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国道360号

日本の富山県から石川県に至る一般国道

国道360号(こくどう360ごう)は、富山県富山市から石川県小松市に至る一般国道である。

一般国道
国道360号標識
国道360号
地図
総延長 118.0 km
実延長 091.3 km
現道 091.3 km
制定年 1975年
起点 富山県富山市
城址公園前交差点(地図
主な
経由都市
岐阜県飛騨市大野郡白川村
石川県白山市
終点 石川県小松市
空港西口交差点(地図
接続する
主な道路
記法
国道41号標識 国道41号
国道359号標識 国道359号
Hokuriku Expwy Route Sign.svg北陸道富山IC
国道156号標識 国道156号
白山白川郷ホワイトロード
国道157号標識 国道157号
国道8号標識 国道8号
国道305号標識 国道305号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
国道360号 終点
石川県小松市 空港西口交差点

概要編集

 
起点からの重複区間
国道41号との分岐
富山県富山市猪谷

起点の富山市から同市市猪谷までは、国道41号との重複区間となり、起点の富山市と終点の小松市を除いて、路線のほとんどは山間部を通る。岐阜県白川村から石川県白山市にかけて両県境をまたいだ分断区間があるが、事実上、有料林道白山白川郷ホワイトロードが代替路になっていて岐阜・石川県境を越えることができる[1]

なお、終点の石川県小松市浮柳町の空港西口交差点は、石川県道20号小松加賀線との接続となり、他の一般国道とは接続していない終点交差点である。

路線データ編集

一般国道の路線を指定する政令[2][注釈 1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。

歴史編集

  • 1975年昭和50年)4月1日:一般国道360号(富山県富山市 - 岐阜県大野郡白川村)として指定。
  • 1993年平成5年)4月1日:終点を石川県小松市まで延長。
  • 2000年(平成12年)8月28日:宮川細入道路と細入バイパスとにまたがる一区間(富山市加賀沢 - 飛騨市宮川町小豆沢)が開通。
  • 2005年(平成17年)4月8日:種蔵・打保バイパスの一区間(飛騨市宮川町種蔵字ヤソゼ - 同大瀬)開通。
  • 2005年(平成17年)4月26日:鮎飛トンネル貫通。
  • 2008年(平成20年)2月29日:宮川細入道路二工区(飛騨市宮川町小豆沢 - 飛騨市宮川町祢宜ヶ沢上)開通。
  • 2008年(平成20年)4月1日:小松市立高校前交差点 - 空港西交差点(終点)の区間を国道360号に指定。従来の小松市立高校前交差点 - 沖町交差点(終点)は、小松市道に降格。

路線状況編集

 
天生峠区間
岐阜県飛騨市河合町天生

富山県から岐阜県飛騨市の区間は、JR高山本線や上通側 岐阜県飛騨市から大野郡白川村を結ぶ別名「越中西街道」ともよばれる天生峠(あもうとうげ)区間は、例年11月からその翌年6月まで冬季閉鎖が実施される[1]。この区間では豪雪地帯で、雪解けとともに道路の破損箇所やガードレールなどの破損箇所の補修工事が行われるため、閉鎖期間がさらに延長されることが多いため、1年のうちで実質2カ月間しか通行できないこともある[1]。天生峠越えの区間はいわゆる「酷道」とよばれているところで、深いヘアピンカーブを繰り返しながら標高差を稼いでおり、飛騨市側の方が道路幅が狭くなる[1]。天生峠の北側の区間は、崖に面した高所を走るためガードレールが設置されている[1]

道路の改築事業として富山県富山市から岐阜県飛騨市にかけて丸山バイパス、種蔵・打保バイパス、宮川細入道路、細入バイパスが建設され種蔵・打保バイパスの一部区間を除き既に供用を開始している[5]。種蔵・打保バイパスの未開通区間は岐阜県の財政状況が厳しいため、完成まで長期間を要する見込みである[6]

バイパス編集

  • 丸山バイパス
  • 種蔵・打保バイパス
  • 宮川細入道路
  • 細入バイパス

通称編集

  • 越中西街道
  • 天生カツラ街道(白川村)

重複区間編集

不通区間編集

  • 岐阜県大野郡白川村から石川県白山市にかけて国道未指定区間があり、形式上は未開通と言える。実際には白山白川郷ホワイトロードが両区間を結んでいるが、この区間は国道ではなく林道である。
  • 岐阜県飛騨市と大野郡白川村の境にある天生峠(あもうとうげ)付近は冬期間は通行止めになる。

道路施設編集

道の駅編集

地理編集

 
石川県白山市尾添
(2019年9月)

富山県から岐阜県にかけて、JR高山本線神通川上流域の宮川に沿っている。沿線には、合掌造り集落で世界遺産(文化遺産)になっている白川郷がある。白川郷では賑わいを感じることができるが、起点・終点の平地部を除いて路線のほとんどは険しい山間部を通る[1]。天生峠の冬季閉鎖区間内において、白川村側で「天生の中滝」を臨むことができる[1]

通過する自治体編集

交差する道路編集

 
国道8号小松バイパスとの交差
石川県小松市八幡

富山県

岐阜県

石川県

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
  2. ^ 2006年3月27日に旧富山市を含む1市4町3村が合併して新制富山市発足。
  3. ^ 2004年2月1日に1町2村が合併して飛驒市発足。
  4. ^ 大野村は大野郡の誤謬の模様
  5. ^ a b 2005年2月1日に1市2町5村が合併して白山市発足。
  6. ^ a b c d e f g 2015年4月1日現在
  7. ^ 重複区間を除く

出典編集

参考文献編集

  • 鹿取茂雄「国道362号〈山岳区間〉」『酷道大百科』〈ブルーガイド・グラフィック〉、実業之日本社、2018年12月28日、 34 - 35頁、 ISBN 978-4-408-06392-8

関連項目編集

外部リンク編集