JAPAN RUGBY LEAGUE ONE

日本のラグビー大会

JAPAN RUGBY LEAGUE ONE(ジャパンラグビー リーグワン)は、日本ラグビーユニオンの競技会である[1][注釈 1]リーグワンとも言う[2]。一般社団法人ジャパンラグビーリーグワンが主催する。

JAPAN RUGBY LEAGUE ONE
ジャパンラグビー リーグワン
最新のシーズン・大会:
JAPAN RUGBY LEAGUE ONE2022
Japan Rugby League One logo.svg
スポーツ ラグビーユニオン
過去名 トップリーグ
(2003 - 2021)
創設 2022年
チーム数 ディビジョン1:12チーム
ディビジョン2:6チーム
ディビジョン3:5チーム
国数 日本の旗 日本
ウェブサイト league-one.jp

概要編集

2003年から18年続いたトップリーグに代わり、2021年6月29日に発足した[3]

リーグの正式名称は、スポンサー冠名つきで「NTTジャパンラグビー リーグワン20xx(NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 20xx)」となる[4]。初年度「NTTジャパンラグビー リーグワン2022」は、2022年1月から5月にかけて対戦が行われた。「2022-23」は2022年12月開幕予定[5]

トップリーグと異なり、チケット販売や会場設定などの運営は、日本ラグビー協会から独立して行う。地域密着をうたい、企業リーグからの脱却を目指すため、チーム名には必ず地域名を入れ、企業名をチーム名に入れることは任意となった。母体企業からチームを分社化させることを推奨している。ホストエリア(活動拠点となる都道府県・市区)を設定し、ホスト対ビジター(ホーム・アンド・アウェーと同義)の形式で対戦する。

DIVISION1(1部リーグ)は、1試合当たり15000人の観客動員を目指す。リーグ全体としては、すべてのチームが2023年シーズンまでに15000人以上収容のスタジアムを確保できるよう努める。当初の構想にあった「全選手のプロ化」は見送られたため、トップリーグ時代と同様に企業社員の選手がいる。また、現役のニュージーランド代表であるダミアン・マッケンジーパトリック・トゥイプロトゥ、2019年世界最優秀選手に選ばれた南アフリカ代表ピーターステフ・デュトイをはじめとした、多くの海外代表選手がリーグに在籍している。

クラブ一覧編集

都道府県名の後に「・」がある場合は、都道府県単位でもホスト・セカンダリーホストエリアの設定あり。

DIVISION 1編集

チーム名
(呼称)[6]
略称 [6] ホストエリア セカンダリーホストエリア フレンドリーエリア 主たるホームスタジアム 加盟
年度
トップリーグおよびその下部リーグ(TL/TCL)等時代の名称 備考
NECグリーンロケッツ東葛
(グリーンロケッツ東葛)
Green Rockets Tokatsu
GR東葛 千葉県我孫子市 柏市松戸市流山市野田市鎌ケ谷市 柏の葉公園総合競技場 2022 NECグリーンロケッツ
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
Kubota Spears Funabashi Tokyo-Bay
S東京ベイ 東京都江戸川区中央区
千葉県市川市船橋市千葉市市原市成田市
江戸川区陸上競技場[注釈 2] 2022 クボタスピアーズ
コベルコ神戸スティーラーズ
Kobelco Kobe Steelers
神戸S 神戸市 神戸総合運動公園ユニバー記念競技場
ノエビアスタジアム神戸
2022 神戸製鋼コベルコスティーラーズ
埼玉パナソニックワイルドナイツ
(埼玉ワイルドナイツ)
Saitama Wild Knights
埼玉WK 埼玉県 熊谷ラグビー場 2022 パナソニック ワイルドナイツ[注釈 3]
静岡ブルーレヴズ
Shizuoka Blue Revs
静岡BR 静岡県 ヤマハスタジアム 2022 ヤマハ発動機ジュビロ
東京サントリーサンゴリアス
(東京サンゴリアス)
Tokyo Sungoliath
東京SG 東京都・港区府中市調布市三鷹市 秩父宮ラグビー場 2022 サントリーサンゴリアス
東芝ブレイブルーパス東京
Toshiba Brave Lupus Tokyo
BL東京 東京都・府中市調布市三鷹市 味の素スタジアム
秩父宮ラグビー場
2022 東芝ブレイブルーパス[注釈 4]
トヨタヴェルブリッツ
Toyota Verblitz
トヨタV 愛知県豊田市名古屋市みよし市 豊田スタジアム
パロマ瑞穂ラグビー場
2022 トヨタ自動車ヴェルブリッツ
花園近鉄ライナーズ
Hanazono Kintetsu Liners
花園L 大阪府東大阪市 東大阪市花園ラグビー場 2022 近鉄ライナーズ
三菱重工相模原ダイナボアーズ
Mitsubishi Heavy Industries Sagamihara DYNABOARS
相模原DB 神奈川県相模原市 相模原ギオンスタジアム 2022
横浜キヤノンイーグルス
Yokohama Canon Eagles
横浜E 神奈川県横浜市 大分県 ニッパツ三ツ沢球技場
秩父宮ラグビー場
昭和電工ドーム
2022 キヤノンイーグルス
リコーブラックラムズ東京
(ブラックラムズ東京)
Black Rams Tokyo
BR東京 東京都・世田谷区 駒沢オリンピック公園陸上競技場
秩父宮ラグビー場
2022 リコーブラックラムズ

DIVISION 2編集

チーム名
(呼称)[6]
略称[6] ホストエリア セカンダリーホストエリア フレンドリーエリア 主たるホームスタジアム 加盟
年度
トップリーグおよびその下部リーグ(TL/TCL)等時代の名称 備考
浦安D-Rocks
(D-Rocks)
Urayasu D-Rocks
浦安DR 千葉県浦安市 2023 2022年7月1日発足
釜石シーウェイブスRFC
(釜石シーウェイブス)
Kamaishi Sea Waves
釜石SW 岩手県釜石市 釜石鵜住居復興スタジアム 2022 2000-01シーズンまで「新日鐵釜石」
清水建設江東ブルーシャークス
Shimizu Corporation Koutoh Blue Sharks
江東BS 東京都江東区 江東区夢の島陸上競技場 2022 清水建設ブルーシャークス
豊田自動織機シャトルズ愛知
Toyota Industries Shuttles Aichi
S愛知 愛知県 パロマ瑞穂ラグビー場 2022 豊田自動織機シャトルズ
日野レッドドルフィンズ
Hino Red Dolphins
日野RD 東京都日野市八王子市および周辺地域[注釈 5] 秩父宮ラグビー場 2022 2017-18シーズンまで「日野自動車レッドドルフィンズ」
三重ホンダヒート
Mie Honda Heat
三重H 三重県 三重交通Gスポーツの森鈴鹿サッカー・ラグビー場 2022 Honda HEAT TL時代までアルファベット名が正式名称。

DIVISION 3編集

チーム名
(呼称)[6]
略称[6] ホストエリア セカンダリーホストエリア フレンドリーエリア 主たるホームスタジアム 加盟
年度
トップリーグおよびその下部リーグ(TL/TCL)等時代の名称 備考
NTTドコモレッドハリケーンズ大阪
NTT docomo Red Hurricanes Osaka
RH大阪 大阪府大阪市 ヨドコウ桜スタジアム
ヤンマースタジアム長居
2022 NTTドコモレッドハリケーンズ
九州電力キューデンヴォルテクス
Kyushu Electric Power Kyuden Voltex
九州KV 福岡県福岡市 九州全域 ベスト電器スタジアム
東平尾公園博多の森陸上競技場
2022
クリタウォーターガッシュ昭島
Kurita Water Gush Akishima
WG昭島 東京都昭島市 (未定。都内で調整中) 2022 栗田工業ウォーターガッシュ
中国電力レッドレグリオンズ
Chugoku Electric Power Red Regulions
中国RR 広島県 中国地方全域 バルコムBMWラグビースタジアム 2022
マツダスカイアクティブズ広島
(スカイアクティブズ広島)
Skyactivs Hiroshima
SA広島 広島県 バルコムBMWスタジアム(広島県総合グランドメインスタジアム) 2022 マツダブルーズーマーズ

解散したチーム編集

チーム名
(呼称)[6]
略称[6] ホストエリア セカンダリーホストエリア フレンドリーエリア 主たるホームスタジアム 加盟
年度
トップリーグおよびその下部リーグ(TL/TCL)等時代の名称 解散日
NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス東京ベイ浦安
(シャイニングアークス東京ベイ浦安)
Shining Arcs Tokyo-Bay Urayasu
SA浦安 千葉県浦安市東京都江東区および周辺地域 宮城県仙台市 江東区夢の島陸上競技場 2022 NTTコミュニケーションズシャイニングアークス 2022年6月30日
宗像サニックスブルース
Munakata Sanix Blues
宗像B 福岡県宗像市 福岡県北九州市 グローバルアリーナ
ミクニワールドスタジアム北九州
2022 2022年5月31日

試合方法編集

ディビジョン1編集

  • 12チームを2つのカンファレンス(6チーム)に分けて行う。
  • カンファレンス内のチームでH&A2回総当たりの対戦(全60試合)とカンファレンス外のチームの1回総当たり(HorA)による交流戦(36試合)の合計96試合(1チーム当たり16試合)。
  • 順位は16試合終了時の勝ち点で決まり、当初はこの勝ち点の多かったチームを優勝とする方針だったが、トップリーグ最末期と同じくリーグ戦終了後、グループの組み分けに関係なく上位4チームを対象としたプレーオフ(決勝トーナメント)を行い、その結果によって優勝を決めるやり方に変更した。5位以下についてはレギュラーシーズンの結果のみに基づいて決定する[7][8]
  • 上位チームが海外リーグ加盟チームとの交流戦・対抗戦を行う「クロスボーダーマッチ」への出場権を獲得する(2022年度は秋季開催予定)。
  • なお、2022年度の開幕戦、並びにプレーオフはリーグ主催・主管扱いとし、試合会場の設定はリーグ側で決定(セントラル開催と同等)する[9]

なおプレーオフにおいては、80分で同点で終わった場合は10分間の延長戦をサドンデス方式で行い、10分以内で先に何らかの得点を挙げた段階でその試合の勝利チームとして試合終了とする。

  • なお、延長戦は後半終了から5分後に行い、両チームはピッチレベルにとどまらなければならない。
  • 後半終了5分以内にレフェリーは、両チームのゲームキャプテンを呼び、コイントスによる抽選を行い、その結果で選択権を得たチームのキャプテンが、その場でボール、またはエリアの選択を行う。
  • 出場メンバーは原則として後半終了時のメンバーを継続させるものとし、交代・入れ替えもそのまま引き継ぐものとするが、シンビンなどにより一時的に退出している選手がいる場合は、ランニングタイムで時間を計測し、制限時間内に復帰宣告しなければ正式な交代をするものとみなす(通常出血交代であれば15分以内、HIA=脳震盪者などの発生を伴うものは12分以内とする)

それでも決着が付かなかった場合はキッキングコンペティションを行う。

  • 延長戦終了後、コイントスを行い、選択権を得たチームのゲームキャプテンが先攻か後攻かを選ぶ。
  • 両チームは5名のキッカーとその試技順を開始前にレフェリーに提出する。但し、延長戦終了時点で競技エリアにいた選手のみが参加でき、交代者、シンビン・出血・HIAによる一時後退を含む退場が発生した場合も含め、競技エリア外にいた選手は試技に参加することはできない。
  • キッキングコンペティションは延長終了後5分後に行い、両チームは22ⅿラインから後方の3か所のエリアから、レフェリーに申告した選手の順番に沿って、交互にキックを行うものとする。
  • エリアは以下の通りとする
    第1・4エリア:ゴール真正面
    第2・5エリア:ゴールから向かって左15ⅿライン上
    第3エリア:ゴールより向かって右15ⅿライン上
  • これを5人ずつ全員蹴るか、残りのキック数に対していずれかのチームが相手側の得点を超えることができないと判断するまで繰り返し行う。
  • 5人目終了時で同点の場合は再び1人目(6人目)・第1エリアの選手よりサドンデス方式により勝敗を決定する
  • キッカーとなった5人はハーフウェーラインで、それ以外の選手とスタッフは競技エリア外のベンチ付近で待機する[10]

ディビジョン2・ディビジョン3編集

  • 2部・3部は共通でそれぞれのカテゴリー内でH&A2回総当たり(全50試合)のリーグ戦を行い、その後上位(1-3位)と下位(4-6位)の3チームずつに分かれての1回総当たり(上位・下位それぞれ全3試合)の順位決定戦を行う(1チーム当たり12試合)。
    • 当初から2部は上記方式、3部は2回総当たり・1チーム10試合の成績のみで順位を競うやり方を予定していたが、3部も2部と同じやり方に変更となった[11]

入れ替え方式編集

当初は成績面での自動入れ替えとはせず、1部の9-12位と2部の1-4位、および2部の5-7位と3部の1-3位の間で入れ替え戦を行うとしていたが[12]、2部の参加チームが6チームとなったため、

  • 1・2部間は1部10位対2部3位、1部11位対2部2位、1部12位対2部1位
  • 2・3部間は2部の4位対3部3位、2部5位対3部2位、2部6位対3部1位

の組み合わせによるホーム&アウエー2試合(全体で6試合)を行い、2試合の合計成績で勝利したチームが上位ディビジョンに参入するとしていた[13]

しかし、NTTドコモグループに属するチームの再編により1部NTTドコモレッドハリケーンズ大阪が3部からの再スタートを切ること、3部宗像サニックスブルースがチームの活動休止により昇格機会を辞退したことからさらに入れ替え方式が変更となり、

  • 1・2部間
    • 2部1位は自動昇格。NTTドコモレッドハリケーンズ大阪を除く1部下から2位対2部3位、NTTドコモレッドハリケーンズ大阪を除く1部最下位対2部2位
  • 2・3部間
    • 3部宗像サニックスブルースを除く1位は自動昇格。2部6位対3部宗像サニックスブルースを除く2位

によるホーム&アウエー2試合となった[14]

またこの入れ替え戦の結果により、2部のチームが1部に昇格した場合の翌シーズンの組み分けに関しては、入れ替え戦の結果は影響させないものとする[15]

3部の下に属する地域リーグの最上位リーグ(トップイーストリーグ1部、トップウェストA、トップキュウシュウA)との入れ替えについては、2022年度のシーズンは実施しない予定である。

勝ち点の配分編集

[10]

  • 全ディビジョン共通で、基本勝ち点は、勝利4、引き分け双方2、負け0とする。
  • ただし、7点差以内の負けである場合の負けチーム、並びに3トライ差以上を付けて勝利したチームには上記の勝ち点とは別に「ボーナスポイント」として勝ち点1を追加する。
  • 同じ勝ち点である場合は、
  1. 勝利数
  2. 勝ち点・勝利数が同じ当該チーム間の勝ち点
  3. さらにそれでも同じ場合は当該チーム間の得失点差
  4. 全試合の得失点差
  5. 当該チーム間のトライ数
  6. 全試合のトライ数
  7. 当該チーム間のトライ後のゴール数
  8. 全試合のトライ後のゴール数
  9. それでも同じ場合は抽選

の順番で順位を決定する。

  • ただし、試合中止となり、その振替開催も不可能と判断した場合は、当該試合は開催されたものと見なし、以下の通りに勝ち点を扱う。但し別途定めるエントリー人数の不足によるものは、理由の如何にかかわらず、そのチームの責任に帰するべき事由があるものと扱う。
  1. 双方のチームの責任に帰するべき理由によらず、不可抗力により中止となった場合は、引き分けの扱いと見なし双方に勝ち点2を与える。
  2. どちらか一方のチームの責任に帰するべき理由で試合が中止となった場合は、帰責性のあるチームの不戦敗(勝ち点0)と見なし、対戦相手側のチームに対して勝ち点5を与える
  3. 双方のチームの責任に帰するべき理由で試合が中止となった場合は、双方のチームを不戦敗(勝ち点0)と見なす

選手の登録区分編集

[16] 選手の登録区分としては、

  1. カテゴリーA:ラグビー日本代表のキャップ(出場歴)を保有しているか、資格を持っている選手
  2. カテゴリーB:ラグビー日本代表の資格を獲得できる見込みである選手
  3. カテゴリーC:日本以外の各国代表のキャップ保有歴があるなど、カテゴリーA/Bに該当しない選手

と分けており、出場選手については以下の通りの人数の保有を求めている。

チーム登録枠(大会自体のエントリー)編集

2022年シーズン編集
  • カテゴリーA/Bは経過処置として人数制限なし
  • カテゴリーCは3名以下
2023年シーズン以後編集
  • カテゴリーAは40名以上、またはチーム全登録選手の80%以上のいずれか小さいほう
  • カテゴリーB/Cは双方を合わせて10名以下、またはチーム全登録選手の20%以下のいずれか小さいほう

試合23人登録枠(ゲームごとのエントリー)編集

  • カテゴリーAは23人中の17人以上
  • カテゴリーBはカテゴリーAの登録人数が超えていることを前提に任意の人数
  • カテゴリーCは3人以下

オン・ザ・ピッチ枠(試合の同時出場選手)編集

  • カテゴリーAは15人中の11人以上
  • カテゴリーB/CはカテゴリーAの登録人数が超えていることを前提に任意の人数

オフィシャルサポーター編集

スポンサー編集

2021年11月10日、主催者は当リーグのパートナー企業・団体を以下の通り発表し、リーグの正式名称を「NTTジャパンラグビー リーグワン20xxNTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 20xx)」と定めることを発表した[4]

スポンサー一覧編集

(配列は外部リンク記事掲載順に沿う。企業・団体名順不同)

スポンサー・カテゴリー スポンサー企業・団体 備考
タイトルパートナー 日本電信電話 「NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 20xx」の名称を使用
プリンシパルパートナー 三菱UFJフィナンシャル・グループ
オフィシャルパートナー
JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 事業共創パートナー NTTドコモ、NTTコミュニケーションズとも、タイトルパートナー・日本電信電話子会社
JAPAN RUGBY LEAGUE ONE オフィシャルサービスパートナー(TMO/HIA) ソニー
JAPAN RUGBY LEAGUE ONE オフィシャルサプライヤー ウェザーニューズはリーグ開幕当日の2022年1月7日にオフィシャルサプライヤー契約を締結[18]

テレビ・インターネット中継編集

J SPORTSが事業共創パートナーに就任しており、リーグ戦全試合のテレビ・インターネット中継の放映権を取得している。テレビ放送ではBS・CS・ケーブルテレビ・IP放送などで展開している4つのチャンネルをフルに活用し、全試合を完全ノーカット実況中継する。

また、1部の試合を対象とした『ジャパンラグビー リーグワン2022【30分1本勝負!】』と題した30分ダイジェスト、並びに『ラグビー わんだほー! 〜ラグビー情報番組〜』を毎週月曜22時からの初回生放送などを含め随時放送し、当該週の全試合のハイライトを放送する。

あわせて、インターネット向け「J SPORTSオンデマンド」においては、3部を含むすべての試合の実況生中継を配信するサービスも実施する[19]

また、一部の試合については日本テレビグループの放送媒体や動画配信サービス(地上波・BS日テレHulu)でも放送・配信される[20][21][22]

役員編集

役職は2021年10月1日時点[23]。所属は2021年6月29日時点[24]

役職 氏名 所属
理事長 玉塚元一 株式会社ロッテホールディングス 代表取締役社長
副理事長 森重隆 日本ラグビーフットボール協会 会長
専務理事 東海林一 ボストンコンサルティンググループ マネージングディレクター&シニアパートナー
常務理事 太田治 日本ラグビーフットボール協会 トップリーグ部門長、トップリーグ 前代表理事
業務執行理事 池口徳也 日本ラグビーフットボール協会 新リーグマーケティング法人準備室 室長
理事 稲澤裕子 昭和女子大学 総合教育センター 特命教授兼広報担当参事
宇都宮純子 宇都宮・清水・陽来法律事務所 共同代表弁護士
浦野邦子 株式会社小松製作所 顧問
薫田真広 株式会社東芝 東芝ブレイブルーパス
清水克洋 株式会社名古屋グランパスエイト 専務取締役 事業統括
高橋一彰 トヨタ自動車株式会社 トヨタ自動車ヴェルブリッツ
永友洋司 キヤノン株式会社 キヤノンイーグルス
福冨文明 マツダ株式会社 マツダブルーズーマーズ
𠮷野比洋兒 株式会社Sente Communications 代表取締役
渡辺一郎 東京都市大学 共通教育部 主任教授
監事 市村直也 橋元綜合法律事務所
袖山裕行 袖山公認会計士事務所、日本ラグビーフットボール協会 監事


発足までの経緯編集

2002年にトップリーグを発足し、2017年より2部リーグとして「ジャパンラグビートップチャレンジリーグ」が創設されたが、2020-21シーズン以降、企業主体のセミプロを維持しつつ、トップチャレンジリーグを含めたリーグ再編(これを「トップリーグネクスト構想」という)を行い、各8クラブずつの実力別3部リーグ制への移行を予定し、その1部リーグを「トップリーグエイト」とする仮称案を持っていた[25]

これについて、トップリーグは、実力が拮抗した試合を提供し試合の質を上げることや、日本代表の強化期間を増やし、新たにワールドラグビーが2022年から設ける予定の国際大会「ネーションズチャンピオンシップ」が7-11月に行われること[26] を想定し、それとの重複を避けるという観点もあったが、試合方式の折り合いがつかないため、2022年の創設は断念し、当面の間無期限延期となった[27]

その後、2019年7月28日に開催されたSPORTS X Conference 2019で日本ラグビーフットボール協会の清宮克幸副会長は、上記のトップリーグの3部制移行とは別に、2021年秋にラグビー新リーグを創設することを明らかにした。JリーグB.LEAGUEのように地域密着のクラブを中心としたプロチームにしていくことで調整し、ラグビーワールドカップ2019開催地の12都市を中心にスタートする予定していた。また国外からの有力なスター選手が参加しやすくするため、リーグ戦の期間は従前のトップリーグと同様9月~翌年1月を想定し、スーパーラグビーとの重複を避けたいとしている。トップリーグはプロリーグの傘下に置かれるアマチュアカテゴリーとして維持することも検討されている[28]

その後2019年12月23日、新リーグ準備委員会の会合で、新リーグの発足を2021-22年シーズンに目指すことと、一部の参加クラブから、完全なプロ化に消極的・反対する意見も多くあったことから、完全プロ化を前提とはしない、従前のプロ・アマ混在型で、リーグ戦のシステムなどについては現リーグ加盟クラブをはじめとする小委員会で検討を始めるとした[29]

2020年1月15日、日本ラグビー協会の理事会において2021年秋に新リーグを創設することを決定[30]。チーム数は、現行リーグの16チームからは削減される見通しとなり、新リーグの参入要件としてホームエリアの選定やスタジアムの確保などを求めていく方針である[30]。検討されたリーグのプロ化については、岩渕健輔専務理事が「リーグの運営はプロになる」と表明したが、清宮克幸副会長は「チームの法人化は参入要件に入れていない」としたうえで、選手の身分については社員兼務の選手を認めるという[30]

2020年7月1日、日本ラグビー協会がオンライン会見を行い、トップリーグ全16チームとトップチャレンジリーグ (TCL) 全8チーム、及びトップキュウシュウA所属の中国電力レッドレグリオンズの25チームが新リーグへの参加を申請したと発表。新型コロナウイルス感染拡大の影響で当初予定していた2021年秋から後ろ倒しされ、2022年1月の開幕を目指すこととなり、リーグは3部制とし、1部は12チーム、2部は7チーム、3部は6チームで行うこととした。2021年4月に新リーグ運営法人を発足させ、6月には2021年のトップリーグ最終成績を加味した上で、各チームのディビジョン分け、新リーグの名称を発表することになった[31][32]

1部リーグは12チームを前年度の成績などに基づき6チームずつ×2組に分け、ホスト・アンド・ビジター(ホーム・アンド・アウェーと同じ 以下H&Aとする)方式を採用し、同一グループとは2回戦総当たり(H&A各5試合)、グループ別交流戦は1回戦総当たり(HorA各3試合)の1チーム当たり16試合(全体で96試合)で行い、その総合勝ち点をもって順位を決定する。上位チームには国外の強豪チームとの強化試合である「クロスボーダーマッチ」の出場権を与える。また当初は成績面での自動昇・降格とはせず、上部リーグの成績下位と、下部リーグの成績上位の複数のチームが入れ替え戦を行うことも想定している[33]

しかし、スポーツニッポン紙によると、1部12チームで行う判断基準として挙げた「僅差の試合を増やす」という点を考えた際、スポニチがまとめた統計で、30点差以上の大差がつくワンサイドゲームとなる率は、8チームが7.1%、10チームが11.1%であるのに対し、12チーム参加だと19.7%に跳ね上がり、5試合に1試合のペースでワンサイドゲームとなる可能性が高く、それが強化面で寄与するかという点で疑念が残るとして、日本ラグビーフットボール協会が考えたフォーマット決定のポイントの一つである「高質で均衡した試合の醸成」という点のみを考えると、さらにチーム数を減らして8-10チームが適正なチーム数ではないかとする見解が示されている[34]

その後2021年5月に、TCLのコカ・コーラレッドスパークスが2021シーズンを最後に活動を終了し、新リーグ加盟申請を取り下げて事実上休部に入ることが発表された[35]ため、2部を7チームから6チームへ変更し、参加チームは24チームとなった。

2021年7月16日、新リーグ名「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE(ジャパンラグビーリーグワン)」と各部のディビジョン分けが発表された[36]

2021年10月4日、2022年シーズンの日程が発表された。2022年1月7日に、国立競技場で開催されるクボタスピアーズ船橋・東京ベイvs埼玉パナソニックワイルドナイツが開幕戦となる予定である。また、各チームの新しいジャージーも発表された[37]

2022年1月5日、開幕戦となる予定であったクボタスピアーズ船橋・東京ベイvs埼玉パナソニックワイルドナイツにおいて埼玉パナソニックワイルドナイツの複数選手から新型コロナウイルス感染症陽性者が確認されたため中止となった。これによりクボタスピアーズ船橋・東京ベイが相手チームの不戦敗により新リーグ初勝利を飾った[38]

各種タイトル編集

脚注編集

[脚注の使い方]

注釈編集

  1. ^ ラグビーリーグの競技会ではない。
  2. ^ 2022年度の当初日程発表時は千葉県内での主催試合開催予定なし
  3. ^ 2011-12シーズンまで"三洋電機ワイルドナイツ"
  4. ^ 2005-06シーズンまで"東芝府中ブレイブルーパス"
  5. ^ 2021年7月現在調整中

出典編集

  1. ^ ラグビー 新リーグ 名称 ・ロゴ 決定のお知らせ 日本ラグビーフットボール協会 2021年7月16日
  2. ^ 社員選手も「ある意味、プロ」と理事長 ラグビー新リーグまで1カ月:朝日新聞デジタル” (日本語). 朝日新聞デジタル. 2021年12月8日閲覧。
  3. ^ 一般社団法人ジャパンラグビーリーグワン. “一般社団法人ジャパンラグビートップリーグ 新執行体制について” (日本語). JAPAN RUGBY LEAGUE ONE(リーグワン)公式サイト. 2022年1月24日閲覧。
  4. ^ a b JAPAN RUGBY LEAGUE ONE、リーグパートナー決定のお知らせ
  5. ^ 一般社団法人ジャパンラグビーリーグワン. “NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23、ディビジョンおよびカンファレンス編成のお知らせ” (日本語). JAPAN RUGBY LEAGUE ONE(リーグワン)公式サイト. 2022年7月27日閲覧。
  6. ^ a b c d e f g h https://league-one.jp/content/about/
  7. ^ ラグビー「リーグワン」の日程発表 D1はプレーオフ実施に変更(スポーツニッポン)
  8. ^ 2022年度1部日程
  9. ^ 「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022」大会概要のお知らせ
  10. ^ a b NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022、順位・勝敗決定方法、カンファレンス名決定
  11. ^ 2022年度2部日程同3部日程
  12. ^ 新リーグの名称は「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE」(J SPORTS 村上晃一
  13. ^ 「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022」大会概要のお知らせから、JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022 大会概要 <入替戦>参照
  14. ^ NTTジャパンラグビー リーグワン2022入替戦フォーマットおよび日程のお知らせ
  15. ^ 「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022」大会概要のお知らせから、JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022 大会概要 <DIVISION 1>参照
  16. ^ 「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022」大会概要のお知らせから、JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022 大会エントリー参照
  17. ^ JAPAN RUGBY LEAGUE ONE、オフィシャルサポーターにモデル・タレントの依吹 怜さんが就任
  18. ^ 「NTTジャパンラグビー リーグワン2022」全試合を気象面からサポート”. 株式会社ウェザーニューズ (2022年1月11日). 2022年1月12日閲覧。
  19. ^ ジャパンラグビー リーグワン2022 1/7(金)開幕 「ラグビーパック初月無料キャンペーン」1/6(木)スタート! ラグビー情報番組、30分ハイライト番組、新テーマソングも誕生
  20. ^ 株式会社BS日本 (2022年1月6日). “ジャパンラグビー リーグワン2022”. BS日テレ. 2022年1月8日閲覧。
  21. ^ 1月16日(日)ライブ配信!ラグビー「東京サンゴリアス×トヨタヴェルブリッツ」”. Hulu News & Information (2022年1月14日). 2022年1月17日閲覧。
  22. ^ 令和の天王山・昨季決勝の再戦 2月26日(土)13:30~生中継(地上波 関東ローカル/Hulu)”. 日本テレビ (2022年2月18日). 2022年2月25日閲覧。
  23. ^ 一般社団法人ジャパンラグビーリーグワン. “組織概要” (日本語). JAPAN RUGBY LEAGUE ONE(リーグワン)公式サイト. 2022年1月11日閲覧。
  24. ^ 一般社団法人ジャパンラグビーリーグワン. “一般社団法人ジャパンラグビートップリーグ 新執行体制について” (日本語). JAPAN RUGBY LEAGUE ONE(リーグワン)公式サイト. 2022年1月11日閲覧。
  25. ^ 2022年から3部制へ新フォーマット・リーグ運営は教会から移譲 代表強化を視野にトップリーグ改革へ”. RUGBY JAPAN (2019年4月26日). 2019年9月27日閲覧。
  26. ^ 「ネーションズ・チャンピオンシップ」についてのお知らせ(日本ラグビー・フットボール協会)
  27. ^ 【ラグビー】幻と消えた「ネーションズ・チャンピオンシップ」
  28. ^ 清宮克幸氏が21年開幕ラグビー新リーグ構想を発表”. 日刊スポーツ (2019年7月28日). 2019年9月27日閲覧。
  29. ^ ラグビー新リーグ、21年秋スタートへ 準備委プロ化前提にせず”. サンケイスポーツ (2020年12月23日). 2020年1月12日閲覧。
  30. ^ a b c 21年秋開幕予定新リーグ、「リーグ運営はプロ」も社員選手は認める方針」『サンケイスポーツ』、2020年1月16日。2020年1月19日閲覧。
  31. ^ 新リーグは1部12、2部7、3部6チームの3部制か 22年開幕ラグビー新リーグ”. スポーツニッポン (2021年1月8日). 2021年1月9日閲覧。
  32. ^ ラグビー新リーグ 1部は12チーム 今年6月に名称発表”. ヤフースポーツ (2021年1月15日). 2021年1月16日閲覧。
  33. ^ ラグビー新リーグ 1部上位チームには他国クラブとの試合出場権「クロスボーダーマッチ」(2021年1月15日 デイリースポーツ)
  34. ^ ラグビー新リーグ 1部12チームは妥当か(2021年2月9日スポーツニッポン)
  35. ^ 当社ラグビー部 活動終了のお知らせ(2021年4月30日 コカ・コーラボトラーズジャパン)
  36. ^ “ラグビー新リーグ名称は「ジャパンラグビーリーグワン」 1部12チーム、来年1月7日開幕”. SANSPO.COM. (2021年7月16日). https://www.sanspo.com/article/20210716-AMV6EBMB2BJONDPNM2OTP7NNGE/ 
  37. ^ 10月4日メディアカンファレンス情報”. 2021年10月7日閲覧。
  38. ^ ジャパンラグビー リーグワン2022 クボタスピアーズ船橋・東京ベイ vs 埼玉ワイルドナイツ 開催中止のお知らせ”. 2022年1月5日閲覧。

関連項目編集

  • ジャパンラグビートップリーグ
  • 森重隆 - リーグワン設立時点での日本ラグビーフットボール協会会長で、リーグワンの初代理事長を兼務。
  • 清宮克幸 - リーグワン設立時点での日本ラグビーフットボール協会の副会長。2019年にトップリーグの改革構想をいち早く提唱したが、リーグワンの立ち上げには直接関与していない。
  • 谷口真由美 - 2019年6月から2021年6月まで、日本ラグビーフットボール協会の非常勤理事を歴任。在任中に森会長の下で新リーグ法人準備室長を2021年2月まで兼務していたほか、審査委員長として、リーグへの参加を予定しているチームの審査に携わっていた(当該項で詳述)。
  • 岩渕健輔 - 谷口と同じタイミングで、日本ラグビーフットボール協会の非常勤理事に就任。2021年2月に、谷口から新リーグ法人準備室長を引き継いだ。リーグワンの設立後も理事に留任。

外部リンク編集