ENEOSサンフラワーズ

日本の女子バスケットボールチーム
JXサンフラワーズから転送)

ENEOSサンフラワーズ(エネオスサンフラワーズ、: ENEOS Sunflowers)は、日本の女子バスケットボールチーム。本拠地は千葉県柏市[1]ENEOSが運営する実業団チームで、Wリーグに所属している。

ENEOSサンフラワーズ
ENEOS Sunflowers
所属リーグ 日本の旗 Wリーグ
創設年 1969年
チーム史
本拠地 千葉県柏市
チームカラー   グリーン
  イエロー
企業 ENEOS
代表者 岩瀬淳一
ヘッドコーチ ティム・ルイス
優勝歴 獲得タイトルを参照
公式サイト https://www.eneos.jp/sunflowers/
ホームのジャージ
チームカラー
ホーム
アウェイのジャージ
チームカラー
アウェイ
サードのジャージ
チームカラー
サード
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全国タイトル獲得数はWリーグチーム最多の計53回(日本リーグ・Wリーグ23回、皇后杯27回、全日本実業団バスケットボール競技大会2回、全日本実業団・学生選抜優勝大会1回 )。

概要 編集

チーム所在地は千葉県柏市。ホームゲームは柏市中央体育館の他、船橋アリーナでも開催される。母体企業はENEOSホールディングス、運営はENEOS。愛称「サンフラワーズ」は、前身の共同石油(以下共石)女子バスケットボール部時代からチームのシンボルとしているヒマワリ(柏市(旧沼南町)の花でもある)に因んでおり、歴代のユニフォームにはヒマワリの花がデザインされている。

JXグループの前身企業のひとつ日本鉱業(以下日鉱)には強豪としての伝統を持つ男子バスケット部が存在していたため、子会社の共石に女子バスケット部が設立された経緯がある[2]。1992年に日鉱と共石の合併で日鉱共石(翌年、ジャパンエナジー(以下Jエナジー)に変更)が発足した後、会社は男子と比較してより好成績を収めていた女子部一本に絞った。その期待に違わぬ好成績が続いている。なお、歴代ヘッドコーチの内海知秀佐藤清美、現ヘッドコーチの佐久本智はいずれも日鉱・Jエナジーの元選手である。

チーム名は、前述の会社統合等により『日鉱共石サンフラワーズ』、『ジャパンエナジーサンフラワーズ』、ブランド名「JOMO」を冠した『ジャパンエナジーJOMOサンフラワーズ』、『JOMOサンフラワーズ』へ順次改称。2010年にJエナジーが新日本石油(以下新日石)と合併してJX日鉱日石エネルギー[3]が発足した際、「JOMO」ブランドが廃止され、「ENEOS」ブランドに統合されたため、7月1日付で「JXサンフラワーズ」に改称した[4]。2013年4月から「JX-ENEOSサンフラワーズ」に変更[5]。2020年6月25日から「ENEOSサンフラワーズ」に再変更した。

チーム独自のマスコットキャラクターは持たず、会社のマスコットである「エネゴリ」(共石〜Jエナジー時代は「デリス」)使用の上で対応している。

沿革 編集

 
2010年2月28日代々木第二体育館
  • 1969年共同石油』として創部。
  • 1974年 実業団リーグ(後の日本リーグ2部)に参加。中村和雄が監督就任。
  • 1976年 日本リーグに昇格。これに合わせてチーム名を『共同石油サンフラワーズ』に改称。
  • 1978年 同リーグと全日本総合バスケットボール選手権大会で初優勝し2冠達成。
  • 1992年 チーム名を『日鉱共石サンフラワーズ』に改称。
  • 1993年 チーム名を『ジャパンエナジーサンフラワーズ』に改称。
  • 1994年 金平鈺がヘッドコーチ就任。
  • 1996年 アトランタ五輪にジャパンエナジーの6選手が日本代表として出場。
  • 1999年 チーム名にブランドを冠して『ジャパンエナジーJOMOサンフラワーズ』に改称。
  • 2001年 内海知秀がヘッドコーチ就任。
  • 2001年~2004年 Wリーグと全日本総合選手権の2冠を4期連続で達成。
  • 2004年 アテネ五輪に内海知秀ヘッドコーチとJOMOの8選手が日本代表として出場。チーム名から社名を外し『JOMOサンフラワーズ』に改称。
  • 2010年7月 チーム名を『JXサンフラワーズ』に改称。
  • 2009年~2012年 Wリーグと全日本総合選手権の2冠を4期連続で達成(Wリーグは2019年まで11連覇)。
  • 2012年3月 内海知秀ヘッドコーチが日本代表ヘッドコーチ就任のため勇退。佐藤清美コーチが昇格。
  • 2013年4月 チーム名を『JX-ENEOSサンフラワーズ』に改称。第1回アジアWチャンピオンシップに出場し準優勝。
  • 2016年4月 トム・ホーバスアソシエイトヘッドコーチがヘッドコーチに昇格。佐藤ヘッドコーチは監督に就任。
  • 2017年4月 ホーバスヘッドコーチが日本代表ヘッドコーチ就任のため退任。佐藤監督がヘッドコーチに復帰。
  • 2019年4月 元日本代表アシスタントコーチの梅嵜英毅がヘッドコーチに就任[6]
  • 2020年6月 チーム名を『ENEOSサンフラワーズ』に改称。

 (注)優勝年は、大会終了時の年で表記している。

成績 編集

年度 リーグ レギュラーシーズン プレイオフ 最終結果 皇后杯
順位
1999-00 WJBL 1 19 2 2位 F 1勝3敗 準優勝 準優勝
2000-01 2 19 2 1位 F 3勝1敗 優勝(7) 優勝(10)
2001-02 3 21 0 1位 F 3勝2敗 優勝(8) 優勝(11)
2002-03 4 20 1 1位 F 3勝0敗 優勝(9) 優勝(12)
2003-04 5 20 1 1位 F 3勝1敗 優勝(10) 優勝(13)
2004-05 6 11 10 4位 SF敗退 4位 ベスト4
2005-06 7 14 14 5位 --- 5位 ベスト4
2006-07 8 21 7 2位 F 3勝2敗 優勝(11) ベスト4
2007-08 9 23 5 1位 F 2勝3敗 準優勝 準優勝
2008-09 10 21 7 2位 F 3勝1敗 優勝(12) 優勝(14)
2009-10 11 22 6 2位 F 3勝0敗 優勝(13) 優勝(15)
2010-11 12 26 2 1位 F 中止 優勝(14) 優勝(16)
2011-12 13 24 4 1位 F 3勝1敗 優勝(15) 優勝(17)
2012-13 14 29 0 1位[7] F 3勝1敗 優勝(16) 準優勝
2013-14 15 30 3 1位 F 3勝0敗 優勝(17) 優勝(18)
2014-15 16 26 4 1位 F 3勝0敗 優勝(18) 優勝(19)
2015-16 17 20 4 1位 F 3勝1敗 優勝(19) 優勝(20)
2016-17 18 27 0 1位[7] F 3勝0敗 優勝(20) 優勝(21)
2017-18 19 32 1 1位 F 1勝0敗 優勝(21) 優勝(22)
2018-19 20 20 2 1位 F 2勝0敗 優勝(22) 優勝(23)
2019-20 21 15 1 1位 中止 --- 優勝(24)
2020-21 22 15 1 東1位 F 0勝2敗 準優勝 優勝(25)
2021-22 23 19 5 1位 SF敗退 3位 優勝(26)
2022-23 24 20 6 4位 F 2勝1敗 優勝(23) 優勝(27)
  • F:ファイナル、SF:セミファイナル、QF:クォーターファイナル、SQF:セミクォーターファイナル

獲得タイトル 編集

選手とスタッフ 編集

現行ロースター 編集

ENEOSサンフラワーズ ロースター
選 手 スタッフ
Pos # 名前 年齢 身長  体重 出身
PF 3 長岡萌映子 30 (1993/12/29) 1.83 m (6 ft 0 in) 75 kg (165 lb)   札幌山の手高等学校 
F 5 藤本愛瑚 24 (1999/10/1) 1.79 m (5 ft 10 in) 73 kg (161 lb)   桜花学園高等学校 
F 8 花島百香 21 (2003/4/22) 1.78 m (5 ft 10 in) 69 kg (152 lb)   昭和学院高等学校 
F/C 10 渡嘉敷来夢 32 (1991/6/11) 1.93 m (6 ft 4 in) 85 kg (187 lb)   桜花学園高等学校 
G/F 11 岡本彩也花 33 (1991/4/19) 1.61 m (5 ft 3 in) 52 kg (115 lb)   桜花学園高等学校 
G 12 佐藤由佳 24 (1999/9/18) 1.72 m (5 ft 8 in) 69 kg (152 lb)   筑波大学 
F 15 モハメドファティマトゥ早野夏 23 (2000/7/13) 1.79 m (5 ft 10 in) 77 kg (170 lb)   桜花学園高等学校 
SF 17 三田七南 21 (2002/10/2) 1.79 m (5 ft 10 in) 71 kg (157 lb)   昭和学院高等学校 
C 18 真壁あやの 21 (2003/4/10) 1.82 m (6 ft 0 in) 72 kg (159 lb)   札幌東商業高等学校 
G 21 高田静 27 (1996/6/21) 1.69 m (5 ft 7 in) 60 kg (132 lb)   早稲田大学 
C 23 ロー・ヤシン 29 (1995/1/14) 1.88 m (6 ft 2 in) 86 kg (190 lb)   拓殖大学 
G 32 宮崎早織   28 (1995/8/27) 1.67 m (5 ft 6 in) 56 kg (123 lb)   聖カタリナ学園高等学校 
PF 33 中田珠未 26 (1997/12/21) 1.82 m (6 ft 0 in) 72 kg (159 lb)   早稲田大学 
F 59 星杏璃 24 (2000/5/9) 1.71 m (5 ft 7 in) 65 kg (143 lb)   昭和学院高等学校 
監督
佐久本智
ヘッドコーチ
ティム・ルイス
アソシエイトヘッドコーチ
柏倉秀徳
コーチ
今野駿

歴代ヘッドコーチ 編集

  1. 中村和雄(1977 - 1994)
  2. 金平鈺(1994 - 2001)
  3. 内海知秀(2001 - 2012)
  4. 佐藤清美(2012 - 2016)
  5. トム・ホーバス(2016 - 2017)
  6. 佐藤清美(2017 - 2019)
  7. 梅嵜英毅(2019 - 2021)
  8. 佐藤清美(2021 - 2022)
  9. 佐久本智(2022 - 2023)
  10. ティム・ルイス(2023 -)

元所属選手 編集

脚注 編集

  1. ^ ENEOSサンフラワーズWJBL 2021年10月9日閲覧
  2. ^ 特別企画Vol.1 企業スポーツは今 リクルートワークス研究所 2015年2月25日閲覧
  3. ^ 後のJXエネルギー→JXTGエネルギー。
  4. ^ 企業スポーツ活動および創作童話賞の所管・名称について - ジャパンエナジーニュースリリース 2010年06月16日
  5. ^ 女子バスケットボール部および創作童話賞の名称変更について』(プレスリリース)JXホールディングス株式会社・JX日鉱日石エネルギー株式会社、2013年1月31日http://www.noe.jx-group.co.jp/newsrelease/2012/20130131_01_0940108.html 
  6. ^ “11連覇のJX-ENEOS、新指揮官を発表…奥山理々嘉を含む新人4人も加入”. バスケットボールキング. (2019年4月3日). https://basketballking.jp/news/japan/wjbl/20190403/150381.html 2019年5月3日閲覧。 
  7. ^ a b レギュラーシーズンとプレイオフファーストラウンド合計

関連項目 編集

外部リンク 編集