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箱根湯本駅

日本の神奈川県足柄下郡箱根町にある箱根登山鉄道の駅

箱根湯本駅(はこねゆもとえき)は、神奈川県足柄下郡箱根町湯本にある、箱根登山鉄道鉄道線(箱根登山電車)のである。駅番号はOH 51

箱根湯本駅
駅舎(2018年1月2日)
駅舎(2018年1月2日)
はこねゆもと
Hakone-Yumoto
OH 50 入生田 (1.9km)
(1.0km) 塔ノ沢 OH 52
所在地 神奈川県足柄下郡箱根町湯本707
駅番号 OH 51
所属事業者 箱根登山鉄道
所属路線 鉄道線(箱根登山電車)
キロ程 6.1km(小田原起点)
新宿から89.2km
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
4,789人/日(降車客含まず)
-2016年-
乗降人員
-統計年度-
11,263人/日
-2016年-
開業年月日 1919年大正8年)6月1日
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目次

概要編集

日本の観光地、箱根の玄関駅の一つである。

特急ロマンスカーと20メートル車4両編成による通勤電車が、小田急電鉄小田原線から当駅まで各駅停車直通運転している。以前は小田原方面からも箱根登山鉄道の車両が運転されていたが、2006年3月18日から営業列車がすべて当駅から強羅方面のみの運行になった。小田原方面は小田急の車両のみを運転していることから運転系統が当駅で分岐しており、乗り換えを要する。かつては新宿方面から当駅まで直通する急行が運行されていたが、2008年3月15日のダイヤ改正で廃止された[1]

バリアフリーと駅周辺の渋滞緩和などを目的[2]に、2009年頃から改良工事を始めて3月14日に橋上駅舎の供用を開始し[3]2012年4月にペデストリアンデッキなど周辺整備が完了した[4]

箱根登山鉄道の駅名標やパンフレットに各駅の標高が示されており、当駅はかつて108メートルと表記されていたが、2013年の再調査で96メートルに訂正されている[5]

箱根登山鉄道のナンバリング表示色は赤茶色だが、東京メトロ千代田線のLCD発車標における箱根湯本行きの表示では、小田急線同様の青色が使用されている。

歴史編集

 
明治期の湯本温泉
  • 1888年明治11年)10月1日 - 軌道線(後の小田原市内線)が湯本へ乗り入れ。
  • 1919年大正8年)6月1日 - 鉄道線湯本 - 強羅間開業に伴い箱根湯本駅が開業。軌道線の停留所名も箱根湯本に変更。
  • 1935年昭和10年)10月1日 - 鉄道線小田原駅乗り入れに伴い、用地転用のため軌道線停留所を廃止。
  • 1950年(昭和25年)8月1日 - 小田急車両の乗り入れ開始。
  • 1982年(昭和57年)7月12日 - 小田急の大型(20メートル車)6両編成乗り入れ開始。
  • 2005年平成17年)10月1日 - 特急ロマンスカー座席券の販売が開始され、当駅 - 小田原間のみの乗車が可能になる。
  • 2006年(平成18年)3月18日 - 当駅 - 小田原間の営業運転が小田急の車両のみとなる。
  • 2008年(平成20年)3月15日 - 当駅 - 小田原間での小田急からの直通列車は特急と4両編成の各駅停車のみとなる。
  • 2009年(平成21年)3月14日 - 新駅舎使用開始[6]

駅構造編集

構内図。青線は狭軌、赤線は標準軌を示す。
駅のすぐ西側にあるガードは、80パーミルの上り勾配上に架かるため、左右の高さが異なる(2014年)

島式ホーム・相対式ホームを組み合わせた2面4線の地上駅である。改札口は橋上駅舎部に位置し、トイレはホームと同一階の南西側の改札内にある。

終日社員配置駅で、小田急ロマンスカー特急券うりば、出札窓口、自動券売機、自動改札機、小田急トラベル箱根湯本営業所[7]がある。ホームは売店、ロマンスカー当日分券売機があり、小田原までの座席券は発車前にホーム係員が発売する。一部時間帯の小田原方面行普通列車を除き、駅員が出発指示合図を出してから列車が発車する。

箱根登山鉄道鉄道線は当駅を境に、強羅方面は750ボルトで小田原方面は1500ボルトと架線電圧が異なるため、当駅構内の入生田駅寄りで三線軌が狭軌と標準軌に分岐した辺りにデッドセクションを設けている。ここを箱根登山鉄道の車両が通過すると一瞬車内が停電する現象が起こるが、2011年時点ではデッドセクション区間を通過する営業運転列車は設定されていない。

箱根登山車両の散水タンク(車端部床下にあり、急曲線で線路に散水する)への給水設備が3・4番ホーム間に設けられている。

強羅方面へは、当駅を出発するとすぐに80パーミルの上り勾配となる。このため、駅前広場の西側にあるガードは、さほど広い道ではないにもかかわらず、左右で高さが異なっている。

2015年3月14日のダイヤ改正に合わせ当駅の自動案内放送が更新され、その際これまでの〇番線の表現が小田急と同じ〇番ホームに変更された。

のりば編集

ホーム 路線 方向 行先 備考
1   小田急ロマンスカー 上り 小田原新宿方面 一部千代田線方面
2   箱根登山電車 上り 小田原・新宿方面 新宿方面へは小田原・新松田で乗り換え
3 下り 強羅早雲山方面 早雲山方面は強羅でケーブルカー乗換
4 - 臨時ホーム 通常は降車専用

4番ホームは到着後に入生田車両基地へ回送される列車が使用するほか、混雑時間帯は4番ホームで乗客が下車したのちに強羅方へ引き上げ、3番ホームへ入換して客扱いを行う。

2番ホームは小田急車4両編成の夜間留置がある。

駅構内の構造の変遷編集

小田急車両乗り入れ当初は、発着番線の数字が現在の配置と逆順序で、1980年当時の旧3番線と4番線のホームが箱根登山車両のホームで、5番線は箱根登山車両の留置線であった。1番線(1980年当時の5番線)=留置線、2番線(1980年当時の4番線)=小田原方面、3番線(1980年当時の3番線)=強羅方面、4番線(1980年当時の2番線)=小田急通勤車両、5番線(1980年当時の1番線)=小田急ロマンスカー車両が発着していた。

1992年までは箱根登山鉄道車両による小田原方面用ホーム(線路は標準軌)があったが、1993年の3両編成化の際に廃止となり、2・4番線ホームの延伸・拡幅に利用されている。以後、頭端式ホーム1面2線、相対式ホーム2面2線の計3面4線となり、3番線はしばらく欠番になった。5番線は強羅方面からの小田原方面行ホームであったが、前記したように2006年3月18日以降のダイヤでは小田原方面に向かう列車は当駅始発の小田急車両のみとなったことから、強羅方面から当駅止まりの一部列車が使用していた。

2番線はかつて小田急通勤車6両編成分の有効長であったが、2008年3月16日から2両分小田原方に車止めを移動した際に有効長は4両編成分となった。それに伴い基本的に小田原 - 箱根湯本間を6~7両編成、もしくはそれに準ずる編成長で運転される特急ロマンスカーは2番線への入線が不可能となったので、使用中止となった。その後、同年中にホームを拡幅した際に4番線の延長線上に車止めも移設された。さらに4・5番線はそれぞれ3・4番線に改番された。2011年1月時点では、2番線と3番線は車止めを挟んで向かい合うようになっており、3番線の強羅方には留置線が設けられている。

時期 第1ホーム(旧・第3ホーム) 第2ホーム(旧・第2ホーム) 第3ホーム(旧・第1ホーム)
1950年 - 5・4番線
鉄道線・小田急線 小田原・新宿方面(始発)
3番線
鉄道線 強羅方面

2番線
鉄道線 小田原方面

1番線
鉄道線 留置線
1980年 - 1・2番線
鉄道線・小田急線 小田原・新宿方面(始発)
3番線
鉄道線 小田原方面(始発)

4番線
鉄道線 強羅方面

5番線
鉄道線 小田原方面
2002年 - 4番線
鉄道線 強羅方面
5番線
鉄道線 小田原方面
2006年 - 5番線
鉄道線 降車専用ホーム
2009年 - 3番線
鉄道線 強羅方面
4番線
鉄道線 臨時ホーム

発車メロディ編集

4番線以外の全ホームで唱歌箱根八里』の発車メロディを使用するが、4番線も臨時列車の発車時に用いる場合がある。

駅舎のテナント編集

  • 箱根の市 - 駅弁・名産品・土産物販売
  • 箱根カフェ
  • 箱根カフェスイーツショップ
  • カフェ・サンモリッツ湯本店
  • 小田急トラベル - 小田原駅で提供していた外貨両替を、2015年2月から当駅でも開始した。
  • えゔぁ屋 - 新世紀エヴァンゲリオンのオフィシャルショップ

利用状況編集

2016年度の1日平均乗車人員4,789人で、近年の推移を下記する。

年度別1日平均乗降・乗車人員
年度 1日平均
乗降人員[8]
1日平均
乗車人員[9]
出典
1995年(平成07年) 6,246 [* 1]
1998年(平成10年) 5,899 [* 2]
1999年(平成11年) 11,541 5,742 [* 3]
2000年(平成12年) 11,306 5,706 [* 3]
2001年(平成13年) 11,426 5,726 [* 4]
2002年(平成14年) 11,362 5,039 [* 5]
2003年(平成15年) 11,561 4,815 [* 6]
2004年(平成16年) 11,272 4,613 [* 7]
2005年(平成17年) 11,547 4,710 [* 8]
2006年(平成18年) 11,713 4,805 [* 9]
2007年(平成19年) 11,824 4,846 [* 10]
2008年(平成20年) 11,338 4,652 [* 11]
2009年(平成21年) 11,951 4,533 [* 12]
2010年(平成22年) 11,679 4,417 [* 13]
2011年(平成23年) 10,129 4,317 [* 14]
2012年(平成24年) 10,940 4,637 [* 15]
2013年(平成25年) 11,286 4,771 [* 16]
2014年(平成26年) 11,419 4,859 [* 17]
2015年(平成27年) 10,169 4,357 [* 18]
2016年(平成28年) 11,263 4,789 [* 19]

駅周辺編集

駅前は土産物店・飲食店・旅館が多く存在する。国道1号に沿う駅施設であり、箱根駅伝の走者通過時間を確認する地点である。

バス路線編集

国道1号上に停留所があり、箱根登山バス伊豆箱根バスなどが発着する。

1番乗り場

2番乗り場

3番乗り場

4番乗り場

5番乗り場

隣の駅編集

箱根登山鉄道
  鉄道線(箱根登山電車)
特急ロマンスカー「はこね」「スーパーはこね」「メトロはこね」発着駅、「ホームウェイ」終着駅(いずれも入生田方のみ運転)
各駅停車(全列車当駅で乗り換え)
入生田駅 (OH 50) - 箱根湯本駅 (OH 51) - 塔ノ沢駅 (OH 52)

脚注編集

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  1. ^ 1980年代まで小田急の急行は小田原・箱根湯本方面行きの列車と藤沢片瀬江ノ島方面行きの列車を併結し相模大野駅で分割併合を行っていた。1993年に江ノ島線全急行が6連化されたことで独立運転となったがその後も途中駅での分割併合は残り、箱根湯本行き急行の場合は海老名駅(後に新松田駅)で10連の後4両を切り離して前6両が箱根湯本に直通する形態が続いていた。
  2. ^ 箱根湯本ターミナル整備事業 (PDF) (神奈川県小田原土木事務所)
  3. ^ 箱根湯本駅周辺整備について (PDF) (小田急電鉄・2007年7月24日付け報道発表資料)
  4. ^ 箱根登山鉄道の歴史
  5. ^ 各駅における標高表示の修正について (PDF)”. 箱根登山鉄道. 2013年11月30日閲覧。
  6. ^ 箱根湯本駅新駅舎が3月14日(土)から使用開始 (PDF) (箱根登山鉄道・2009年2月12日付け報道発表資料)
  7. ^ 主に当日の宿泊案内
  8. ^ 統計はこね - 箱根町
  9. ^ 神奈川県県勢要覧
  10. ^ a b c 伊豆箱根バス時刻表
  11. ^ 西武高速バスネットワーク(西武バス)
  12. ^ a b c d e f g h 箱根湯本駅のりば案内(箱根登山バス)
  13. ^ 箱根湯本エアライナー(小田急箱根高速バス)

出典編集

関連項目編集

外部リンク編集