上尾駅

日本の埼玉県上尾市にある東日本旅客鉄道の駅

上尾駅(あげおえき)は、埼玉県上尾市柏座一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)高崎線である。

上尾駅
New Ageo Station 1.JPG
西口(2012年7月)
あげお
Ageo
宮原 (4.2 km)
(1.7 km) 北上尾
所在地 埼玉県上尾市柏座一丁目1-18
北緯35度58分24.72秒 東経139度35分18.42秒 / 北緯35.9735333度 東経139.5884500度 / 35.9735333; 139.5884500 (上尾駅)
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 高崎線
キロ程 8.2km(大宮起点)
東京から尾久経由で38.7 km
電報略号 アケ
駅構造 地上駅橋上駅[1]
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
32,025人/日(降車客含まず)
-2020年-
開業年月日 1883年明治16年)7月28日[2]
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口
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東口(2012年7月)

歴史編集

上尾は中山道の宿場町であったが、沿道の他の宿場と比べると小さかった。1883年(明治16年)に、日本で3番目の鉄道である日本鉄道(現・高崎線)の開業とともに上尾駅が開業した。県内では浦和駅鴻巣駅熊谷駅と並んで古い駅となっている。中山道が駅の東を通っていたため、出口はこの東に向けて設けられた。

1960年(昭和35年)の利用者数は一日平均13,996人であった。この頃から駅西側の宅地開発が始まり、利便性を高めるため、駅の北に東西を結ぶ宏栄橋が1971年(昭和46年)9月18日 に架けられた[3]。1967年(昭和42年)に駅自体の橋上化工事が始まり、1968年(昭和43年)2月に東西を結ぶ自由通路が完成し、同年6月10日に新駅舎での営業が開始された。

1973年(昭和48年)には日本国有鉄道(国鉄)の労働組合による遵法闘争に怒った乗客が暴動を起こし、駅舎や電車を破壊するという騒動が起きている(上尾事件)。

国鉄分割民営化により、夕ラッシュ時に停車駅を減らした快速「タウン」(後に通勤快速)の運転が開始されたが、当駅は通過となった。そのため、上尾市は同じく通過駅となった桶川駅を有する桶川市とともに、JRに対して通勤快速の停車を長年要望し続け、2004年(平成16年)10月のダイヤ改正によって、下り2本に限って2駅への停車が実現した。

年表編集

駅構造編集

単式ホーム1面1線(1番線)と島式ホーム1面2線(2・3番線)の計2面3線のホームを持つ地上駅で、橋上駅舎を有している[1]。新駅舎の一部供用開始により、各ホームとコンコースを連絡するエスカレーターが2基ずつ、エレベーターが1基ずつ設置されている。

直営駅管理駅)で、宮原駅北上尾駅を管理下に置く。みどりの窓口指定席券売機自動改札機が設置されている。改札内にはKIOSKそば店トイレがある。

駅舎は東西自由通路と一体化し、東西両駅前広場ペデストリアンデッキと連結しており、バスターミナルや商業施設群と連絡する。

のりば編集

番線 路線 方向 行先 備考
1 高崎線 上り 大宮東京新宿横浜方面
湘南新宿ライン)(上野東京ライン
 
2 下り 熊谷高崎前橋方面 一部の列車
3  

(出典:JR東日本:駅構内図

  • 特急「あかぎ・スワローあかぎ」の一部と湘南新宿ラインの列車は新宿方面に発着する。湘南新宿ラインの列車は新宿駅を経由して大船駅から東海道線へ直通する。上野東京ラインの列車は上野駅を経由して東京駅から東海道線へ直通する。
  • 下り方向で2番線を使用し、特急・快速の接続・通過待ちを行う列車がある。
  • 下りホームには夕方ラッシュ時における降車客対策を目的としてホームから旅客を分離する空中回廊が設置されていたが、駅舎改修工事のため閉鎖・解体された。

発車メロディー編集

1 上尾市歌 サビ
2 上尾市歌 サビ
3 上尾市歌 サビ

発車メロディは「上尾市歌」のサビの部分をアレンジしたものである[11]

利用状況編集

2020年(令和2年)度の1日平均乗車人員32,025人である[利用客数 1]。高崎線の駅では大宮駅に次ぐ2位であり、高崎線の単独駅または高崎支社の管轄駅では最多である。上越新幹線との乗換駅である熊谷駅や高崎駅よりも1万人程度乗車人員が多い。

近年の1日平均乗車人員の推移は下表のとおりである。年度全体の乗車人員を365(閏日が入る年度は366)で除して1日平均乗車人員を求めており、計算で生じた小数点以下の値は切り捨てているため、定期外と定期の和は必ずしも合計と一致しない。

年度別1日平均乗車人員[乗降データ 1][乗降データ 2]
年度 1日平均乗車人員 出典
定期外 定期 合計
1988年(昭和63年) 10,133 31,757 41,890 [上尾 1]
1989年(平成元年) 10,003 30,786 40,789 [上尾 2]
1990年(平成02年) 10,423 32,270 42,693 [上尾 2]
1991年(平成03年) 11,397 33,525 44,922 [上尾 2]
1992年(平成04年) 11,195 33,874 45,069 [上尾 2]
1993年(平成05年) 10,846 33,669 44,515 [上尾 2]
1994年(平成06年) 10,854 33,175 44,029 [上尾 2]
1995年(平成07年) 10,818 32,617 43,435 [上尾 2]
1996年(平成08年) 11,040 32,520 43,560 [上尾 2]
1997年(平成09年) 10,880 31,820 42,700 [上尾 2]
1998年(平成10年) 10,775 31,241 42,016 [上尾 2]
1999年(平成11年) [JR 1]41,421 [埼玉県統計 1]
2000年(平成12年) [JR 2]41,091 [埼玉県統計 2]
2001年(平成13年) [JR 3]40,827 [埼玉県統計 3]
2002年(平成14年) [JR 4]40,783 [埼玉県統計 4]
2003年(平成15年) [JR 5]41,106 [埼玉県統計 5]
2004年(平成16年) [JR 6]40,802 [埼玉県統計 6]
2005年(平成17年) [JR 7]40,820 [埼玉県統計 7]
2006年(平成18年) [JR 8]40,900 [埼玉県統計 8]
2007年(平成19年) [JR 9]41,125 [埼玉県統計 9]
2008年(平成20年) [JR 10]41,140 [埼玉県統計 10]
2009年(平成21年) [JR 11]40,591 [埼玉県統計 11]
2010年(平成22年) [JR 12]40,491 [埼玉県統計 12]
2011年(平成23年) [JR 13]40,395 [埼玉県統計 13]
2012年(平成24年) [JR 14]11,352 [JR 14]29,647 [JR 14]40,999 [埼玉県統計 14]
2013年(平成25年) [JR 15]11,539 [JR 15]30,310 [JR 15]41,850 [埼玉県統計 15]
2014年(平成26年) [JR 16]11,553 [JR 16]29,615 [JR 16]41,168 [埼玉県統計 16]
2015年(平成27年) [JR 17]11,679 [JR 17]30,090 [JR 17]41,770 [埼玉県統計 17]
2016年(平成28年) [JR 18]11,609 [JR 18]30,137 [JR 18]41,747 [埼玉県統計 18]
2017年(平成29年) [JR 19]11,860 [JR 19]30,150 [JR 19]42,010 [埼玉県統計 19]
2018年(平成30年) [JR 20]11,934 [JR 20]30,276 [JR 20]42,210 [埼玉県統計 20]
2019年(令和元年) [JR 21]11,421 [JR 21]30,233 [JR 21]41,655 [埼玉県統計 21]
2020年(令和02年) [JR 22]7,420 [JR 22]24,605 [JR 22]32,025

駅周辺編集

高崎線は南東から北西に走っており、北東側を東口、南西側を西口としている。両側とも駅前広場があり、東西自由通路と連結したペデストリアンデッキが設置されている。

東口編集

西口編集

バス路線編集

東武バスウエスト大宮営業事務所(東口)・東武バスウエスト上尾営業所(西口)・朝日自動車菖蒲営業所丸建つばさ交通けんちゃんバス」の路線が発着し、上尾市内循環バス「ぐるっとくん」(東武バスウエスト・協同観光バス・丸建自動車に運行委託)も発着する。かつては東武バスが一円に路線網を保有していたが、東口では基幹路線を除いて朝日自動車に移管された。

その他、降車専用であるが国際興業バスの深夜中距離バス「ミッドナイトアロー上尾・鴻巣」も当駅東口を経由する。

路線の詳細は各事業者・営業所の記事を参照。

西口編集

1番乗り場(東武バスウエスト)
  • 尾11・尾12:西上尾車庫行
  • 尾13:西上尾第一団地行
2番乗り場(東武バスウエスト)
  • 尾21:西上尾第一団地行
3番乗り場(東武バスウエスト)
  • 尾31:西上尾第二団地行
  • 尾32:リハビリセンター行
5番乗り場(東武バスウエスト)
6番乗り場(東武バスウエスト)
上尾協和ビル前乗り場(ぐるっとくん)
駐輪場前乗り場(ぐるっとくん)
  • 大谷循環
  • 原市瓦葺線

※4番乗り場は欠番

東口編集

1番乗り場
  • 大51:大宮駅東口行
2番乗り場
  • 東武バスウエスト
    • 尾52:吉野町車庫行
  • 東武バス
    • 佐野プレミアム・アウトレット行(注:不定期運行、前日までの予約必要、片道のみの利用不可)
3番乗り場(朝日自動車)
4番乗り場(朝日自動車)
  • AG71:がんセンター前行
  • AG81:上尾駅東口行
  • AG82:平塚住宅前行
5番乗り場
  • けんちゃんバス
    • 5・7:蓮田駅西口行
    • 埼玉アイスアリーナ・県立武道館行(直行シャトル便)(丸建つばさ交通:けんちゃんバス)2021年3月より運休中。
  • ぐるっとくん
6番乗り場
  • 送迎バス用の乗り場であり、路線バスの発着はない。

隣の駅編集

東日本旅客鉄道(JR東日本)
高崎線
大宮駅 (JU 07・JS 24) - 上尾駅 - 桶川駅
普通
宮原駅 - 上尾駅 - 北上尾駅

脚注編集

[脚注の使い方]

記事本文編集

出典編集

  1. ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 12号 大宮駅・野辺山駅・川原湯温泉駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年10月28日、19頁。 
  2. ^ a b c d (上尾歴史散歩)鉄道の開通と上尾駅の開業”. 上尾市役所 (2016年4月28日). 2019年1月16日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2018年9月16日閲覧。
  3. ^ 『広報あげお 収録版(広報あげお No.195)』埼玉県上尾市役所、1973年9月30日、784頁。 
  4. ^ a b c d e 上尾市教育委員会・編 『上尾市史 第五巻 資料編5、近代・現代2』上尾市、1998年3月31日、563-575頁。 
  5. ^ 上尾市教育委員会・編 『上尾市史 第四巻 資料編4、近代・現代1』上尾市、1994年3月15日、724頁。 
  6. ^ a b 上尾市教育委員会・編 『上尾市史 第五巻 資料編5、近代・現代2』上尾市、1998年3月31日、392頁。 (原典は『東京日日新聞』埼玉版 昭和十年二月十三日付、および同昭和十年四月三日付。)
  7. ^ a b c 石野哲(編) 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、446頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  8. ^ 『JR東日本高崎運行部、7駅に旅行センター 営業戦略を強化』昭和62年3月29日日本経済新聞地方経済面北関東
  9. ^ あげお環境白書 平成24年版(平成22・23年度報告) 第2章 環境をめぐる動向 (PDF) p. 13 - 上尾市、2015年3月、2015年12月18日閲覧。
  10. ^ 『写真アルバム 上尾・桶川・北本・鴻巣・伊奈の昭和』いき出版、2017年10月19日、126頁。ISBN 978-4-86672-004-3 
  11. ^ 市歌、上尾駅、北上尾駅の発車メロディ - 上尾市役所
広報資料・プレスリリースなど一次資料編集
  1. ^ Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初) (PDF)” (日本語). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月30日閲覧。

利用状況編集

JR東日本の1日平均利用客数
  1. ^ 各駅の乗車人員 - JR東日本
JR東日本の統計データ
  1. ^ 埼玉県統計年鑑 - 埼玉県
  2. ^ 統計あげお - 上尾市
JR東日本の1999年度以降の乗車人員
埼玉県統計年鑑
統計あげお
  1. ^ 上尾市総務部庶務課 『統計あげお -平成3年度版-』上尾市総務部庶務課、1992年3月、67頁。 
  2. ^ a b c d e f g h i j 上尾市総務部庶務課 『統計あげお -平成11年度版-』上尾市総務部庶務課、2000年3月、81頁。 

関連項目編集

外部リンク編集