岩槻駅

日本の埼玉県さいたま市岩槻区にある東武鉄道の駅

岩槻駅(いわつきえき)は、埼玉県さいたま市岩槻区本町一丁目にある東武鉄道野田線(東武アーバンパークライン)のである[1]駅番号TD 06

岩槻駅
Iwatsuki-STA.East.jpg
東口(2020年8月)
いわつき
Iwatsuki
TD 05 七里 (2.9 km)
(2.4 km) 東岩槻 TD 07
所在地 さいたま市岩槻区本町一丁目1-1[1]
駅番号 TD06
所属事業者 東武鉄道
所属路線 野田線(東武アーバンパークライン)
キロ程 8.5 km(大宮起点)
電報略号 ツキ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面3線
乗降人員
-統計年度-
36,935人/日
-2019年-
開業年月日 1929年昭和4年)11月17日[1]
備考 業務委託駅
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西口(2017年6月)
改札口(2017年6月)
電留線を1線減らして拡幅された下り本線と中線のホーム(2017年6月)

歴史編集

駅構造編集

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線、電留線2線を有する地上駅かつ橋上駅である。橋上化以前は、大宮方面となる単式ホーム側のみ改札口があり、島式ホームへは跨線橋で連絡していた。2015年2月にエレベーターが、同年7月に2・3番ホームにエスカレーターが設置された。駅業務は東武ステーションサービスに委託している。

タブレット交換と構内踏切の名残で、かつては上下ホームが約2両分ずれて配置されていたが、橋上化に伴いホームと停止位置が揃えられた。

野田線内では、当駅のほか清水公園駅運河駅が同様の配線形態になっている。3番線の西側に当駅止まりの列車を滞泊するための電留線が2線ある。春日部駅までの複線化により当駅始発終着列車・滞泊運用が大幅に削減された昨今でも電留線を擁する目的として春日部駅電留線の補完があり、電留1・2番線には出発信号機を備え、入換せずに下り本線への回送出庫が可能な点が特徴である。それ以外の電留線との出入庫は引上線で入換となる。引き上げは下り方、野田線50号踏切の先である。単線時代は独立した引上線であったが、複線化後は下り本線上で引き上げている。引き上げ後はすべての番線に入換可能である。

更に、1番線の東側大宮寄りにあった保守用車を停めるための留置線と、3番線の西側にある電留線1線がホーム拡張に伴い撤去(3線→2線化)されたが、保守用車を停めるための留置線はその後、大宮寄りに移設されるかたちで再設置されている。

かつて1番線ホームにはショーウィンドウが設置され、岩槻人形・地酒・銘菓・伝統工芸品・工業製品など地場の物産品を陳列していたが、橋上化に伴い撤去された。

駅舎を橋上化の上で西口を開設する事業が進められ[6][7]、2016年5月24日に西口が開設、31日に新駅舎が完成[2]。同時にエレベーター・エスカレーターの設置など駅構内のバリアフリー化も図られた。あわせて同日よりコンコース内において東武グループ東武商事が包括提携契約するファミリーマート岩槻駅店が営業している。営業時間は 5:00 - 24:30である。スタンド形式の売店はない。

のりば編集

番線 路線 方向 行先
1   東武アーバンパークライン 上本 大宮方面
2 中線 春日部・柏・船橋方面(一部 大宮方面)
3 下本 春日部船橋方面
主本線・中線・電留線・引上線
  • 2番線は中線である。
    • 中線は上下両方向に進路を持つ。下り方には入換信号機もあり、引上線へ入換可能である。当駅始発終着および緩急接続する普通列車が使用する。緩急接続の詳細は下記参照。
    • 上本線の下り方、下本線の上り方には出発信号機(進路)は無い。
    • 上本線の下り方には入換信号機は無く引上線へ入換できない。よってダイヤ種別を問わず、前日の上り最終当駅止まりが夜間滞泊となり、翌日の上り初列車となる運用である。
    • 下本線の下り方にも入換信号機があり引上線へ入換が可能である。
    • 当駅の電留線の特徴として出発信号機がある。春日部駅までの複線化により当駅始発終着列車・滞泊運用が大幅に削減された昨今でも電留線を擁する目的として、春日部駅電留線の補完があり、入換せずに下り本線への回送出庫が可能である。それ以外の電留線との出入庫は引上線で入換となる。
    • 引き上げは下り方、野田線50号踏切の先である。単線時代は独立した引上線であったが、複線化後はかつての引上線だった下り本線上で引き上げている。引き上げ後はすべての番線に入換可能である。
緩急接続
  • 平日上り
  • 土休日上り
    • 緩急接続の設定はない。
  • 平日下り
  • 土休日下り
    • 夕夜間帯(17時前後以降)の区間急行列車と普通列車が当駅で緩急接続する。

利用状況編集

2019年度の1日平均乗降人員36,935人である[8]。他線との連絡のない野田線の駅では最も多い乗降客数である(全体では7位)。最ピーク時は4万人を越えていたが、2004年以降は3万5000人程度で横ばい傾向にある。2011年度までは北総線新京成線成田スカイアクセス線との連絡駅である新鎌ケ谷駅よりも多かったが、2012年度で新鎌ケ谷駅を下回り、順位を1つ落とした。

近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表のとおりである。

年度別1日平均乗降・乗車人員[9][10][11]
年度 1日平均
乗降人員[12]
1日平均
乗車人員
1960年(昭和35年) 11,039 5,676
1965年(昭和40年) 19,208 9,856
1970年(昭和45年) 26,888 13,503
1975年(昭和50年) 31,440 15,717
1980年(昭和55年) 36,041 17,529
1985年(昭和60年) 36,293 18,038
1990年(平成02年) 41,043 20,241
[13] 1994年(平成06年) 42,914 21,244
1995年(平成07年) 42,450 21,166
1996年(平成08年) 42,323 21,177
1997年(平成09年) 41,376 20,704
1998年(平成10年) 40,377 20,216
1999年(平成11年) 39,249 19,645
2000年(平成12年) 38,640 19,262
2001年(平成13年) 37,648 18,704
2002年(平成14年) 36,796 18,272
2003年(平成15年) 36,406 18,075
2004年(平成16年) 35,893 17,810
2005年(平成17年) 36,046 17,869
2006年(平成18年) 36,427 18,084
2007年(平成19年) 36,736
2008年(平成20年) 37,109
2009年(平成21年) 36,348
2010年(平成22年) 34,908
2011年(平成23年) 34,714
2012年(平成24年) 35,386
2013年(平成25年) 36,130
2014年(平成26年) 35,349
2015年(平成27年) 35,848
2016年(平成28年) 35,921
2017年(平成29年) 36,915
2018年(平成30年) 37,052
2019年(令和元年) 36,935

駅周辺編集

 
橋上駅となる前の東口駅前広場

駅周辺は岩槻人形で知られる「人形のまち」として多数の人形店、工房が集積する。

バス・乗合タクシー編集

東口
乗り場 系統 主要経由地 行先 運行事業者 備考
1 越51 水上公園入口 越谷駅西口 朝日自動車
越52 しらこばと水上公園
越54 水上公園入口 荻島小学校 夜間運転
2 大50 タムロン前・導守 大宮駅東口 東武バスウエスト
岩01 宮下・山崎 北浦和駅
さいたま市岩槻区コミュニティバス 丸山記念総合病院 府内一丁目 東武バスウエスト 平日運転[注 1]
南平野団地・東岩槻駅北口 慈恩寺観音
やまぶき団地・東岩槻駅北口 慈恩寺観音
さいたま市岩槻区和土地区
乗合タクシー「レインボー号」
槻寿苑 第三交通 平日運転
3 岩11 笹久保・釣上 東川口駅北口 国際興業 早朝運転
岩11-3S 目白大学浦和美園駅東口 東川口駅北口
岩12 目白大学 平日運転
岩80 浦和東高校
岩80-2 目白大学 浦和東高校 平日運転
西口
1 IW11 国立東埼玉病院 朝日自動車
HS25 東埼玉病院・橋場 蓮田駅東口 2021年3月13日新設[15]
HS26 東埼玉病院・宿下 蓮田駅東口 2021年3月13日新設[15]
2 蓮11 蓮田駅 蓮田よつば病院 国際興業 朝夜間運転
蓮12 蓮田駅
さいたま市岩槻区並木・加倉地区
乗合タクシー「らくらく号」
空色の
ルート
エクレール一番館 さいたま
福祉サービス
(小原交通)
平日運転
橙色の
ルート
丸山記念総合病院
エクレール四番館

今後の予定編集

  • 埼玉高速鉄道線浦和美園駅から当駅まで延伸される計画があり、2017年度以後の着工に向けて「さいたま市地下鉄7号線延伸事業化推進期成会」が発足している。このルートはかつて存在した武州鉄道のルートに近い。この区間には国際興業によりバス路線が運行されている。

ギャラリー編集

旧駅舎・仮設駅舎の様子編集

隣の駅編集

東武鉄道
  東武アーバンパークライン

運河行きは春日部駅まで座席指定であり特急券が必要。乗降口は3両編成の2号車1か所となる。大宮行きは既に座席指定は解除されており特急券不要で乗車可能。

急行区間急行
大宮駅 (TD 01) - 岩槻駅 (TD 06) - 春日部駅 (TD 10)
普通
七里駅 (TD 05) - 岩槻駅 (TD 06) - 東岩槻駅 (TD 07)

脚注編集

[脚注の使い方]

注釈編集

  1. ^ 2020年5月から府内一丁目および竹林公園バス停を休止していたが、2021年4月1日より全線運行再開[14]

出典編集

  1. ^ a b c d “私鉄沿線・いま 東武鉄道岩槻駅”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1992年4月8日) 
  2. ^ a b c “東武鉄道、岩槻駅の橋上化が完成…5月31日使用開始”. Response. (株式会社イード). (2016年5月20日). http://response.jp/article/2016/05/20/275487.html?gp=1_email_20160521 2016年6月6日閲覧。 
  3. ^ 東武鉄道. “2020年3月東武アーバンパークラインで大幅なダイヤ改正を実施!ラッシュ時の柏~船橋間を最大11分短縮します!”. http://www.tobu.co.jp/file/pdf/b17451762c90143872982fcec973cf70/190927_2.pdf?date=20190927165005 2020年3月14日閲覧。 
  4. ^ 東武鉄道. “東武アーバンパークライン、急行運転の開始や最終列車の繰り下げ等大幅なダイヤ改正を2020年3月14日に実施”. http://www.tobu.co.jp/file/pdf/3bdb0d4f3719a977aa3447c6a0d269de/191209.pdf?date=20191210191718 2020年3月14日閲覧。 
  5. ^ 東武鉄道. “2020年6月6日(土)ダイヤ改正を実施!【特急列車・THライナー・SL大樹概要が決定】”. https://www.tobu.co.jp/file/pdf/555685de09870d4935783c8360e9aa1d/200225_2%20.pdf?date=20200225145408 2020年3月14日閲覧。 
  6. ^ 岩槻駅舎改修事業の概要と現在の状況[リンク切れ] - さいたま市役所
  7. ^ 2013年度の鉄道事業設備投資計画 - 東武鉄道
  8. ^ 駅情報(乗降人員) | 企業情報 | 東武鉄道ポータルサイト”. www.tobu.co.jp. 2021年1月1日閲覧。
  9. ^ 埼玉県統計年鑑
  10. ^ さいたま市/さいたま市統計書”. www.city.saitama.jp. 2020年5月25日閲覧。
  11. ^ さいたま市/旧岩槻市統計書”. www.city.saitama.jp. 2020年5月25日閲覧。
  12. ^ 各種報告書 - 関東交通広告協議会
  13. ^ 当駅の1日乗降・乗車人員最高年度
  14. ^ 運行内容変更のお知らせ さいたま市、2021年3月15日。
  15. ^ a b 時刻改正および系統新設・廃止のお知らせ 朝日自動車、2021年3月2日。

関連項目編集

外部リンク編集