的に撃破される。
  • セガサターンのゲームソフト、『ゴジラ 列島震撼』でもGフォースの対ゴジラ兵器として登場。本作ではブラックホール第3惑星人製メカゴジラの残骸をもとに開発されている。六ヶ所村の原発に出現したゴジラおよびビオランテを迎撃する際に出撃。その後、スーパーメカゴジラに強化された際には横浜に上陸したバトラを迎撃する。この際、Gフォース特殊兵器部隊隊長の宮田がみずから搭乗、指揮するが、2匹のバトラの波状攻撃の前には及ばず撃破され、宮田も殉職する。
  • 2017年に、バンダイコレクターズ事業部より「超合金 魂MIX」ブランドとしてイラストポスター版のメカゴジラをモチーフとした合体玩具「メカゴジラ(生頼範義ポスターVer.)」の発売が発表となった。飛行メカ「ガルーダ」、陸戦メカ「ガンダルヴァ」「ナーガ」の3機が合体することでメカゴジラを構成する[19]。ポスターを描いた生頼範義は故人のため、原案デザイナーの西川伸司が監修している。

ガルーダ編集

映画『ゴジラvsメカゴジラ』に登場。

  • 全長:84メートル
  • 全高:22.8メートル
  • 全幅:58メートル
  • 総重量:482トン

形態的には大型戦闘爆撃機だが、劇中「1号ロボット」と呼ばれている。機体形式番号は UX-01-92。機体制御のオペレーションシステムはARISA[注 4]

もともとは対ゴジラ兵器としてGフォースで開発されていた。過去の主力機スーパーXシリーズとは比較にならない高い機動力を獲得したが、対ゴジラ用の攻撃力が限界に達し開発は中止。強力な2号機(= UX-02-93・メカゴジラ)の開発により、その後はドックに展示されていた。しかし、ゴジラに対しメカゴジラの機敏性向上等の問題が発生し、G対策センターのガルーダ開発スタッフ、青木一馬の提案で、ジョイントの増設などの改修によりメカゴジラ用の強化アタッチメントとして改修され実戦投入されることになる。

主武器に長射程のハイパワーメーサービームキャノン2基を搭載しているが、ファイヤーラドンとの空中戦ではラドンを牽制して誘導するも、撃墜される。

メカゴジラの背部に合体しスーパーメカゴジラとなることでさらに威力を発揮する。合体後はメカゴジラのコックピットからガルーダの制御ができる。搭乗員は1名(メカゴジラとの合体後は無人でも可)。

本機の機動力重視の戦闘スタイルは、MOGERAおよびスーパーX3に継承される。

  • 坂井孝行によるコミック版での機体形式番号はDAG・MBS・SP-Xガルーダとされており、スーパーXとして開発されたことを示唆している。『ゴジラ 列島震感』では、対ゴジラ戦闘機という形で登場。基地発進コマンドで出撃可能な航空機の中では高い攻撃能力を持っている。

デザイン(ガルーダ)編集

当初はラドンに対するメカラドンという位置づけで、鳥型のデザインで描かれていた[16]。2 - 3機合体で検討されていたメカゴジラの合体メカのひとつとしてデザインされたものやガルーダ自体が合体メカとしてデザインされたものも存在する[16]。最終的なデザインはオガワモデリングによる[16]

ミニチュアは『怪獣プラネットゴジラ』へ流用され、大サイズがアース号へ、小サイズがプラネット号へそれぞれ改造された[20]

その他(ガルーダ)編集

ゴジラvsスペースゴジラ』の脚本の初期(検討稿および準備稿)では、ガルーダ2の登場が検討されていた[21]

ミレニアムシリーズのメカゴジラ(3式機龍)編集

 
ミレニアムシリーズのメカゴジラ

ゴジラ×メカゴジラ』と『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』に登場。

  • 全長:60メートル
  • 総重量:4万トン(重装備型)、3万6千トン(高機動型)

特生自衛隊2003年に完成させたという設定のため、「3式」の名を持つ。正式名称は「3式多目的戦闘システム」 (MFS-3 : Multi-purpose Fighting System - 3)。単に「機龍」(きりゅう)とも呼ばれる。「メカゴジラ」の名称は劇中で開発者のひとり、湯原徳光とその娘、沙羅が用いるのみであり、『東京SOS』では「メカゴジラ」の名称は一度も出ない。

日本政府により極秘裏に、東京湾の千葉県館山沖の海底から1999年に引き揚げられた初代ゴジラの骨[注 6]をメインフレームとして製作された。このため、『ゴジラvsメカゴジラ』のメカゴジラに比べ全長は半分ほどになっている。操縦は、支援航空機「AC-3 しらさぎ」からの遠隔操作によって行われる。首と腰部にある3か所のメンテナンスハッチ(それぞれMB1・MB2・MB3と呼ばれる)から本体に乗り込み、メンテナンスブースからの直接操縦もできるが、戦闘時に生じる加速や衝撃は殺人的なレベルであり、直接操縦による任務遂行は事実上不可能である。

最大稼働時間は2時間程度で、それを越える場合やエネルギーが尽きた場合、もっとも近い自衛隊基地からエネルギーをマイクロウェーブ方式で「しらさぎ」を経由して供給される。現場での応急修理が必要となった時のために前述のメンテナンスハッチとメンテナンスブースが備わっており、出入り口には搭乗者のための放射能除去装置が取り付けられている。この放射能除去装置は2003年時には備え付けのボタンで起動させる手動仕様だが、2004年時には新たに取り付けられた赤外線に触れることで起動する自動仕様に改修されている。

伝達システムには、DNAコンピュータが利用されている。このDNAコンピュータは当初、骨に残留していたゴジラの骨髄間質細胞を使用していたため、初陣ではゴジラの咆哮に共鳴したことで暴走し、しらさぎ3号機を墜落させてアブソリュート・ゼロ以外の全武装を使った結果、八景島周辺をエネルギーが尽きるまで破壊し尽くす大被害をもたらす。この反省から、のちにDNAコンピュータの塩基修飾塩基に変えてゴジラと違うものにすることにより、暴走を回避する。

DNAコンピュータを用いた処理速度の向上により、従来の作品に登場する「相手から距離を置いて遠距離戦闘を行うメカゴジラ」とは違い、バックユニットを切り離すことで身軽になり、ゴジラの熱線を紙一重でかわす、殴る、尾をつかんで投げ飛ばすなどの精緻かつ素早い動作を実現し、ゴジラと互角以上の肉弾戦を繰り広げる。しかし、それほど損傷を受けていないにもかかわらず、ゴジラの攻撃で吹き飛ばされたり、放射熱線を浴びてダウンしたりするなど、それまでのメカゴジラにはあまり見られなかった脆さも見せる。

ゴジラとの初戦ではDNAコンピュータが暴走するトラブルが発生するも、品川での決戦では右腕とアブソリュート・ゼロを失いながら痛み分けに持ち込む(『ゴジラ×メカゴジラ』)。また、その翌年には修復が行われ、同時にアブソリュート・ゼロから3連装ハイパーメーサー砲への換装、新型バックユニットの装備、そして右腕にスパイラル・クロウを内蔵するなどの大幅な武装の見直しも図られて「3式機龍〈改〉」となる[注 7]モスラを交えた戦いでの終盤、自我に目覚めてコントロールを離れ、幼虫モスラの糸で動けなくなったゴジラを抱えたまま飛行し、たまたま乗りこんだ整備員・中條義人を脱出させる。その際、自分を命がけで修理した義人に対し、メンテナンスブースのモニターを介して「SAYONARA YOSHITO」という最後のメッセージを送り、そのままゴジラとともに日本海溝深くに沈む(『東京SOS』)。

バックパックを装備した状態は「重武装型」、切り離した状態は「高機動型」と設定されているが、劇中でこれらの呼称が用いられることはない。

  • 現実でのロボット工学技術や、バイオテクノロジーなどの向上を反映した設定となっている[22]。また、特生自衛隊の所有兵器であるという設定から機体コードだけでなく兵装の名称にも、自衛隊の装備品を意識した設定が用いられている。
  • スーツアクターは『ゴジラ×メカゴジラ』では石垣広文、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』では中川素州
  • デザインは西川伸司。西川は『VSメカゴジラ』でもメカゴジラのデザイン案を提出している[23]。以前のメカゴジラよりもさらに機械的なデザインだが、先代2種との形状での一番の大きな違いは、尾が短く基本的に無可動だった以前のメカゴジラに比べてより長くなっており、旋回して振り回すことにより打撃にも用いられる。全身に動力パイプなどが張り巡らされており、劇中で五十嵐隼人が発言する「生体ロボット」のイメージで表現されている。尾だけでなく、簡素な台形の先代2種の背びれと違い、小さく枝が生えてよりゴジラの背びれ形状に近付けられている(大きい背びれのみ)。
  • 飛行シーンなどではフルCGの機龍が使用された[22]。また、ブースターなど部分的にもCGが使用されている[22]
  • 予告編などでは「超攻撃型メカゴジラ」と表現された。

武装(ミレニアム)編集

99式2連装メーサー砲
口内に装備されている小型メーサー砲。出力は低いが、メーサービームの共振作用によって90式メーサー車の240%の破壊力に達する。その威力は、顔や傷口などの急所に浴びせればゴジラでも大きくひるむほどである。
光線の色はゴジラの熱線との差別化で黄色に設定された[24]
0式レールガン
下腕部に装備される、高速連射が可能なレールガン。改修後には、改良型の4式レールガンが同箇所に装備されている。威力は低く、おもに先制攻撃や牽制に使用される。
メーサー・ブレード
0式レールガンユニット内に格納されている小型の刃。突き刺して内部から電流を浴びせる。改修後のレールガンからはオミットされた。
バックユニット
背部に装備される、武装と大出力ブースターを内蔵したユニット。改修前と改修後では大きく形状が異なる。家城茜の機転で、破損したユニットを強制排除する際にゴジラにぶつけた戦法が有効と評価されたため、改修後には大きく屈まなくても射出できるうえ、左右の片方ずつ撃ち出せるようにもなっており、自爆させることができる。1発目はゴジラの熱線で撃ち落とされるが、時間差で撃ち出された2発目が直撃して大爆発を起こし、ゴジラを一時ダウンさせる。
多連装ロケット弾
バックユニットに内蔵されている大型ロケット弾。MRL・2MkIVとも呼ばれる680ミリロケット弾、改修後には改良型が装備されている。『ゴジラ×メカゴジラ』では87式、『東京SOS』では04式をそれぞれ装備。
95式470mm多目的誘導弾
バックユニットに内蔵されている、曲射弾道タイプの小型ミサイル。零距離で組み合いながら発射したり、ビルを盾にしながら発射するなどの曲射でゴジラを翻弄する。改修後には、98式320ミリ多目的誘導弾も装備される。
3式絶対零度砲(アブソリュート・ゼロ)
胸部ハッチ内に装備されている、機龍の最終兵器。-273.15℃という絶対零度の光弾を発射し、直撃した物体を一瞬で凍結するうえ、わずかな衝撃で分子レベルまで破砕する。きわめて強力な兵器だが、発射にはエネルギーの40%近くを消費することから、多用はできない。ゴジラと組み合ったまま零距離で発射され、殲滅には失敗するものの胸に大きな傷を負わせ、退散させることに成功する。ただし、右腕もろとも心臓部である巨大な共有結合性結晶(人工ダイヤモンド)をこの戦闘で破損したうえに防衛予算の都合が付かなくなったため、修復は断念される。
4式対獣掘削装置(スパイラル・クロウ)
改修後の追加武装。ゴジラとの戦いで大破した右手を完全に機械化して修復する際、追加された。指がまとまり、さらに変形してドリルとなる。ゴジラの皮膚を貫き、高速回転でえぐることで大ダメージを与える。
4式3連装ハイパーメーサー砲
改修後の追加武装。アブソリュート・ゼロが修復不可能なため、代わりに胸部に装備された。アブソリュート・ゼロに比べると攻撃力の大幅な低下は否めないが、2連装メーサー砲と同時発射し、スパイラル・クロウでえぐった傷口を集中的に攻撃することでゴジラを戦意喪失にまで追い込み、結果的にはゴジラとの雌雄を決する決定打につながる。なお、ハッチにはクローが装備されており、ゴジラを抱える際に用いられた。
ワイヤー
『東京SOS』で使用。機体各部から射出される。ゴジラを自身に束縛する際に用いられた。

『GODZILLA』(アニメーション3部作)のメカゴジラ編集

第1章『GODZILLA 怪獣惑星』、第2章『GODZILLA 決戦機動増殖都市』、および本編の前日譚にあたる小説『GODZILLA プロジェクト・メカゴジラ』に登場。

  • 体高:50メートル
  • 体長:100メートル
  • 総重量:3万トン

人類が異星種族ビルサルドの協力を受けてひそかに開発した、自律思考金属体「ナノメタル」製の対ゴジラ決戦兵器[25]。正式名称は「対ゴジラ超重質量ナノメタル製決戦兵器:メカゴジラ」。略称は「メカゴジラ」あるいは「MG」[26]

ビルサルドの科学技術の総力がつぎ込まれており、建造には3万トン以上の超重質量ナノメタルが使用されている。動力源はナノメタル粒子間連結組成による発電細胞用機関で、体内大量生成から高出力で発電した電力を常時大量蓄電し、行動用電力を随時放出する。制御はゴジラの電磁場による通信障害をA39ビルサルド方式電磁シールド技術で軽減、そのうえで散布ナノメタル粒子によるネットワークを形成し、内部AIから中央制御システムまでの半径50キロ圏内での常時接続を保証している[26]。武装はナノメタルの自在変形機能を最大限活用したもので、ナノメタルの自在変形、自己修復・増殖機能により破損部位の多くは瞬時復旧が可能[注 8]

西暦2042年、拡大するゴジラの暴威に鑑みて、恒星間移民船の建造を除く人類の全てのリソースが注ぎ込まれる形で決行された「プロジェクト・メカゴジラ」により、当時世界で最も優れた工業生産力を維持していた極東自治区(旧・日本)の富士山麓にて建造を開始[27]。富士山麓宝永第一火口縁南方2キロメートル地点の地下200メートルに築かれた「地球連合軍・戦略技術研究所・ナノメタル研究センター併設メカゴジラ開発プラント」(通称:メカゴジラ建造工場)にて、専用の100GW級ビルサルディア型(ΩIII型磁場閉込方式)熱核融合炉4基からの大電力供給を受けて地下ナノメタル生成棟・MG組立棟・AI製造棟を稼働させ、計736名の人員によって進められた[26]。ゴジラを地上に押し留める「オペレーション・ロングマーチ」およびゴジラを地中深くに閉じ込める「オペレーション・グレートウォール」の間に機体そのものは完成するが、2046年3月の「富士裾野決戦」で何らかの理由から起動に失敗し、遠州灘からゴジラに熱線で工場を狙撃され喪失する[28][29]

しかし、打ち捨てられたナノメタルは、メカゴジラ頭部の人工知能から発せられる指示に従い機能を停止することなく自己増殖を続け、2万年かけて工場周囲の直径14キロメートルに「メカゴジラシティ」を形成するに至った。

その存在は「人類最後の希望」として一般にも公表されており、映画監督エガートン・オーバリーの手で5作品の政府広報映画が制作、公開されている[28]

メカゴジラシティ編集

ゴジラに破壊されたメカゴジラの唯一残っていた頭部メインユニットが、2万年掛けて自己増殖させたナノメタルを使って構築していた巨大施設。当時自身の建造が行われた開発プラントを模した外観および内部構造を持つが、壁面から床に至るまで全てナノメタルで構成されている。打ち捨てられた工場を起点とし、富士山麓のメカゴジラ建造工場跡地を中心に北西へ直径14キロメートルほどの範囲に広がっており[30]、地下はナノメタル鉱脈が繋がっている。メカゴジラのメモリに残るかつてのメカゴジラ本体と開発プラントのパーツを当てはめての増築を繰り返しているため、メカゴジラの腕部分のパーツが廊下の壁になっている[31]。ゴジラの目から逃れるためにナノメタル表面からガスを発散させて一種の熱光学迷彩となる雲を上空に展開すると同時に、「ゴジラを倒せ」という指示に従って施設に近づいたセルヴァムなどのG細胞生物をナノメタルを使ったトラップで排除し続けていた。

ナノメタルは有機生命体にも侵食効果を及ぼすため、セルヴァムの死体を侵食しG細胞に含まれる金属粒子を構造物の素材として増殖に利用している。特別な指示がない限り生きた人型生物のことを襲うことはないが、死体になった時点で侵食が始まるため、内部には2万年前に逃げ遅れてナノメタルに取り込まれた人間たちの遺体が数多く残されている。さらに、施設内にいる人間を生きたままナノメタルを介して取り込むことで、人間自身をシティそのものと一体化させてしまうという機能も有している[注 9]。環境維持コマンドは生存しているため、シティ内の大気の素性は20000年前とほとんど変わらないが、ナノメタルとの親和性が悪いフツア族はシティ内部に立ち入ろうとせず、彼らの鱗粉で治療された者も長時間シティに滞在していると体調を崩す。

マイナとミアナの二人から施設の存在を知らされたハルオらが辿り着いた後は、人工知能ユニットにアクセスして旧格納庫にコントロールユニットを復元、ガルグが全体をクラスター制御してコントロールを管轄し、対ゴジラ・アース用の戦闘要塞へと作り変えられた。必要な施設や設備はナノメタルの自己生成能力を応用して外部と内部のあらゆる箇所に自在に製造、設置することが可能になっており、以前にフィリウスを倒した「対ゴジラ戦術」をさらに拡大させた戦略に則ってシティ前方に大規模なトラップフィールドを敷設しつつ外装もゴジラ迎撃用の改良型レールガン砲台で武装、そして誘導役となるパワードスーツを元にした有人機動兵器「ヴァルチャー」の開発も進められた。さらにナノメタルの粒子をシティ周辺に散布することでゴジラの熱線を拡散反射する特殊な力場を形成してゴジラの熱線攻撃からシティ全体を守ることもできる。

ナノメタルの運用は全てビルサルドが担当し、地球人とエクシフは周辺警備と兵站管理を受け持つことになり、ヒトの限界を超えた能力を発揮するための合理的判断から、ビルサルド兵士は順次、ナノメタルの侵食を受け入れることで肉体を捨ててシティの回線に融合し、ニューラルプロセッサーとしてコントロールユニットを支援を行う。ゴジラ・アースのシティへの接近が予期された際にはハルオ、ユウコ、ベルベらがヴァルチャーに乗り込んでゴジラを誘導して地下のトラップフィールドに追い込み、液状化させたナノメタルをゴジラの足元に流し込んでその動きを止めた後にEMPハープーンをフィリウスの弱点であった背中に打ち込むという作戦が取られた。シティと同化したビルサルド有志の意思で熱光学迷彩の生成が停止されたことでゴジラに発見され、作戦通りにゴジラをシティ内部に引き込んで拘束しプローブを打ち込むことに成功するが、ゴジラは体全体を赤熱化させてプローブを溶かして無力化、さらに放出した高熱波でシティそのものを滅却しようとする。これに対してガルグとベルベはヴァルチャーそのものを特攻兵器にしてゴジラへの攻撃続行を強行。しかし、そのためにユウコやハルオを半ば強引にナノメタルで改造しようというガルグらビルサルドの思想を拒絶したハルオがコントロールセンターを破壊したことでシティ全体が沈黙し、直後にはゴジラの熱線の乱射を受けて完全に壊滅した。

武装 (アニメ映画)編集

ビルサルド製量子コンピュータ「ザル・ジ1型改」とゲマトロン演算アルゴリズム応用AI「デインデ」での対ゴジラ戦におけるシミュレーション結果が元となっており、いずれも想定戦術が設定されている[28]

収束中性子砲
頭部ナノプレートを変形させた特殊砲身と発生装置で構成される荷電粒子砲中性子透過力を利用し、対象の外殻を貫通、体内組織を融解させる。想定で5キロメートル以上離れた地点からゴジラへの攻撃と反撃を防止し、迅速な接近運動を補助する。
ブレードランチャー
背部ブレードを電磁カタパルトで射出し、誘導操縦飛行させて対象を切り裂く質量弾体攻撃。3キロメートル地点での弾幕による撹乱が目的。
ハイパーランス
前方両腕部を高速伸長し、急速粒子圧縮で硬質化させることで生成するランス状対象打突・貫通攻撃。最大伸長は500メートル。対象貫通後は、ナノメタル粒子充填・侵食を行う。ナノメタル最大硬質化時のモース硬度及びビッカーズ硬度については共にダイヤモンドの約10倍に到達。想定では1キロメートル地点で跳躍後にゴジラ上空で起動し、全体重を加重させたハイパーランスチャージ攻撃で体表組織を貫通後、先端部から体内深層部へのナノメタル侵食により組織構造を瞬時分析、ゴジラの機能停止を実施する。
テイルブロー
尾部全体を鞭状運動させた切断攻撃。上体捻り運動による尾部先端速度の超音速化、プラズマブースターによる運動方向への追加加速、尾部形状の刃形状変形、ヒレ状ブレードの高速往復運動等の複合効果で、切断、衝撃波粉砕を行う。
ナノメタル粒子散布型熱エネルギー緩衝層
半径300メートルの周囲空間にナノメタル粒子を散布し、エネルギー兵器の拡散防御を行う。シミュレーション上では到達エネルギーの9割を拡散する。実体質量弾に対する防御も可能。
メカゴジラシティでも熱線の対策で展開された。
積層耐熱装甲板
メカゴジラ外殻部位各部の瞬時変形による防御手段。想定では5キロメートル地点への接近直後に胸部装甲を変形させ、熱エネルギー緩衝層との併用で熱線を防御する。
メカゴジラシティでもプラント表面に形成されるはずだったが、ゴジラの侵攻を受けて武装の配置を優先するために途中で建造が中止された。
流動化ナノメタル
メカゴジラシティ中心部の広場に設置された捕獲機構。ゴジラ・アースの誘導後、足元へ充填して歩みを止める。
電磁速射砲
メカゴジラシティに配備された攻撃機構。砲単体での威力も以前の20倍以上に強化されている。砲台は前方3方向と両翼に10門ずつ配備され、前方からの一点射撃によるノイズ同調と、両翼からの背びれ破壊を行う。
EMPハープーン
メカゴジラシティに配備された攻撃機構。背びれの破壊後、射出機から捕鯨用の銛に似たEMPプローブを背後から発射する。

デザイン (アニメ映画)編集

瀬下寛之監督のラフスケッチをもとに、頭部をプロダクションデザイナーの田中直哉CADで制作、コンセプトアート担当の川田英治とプロダクションデザイナーのフェルナンド・パトゥリが打ち合わせしつつ全体像を作り上げた[31]

瀬下は「人間とコミュニケーションできそうにない」雰囲気ということで棘皮動物ウニなどをイメージし、「ビルサルドがゴジラをモチーフに新しいメカを作るとどうなるか」という考えから、目らしい目は存在せず、タックルするような前傾姿勢、背びれは戦士がを持っているような刺々しい突起のイメージ、脚部は攻撃的な印象を与えるために恐竜をモチーフに、ボディは「連続的」かつ「再帰的」で生きているナノメタル感を出している。頭部は5パーツほど、全身では約15パーツと少ないパターンでシルエットを形作り、プログラムエラーの発生を表現するためところどころにランダム性が盛り込まれている[31]

メカゴジラシティのイメージのスタートは「シャーレの中で増殖するカビ粘菌のような存在」で、山体崩壊した富士山の断面をシャーレに見立てている[31]ほか、プログラムが壊れたまま繰り返したハードウェアもイメージになり、街の全体像はカビがランダムに広がってシナプスのように伸びてコロニーを形成していく様子をモチーフにしている[30]。プラントのデザインは「公害が多発し、技術とか経済発展が最優先だった時代の工場」をイメージしている[31]

『ゴジラアイランド』のメカゴジラ編集

ゴジラアイランド』には、1974年版と1993年版の両方がそれぞれ別々に登場している。1974年版は全身真っ黒のブラックメカゴジラとゴジラに化けた偽ゴジラ、1993年版のものはゴジラアイランドに配備された兵器として登場。1993年版とブラックメカゴジラは劇中で対決している。造形物はいずれもバンダイのソフビ人形

Gガードのメカゴジラ編集

Gガードに配備された兵器。オートマチックで動くことができるが、司令官が操縦することもある。

ザグレスの初侵攻の際にいち早く実戦導入されるが、ヴァバルーダのビーム砲で撃墜される。武装は目から放つレーザーキャノンと口から放つメガバスター[注 10]。普段は電子頭脳によって司令官の指示とみずからの判断で行動する。メカキングギドラ戦で司令官が搭乗して以降、司令官が操縦することが多くなる。

偽ゴジラ編集

X星人がゴジラの評判を落とすために送り込んだゴジラの偽者。外見はゴジラだが、本物のゴジラの熱線を腹に浴びた際、外皮が崩れてメカゴジラのボディが露出する。そして本物のゴジラと戦うも、本物よりはるかに弱かったらしく、同じところにふたたび熱線を浴びせられ、爆発する。

  • 「宇宙船YEAR BOOK 1999」では、名称を「ニセゴジラ」と表記している[32]

ブラックメカゴジラ編集

全身真っ黒のメカゴジラ。ザグレスがゴジラとメカゴジラの戦闘データを研究し、下請けの業者に作らせたものだったが、不良品だったことから廃棄処分にされる。

暗黒大皇帝に解任を言い渡されたザグレスが搭乗し、トレマの乗るメカゴジラと対決するが、卑怯な戦法を使ったために連れ出され、プロトモゲラを奪ってゴジラを攻撃する。今度はトレマが操縦することになるが、不良品なので、すぐにエンストする。武装は目から放つスペースビーム、口から放つ黄色い熱線、鼻から放つデストファイヤー、指から放つフィンガー硬化弾(ミサイル)と、『ゴジラアイランド』に登場する怪獣の中ではもっとも多い武器数となっている。

『ゴジラ・ジェネレーションズ・マキシマムインパクト』のメカゴジラ編集

ドリームキャスト用ゲーム『ゴジラ・ジェネレーションズ・マキシマムインパクト』には、G型高機動戦闘ロボットSMG-IIndが登場する。

国連G対策センターが対ゴジラ戦闘メカの次世代機として開発したG型高機動戦闘ロボットであり、その形状はスーパーメカゴジラに類似する。ふくらはぎの部分に高速ホバーシステムを搭載しており、地表を高速で滑走することが可能。しかし、その性能を発揮するためには乗員の安全性と判断速度が障害になると判明したため、人工知能「BH-3」によって制御される完全無人機としてロールアウトした。オープニング映像では専用の輸送機によって長距離輸送されるシーンが描写されている。

武装は口腔部からなぎ払うように発射されるレーザーカッター、両肩に装備された2連メーサーキャノン、腕部に取り付けられた4連ガトリング砲状のプラズマ光弾、胸部から放射される大威力のプラズマキャノン、頭部を保護するバリアーも装備されている。また、両腕から発射されるワイヤークローで対象を捕縛し、ホバーシステムの出力を最大にしてジャイアントスイングの要領で振り回すワイヤークローアタックは、ゴジラの巨体すら投げ飛ばすことが可能。

  • 全高:120メートル
  • 総重量:15万トン
  • 動力:レーザー核融合炉
  • 装甲:超耐熱合金NT-1+及び人工ダイヤモンドコーティング
  • 武装:
    • レーザーカッター
    • 2連メーサーキャノン
    • プラズマ光弾
    • プラズマキャノン
    • ワイヤークローアタック

パチンコ・パチスロ機編集

  • 『CRゴジラ3』では、実写カットは『東京SOS』の着ぐるみを使用。ただし胸の武器はアブソリュート・ゼロ。
  • 『ゴジラ・パチスロウォーズ』の液晶演出で登場するのは、CRと同じく『東京SOS』のもの。胸の武器がアブソリュートゼロ(三連メーサーも発射するため、実際どうなっているのかは分からない)。劇中とは違い、自身で飛行する姿も見せる。

その他編集

  • 漫画『怪獣王ゴジラ』では、悪の科学者であるマッド鬼山がブラックホール第3惑星人のメカゴジラの電子頭脳を発見し、再生・改造した設定で登場する。
  • ゲーム『超ゴジラ』では、Gフォースメカゴジラが登場するが、宇宙人によって利用されてゴジラと戦う。
  • 幻星神ジャスティライザー』では、メカゴジラをモデルとしたライゼロスが登場する[33]
  • ゴジラ FINAL WARS』では、南極基地のシーンで初代メカゴジラのテーマソングがかかる。
  • 横浜ベイスターズ(現横浜DeNAベイスターズ)、中日ドラゴンズに所属した元プロ野球選手の佐伯貴弘は、松井秀喜に対抗して一時期「メカゴジラ」と名乗っていた。
  • オリジナルビデオ『ウルトラ銀河伝説外伝 ウルトラマンゼロVSダークロプスゼロ』では、『ウルトラマン』に登場した怪獣ゴモラをモデルとしたロボット怪獣メカゴモラが登場するが、その出現シーンは『ゴジラ対メカゴジラ』でのメカゴジラ登場シーンへのオマージュとなっている[34]。なお、その後の作品にもメカゴモラは登場するが、それぞれの作中で同様に『ゴジラ対メカゴジラ』でのメカゴジラや『メカゴジラの逆襲』でのメカゴジラIIへのオマージュが散見される。
  • テレビアニメ『ポケットモンスター ベストウイッシュ』第82話「映画対決!出撃イッシュ防衛隊!!」で、作中映画に登場したバンギラスに偽装したメカバンギラスが正体を現すシーンは、偽ゴジラが初代メカゴジラの正体を現すシーンへのオマージュである[要出典]
  • ゲーム『巨影都市』では、3式機龍が「巨影」の1体として登場する。
  • 映画『レディ・プレイヤー1』には、VSメカゴジラの生頼範義ポスター(原作小説では三式機龍)を元としたデザインのメカゴジラがBGM「ゴジラ・タイトル」と共に登場する。

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ 『ゴジラ1954-1999超全集』では同一のスチールに対し、メカゴジラの形に切った板にアルコールをベースにした火薬を塗って合成用の炎を撮影したと説明している[10]
  2. ^ メカゴジラの頭部から、レーザーヘッド装置へと指令電波を切り替えるには若干のタイムラグが生じる
  3. ^ 音声機能は自身で制御できるため、ゴジラに投げ飛ばされた時咆哮していた。
  4. ^ a b 監督の大河原孝夫が、この作品の前に観月ありさ主演の映画『超少女REIKO』を監督したことにちなんでいる。
  5. ^ ラドンによって右のレーザーが破壊される直前にすでに右目が光っていない。その次のカットでふたたび両目が点灯し、その後片目は破壊される。
  6. ^ シリーズ第1作『ゴジラ』(1954年)で、オキシジェン・デストロイヤーによって倒された初代ゴジラの骨をベースにしたという設定。本来、オキシジェン・デストロイヤーには骨をも溶解する威力があるという設定で、実際に初代ゴジラは骨まで溶けて跡形もなくなるという描写もあるが、『ゴジラ×メカゴジラ』では全身の骨格が残っていたということになっている。
  7. ^ ただし、本体のDNAコンピュータの修復はまだ未完の状態だったため、動作の反応が鈍くなっているなどの不具合が起きている。
  8. ^ ただし、破損領域の数、破損面積と比例して復旧所要時間と復旧用電力は非線形に増加する。
  9. ^ この事実にハルオたちは大きな衝撃を受け、地球人とビルサルドの間に不和を生んでいる。
  10. ^ 色は前者が虹色、後者が黄色であり、映画とは反転している。

出典編集

  1. ^ 元山掌 et al. 2012, p. 169.
  2. ^ a b c d e S.H.MonsterArts メカゴジラ(1974) - プレミアムバンダイ。
  3. ^ くらじたかし 『マルサン・ブルマァクの仕事』 文藝春秋〈文春文庫〉、2001年、241頁。ISBN 4167656078
  4. ^ a b c 川北紘一 『特撮魂 東宝特撮奮戦記』 洋泉社2010年、110 - 116頁。ISBN 978-4-86248-515-1
  5. ^ 『電撃ホビーマガジン編集部』 KADOKAWA/アスキー・メディアワークス2014年ISBN 978-4048669993
  6. ^ a b c d e f g h i 元山掌 et al. 2012, p. 171.
  7. ^ PS4「ゴジラVS」に初代メカゴジラ、アンギラスなど参戦! - GAME Watch
  8. ^ 『ゴジラ対メカゴジラ』DVDコメンタリー。
  9. ^ a b 元山掌 et al. 2012, p. 170.
  10. ^ a b 間宮尚彦 2000, p. 162.
  11. ^ a b 間宮尚彦 2000, p. 168.
  12. ^ 元山掌 et al. 2012, p. 186.
  13. ^ 『ゴジラ 東宝チャンピオンまつり パーフェクション』 KADOKAWA〈DENGEKI HOBBY BOOKS〉、2014年、175頁。ISBN 978-4048669993
  14. ^ 『ゴジラvsスペースゴジラひみつ大図鑑』 講談社〈テレビマガジングレート百科42〉、1995年巻末見返し部、Gフォース基地見とり図のメカゴジラドック部の記述。
  15. ^ a b c d e f 元山掌 et al. 2012, p. 239.
  16. ^ a b c d e f g 平成ゴジラパーフェクション 2012, pp. 60 - 64, 「ゴジラVSメカゴジラアートワークス」
  17. ^ 間宮尚彦 2000, p. 44.
  18. ^ 『ゴジラVSメカゴジラ』 東宝〈東宝SF特撮映画シリーズVOL.8〉、1993年、108頁。ISBN 4-924609-45-5
  19. ^ ゴジラVSメカゴジラ 生頼範義ポスターVer.特設ページ
  20. ^ 平成ゴジラパーフェクション 2012, p. 121.
  21. ^ ゴジラvsスペースゴジラ』内の脚本の遍歴より。
  22. ^ a b c 『ゴジラ×メカゴジラ』劇場パンフレット。
  23. ^ 元山掌 et al. 2012, p. 279.
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  26. ^ a b c 決戦機動増殖都市パンフレット 2018, 「対ゴジラ超重質量ナノメタル製決戦兵器建造計画概要」
  27. ^ プロジェクト・メカゴジラ 2018, pp. 53-85, 第6章『長征』
  28. ^ a b c プロジェクト・メカゴジラ 2018, pp. 112-139, 第8章『決戦』
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  31. ^ a b c d e 決戦機動増殖都市パンフレット 2018, pp. 20-21, 「MECHA GODZILLA CONCEPT & DESIGN」
  32. ^ 『宇宙船YEAR BOOK 1999』 朝日ソノラマ宇宙船別冊〉、1999年5月1日、37頁。雑誌コード:01844-05。
  33. ^ 平成ゴジラパーフェクション 2012, p. 160, 「平成ゴジラバーニング・コラム」No.024.
  34. ^ 円谷プロダクション(監修) 『ウルトラの常識 ウルトラセブン&ウルトラマンゼロ篇』 双葉社2012年[要ページ番号]ISBN 9784575304022

参考文献編集

関連項目編集