熱血猿飛佐助』(ねっけつさるとびさすけ)は、1972年10月9日から1973年4月9日までTBS系列の『ブラザー劇場』内で放送された時代劇である。全27回。

熱血猿飛佐助
ジャンル 時代劇
原作 林芙美子
企画 斉藤頼照、渡部健作
脚本 石堂淑郎ほか
監督 奥中惇夫ほか
出演者 桜木健一篠田三郎ほか
オープニング 「熱血猿飛佐助」(桜木健一、みすず児童合唱団)
製作
プロデューサー 橋本洋二
制作 TBS東映
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1972年10月9日 - 1973年4月9日
放送時間月曜19:30 - 20:00
放送分30分
回数27

特記事項:
ブラザー劇場』最後の時代劇。
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概要 編集

二人の忍者・猿飛佐助霧隠才蔵の対決を軸とした、スポ根時代劇。真田十勇士に入る前の佐助を主人公に展開する。

  • 2022年現在、衛星波チャンネルでの再放送は行われておらず、DVD・ブルーレイの発売もされていない。

出演者 編集

スタッフ 編集

主題歌 編集

オープニング主題歌「熱血猿飛佐助」
作詞:石堂淑郎/作編曲:猪俣公章/歌:桜木健一、みすず児童合唱団
レコードはアモンレコード(ディスコメイトレコードの前身。『アイアンキング』などで知られる)から発売。
挿入歌「いざゆけ猿飛佐助」
作詞:上原正三/作編曲:猪俣公章/歌:桜木健一、みすず児童合唱団

放送日程 編集

データ参考:福島民報福島民報社、1972年10月9日 - 1973年4月9日付のラジオ・テレビ欄より。   

放送日 サブタイトル ゲスト
1 1972年
10月9日
いざ旅立ちの時 吉沢京子(美代)
2 10月16日 愛は風と共に
3 10月23日 いのちの輝き 笹原光子(お八重)、山本一郎(三月小雁)、坂本高章(吾助)、千葉敏郎(鬼八)
4 10月30日 青春は誰のものか 相原ふさ子(志乃)、山口雅生(羽矢平八郎)
5 11月6日 信じてこそ・・・ 小野朝美(みね)、岡浩也(小吉)
6 11月13日 幼ともだち 杉山光広(小太郎)、志乃原良子(小雪)
7 11月20日 長い旅の果てに 京春上(夕鶴)、中村章(松永弾正)
8 11月27日 父よりも強く・・・ 松尾悦子(奈々)、平野康(鉄之助)、玉生司郎(源八郎)
9 12月4日 男が燃えるとき
10 12月11日 黒き瞳の輝き 新藤恵美(お雪)、倉石和旺(兵吉)
11 12月18日 おれは太陽の子 東三千(りく)
12 12月25日 明日に向って!! 松木聖(藤乃)、島田明広(千太)
13 1973年
1月1日
春を迎えるとき
14 1月8日 若者よ大きく生きよう 高峰圭二(木の葉鬼太郎)、石田信之(岩井竜之助)、

伴勇太郎(光輪坊)、浪花五郎(一鬼)、粟屋芳美

15 1月15日 おれの夢は朝日のように 尾崎奈々(きよ)、和久井節緒(雲泥坊)、那須伸太郎(軍太夫)、坂本香
16 1月22日 姉おとうと 中山克己(市松)、長島隆一(利兵衛)
17 1月29日 花嫁は心の中に 久里みのる(喜八)、小柳冴子(久美)、芦田鉄雄(黒田朱門)
18 2月5日 赤いひとすじの糸 星光子(紅葉)、五味竜之介(乱丸)
19 2月12日 大空の呼び声 小野恵子(おリン)、西田良(猪之吉)
20 2月19日 命もえてこそ 西山恵子(お千代)、柿沢邦彦(次郎太)
21 2月26日 風花によみがえる剣豪 草薙幸二郎(佐野又兵衛)、瞳順子(美津)、西山辰夫(矢車屋玄蔵)
22 3月5日 明日に咲く花 テレサ野田(たえ)、宇崎尚韶(星野源九郎)
23 3月12日 霧のはれるとき 唐沢民賢(休一)、那智映美(さき)、道井和仁(利吉)、山下幸一(五平)
24 3月19日 これがおれの城 森下哲夫(源太)、木島みゆき(しま)、那須伸太郎(代官)
25 3月26日 春を渡る馬子唄 森章二(森将監)、小柳圭子(お米)、神山卓三(寅吉)
26 4月2日 幼い瞳がおれを呼ぶ 上田忠好(仁吉)、岡浩也(松吉)、入江慎也(武藤兵馬)、丘夏子(お市)
27 4月9日 大きな世界へ向って! 目黒祐樹真田幸村

放送局 編集

特筆の無い限り全て同時ネット(月曜 19:30 - 20:00)

漫画 編集

小学館の学習雑誌に連載

  • 小学一年生 1972年11月号 - 1973年3月号 今道英治
  • 小学二年生 1972年11月号 城代ひろし
  • 小学三年生 1972年11月号 - 12月号 内山まもる
  • 小学四年生 1972年11月号 - 1973年2月号 宮本ひかる
  • 小学五年生 1972年11月号 - 1973年3月号 江原伸

脚注 編集

  1. ^ 北海道新聞』1973年2月テレビ欄。
  2. ^ 東奥日報』1973年2月テレビ欄。
  3. ^ 岩手日報』1973年2月テレビ欄。
  4. ^ 秋田魁新報』1973年2月テレビ欄。
  5. ^ 山形新聞』1973年2月テレビ欄。
  6. ^ 福島民報』1973年2月テレビ欄。
  7. ^ a b c 北國新聞』1972年12月18日付朝刊、テレビ欄。
  8. ^ 信濃毎日新聞』1973年2月テレビ欄。
  9. ^ a b 山梨日日新聞』1973年2月テレビ欄。
  10. ^ 北國新聞』1972年12月16日付朝刊、テレビ欄。
  11. ^ 北日本新聞』1972年12月18日付朝刊、テレビ欄。
  12. ^ 京都新聞』1973年2月テレビ欄。
  13. ^ 島根新聞』1973年2月テレビ欄。
  14. ^ 島根新聞 1973年2月テレビ欄。当時は1972年に9月22日鳥取・島根の電波相互乗り入れが開始された直後だったが、同一エリアで同じ番組の放送が残る形になった。
  15. ^ a b 山陽新聞』1973年2月テレビ欄。
  16. ^ 中国新聞』1973年2月各日夕刊テレビ欄。
  17. ^ 徳島新聞』1973年2月テレビ欄。
  18. ^ 高知新聞』1973年2月テレビ欄。
  19. ^ a b c 熊本日日新聞』1973年2月テレビ欄。
  20. ^ 愛媛新聞』1973年2月テレビ欄。
  21. ^ a b 宮崎日日新聞』1973年2月テレビ欄。
  22. ^ 沖縄タイムス』1973年2月テレビ欄。

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