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大船駅

日本の神奈川県鎌倉市にある東日本旅客鉄道・湘南モノレールの駅

大船駅(おおふなえき)は、神奈川県鎌倉市大船一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・湘南モノレールである。JRホームの北半分および笠間口は横浜市栄区笠間一丁目に位置する。

大船駅
笠間口(2006年2月)
笠間口(2006年2月)
おおふな
Ōfuna
所在地 神奈川県鎌倉市大船一丁目
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細
湘南モノレール駅詳細
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鎌倉市と横浜市の境界上に位置し、両市の中心市街地とは離れているものの、鉄道を中心とした交通の要衝となっており、東口側を中心に駅前市街地が形成されている。

目次

乗り入れ路線編集

JR東日本の各線(後述)と、湘南モノレールの江の島線が乗り入れている。湘南モノレール江の島線は当駅が起点である。1966年5月からはドリーム交通モノレール大船線が乗り入れていたが、1967年9月に運行休止、2003年9月に正式に廃線となった。

JR東日本の駅には、正式な線路名称上は東海道本線横須賀線根岸線の3路線が乗り入れており、このうち東海道本線を当駅の所属線としている[1]。根岸線は当駅が終点となっており、大半の列車が横浜駅から京浜東北線へ、さらに朝晩の一部は横浜線へ直通する。横須賀線に関しては、線路名称上は当駅が起点であるが、運転系統としては当駅から東海道本線横浜東京方面の専用線路に乗り入れており、藤沢駅方面へ乗り入れる東海道線列車よりも停車駅が多く設定されている。

JR東日本の駅に停車する優等列車は、東京と伊豆を結ぶ東海道線の特急「踊り子」が停車し、横須賀線では成田国際空港へのアクセス列車である「成田エクスプレス」の始発・終着駅となっている。普通列車は、東海道線の通勤快速・快速「アクティー」・普通、横須賀線の普通、湘南新宿ラインの特別快速・快速・普通、根岸線の快速・各駅停車の全列車が停車するほか、通勤ライナーは東海道線の「湘南ライナー」の一部が停車する。2015年3月のダイヤ改正以前は横須賀線の「おはようライナー逗子」「ホームライナー逗子」も停車していた。

歴史編集

  • 1888年明治21年)11月1日官設鉄道の駅として開業。旅客取り扱いのみの旅客駅。
    • 旧東海道沿いに駅を置くべきとの意見が明治新政府内部であり、最後まで大船駅設置については紛糾した。駅の正面は西側(観音側)だった。
  • 1889年(明治22年)6月16日:横須賀線が横須賀駅まで開通。分岐駅となる。
  • 1894年(明治27年)5月25日貨物取り扱いを開始。
  • 1898年(明治31年)5月16日大船軒が営業を開始[2]
  • 1917年大正6年)5月:駅改築[3]
  • 1923年大正12年)9月1日関東大震災により、ランプ小屋を除き施設全て倒壊、または大破損。死傷者多数[4]
    • 9月10日:給水設備がすべて崩壊し蒸気機関車の運転に必要な水が供給不能となったため、駅構内の砂押川橋上に木製水槽とポンプを積載した無蓋貨車を据え付け、川の水を汲み上げる仮給水設備を設置。10月21日の給水槽の復旧まで使用した[5][4]
  • 1925年(大正15年)
    • 8月2日:駅本屋震災復旧工事竣工[3]
    • 10月:駅本屋、各ホーム、A口(東口のこと)を結ぶ跨線橋竣工。長さ91.1m。1958年時点でも使用[3]
    • 11月15日:A口開業[3]
  • 1944年(昭和19年)3月1日:田立構内完成[3]
  • 1947年昭和22年)1月:大井工機部大船分工場(後の大船工場)専用線使用開始。南部構内から分岐[3]
  • 1950年(昭和25年)
    • 1月:東海道線電車運転に備え、ホーム嵩上げ[3]
    • 9月:A口改築竣工[3]
    • 12月25日:大船PX(旧第1海軍燃料廠)専用線使用開始。
      • 朝鮮戦争時には1日の貨車総扱数が100両に達したこともあったが、1958年には1日2両程度に激減しているという[3]
  • 1955年(昭和30年)10月5日:東洋高圧専用線使用開始、実線延長61m、有効長35m。田立構内9番線から分岐。到着したタンク車からガソリンを直接会社に送油管で送っていた。
  • 1958年(昭和33年)3月30日:全(第1-3)ホームを結ぶ乗換跨線橋竣工、4月1日から使用開始。長さ32m[3]
  • 1966年(昭和41年)5月2日ドリーム交通モノレール大船線ドリームランド駅まで開通。
  • 1967年(昭和42年)9月24日:モノレール大船線が休止(2003年に正式廃止)。
  • 1968年(昭和43年)6月16日:大船駅付近で横須賀線電車が車内に仕掛けられた爆弾によって破壊される事件が発生(横須賀線電車爆破事件)。
  • 1970年(昭和45年)3月7日:湘南モノレール江の島線が西鎌倉駅まで開通。
  • 1971年(昭和46年)4月1日:橋上駅舎完成式[2]
  • 1972年(昭和47年)8月24日:国鉄駅での貨物取り扱いを廃止。ただし、住友電工横浜製作所および住友セメントサイロまでの専用線の貨物は湘南貨物駅扱いで1984年まで存続。
  • 1973年(昭和48年)4月9日:根岸線が洋光台駅から延伸開業。
  • 1980年(昭和55年)10月1日:東京 - 大船間の東海道線と横須賀線が分離運転(SM分離)。
  • 1984年(昭和59年)期日不明:住友電工専用線、住友セメント専用線廃止。
  • 1986年(昭和61年)11月1日:国鉄駅での荷物取り扱いを廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、国鉄の駅はJR東日本の駅となる。
  • 2001年平成13年)11月18日ICカードSuica供用開始。
  • 2006年(平成18年)
  • 2007年(平成19年)4月9日:Dila大船第4期オープン。これによりDila大船がグランドオープン。
  • 2011年(平成23年)9月1日:西口歩行者デッキオープン。
  • 2016年(平成28年)12月5日:Dila大船がリニューアルし、アトレ大船として再グランドオープン。
  • 2018年(平成30年)4月1日:湘南モノレール駅にてPASMOの利用が可能となる。
  • 2020年(令和2年)3月31日:びゅうプラザが閉店予定。
  • 今後大船駅東口の大規模な再開発が見込まれており、平成23年現在土地回収の段階に至っている。詳しくは公式ウェブサイトを参照。

駅構造編集

JR東日本編集

JR 大船駅
 
西口(2006年2月)
おおふな
Ōfuna
 OFN 
所在地 神奈川県鎌倉市大船一丁目1-1*
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 フナ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 5面10線
乗車人員
-統計年度-
99,944人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1888年明治21年)11月1日
乗入路線 4 路線
所属路線 東海道線**
湘南新宿ライン高崎線直通)**
駅番号 JT07
JS09
キロ程 46.5km(東京起点)
JT 06 JS 10 戸塚 (5.6km)
(4.6km) 藤沢 JT 08
所属路線 横須賀線**
湘南新宿ライン(宇都宮線直通)**
駅番号 JO09
JS09
キロ程 0.0km(大船起点)
東京から品鶴線経由で49.4km
JO 10 JS 10 戸塚 (5.6km)
(2.3km) 北鎌倉 JO 08 JS 08
所属路線 根岸線
駅番号 JK01
キロ程 22.1km(横浜起点)
大宮から81.2km
八王子から66.5km
JK 02 本郷台 (3.6km)
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口
* 正式な所在地。ホームの北半分および笠間口は横浜市栄区笠間一丁目にまたがる。
** 正式な路線名称
- 北鎌倉方は横須賀線
- その他はいずれも東海道本線
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島式ホーム5面10線を有する地上駅。駅の藤沢寄りと戸塚寄りにそれぞれ橋上駅舎が置かれ、改札内の通路で結ばれている。2つの駅舎の間を流れる砂押川に市境があり、駅舎の所在地は藤沢寄りが鎌倉市、戸塚寄りが横浜市栄区となるが、駅長室が従来からの鎌倉市側の駅舎に存在するために鎌倉市の駅となっており、特定都区市内の「横浜市内」には含まれない。

藤沢寄りの駅舎には南改札があり、東口と西口に通じている。また駅ビル内や駅ビル脇の通路からは湘南モノレールの駅に通じている。直営駅駅長配置)であり、管理駅として洋光台駅 - 本郷台駅を管理している。みどりの窓口びゅうプラザが設置されている。

戸塚寄りの駅舎には北改札があり、笠間口に通じている。この駅舎は栄区側を中心とした住民の運動により建設され、2006年2月2日に供用を開始した。この駅舎にはみどりの窓口は設置されていないが、指定券発売機が設置されている。2007年1月29日からは改札脇に栄区の証明書発行コーナーが開設されていたが、2010年に閉鎖された。

駅構内を覆うように駅ナカ商業施設「アトレ大船」(旧「Dila大船」)があり、書店や飲食店などが軒を連ねる。2006年2月2日の北改札および笠間口新設時に第1期9店舗(ATM除く)が、7月19日に第2期の「FOOD SQUARE」9店舗が、9月9日に第3期4店舗が、そして2007年4月9日に南改札内外に第4期3店舗が、それぞれオープンした。これにより「Dila大船」がグランドオープンし、店舗面積は約1390平方メートル、店舗数は25店舗となった。なお、年間売上については約20億円を想定していた。その後、大幅な店舗入替え・改装が行われ、2016年12月5日に「アトレ大船」として再グランドオープンした。

北改札側には全ホームにエレベーターと上り・下りそれぞれのエスカレーターが設置された。北改札の整備に並行して南改札側も既存の3・4番線ホーム1基の他残りのホームにもエスカレーターが増設され、エスカレーターは全ホームで南北両側の設置となった。さらに、南北のコンコースと接続され一層バリアフリー化が深化した。

JR東日本の駅では唯一の、フルカラーLEDを用いた10本分の列車発車時刻を表示する発車標がコンコースに設置されている。この発車標では東海道線・横須賀線・湘南新宿ラインの横浜方面の列車が発車時刻順に停車駅も併せて表示される。

のりば編集

番線 路線 方向 行先 備考
1・2   東海道線 上り 横浜品川東京上野方面
上野東京ライン
  湘南新宿ライン 北行 横浜・渋谷新宿方面
3・4   東海道線 下り 藤沢平塚小田原熱海方面
5・6   横須賀・総武線(快速) 上り 横浜・東京・千葉  成田空港方面
特急「成田エクスプレス
当駅始発の一部は7番線から発車
  湘南新宿ライン 北行 横浜・渋谷・新宿方面 一部は7番線から発車
7・8   横須賀線 下り 鎌倉逗子横須賀久里浜方面 8番線には、逗子方面から当駅止まりの列車が到着する運用がある
9・10   根岸線 北行 関内桜木町・上野・大宮方面
  横浜線 - 新横浜町田八王子方面

(出典:JR東日本:駅構内図

  • 東海道線の本線は2番線と3番線、横須賀線の本線は5番線と8番線である。
  • 1・2番線は平日朝ラッシュ時の多数の列車が交互に停車する。
  • 1・2番線の湘南新宿ライン(高崎線直通)や新宿・池袋方面への特急は、戸塚駅の手前で横須賀線の線路へ転じる。
  • 湘南新宿ライン(宇都宮線直通)は5・6番線に加え、一部列車は7番線からも発車する。また、ダイヤが乱れた場合には東海道線直通の湘南新宿ライン(快速・特別快速)が当駅で運転を打ち切って新宿・高崎線方面へ折り返す場合があり、その場合は6・7番線を使用する。
  • 一部の「湘南ライナー」が停車する。上り「湘南ライナー」は当駅にホームのない貨物線を走行する列車が多いため、停車するのは2号・14号のみと本数が少ない。また、下り「ホームライナー小田原」と上り「おはようライナー新宿」は全列車貨物線走行のため停車しない。なお、下り湘南ライナーは1号以外がすべて停車し、当駅から先の種別を「快速」扱いとして運行される。
  • 逗子駅発着の甲種輸送列車や臨時列車など、根岸線と横須賀線を直通する列車は10番線を使用する。1998年5月2日から2008年3月9日までは横浜線と逗子駅を直通する列車も設定されていた。
  • 東海道線ホームである1 - 4番線のグリーン車停車位置案内板は『湘南電車』の呼称がほとんど使われなくなった現在でも「グリーン車(湘南電車)はこの付近に止まります」と表示されている。ただし、英文での表現では、"Shōnan Train"ではなく、"Tōkaidō Local Line"となっている。
  • 東海道線と横須賀線の分離運転(SM分離)以前は、現在の1・2番線ホームはなく、東海道線上りは現在の3・4番線、東海道線下りは現在の6・7番線を使用していた。横須賀線・根岸線については現在と同じ。その名残りで、6・7番線と東海道線の藤沢方面が接続されている。現在でも、国府津車両センターなどから回送され、当駅から横須賀線方面へ営業運転する臨時列車などはこの線路を使用している。2004年の一時期、成田エクスプレスが東海道線小田原駅まで臨時延長運転されたが、この線路を使用し、藤沢寄りで東海道線旅客線へ転線していた。

駅構内設備編集

  • 南改札側
    • 東口(上り・下りエスカレーター・エレベーターあり)
    • 西口(上りのみエスカレーター・エレベーターあり)
    • 1 - 4番線ホーム(上りのみエスカレーターあり)
    • 5 - 10番線ホーム(上り・下りエスカレーターあり)
  • 北改札側
    • 笠間口(上り・下りエスカレーター・エレベーターあり)
    • 各ホーム(同上)

貨物線編集

旅客ホーム1番線の西側には東海道貨物線の線路が通っている。貨物線上にホームはないが、構内北側で根岸線へ直通する単線の通路線(高架)が分岐しており、当駅より1kmほど北側で東海道線・横須賀線の線路を跨いで本郷台駅手前で根岸線と合流している。

湘南モノレール編集

湘南モノレール 大船駅
 
湘南モノレール大船駅(2006年2月)
おおふな
Ōfuna
(0.9km) 富士見町 SMR2►
所在地 神奈川県鎌倉市大船一丁目4-7
駅番号 SMR1
所属事業者 湘南モノレール
所属路線 江の島線
キロ程 0.0km(大船起点)
駅構造 高架駅
ホーム 2面1線
乗車人員
-統計年度-
14,020人/日(降車客含まず)
-2017年-
乗降人員
-統計年度-
27,233人/日
-2017年-
開業年月日 1970年昭和45年)3月7日
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頭端式ホーム2面1線の高架駅。1本の線路の両側にホームが設置されており、乗降分離されている。湘南モノレールで最も乗降客数の多い駅であり、利用者が集中する朝通勤時には改札規制が行われることもある。

現在の駅舎は鎌倉市による大船駅東口第1種市街地再開発事業(第1地区)に伴い再構築されたもので、駅前交通広場や駅ビルと一体化された上で1992年9月に竣工している。出口は東側にあり、駅舎内部には自動券売機自動改札機自動精算機の他に当路線唯一の定期券発売窓口並びに販促グッズ発売窓口もある。旅客サービス設備としてコインロッカーが設置されているほか、受け取りロッカーサービスである楽天BOX東京電力エナジーパートナーと共同でモバイルバッテリーシェアリングサービス「充レン」を設置[6]、車椅子対応の温水洗浄便座を装備した多機能トイレもある。江の島線で唯一自動体外式除細動器 (AED) が設置されている他、降車ホームには絵画作品等を展示するギャラリーボードが設置され、駅務室には中間駅の設備監視など行うシステムが整備されている。

JRの東口から駅ビル「ルミネウィング」を経て湘南モノレールの駅まで通路が続いており、駅ビルやJRの駅に設置のエスカレーターを使用して外部からモノレールの駅に到達できる。エレベーターは自治体設置のものが東口交通広場ペデストリアンデッキおよびJR駅東口正面に設置されている。2004年には駅構内に惣菜弁当などを販売する店が開店したが、2006年に閉店した。

のりば編集

東側から以下の通り。

番線 路線 行先
1 江の島線 湘南深沢湘南江の島方面
2 降車ホーム
 
改札口(2018年8月)

ドリーム交通(廃止)編集

ドリーム交通 大船駅
 
1992年当時の廃駅舎
おおふな
Ōfuna
所属事業者 ドリーム開発
所属路線 ドリームランド線
キロ程 0.0km(大船起点)
駅構造 高架駅
ホーム 2面1線
開業年月日 1966年昭和41年)5月2日
廃止年月日 2003年平成15年)9月18日*
*1967年(昭和42年)9月27日より休止
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1966年5月から乗り入れていたドリーム交通モノレール大船線の駅は、日本国有鉄道(国鉄)の駅の北側に存在した。 1967年9月に運行休止となり、駅舎とホームは1990年代に撤去された。撤去直前の時期には駅舎内がアトリエとして利用されていたこともある。2003年9月に正式に廃線となり、2004年に軌道も撤去されている。

 
ドリーム交通モノレールの駅ホーム
(1984年撮影、現存せず)
 
モノレール駅近くに掲げられた横浜ドリームランドの看板
(1992年撮影、現存せず)


専用線(廃止)編集

かつて存在した専用線。元旧日本軍の軍用施設への引き込み線が多い。大船工場専用線のように民生施設に転換されたり、大船PX専用線のように接収した米軍に使用されて存続したが、最後まで残った大船工場専用線が2006年(平成18年)に廃線となったことで全廃となった。

大船工場専用線
横須賀海軍工廠深沢分工場から転換された車両工場。北鎌倉寄りの横須賀線から分岐。本線側からの直通は出来ず、工場へはスイッチバックで入線する必要があった。
住友電工横浜製作所専用線
貨物線から分岐して、柏尾川対岸にある住友電工へ専用橋梁を渡る単線。1984年(昭和59年)まで現役だったが、廃線後は柏尾川を渡る橋梁も撤去された。
住友セメントサイロ専用線
住友セメント大船包装所(大船サービスステーション)に続く専用線。住友電工専用線から分岐する形で途中にあった。住友電工専用線と共に廃線後、軌道は撤去されたが、貨車にセメントを搭載するサイロは2000年代までコンクリートミキサー車用として現役だった(現在は撤去済み)。
海軍軍需部大船倉庫専用線
現在の根岸線から伸びた形で横須賀線を挟み、大船工場専用線の反対側にあった。戦後直ぐに廃止され、倉庫の敷地は1947年(昭和22年)に開校した大船中学校になっている。
大船PX(旧第1海軍燃料廠)専用線
海軍軍需部大船倉庫専用線と接続する形で笠間口側から伸びて、砂押川を渡って旧海軍の第1海軍燃料廠に至る引き込み線であったが、戦後は米軍専用線になった。1967年(昭和42年)に日本へ返還されて廃線。
東洋高圧専用線
詳細不明。貨物線構内から分岐。東洋高圧工業(後の三井化学)へタンク車を用いて石油を積み卸ししていた。貨物取り扱い廃止後に廃線。

駅弁編集

大船軒による 鯵の押寿司が当駅の名物である。コンコースの売店で販売をしている。また、日本の駅弁として最初にサンドイッチ弁当を売り出した。主な駅弁は下記の通り[7]

  • あじさいちらしずし
  • 鯛めし
  • 鰺の押寿し
  • 鯵と小鯛の押寿し
  • つまんで良し、食べて良し 酒肴弁当
  • 神奈川牛肉弁当
  • さがみ弁当
  • 伝承 鰺の押寿し
  • 黒毛和牛三昧

利用状況編集

年度別1日平均乗降人員編集

近年の1日平均乗降人員の推移は下記の通り(JRを除く)。

年度別1日平均乗降人員[乗降データ 1][乗降データ 2]
年度 湘南
モノレール
1日平均
乗降人員
増加率
2002年(平成14年) 26,124
2003年(平成15年) 26,130 0.0%
2004年(平成16年) 26,595 1.8%
2005年(平成17年) 26,885 1.1%
2006年(平成18年) 26,711 −0.6%
2007年(平成19年) 26,797 0.3%
2008年(平成20年) 26,133 −2.5%
2009年(平成21年) 26,126 −0.0%
2010年(平成22年) 25,762 −1.4%
2011年(平成23年) 24,695 −4.1%
2012年(平成24年) 25,539 3.4%
2013年(平成25年) 25,380 −0.6%
2014年(平成26年) 25,909 2.1%
2015年(平成27年) 26,727 3.2%
2016年(平成28年) 27,243 1.9%
2017年(平成29年) 27,233 −0.0%

年度別1日平均乗車人員編集

近年の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。

年度別1日平均乗車人員[乗降データ 1][乗降データ 3]
年度 JR東日本 湘南
モノレール
出典
1995年(平成07年) 90,769 14,782 [乗降データ 4]
1998年(平成10年) 85,874 14,588 [神奈川県統計 1]
1999年(平成11年) [JR 1]84,483 14,363 [神奈川県統計 2]
2000年(平成12年) [JR 2]83,660 14,115 [神奈川県統計 2]
2001年(平成13年) [JR 3]83,772 14,027 [神奈川県統計 3]
2002年(平成14年) [JR 4]83,786 13,690 [神奈川県統計 4]
2003年(平成15年) [JR 5]85,190 13,681 [神奈川県統計 5]
2004年(平成16年) [JR 6]86,335 13,936 [神奈川県統計 6]
2005年(平成17年) [JR 7]87,333 14,131 [神奈川県統計 7]
2006年(平成18年) [JR 8]89,627 14,039 [神奈川県統計 8]
2007年(平成19年) [JR 9]91,876 14,068 [神奈川県統計 9]
2008年(平成20年) [JR 10]92,839 13,740 [神奈川県統計 10]
2009年(平成21年) [JR 11]93,343 13,753 [神奈川県統計 11]
2010年(平成22年) [JR 12]93,679 13,578 [神奈川県統計 12]
2011年(平成23年) [JR 13]93,397 12,828 [神奈川県統計 13]
2012年(平成24年) [JR 14]95,317 13,199 [神奈川県統計 14]
2013年(平成25年) [JR 15]97,118 13,554 [神奈川県統計 15]
2014年(平成26年) [JR 16]96,360 13,418 [神奈川県統計 16]
2015年(平成27年) [JR 17]98,803 13,880 [神奈川県統計 17]
2016年(平成28年) [JR 18]99,139 14,057 [神奈川県統計 18]
2017年(平成29年) [JR 19]98,695 14,185
2018年(平成30年) [JR 20]99,944

駅周辺編集

 
東口(2006年2月)

鎌倉市は、東口・西口それぞれの再開発を計画し、西口の歩行者デッキが完成した。

東口・笠間口側、鎌倉市内編集

東口・笠間口側、横浜市栄区内編集

  • Oh!Plaza(旧・ニチイおよび大船サティ)。駅前再開発のため、2017年4月に閉店した

西口側、鎌倉市内編集

西口側、横浜市栄区内編集

バス路線編集

大船駅(東口交通ターミナル・ルミネ側バスターミナル)編集

江ノ電バス京浜急行バス湘南京急バス南海バス

  • 1番乗り場
    • 上大岡駅行(江ノ電) ※鎌倉駅始発便のみ停車、大船駅始発便は東口バスターミナルから発車。
    • 本郷台駅行(江ノ電)
    • 平島行(江ノ電)
    • ひかりが丘行(江ノ電)
  • 2番乗り場
    • 藤沢駅北口行(四季の杜経由)(江ノ電)
    • 藤沢駅南口行(手広経由)(江ノ電) ※朝夕のみ
    • 江ノ島行(手広・津村経由)(江ノ電)
    • 津村行(手広経由)(江ノ電)
    • 湘南車庫行(江ノ電)
    • 新鎌倉山循環(手広・津村経由)(江ノ電)
  • 3番乗り場
    • 船2 梶原行(深沢経由)(京急)
    • 船3 梶原行(深沢・富士見台経由)(京急)
    • 船7 鎌倉駅行(深沢経由)(京急)
    • 船8 鎌倉駅行(深沢・梶原経由)(京急)
  • 4番乗り場
    • 船4 鎌倉山行(深沢経由)(京急)
    • 船5 諏訪ヶ谷行(深沢・鎌倉山経由)(京急)
    • 船6 江ノ島行(深沢・鎌倉山・諏訪ヶ谷経由)(京急)
    • 船9 鎌倉駅行(深沢・鎌倉山経由)(京急) ※土曜・休日は夜間のみ
  • 5番乗り場
    • 鎌倉湖畔循環(常楽寺経由/大船中央病院前・常楽寺経由/資生堂前経由)(江ノ電)
  • 6番乗り場
    • 鎌倉駅行(常楽寺/勤労会館・北鎌倉経由)(江ノ電) ※勤労会館・北鎌倉経由は土曜・休日のみ
    • 高野台行(勤労会館経由)(江ノ電)
    • 急行 大船高校行 (勤労会館経由)(江ノ電) ※平日朝のみ。途中バス停は全て通過
    • 小袋谷循環(江ノ電) ※早朝のみ
    • 高速夜行 JR堺市駅前行(京都駅・OCAT・なんば高速バスターミナル・南海堺駅前・南海堺東駅前経由)(江ノ電、南海バス)
  • 7番乗り場
    • 船50 山の上ロータリー・桔梗山行(京急)
    • 羽田空港行(京急、江ノ電)

大船駅(東口バスターミナル・Oh!Plaza側バスターミナル)編集

神奈川中央交通・江ノ電バス

駅前再開発の進展にともない再整備され、2019年(平成31年)3月16日から北側交差点を出入口とする周回型(出口側から1番→4番)に改められ、乗り場と系統が変更された[10][11][12][13]。1983年(昭和58年)4月のバスターミナル開設時以来、南側交差点を出口とする一方通行型(出口側から1番→4番)であったが、その乗り場を(旧)で示す。

  • 1番乗り場  (← 旧 4番乗り場)
    • 船05 上大岡駅行(神奈中)
    • 上大岡駅行(江ノ電) ※当停留所始発便は行先と共に系統番号(船05)も表示する。また、鎌倉駅始発便も経由する。
    • 船19 港南台駅行(神奈中) ※休日1本のみ
    • 船20 桜木町駅行(上大岡駅・羽衣町経由)(神奈中)
    • 横浜駅行(上大岡駅・日の出町経由)(江ノ電)
    • 平島行(江ノ電)
  • 2番乗り場  (← 旧 2番乗り場)
    • 船11 上之行(桂台中央・犬山経由)(神奈中)
    • 戸塚駅行(飯島上町経由)(江ノ電)
  • 株式会社共同
  • 3番乗り場  (← 旧 1番乗り場)
    • 船13 栄区役所前循環(神奈中) ※休日1本のみ
    • 船14 湘南ハイツ行(神奈中)
    • 船16 本郷車庫前行(公田団地経由)(神奈中) ※夜間のみ
    • 船17 公田団地行(神奈中)
    • 船24 湘南ハイツ循環(神奈中) ※平日昼間のみ
    • 船91 上郷ネオポリス行(公田団地・本郷車庫前経由)(神奈中)※深夜バスは平日・土曜のみ
  • 4番乗り場  (← 旧 3番乗り場)
    • 船07 栄プール行(本郷車庫前経由)(神奈中) ※1日1本のみ
    • 船08 金沢八景駅行(同上)(神奈中)
    • 船09 みどりが丘行(同上)(神奈中)
    • 船15 本郷車庫前行(神奈中)

大船駅西口編集

神奈川中央交通

  • 1番乗り場
    • 船31 慈眼寺行(渡内・柄沢経由) ※平日夕方往路のみ
    • 船32 藤沢駅北口行(渡内経由)
    • 船101 城廻中村循環
    • 船102 城廻中村行
  • 2番乗り場
    • 船33 藤沢駅北口行(植木谷戸・関谷インター経由)
    • 船34 南岡本行
  • 3番乗り場
    • 船35 清泉女学院行(栄光学園前経由)
  • 4番乗り場
    • 船37 清泉女学院行(田谷経由)
    • 船48 急行 公文国際学園
    • 船65 藤沢駅北口行(田谷・公文国際学園・原宿四ツ角経由) ※平日朝のみ
    • 戸71 戸塚バスセンター行(田谷・金井経由) ※夕方・夜間のみ
    • 戸72 戸塚バスセンター行(田谷・金井・ヒルズ南戸塚経由) ※朝・昼のみ
  • 5番乗り場
    • 船21 立場ターミナル行(田谷・原宿四ツ角経由) ※平日朝のみ
    • 船22 立場ターミナル行(田谷・原宿四ツ角・俣野公園・横浜薬大前経由)
    • 船24 俣野公園横浜薬大前行(田谷・原宿四ツ角経由)
    • 船25 ドリームハイツ行(田谷・原宿四ツ角・俣野公園・横浜薬大前経由)
  • 6番乗り場
    • 船27 住友電工循環 ※平日朝夕のみ、朝は住友電工先回り、夕方は田谷先回り

隣の駅編集

東日本旅客鉄道(JR東日本)
  東海道線
  • 特急「踊り子」停車駅(「スーパービュー踊り子」「マリンエクスプレス踊り子」は通過)、「湘南ライナー」一部停車駅
通勤快速
品川駅 (JT 03) → 大船駅 (JT 07)藤沢駅 (JT 08)
快速「アクティー」・普通
戸塚駅 (JT 06) - 大船駅 (JT 07) - 藤沢駅 (JT 08)
  横須賀線(東京駅 - 当駅間は東海道本線)
普通
戸塚駅 (JO 10) - 大船駅 (JO 09) - 北鎌倉駅 (JO 08)
  湘南新宿ライン
特別快速・快速(いずれも東海道線 - 高崎線直通)
戸塚駅 (JS 10) - 大船駅 (JS 09) - 藤沢駅 (JT 08)
普通(横須賀線 - 宇都宮線直通)
戸塚駅 (JS 10) - 大船駅 (JS 09) - 北鎌倉駅 (JS 08)
  根岸線 
快速・各駅停車
本郷台駅 (JK 02) - 大船駅 (JK 01)
東海道貨物線
横浜羽沢駅 - (東戸塚駅) - 大船駅 - 藤沢駅
湘南モノレール
江の島線
大船駅(SMR1) - 富士見町駅(SMR2)

過去に存在していた鉄道路線編集

ドリーム開発
ドリーム開発ドリームランド線
大船駅 - (小雀信号所) - ドリームランド駅

脚注編集

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記事本文編集

  1. ^ 石野哲 編『停車場変遷大事典』JTB、1998年10月。ISBN 4533029809
  2. ^ a b 大船軒会社情報
  3. ^ a b c d e f g h i j 冊子『大船駅七十年』(大船駅、1958年11月1日、総ページ数38)NCID BB19184555
  4. ^ a b 鉄道省『国有鉄道震災誌』鉄道省、1927年。NCID BN16026406NDLJP:1869382 ※1990年、大正期鉄道史資料第II期第1巻として日本経済評論社が復刻版を刊行ISBN 481880407X。大船駅に関する部分は『大船駅七十年』に引用されている。
  5. ^ 内田宗治『関東大震災と鉄道』新潮社、2012年7月、102頁。ISBN 978-4103325611
  6. ^ 【ニュースリリース】神奈川県初! モバイルバッテリーシェアリングサービス「充レン」導入! 2019.4/24
  7. ^ 『JR時刻表』2017年3月号、交通新聞社、2017年、 137頁。
  8. ^ 交通新聞2008年1月25日付け記事による
  9. ^ 神奈川中央交通大船西口サービスセンター再開について (PDF)
  10. ^ 大船駅乗り場移設および番線変更について(3/16実施)”. 神奈川中央交通. 2019年3月16日閲覧。
  11. ^ 大船駅バス乗り場の移動についてのお知らせ (PDF)”. 2019年3月16日閲覧。
  12. ^ 大船駅東口(笠間口)バスターミナル乗り場の移動について”. 江ノ島電鉄株式会社. 2019年3月16日閲覧。
  13. ^ 大船駅バス乗り場の移動についてのお知らせ (PDF)”. 2019年3月16日閲覧。

利用状況編集

JR・私鉄の1日平均利用客数
  1. ^ 各駅の乗車人員 - JR東日本
JR東日本の1999年度以降の乗車人員
JR・私鉄の統計データ
神奈川県県勢要覧

関連項目編集

外部リンク編集