駒田健吾

日本のアナウンサー

駒田 健吾(こまだ けんご、1974年3月31日 - )はTBSテレビのアナウンサーで、同局の総合編成本部アナウンスセンター部長。

こまだ けんご
駒田 健吾
プロフィール
出身地 日本の旗 日本 兵庫県神戸市
生年月日 (1974-03-31) 1974年3月31日(49歳)
最終学歴 早稲田大学教育学部
勤務局 TBSテレビ
部署 総合編成本部 アナウンスセンター[1]
活動期間 1998年 -
ジャンル 情報
配偶者 既婚
出演番組・活動
出演中 なし(アナウンスセンターの管理業務に専念)
出演経歴エクスプレス
おはよう!グッデイ
ピンポン!
中居正広の金曜日のスマたちへ
NEWS23
まるっと!サタデー
週末ノオト
ふるさとの未来
中居正広の金曜日のスマイルたちへ
炎の体育会TV
ジェーン・スー 生活は踊る
ひるおび!

略歴 編集

兵庫県神戸市の出身で、血液型はB型。兵庫県立星陵高等学校から早稲田大学教育学部英語英文学科へ進学した。高校から大学への進学に2年を要したが、入学後は学内のアナウンス研究会に所属していた。

大学卒業後の1998年4月1日付で、TBS(当時)にアナウンサー33期生として入社(同期は外山惠理新タ悦男[2][3][4]

入社当初はスポーツ中継(野球サッカー格闘技など)[5][6]やバラエティ番組を中心に担当していたが、その後は報道・情報系の番組へ出演する機会が多く、TBSラジオが制作する番組でもパーソナリティやパートナーを随時務めている。

2021年7月から、所属部署であるアナウンスセンターの管理職(デスク業務)を兼務。2022年7月の人事異動で、同センターの部長に昇進した。昇進の当初はテレビ・ラジオ番組への出演も続けていたが、10月以降は、アナウンサーの管理や採用に関する職務を優先。2024年3月11日の『生島ヒロシのおはよう定食』『生島ヒロシのおはよう一直線』(いずれもTBSラジオの生放送番組)から、番組への出演を本格的に再開している[注釈 1]出演の経緯については後述)。

人物 編集

  • ラジオの深夜番組のパーソナリティに憧れて(アナウンサー名鑑より)TBSに入社した。TBSラジオBS-iのスポーツ情報番組や『筋肉番付』の実況を担当してきたが、2004年以降は不定期にK-1など格闘技番組中継の実況リポーターを務めている程度であるが、2015年の第31回大会より、スポーツエンターテイメント番組であるSASUKEの3代目メイン実況に就任している。
  • 入社当初の先輩アナウンサーだった志賀大士(現在はテレビ制作局のプロデューサー)が一身上の事情でアナウンス部から異動した1999年秋に、志賀のレギュラー番組2本を引き継いだことがきっかけでテレビ番組への露出が増え始めた。そのうちのひとつは『ワンダフル』で、出演期間は半年間だったが、先輩の安住紳一郎の存在もあってバラエティ番組へ興味を示すようになる。もうひとつはラジオの深夜番組『デジタル怪傑頭巾 デジ虫』で、進藤晶子2001年に退社)が出演していた。入社前からの夢をかなえた格好になったが、実際は平日の昼間に収録を行っていた。
  • 2000年春に『ベストタイム』に出演するようになり、以後ニュース・情報番組への起用も増えてゆく[注釈 2]。その後、2008年10月で一旦報道を離れるが、2011年3月11日発生の東日本大震災ではJNN取材班としてヘリコプターからの中継リポートを担当した。
  • 2014年秋からは月曜・火曜昼前の『JNN NEWS』、2016年春から2019年5月までは『NEWS23』のキャスターを担当。2016年4月14日の熊本地震の報道特別番組では、地震発生の第一報を伝えた。
  • 2007年、ラジオ番組『Kakiiin』で、夢であったラジオパーソナリティを務める(2015年3月まで)。
  • テレビ・ラジオでそれぞれ別の番組に同時に出演するという事態が今までに2度発生している。
    • 一度目は、2008年10月から2009年2月まで、水曜20時台にテレビで『悪魔の契約にサイン』(収録)、ラジオで『Kakiiin』(生放送)を行っていた。なお、『悪魔の契約にサイン』はわずか9回をもって打ち切りのために重複状態は一旦解消した。
    • 二度目は、2011年4月から2011年9月までの間、月曜19時台にテレビで『ザ・今夜はヒストリー』とラジオで『Kakiiin』が重複した。2011年10月の改編で『ザ・今夜はヒストリー』が水曜日に移動することにより、重複状態は解消された。
  • 大学時代からの先輩である土井敏之からは、バックドロップ等のプロレス技をかけられることがあるという(アナウンサー名鑑より)。
  • エクスプレス』でスポーツキャスターを務めていた高橋志保と2004年3月に結婚したが、2006年12月に離婚。2008年4月1日の『ぴったんこカン・カン スペシャル』では、泉ピン子扮する「泉川ピンク」の指南を受けて「嫁探し」を試みるロケ企画が放送された。実際には、2013年にTBSテレビの報道局員と再婚[7]
  • 2021年7月にTBSテレビアナウンスセンターの管理職へ初めて昇進してからは、アナウンサーとしての活動を続けながら、「駒田班」の班長としておよそ20名のアナウンサー(赤荻歩佐藤文康杉山真也熊崎風斗日比麻音子良原安美齋藤慎太郎など)の管理業務へ従事。このような事情から、同局のアナウンサーに新型コロナウイルスへの感染が相次いだ2022年1月・2月には、テレビ・ラジオを問わず当該アナウンサーの担当番組にも連日登場していた。7月に、アナウンスセンター全体を管理する部長職へ昇進。

過去の担当番組 編集

テレビ 編集

ラジオ 編集

出演映画 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ テレビでは、アジア競技大会中継期間中の2023年9月に、『news23』(『JNN NEWS』に準じた仕様での短縮版)のキャスターを1日だけ臨時に担当している。
  2. ^ 元同僚川田亜子の訃報を最初に伝えたのが駒田だった。
  3. ^ 主に安住紳一郎不在時の進行担当。
  4. ^ 降板理由であった『NEWS23』を卒業したため、再び復帰した。
  5. ^ JRN各局向けは4月2日から開始。

出典 編集

  1. ^ “TBSテレビ 企業情報 組織図”. TBSテレビ. (2021年11月1日). https://www.tbsholdings.co.jp/tbstv/corporate/organization.html 2022年5月20日閲覧。 
  2. ^ 東京放送 編「III 放送関係 7.アナウンサーの活動記録」『TBS50年史 資料編』東京放送、2002年1月、240頁。"1998.4<33期生> 3人入社(男2・女1) 駒田健吾 外山恵理 新タ悦男"。 
  3. ^ 東京放送 編「TBSアナウンサーの動き」『TBS50年史 付属資料・ハイブリッド検索編』(DVD-ROM & PDF)東京放送、2002年1月、33-34頁。"98.4<33期生>3人入社 駒田健吾 外山恵理 新タ悦男"。 
  4. ^ (「生活は踊る」代打、同期の駒田アナを最短距離で見る外山アナ)”. TBSラジオ (2017年7月27日). 2017年7月30日閲覧。
  5. ^ a b c d e f 東京放送 編「III 放送関係 7.アナウンサーの活動記録」『TBS50年史 資料編』東京放送、2002年1月、240頁。"駒田健吾 『スポーツ中継(野球、サッカー)』 R「デジ虫」「スポーツボンバー」 TV「ベストタイム」「ブランチショッピング」「BS-iスポーツニュース」"。 
  6. ^ a b c d e f 東京放送 編「TBSアナウンサーの動き」『TBS50年史 付属資料・ハイブリッド検索編』(DVD-ROM & PDF)東京放送、2002年1月、33頁。"駒田健吾 スポーツ中継(野球、サッカー) R「デジ虫」「スポーツボンバー」 TV「ベストタイム」「ブランチショッピング」「BS-iスポーツニュース」"。 
  7. ^ SANSPO.COM (2013年9月10日). “TBS駒田健吾アナ、再婚! お相手は同局社員”. 2014年2月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年10月1日閲覧。

参考文献 編集

  • 東京放送 編『TBS50年史』東京放送、2002年1月。 

外部リンク 編集