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国道471号

日本の石川県から岐阜県に至る一般国道

国道471号(こくどう471ごう)は、石川県羽咋市から岐阜県高山市に至る一般国道である。

一般国道
国道471号
国道471号
総延長 182.4 km
実延長 146.4 km
現道 143.5 km
制定年 1993年
起点 石川県羽咋市
中央町南交差点(地図
主な
経由都市
石川県羽咋郡宝達志水町
富山県小矢部市砺波市
富山市
岐阜県飛騨市
終点 岐阜県高山市
平湯I.C口交差点(地図
接続する
主な道路
記法
国道249号標識国道249号
国道415号標識国道415号
国道159号標識国道159号
国道8号標識国道8号
国道359号標識国道359号
国道156号標識国道156号
国道472号標識国道472号
国道360号標識国道360号
国道41号標識国道41号
国道158号標識国道158号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
国道471号 終点
岐阜県高山市 平湯I.C口交差点

概要編集

 
岐阜県飛騨市河合町の
楢峠入口付近
この先、富山市八尾町地区までの区間で通行できない日が多い。

石川県と岐阜県北部を結ぶ一般国道で、石川県羽咋市の中央町南交差点から富山県西部を横断し、富山・岐阜県境付近の楢峠(標高1220メートル)を越えて、高山市飛騨温泉郷平湯の国道158号に達する。

岐阜・富山県境付近の楢峠を含む区間は、全国屈指のいわゆる「酷道」になっていて、豪雪地帯の山越えであるため11月中旬から6月初旬まで冬期閉鎖が実施される[1]。自然災害による被害を受けやすい奥飛騨の山岳地域を通過する富山市南部の八尾町地区から岐阜県飛騨市の河合町地区までの区間は、冬季閉鎖期間後も補修工事のため「通行止」という規制標識が建つ日が圧倒的に多く、1年の大半は通行できない日が続くことから「開かずの国道」といわれることがある[2][注釈 1]

路線データ編集

一般国道の路線を指定する政令[3][注釈 2]に基づく起終点および経過地は次のとおり。

路線状況編集

 
国道472号との重複区間
楢峠付近

富山 - 飛騨間のアクセスルートは国道471号に平行する国道41号がメインであることから、この国道471号を利用して富山・飛騨間を往復するドライバーはほとんどおらず、交通量は極端に少ない[2]

飛騨市の国道360号以北、国道472号と重複する楢峠越えの道は、普通車1台分の道幅しかなく、路面に落石が転がり、アスファルト舗装から雑草が生えている[1]。場所により、アスファルト舗装はされているが、ダートと見分けがつかないようなところもある[1]。豪雪地のため、雪の重みで道路標識が変形していたり、支柱から落ちてしまったものも多く見かける[1]。川沿いのところも、川床と高低差があってもガードレールの設置がない狭隘道路が続く[1]。楢峠の前後してヘアピンカーブがある[1]。 標高1220メートルの楢峠は、富山・岐阜県境より4キロメートルほど南側にある。楢峠付近の線形は、険しいつづら折れが続く山岳道路である[2]

別名編集

  • 越中東街道
  • 円空カツラ街道(飛騨市)
  • 奥飛騨湯ノ花街道(飛騨市、高山市)

重複区間編集

 
国道41号との重複
岐阜県飛騨市古川町戸市
  • 石川県羽咋市(起点) - 石川県羽咋郡宝達志水町宿 (国道249号
  • 石川県羽咋郡宝達志水町南吉田 - 石川県羽咋郡宝達志水町正友(宝達山東間口交差点)(国道159号
  • 富山県砺波市(金屋交差点) - 富山県砺波市庄川町小牧(国道156号
  • 富山県富山市八尾町栃折 - 岐阜県飛騨市古川町野口(国道472号
  • 岐阜県飛騨市河合町角川 - 岐阜県飛騨市宮川町大無雁(国道360号
  • 岐阜県飛騨市古川町野口 - 岐阜県飛騨市神岡町船津(国道41号

バイパス・改良事業など編集

  • 八野バイパス(石川県かほく市八野 - 黒川、延長1.0km)
  • 島バイパス(富山県小矢部市島地内、延長1.5km)
  • 利賀バイパス(富山県南砺市利賀村栃原 - 利賀村地内、延長9.3km)
  • 菅沼栃折道路(富山県南砺市利賀村百瀬 - 富山市八尾町栃折、延長5.6km)
  • 栃折バイパス(富山県富山市八尾町栃折地内、延長1.5km)

道路施設編集

 
駒止橋(高山市

トンネル編集

  • 新楢尾トンネル(南砺市利賀村 - 同市利賀村百瀬川)
  • 野口トンネル(飛騨市古川町野口)
  • かみおかトンネル(飛騨市神岡町東町)

道の駅編集

地理編集

 
石川県羽咋郡宝達志水町宿
(2019年9月)

通過する自治体編集

交差する道路編集

 
国道8号との交差
富山県小矢部市安楽寺

沿線の施設など編集

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ 「開かずの国道」とよばれる酷道は、国道471号以外にも全国に多数存在している[1]
  2. ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
  3. ^ 2005年2月1日に高山市ほか2町7村が合併して高山市発足。
  4. ^ 2005年3月1日に志雄町と合併し宝達志水町になった。
  5. ^ 2004年11月1日、砺波市と合併する。
  6. ^ 2005年4月1日 - 富山市・婦負郡婦中町・細入村・山田村・上新川郡大沢野町・大山町と新設合併し、富山市となる。
  7. ^ a b c 2004年2月1日に吉城郡古川町、神岡町、宮川村、河合村と合併して飛騨市となった。
  8. ^ a b c d e f 2015年4月1日現在

出典編集

  1. ^ a b c d e f g 鹿取茂雄 2018, pp. 38–39.
  2. ^ a b c 松波成行 2008, p. 70.
  3. ^ 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2019年10月6日閲覧。
  4. ^ a b c d e f 表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況 (PDF)”. 道路統計年報2016. 国土交通省道路局. p. 26. 2017年4月28日閲覧。

参考文献編集

  • 鹿取茂雄「国道471号〈楢峠〉」『酷道大百科』〈ブルーガイド・グラフィック〉、実業之日本社、2018年12月28日、 38 - 39頁、 ISBN 978-4-408-06392-8
  • 松波成行「国道471号」『酷道をゆく』、イカロス出版、2008年3月20日、 70頁、 ISBN 978-4-86320-025-8

関連項目編集

外部リンク編集