愛原実花
日本の女優 (1985-)
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愛原 実花(あいはら みか、1985年[1]12月14日[2][3] - )は、日本の女優。元宝塚歌劇団雪組トップ娘役[2][4]。
あいはら みか 愛原 実花 | |
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生年月日 | 1985年12月14日(38歳) |
出身地 | 日本 東京都北区 |
身長 | 163cm |
職業 | 女優 |
ジャンル | 舞台・ドラマ・映画 |
活動期間 | 2004年 - |
活動内容 |
2004年:宝塚歌劇団入団、雪組配属 2009年:雪組トップ娘役就任 2010年:宝塚歌劇団退団 2011年:芸能活動再開 |
著名な家族 | つかこうへい(父) |
事務所 | ホリプロ・ブッキング・エージェンシー |
公式サイト | 愛原実花 公式プロフィール |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『凍てついた明日』 『情熱のバルセロナ』 舞台 『熱海殺人事件』 『グレート・ギャツビー』 『るろうに剣心』 ドラマ 『今日から俺は!!』 | |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
東京都北区[2][3]、日本女子大学附属高等学校出身[2][3]。身長163cm[2][3]。愛称は「みなこ」、「みか」[5]。
所属事務所はホリプロ・ブッキング・エージェンシー[1]。
来歴
2002年、宝塚音楽学校入学。
2004年、宝塚歌劇団に90期生として入団[6]。雪組公演「スサノオ/タカラヅカ・グローリー!」で初舞台[6][2][3]。その後、雪組に配属[6][2]。
2005年、阪急阪神の初詣ポスターモデルに起用される[6][2][3]。
ダンサーとして早くから注目を集め[6][4]、2008年の「君を愛してる」で新人公演初ヒロイン[6][2][3][4]。入団4年目での抜擢となった[3]。続くバウ・ワークショップ「凍てついた明日」で、大月さゆとダブルキャストでバウホール公演初ヒロイン[6][2][4]。
2009年、白羽ゆり退団公演となる「ZORRO 仮面のメサイア」で、2度目の新人公演ヒロイン[2]。同年6月1日付で雪組トップ娘役に就任[4]。水夏希の2人目の相手役として、「ロシアン・ブルー/RIO DE BRAVO!!」で新トップコンビ大劇場お披露目[2]。
2010年9月12日、「ロジェ/ロック・オン!」東京公演千秋楽をもって、相手役の水夏希と共に宝塚歌劇団を退団[4]。トップ就任してから僅か1年での卒業となった[4]。
退団後はホリプロ・ブッキング・エージェンシー所属となり、芸能活動を再開[1]。
人物
宝塚歌劇団時代の主な舞台
初舞台
- 2004年4 - 7月、雪組『スサノオ』『タカラヅカ・グローリー!』
雪組時代
- 2004年11 - 2005年2月、『青い鳥を捜して』『タカラヅカ・ドリーム・キングダム』
- 2005年4 - 5月、『さすらいの果てに』(バウホール) - クレア
- 2005年6 - 10月、『霧のミラノ』 - 新人公演:エヴェリーナ(本役:晴華みどり)『ワンダーランド』
- 2005年11月、『銀の狼』『ワンダーランド』(全国ツアー)
- 2006年2 - 5月、『ベルサイユのばら-オスカル編-』 - アンドレ(幼少)、新人公演:ルイーズ(天勢いづる)[6]
- 2006年6月、『やらずの雨』(バウホール) - 竹奴/お袖
- 2006年9 - 12月、『堕天使の涙』 - 新人公演:グレフィル伯爵夫人(本役:美穂圭子)『タランテラ!』
- 2007年2月、『星影の人』 - おゆき『Joyful!!II』(中日劇場)
- 2007年5 - 8月、『エリザベート』 - 黒天使(マデレーネ)、新人公演:ヘレネ(本役:涼花リサ)[6]
- 2007年10月、『シルバー・ローズ・クロニクル』(ドラマシティ・日本青年館) - ヴァージニア
- 2008年1 - 3月、『君を愛してる-Je t'aime-』 - クレマンティーヌ、新人公演:マルキーズ(本役:白羽ゆり)『ミロワール』 新人公演初ヒロイン[6][2][3][4]
- 2008年5 - 6月、『凍てついた明日』(バウホール) - ボニー・パーカー/アニス・フラナガン(大月さゆと役替わり) バウWSヒロイン[6][2][4]
- 2008年8 - 11月、『ソロモンの指輪』『マリポーサの花』 - グロリア、新人公演:アリシア(本役:天勢いづる)
- 2009年1月、『忘れ雪』(バウホール・日本青年館) - 金井静香
- 2009年3 - 5月、『風の錦絵』『ZORRO 仮面のメサイア』 - 夜の稲妻、新人公演:ロリータ/レディゾロ(本役:白羽ゆり) 新人公演ヒロイン[2]
雪組トップ娘役時代
- 2009年7 - 10月、『ロシアン・ブルー』 - イリーナ・クズネツォワ、新人公演:マトローナ・ムラビヨフ(本役:千風カレン)『RIO DE BRAVO!!(リオ デ ブラボー)』 大劇場トップお披露目公演[2]
- 2009年11 - 12月、『情熱のバルセロナ』 - ロザリア・ジサント『RIO DE BRAVO!!(リオ デ ブラボー)』(全国ツアー)
- 2010年2 - 4月、『ソルフェリーノの夜明け』 - アンリエット『Carnevale(カルネヴァーレ)睡夢(すいむ)』
- 2010年6 - 9月、『ロジェ』 - レア『ロック・オン!』 退団公演[4]
出演イベント
- 2005年12月、『花の道 夢の道 永遠の道』
- 2008年12月、タカラヅカスペシャル2008『La Festa!』
- 2009年6月、『百年への道』[2]
- 2009年12月、タカラヅカスペシャル2009『WAY TO GLORY』
宝塚歌劇団退団後の主な活動
舞台
- 2011年8月、『好色一代男』(御園座)夕霧太夫/おしの[7]
- 2012年1・2月、『ラ・カージュ・オ・フォール』(日生劇場・梅田芸術劇場・愛知県芸術劇場)アンヌ[7]
- 2012年5月、『土御門大路』(さくらホール・中日劇場)白拍子若菜
- 2013年3・4月、『私のダーリン』(シアタークリエほか巡演)吉岡美咲/ラブリー
- 2013年8月、『巴御前 女武者伝説』(明治座)葵御前/静御前
- 2013年12月、『スクルージ〜クリスマス・キャロル〜』(赤坂ACTシアター・神奈川芸術劇場)過去のクリスマスの精霊/クラチット夫人
- 2014年4・5月、『ザ・オダサク 愛と青春のデカダンス』(神奈川芸術劇場・南座)宮田一枝
- 2015年2・3月、『ラ・カージュ・オ・フォール』(日生劇場・梅田芸術劇場)アンヌ
- 2015年12月・2016年1・2月、『熱海殺人事件』(紀伊國屋ホールほか巡演)片桐ハナ子/山口アイ子
- 2016年4月、『人間風車』(六行会ホール)アキラ/黄金戦士オロ
- 2016年7月、『グレイト・ギャツビー』(サンシャイン劇場ほか巡演)デイジー・ブキャナン
- 2016年8月、『もしもしわたし』(高津市民館大ホール)山下ことは
- 2016年12月、『ナイスガイ in ニューヨーク』(サンケイホールブリーゼ・シアタークリエ)ペギー・エヴァンス
- 2017年4月、『それいゆ』(サンシャイン劇場・北九州芸術劇場中劇場・新神戸オリエンタル劇場)元内弥生
- 2017年6月、『真夜中の弥次さん喜多さん』(全労済ホールスペース・ゼロ)ジェームズ・ボンドほか
- 2017年10月、『ポセイドンの牙』(紀伊國屋ホール)豊玉エリー
- 2018年3・4月、『ラ・カージュ・オ・フォール』(日生劇場・久留米シティプラザ・静岡市清水文化会館・梅田芸術劇場)アンヌ
- 2018年8月、『大きな虹のあとで〜不動四兄弟〜』(シアターサンモール)お茶屋の女主人
- 2018年10・11月、『るろうに剣心』(新橋演舞場・大阪松竹座)高荷恵
- 2019年4月、『幕末太陽傳 外伝』(三越劇場)女郎おそめ
- 2019年8・9月、『ブラック or ホワイト?あなたの上司、訴えます!』(新橋演舞場・御園座ほか巡演)小松
- 2019年12月、『スクルージ〜クリスマス・キャロル〜』(日生劇場)過去のクリスマスの精霊/クラチット夫人
- 2020年10月、『魔法使いの嫁 老いた竜と猫の国』(紀伊國屋ホール・サンケイホールブリーゼ)ミナ
- 2021年1月、『熱海殺人事件 ラストレジェンド 〜旋律のダブルスタンバイ〜』(紀伊國屋ホール)婦人警官/水野朋子(新内眞衣とWキャスト)
ドラマ
- 大河ドラマ平清盛第9回・第16回・第24回 - 第27回・第29回・第40回・第49回(2012年、NHK総合/BSプレミアム) - 統子内親王(上西門院)
- マッサン第7週・第9週・第15週・第17週(計12回)(2014年、NHK総合/BSプレミアム) - 野々村由紀子
- 刑事吉永誠一 涙の事件簿13(2016年、テレビ東京) - 松下若菜
- スミカスミレ 45歳若返った女 第7話(2016年、テレビ朝日) - 合コンの参加者
- ストレンジャー〜バケモノが事件を暴く〜(2016年、テレビ朝日) - 相沢陽子
- 再捜査刑事・片岡悠介 (2016年、テレビ朝日) - 村山里奈
- スーパーサラリーマン左江内氏 第7話(2017年、日本テレビ) - コンビニの客
- 今日から俺は!!(2018年、日本テレビ) - 山口先生
- 金曜ロードSHOW!「映画公開記念!!今日から俺は!!スペシャル」(2020年7月17日)
- 砂の器(2019年、フジテレビ) - 記者
映画
TV出演
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脚注
出典
- ^ a b c 愛原実花 公式プロフィール ホリプロオフィシャルサイト。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 初日に向けて必死なんですぅ/愛原実花 プレシャス!宝塚。
- ^ a b c d e f g h i j k 初のヒロイン「重み噛みしめて」/愛原実花 プレシャス!宝塚。
- ^ a b c d e f g h i j k 思い残すことない/愛原実花 プレシャス!宝塚。
- ^ 『宝塚おとめ 2010年度版』 阪急コミュニケーションズ、2010年、85頁。ISBN 978-4-484-10506-2。
- ^ a b c d e f g h i j k l m 雪組 愛原実花 The name of タカラジェンヌII 産経新聞ENAK。
- ^ a b 愛原実花再出発 公演中の父訃報から1年 日刊スポーツ。
参考文献
- 『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』 阪急コミュニケーションズ、2014年。ISBN 978-4-484-14600-3。