一戸町

岩手県二戸郡の町

一戸町(いちのへまち)は、岩手県北部に位置する二戸郡に属する。

いちのへまち ウィキデータを編集
一戸町
一戸町旗 一戸町章
一戸町旗 一戸町章
日本の旗 日本
地方 東北地方
都道府県 岩手県
二戸郡
市町村コード 03524-6
法人番号 3000020035246 ウィキデータを編集
面積 300.03km2
総人口 10,301[編集]
推計人口、2024年5月1日)
人口密度 34.3人/km2
隣接自治体 二戸市八幡平市岩手郡岩手町葛巻町九戸郡九戸村
町の木 ナラ
町の花 サクラ
町の鳥 ヤマドリ
一戸町役場
町長 小野寺美登
所在地 028-5391
岩手県二戸郡一戸町高善寺字大川鉢24番地9
北緯40度12分46秒 東経141度17分44秒 / 北緯40.21289度 東経141.29544度 / 40.21289; 141.29544座標: 北緯40度12分46秒 東経141度17分44秒 / 北緯40.21289度 東経141.29544度 / 40.21289; 141.29544
一戸町役場(2008年5月撮影)
外部リンク 公式ウェブサイト

一戸町位置図

― 市 / ― 町 / ― 村

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地理 編集

人口 編集

 
一戸町と全国の年齢別人口分布(2005年) 一戸町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 一戸町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
一戸町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 23,176人
1975年(昭和50年) 21,433人
1980年(昭和55年) 20,861人
1985年(昭和60年) 20,407人
1990年(平成2年) 18,610人
1995年(平成7年) 17,906人
2000年(平成12年) 16,933人
2005年(平成17年) 15,549人
2010年(平成22年) 14,187人
2015年(平成27年) 12,919人
2020年(令和2年) 11,494人
総務省統計局 国勢調査より

平成27年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、8.94%減の12,919人であり、増減率は県下33市町村中24位。

気候 編集

ケッペンの気候区分によると、一戸町は亜寒帯湿潤気候湿潤大陸性気候に属する。12月から3月にかけて日平均気温が氷点下となり、寒さが厳しい。降雪量が多く、周辺の自治体と同様に豪雪地帯に指定されている。

冬季に-20℃前後の気温を観測することが珍しくなく、近年でも2011年1月31日に-20.7℃、2012年1月28日に-20.4℃、2018年2月22日に-20.3℃を観測している。

奥中山(1991年 - 2020年)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 10.8
(51.4)
12.4
(54.3)
18.2
(64.8)
26.5
(79.7)
31.1
(88)
30.8
(87.4)
33.4
(92.1)
33.5
(92.3)
30.9
(87.6)
26.6
(79.9)
20.4
(68.7)
15.1
(59.2)
33.5
(92.3)
平均最高気温 °C°F −1.0
(30.2)
0.1
(32.2)
4.1
(39.4)
11.7
(53.1)
18.0
(64.4)
21.5
(70.7)
24.5
(76.1)
25.6
(78.1)
21.6
(70.9)
15.4
(59.7)
8.3
(46.9)
1.6
(34.9)
12.6
(54.7)
日平均気温 °C°F −4.5
(23.9)
−3.9
(25)
−0.3
(31.5)
6.0
(42.8)
12.1
(53.8)
16.1
(61)
19.9
(67.8)
20.9
(69.6)
16.7
(62.1)
10.1
(50.2)
3.8
(38.8)
−1.9
(28.6)
7.9
(46.2)
平均最低気温 °C°F −9.6
(14.7)
−9.2
(15.4)
−5.5
(22.1)
0.3
(32.5)
6.1
(43)
11.3
(52.3)
16.2
(61.2)
17.1
(62.8)
12.3
(54.1)
4.9
(40.8)
−1.0
(30.2)
−6.1
(21)
3.1
(37.6)
最低気温記録 °C°F −20.7
(−5.3)
−21.5
(−6.7)
−20.1
(−4.2)
−13.2
(8.2)
−4.2
(24.4)
−0.2
(31.6)
6.3
(43.3)
6.0
(42.8)
−0.8
(30.6)
−4.5
(23.9)
−13.1
(8.4)
−18.2
(−0.8)
−21.5
(−6.7)
降水量 mm (inch) 51.1
(2.012)
44.6
(1.756)
63.2
(2.488)
66.0
(2.598)
83.7
(3.295)
105.2
(4.142)
182.6
(7.189)
179.0
(7.047)
155.4
(6.118)
117.4
(4.622)
84.2
(3.315)
77.0
(3.031)
1,203
(47.362)
降雪量 cm (inch) 156
(61.4)
134
(52.8)
112
(44.1)
16
(6.3)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
24
(9.4)
133
(52.4)
571
(224.8)
平均降水日数 (≥1.0 mm) 13.1 12.2 12.4 11.1 10.9 10.5 12.6 12.7 12.5 12.6 14.0 14.6 148.0
平均月間日照時間 69.0 83.5 129.4 169.8 189.4 157.1 127.8 142.7 130.1 137.7 106.7 69.9 1,516.2
出典1:Japan Meteorological Agency
出典2:気象庁[1]

歴史 編集

沿革 編集

行政 編集

町長 編集

  • 現在の町長:小野寺美登(1期目、任期:2025年11月17日)

歴代町長 編集

昭和の合併以前 編集
氏名 就任日 退任日 備考
1 高村喜代助 1889年(明治22年)5月 1899年(明治32年)12月
2 平井徳太郎 1900年(明治33年)1月 1901年(明治34年)10月
3 久慈善次郎 1901年(明治34年)11月 1904年(明治37年)2月
4 高村喜代助 1904年(明治37年)3月 1907年(明治40年)8月 再任
5 平井徳太郎 1907年(明治40年)11月 1909年(明治42年)12月 再任
6 金子太右衛門 1910年(明治43年)2月 1911年(明治44年)12月
7 高村喜代助 1912年(明治45年)1月 1915年(大正4年)12月 三任
8 金子茂太郎 1916年(大正5年)1月 1918年(大正7年)1月
9 平井徳太郎 1918年(大正7年)1月 1918年(大正7年)3月 三任
10 林源八郎 1920年(大正9年)4月 1924年(大正13年)4月
11 田頭嘉二郎 1924年(大正13年)11月 1935年(昭和10年)9月
12 堀口常吉 1936年(昭和11年)8月 1939年(昭和14年)2月
13 熊谷平太右門 1939年(昭和14年)3月 1946年(昭和21年)11月
14 野里秀夫 1942年(昭和22年)4月 1951年(昭和26年)9月
15 日影舘喜助 1951年(昭和26年)10月 1957年(昭和32年)10月31日

昭和の合併以降 編集

氏名 就任日 退任日 備考
1 日影舘喜助 1957年(昭和32年)12月7日 1961年(昭和36年)12月6日
2 稲葉佐吉 1961年(昭和36年)12月7日 1973年(昭和48年)10月30日 元・浪打村長
3 中野清見 1973年(昭和48年)11月18日 1985年(昭和60年)11月17日 元・江刈村長
4 稲葉暉 1985年(昭和60年)11月18日 2017年(平成29年)11月17日
5 田中辰也 2017年(平成29年)11月18日 2021年(令和3年)11月17日
6 小野寺美登 2021年(令和3年)11月18日 現職

姉妹都市・友好都市 編集

  • 姉妹都市提携などを結んでいる市町村は存在しない。

公的機関 編集

警察 編集

  • 岩手県警察
    • 二戸警察署(二戸市金田一)
      • 一戸交番(一戸字砂森)
      • 小鳥谷駐在所(小鳥谷字野里上)
      • 中山駐在所(中山字大塚)
    • 交通機動隊一戸分駐隊(一戸字蒔前、以前は移転前の一戸交番を併設)
    • 高速道路交通警察隊一戸分駐隊(八戸道の岩手県側を管轄)
      • 高速隊基地(一戸インター料金所隣)
      • 隊員官舎(一戸字越田橋)

消防 編集

  • 二戸地区消防本部

医療 編集

公共施設 編集

主な施設を掲載。

国営 編集

県営 編集

町営 編集

  • 町立コミュニティセンター「わわわのどぉ〜も」(一戸字砂森)
  • 町立図書館(コミュニティセンターに併設)
  • 町営運動公園(西法寺字稲荷)
  • 町民体育館(高善寺字大川鉢)
  • 町総合福祉センター(一戸字砂森)
  • 町営火葬場せせらぎの丘(小鳥谷字川向)
  • 町浄水場(一戸字砂森)
  • 町下水処理場(楢山字平船向)

産業 編集

郵便 編集

郵便局

簡易郵便局

  • 鳥越簡易郵便局(83759)
  • 小繋簡易郵便局(83760)

金融機関 編集

教育 編集

高等学校 編集

中学校 編集

  • 一戸町立一戸中学校
  • 一戸町立一戸中学校養護分校
  • 一戸町立奥中山中学校

小学校 編集

  • 一戸町立一戸小学校
  • 一戸町立一戸小学校養護分校
  • 一戸町立一戸南小学校
  • 一戸町立鳥海小学校(2025年に一戸小学校へ統合予定[2]
  • 一戸町立小鳥谷小学校(2025年に一戸南小学校へ統合予定[2]
  • 一戸町立奥中山小学校

特別支援学校 編集

  • 岩手県立盛岡みたけ支援学校奥中山校
  • 三愛学舎養護学校

交通 編集

 
一戸駅

主要な幹線交通が一通り接続しており、インターチェンジなどは二戸市への玄関口の役割を果たす。鉄道路線のIGRいわて銀河鉄道線は、東北新幹線八戸延伸を機に、JR東北本線第三セクターによる運営に移行したものである。

鉄道 編集

バス 編集

一般路線 編集

一般路線バスはかつてはほとんどが一戸駅前発着だったが、「イコオショッピングセンター」オープン後は多くの便がイコオ前発着もしくは経由するルートとなっている。さらに後述の「いくべ号」設定に伴い、一部路線は重複しない朝夕のみの運行となっている。
岩手県北バスはバスカード利用可(県北バス以外の他社発行カードは利用不可。さらに県北バス発行カードの他社路線利用も不可)。JRバスはバスカード非対応で支払いは現金・回数券・定期券のみで可。
  • 岩手県北自動車
    • 一戸営業所(一戸町内路線の中には入出庫を兼ねて一戸営業所発着となる便もあり)
      • 出ル町線(出ル町行き。運動公園経由と茂谷山経由の2系統運行)
      • 二戸線(二戸駅東口行き)
      • 楢山・九戸線(九戸行き、来田温泉止まりの便もあり。九戸行きは伊保内支所との共同運行)
      • 女鹿線(女鹿新田経由上小友行き)
      • 姉帯・面岸線(上面岸行き)
      • 奥中山線(奥中山高原駅前・奥中山高原温泉経由いわて子どもの森行き)
    • 八幡平営業所沼宮内支所(旧・沼宮内営業所)

以前は南部バス一戸線)も乗り入れていたが、利用客減少のため2008年(平成20年)3月31日をもって廃止された。

デマンド交通 編集

  • 一戸町デマンド交通「いくべ号」
    • 2009年(平成21年)4月より運行開始、地元のバス・タクシー事業者が分担して町より受託している。
    • 日中時間帯のみの設定で、県北バス路線の一部は同時間帯の運行を行わない。

タクシー 編集

道路 編集

高速自動車国道 編集

  • E4A 八戸自動車道
    • 一戸IC
      • 当町から盛岡市への移動に際しては、八幡平市安代経由で遠回りになるため使われづらい。
      • 一戸ICは(東京方面から見て)高速道路・国道4号双方が直接繋がる最後のインターとなる。

一般国道 編集

  • 国道4号小鳥谷バイパス一戸バイパス二戸バイパス
    • IGR線を跨ぐ中山跨線橋付近が国道4号の最高地点である(標高458m)。
    • 当町内を含む岩手町(盛岡市との境界)から青森県境までの区間は、国土交通省二戸国道維持出張所の管轄。奥中山地区には道路維持管理の拠点となる「防災ステーション」が設置されており、道路パトロールをはじめ冬期間における除排雪・凍結防止剤散布などを24時間体制で行っている。さらに天候が変わりやすく、冬期は路面が凍結しやすい中山跨線橋付近・小繋跨線橋付近・笹目子トンネル付近の3か所には、路面状況を監視する定点カメラが設置されており、その映像は沿道の道の駅や岩手河川国道事務所サイトで閲覧可能となっている。

県道 編集

主要地方道 編集
一般県道 編集

自動車教習所 編集

当町内に自動車教習所は無いものの、岩手県北自動車学校と三八五オートスクール三戸校が当町北部(町中心部・小鳥谷地区)へ、岩手中央自動車学校が当町南部(奥中山・宇別地区)へ各々送迎バスを運行している。

自動車のナンバープレート 編集

ナンバー地名表記は「岩手」となる。

空港 編集

町内からの利用は主に花巻空港三沢空港となる。

名所・旧跡・祭事等 編集

 
いわて子どもの森
 
実相寺のイチョウ

名所・旧跡 編集

観光スポット 編集

 
萬代舘

温泉 編集

建造物 編集

祭事 編集

TVチャンネル・ラジオ周波数 編集

  • 当町内のTVチャンネルとFMラジオ周波数は、IGR線を跨ぐ西田子跨線橋を境に異なっており、北部(町中心部)地区の世帯は折爪岳(二戸局)に、南部(奥中山・宇別地区)の世帯は紫波新山(盛岡親局)に各々TVアンテナを向けている。近年は折爪岳からの電波が届きにくい小鳥谷地区や高善寺・向町地区をカバーするギャップフィラー方式の地デジ中継局が当町内に2局開局した(一戸野田デジタルテレビ中継局一戸姉帯テレビ中継局。物理チャンネルは折爪岳と同じ)。アナログTV時代は折爪岳からの電波が届きにくい町内の一部地区(向町・本町・小繋地区など)が共同受信組合を設立して共同アンテナにより視聴していた。
  • FMラジオは奥中山・宇別地区は紫波新山のNHK-FMFM岩手の電波を、北部地区はNHK-FM・FM岩手、及び2016年12月23日に二戸FM中継局を開局させたIBCラジオと共に、二戸中継局の電波を受信する。町中心部及び二戸市境付近の鳥越地区では他に二戸市のコミュニティFM局カシオペアFMが受信可能である。
  • AMラジオは盛岡親局(IBC岩手放送矢巾ラジオ送信所及びNHK矢巾ラジオ放送所)を受信するが、当町内は山間部が多いため場所により聞こえにくくなる(加えて夜間は遠方他地域局との混信がひどくなるため、特にアナログ選局式ラジオでは夜間に地元在盛AM局の音声を見つけ出すのが困難である)。こうした難聴取を解消するためにIBCラジオについては2006年1月23日より二戸市のコミュニティFM局「カシオペアFM」がIBC自社制作番組の一部を再送信し、さらに2016年12月23日には先述のIBC二戸FM中継局が開局した。なお、NHKラジオ第1・第2については2016年12月末現在、盛岡親局の出力増力や二戸地区への新中継局設置予定は無い。
    • 当町内を通っている幹線道路トンネルのうち国道4号は笹目子トンネル内で、八戸自動車道は一戸トンネルと折爪トンネル内で在盛AM盛岡親局(IBC:684kHz、NHK盛岡第1:531kHz、NHK盛岡第2:1386kHz)が各々再送信されている。
  • 当町北部では隣県のRABラジオ八戸局1485kHz経由で受信可能(2014年10月1日より「radikoプレミアム」にも参加)。

出身有名人 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 一戸村のうち大越田・大道沢・小井田・田中の4部落は浪打村へ編入。

出典 編集

  1. ^ 奥中山 過去の気象データ検索”. 気象庁. 2024年3月29日閲覧。
  2. ^ a b 鳥海小と小鳥谷小、2024年度末に閉校 一戸、一戸南に統合」『岩手日報』、2024年2月1日。2024年2月1日閲覧。オリジナルの2024年2月1日時点におけるアーカイブ。

関連項目 編集

外部リンク 編集