NTTドコモレッドハリケーンズ大阪
NTTドコモレッドハリケーンズ大阪(英: NTT Docomo Red Hurricanes Osaka)は、大阪府大阪市をホストエリアとしてJAPAN RUGBY LEAGUE ONEに所属しているラグビーチームである。
クラブカラー | 赤 | ||
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愛称 | レッドハリケーンズ | ||
創設年 | 1994年 | ||
本拠地 | 大阪市 | ||
グラウンド |
ヨドコウ桜スタジアム ヤンマースタジアム長居 | ||
収容人数 |
25,000(ヨドコウ) 47,000(ヤンマーS) | ||
代表者 | 高本 寛 | ||
監督 | ヨハン・アッカーマン(HC) | ||
所属リーグ | JAPAN RUGBY LEAGUE ONE | ||
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公式サイト | |||
https://docomo-rugby.jp/ |
概要編集
2008年まではNTTドコモ関西が母体であったが、NTTドコモグループが同年、全国一社体制に統合されたことにより、NTTドコモが母体のラグビー部となった。
練習場は、大阪府大阪市にあるドコモ関西南港グラウンドである。
2021年7月16日、新リーグJAPAN RUGBY LEAGUE ONEの1部リーグに振り分けされることになった[1]。
2022年3月16日、本年7月に同1部リーグのNTTコミュニケーションズ シャイニングアークス東京ベイ浦安とのチーム再編成を行うことを発表。浦安にチームの主要機能を集約させ、大阪は規模を縮小して活動する方向である[2]。
この理由として、母体企業であるNTTドコモが、2022年1月にこれまでグローバル持株会社・持株会社NTT,Inc.[3]の傘下にあったNTTコミュニケーションズを子会社化したことによって、関連企業が2チームを編成する状態を是正するためとしており、時事通信社の報道によれば、大阪を本拠地とする当チームは改めてリーグワン正加盟のための入会再審査を実施する予定であり、加盟が認められた場合は2023年度のリーグ戦は3部リーグに降格の上で、企業チームとしての出場を予定しており、ドコモ・NTTコムの社員契約選手をベースにした構成にするとしている[4]。関係者は「チーム(NTTドコモの実業団チーム)としては大阪に残り、今後も地域に根差した育成や普及なども行う」としている[5]。
2022年5月11日、リーグワンの理事会にて2023年シーズンの3部リーグ参加が正式に承認された[6]。
タイトル編集
最上位リーグ
なし
下位リーグ
- トップチャレンジリーグ 優勝:1回(2018)
- トップウェストA 優勝:2回(2010, 2016)
成績編集
リーグ戦戦績編集
- 1994-1995 大阪府社会人大会 優勝、関西社会人Dリーグに昇格
- 1995-1996 関西社会人Dリーグ 2位、入替戦・敗戦
- 1996-1997 関西社会人Dリーグ 優勝、入替戦・勝利、関西社会人Cリーグに昇格
- 1997-1998 関西社会人Cリーグ 2位
- 1998-1999 関西社会人Cリーグ 優勝、入替戦・勝利、関西社会人Bリーグに昇格
- 1999-2000 関西社会人Bリーグ 6位
- 2000-2001 関西社会人Bリーグ 6位
- 2001-2002 関西社会人Bリーグ 7位
- 2002-2003 関西社会人Bリーグ 2位、トップウェストAに参入
- 2003-2004 トップウェストA 4位
- 2004-2005 トップウェストA 3位
- 2005-2006 トップウェストA 5位
- 2006-2007 トップウェストA 4位
- 2007-2008 トップウェストA 5位
- 2008-2009 トップウェストA 4位
- 2009-2010 トップウェストA 2位、トップチャレンジ2・2位、トップウェストA残留
- 2010-2011 トップウェストA 優勝、トップチャレンジ1・1位、トップリーグに自動昇格
- 日本選手権 2回戦敗退
- 2011-2012 トップリーグ 12位(2勝10敗1分)、トップリーグ入替戦・勝利、トップリーグ残留
- 2012-2013 トップリーグ 13位(1勝12敗)、トップリーグ入替戦・勝利、トップリーグ残留
- 2013-2014 トップリーグ 15位(1stステージ・プールA 2勝5敗・7位、2ndステージ・プールB 2勝5敗・7位)、トップリーグ入替戦・勝利、トップリーグ残留
- 2014-2015 トップリーグ 11位(1stステージ・プールB 7敗・8位、2ndステージ・プールB 5勝2敗・3位)
- 2015-2016 トップリーグ 16位(リーグ戦・プールB 2勝4敗1分・6位、順位決定トーナメント上位グループ 1回戦敗退、13-16位決定予備戦・敗戦、15位決定戦・敗戦)、トップリーグ入替戦・敗戦、トップウェストAに降格
- 2016-2017 トップウェストA 優勝、トップチャレンジ1・1位、トップリーグに昇格
- 2017-2018 トップリーグ 15位(リーグ戦・レッドカンファレンス 6勝7敗・7位、13-16位決定トーナメント 第1節・敗戦、第2節・勝利)、トップリーグ入替戦・敗戦、トップチャレンジリーグに降格
- 2018-2019 トップチャレンジリーグ 1位、トップリーグ入替戦・勝利、トップリーグに昇格
- 2019-2020 トップリーグカップ プール戦敗退(プール戦2勝3敗・4位)、リーグ戦中止(中止時点での成績:1勝5敗)
2022年度スコッド編集
2022年度のスコッドは次の通り[7]。太字は今年度の新加入選手。
- 主将 ローレンス・エラスマス
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過去の所属選手編集
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脚注編集
- ^ “ラグビー新リーグ名称は「リーグONE」22年1月7日開幕 1部は神戸製鋼、パナソニックら12チーム”. ヤフースポーツ (2021年7月16日). 2021年7月16日閲覧。
- ^ “【リーグワン】NTTドコモ大阪来季3部降格へ 浦安コムに主要機能集約 大阪は社員選手残し縮小”. ヤフースポーツ (2022年3月16日). 2022年3月17日閲覧。
- ^ 1999年7月の事業再編により日本電信電話(NTT)の事業を純粋持ち株会社化し、その傘下に地域通信事業(NTT東日本・西日本の2社)と、長距離通信事業のNTTコムの3つの事業会社を設立したが、その後NTTコム・並びに持株直下ではなかった系列企業のNTTデータ・ディメンションデータの3社をグローバル持株会社としてのNTT,Inc.に統合・再編が2018年に行われた。
- ^ ラグビー・リーグワンNTT2チームが再編へ 浦安を強化、大阪は規模縮小(時事通信2022年3月16日 3月17日閲覧)
- ^ ラグビー大阪 3月2日頃に再編成を選手たちに通達 規模縮小でD3から再出発へ2022年3月16日 17:59(スポーツニッポン 3月17日閲覧)
- ^ “【リーグワン】NTTの再編により規模縮小の大阪、来季デビジョン3への参加を承認”. 日刊スポーツ (2022年5月18日). 2022年5月18日閲覧。
- ^ 選手紹介
NTTグループのラグビー部編集
- NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス東京ベイ浦安(旧NTT東日本ラグビー部。両者の対戦はNTTダービーと呼ばれている)
- スネイルズ(旧NTT西日本グループ大阪ラグビー部、2015年現在トップウェストBに所属)
- NTT日比谷ラグビー部(2015年現在関東社会人リーグ2部に所属)
- 通研・NTTデータラグビー部(2015年現在関東社会人リーグ3部に所属)
関連項目編集
外部リンク編集
- NTTドコモ レッドハリケーンズ大阪
- NTTドコモレッドハリケーンズ大阪 (@RedHurricanes) - Twitter
- RedHurricanes (@RedHurricanes) - Facebook
- NTTドコモレッドハリケーンズ大阪 (@redhurricanes_official) - Instagram
- NTTドコモレッドハリケーンズ大阪 - YouTubeチャンネル